変身!の必要性。@再会
2009年10月24日 タカラヅカ なにはともあれ10年なわけで。
星組全ツ『再会』を観て、あちこちなつかしかったっす。
当時の雪組のスターたちの姿が浮かんできて。
スティーブ@あかしは違和感なし。もともとコウちゃんは別格向きの人だった。
マーク@かなめは……違和感バリバリ(笑)。ナニこのイケメン?! とてもじゃないが社会人で近々結婚するふつーの人には見えなかったぞ。タータンは地に足の着いたおっさんで、一回り以上年下の女の子を騙したのか騙されたのかで結婚する、って感じだったけど。てゆーか鳴海先生……ゲフンゲフン。
この、ジェラール@れおんの親友役ふたりっての、ほんとにしどころのない、どーでもいい役だったよなあ、と。
改めて思う。
でもって、タータンとコウちゃんはうまかったなあ、あの滑舌、テンポと会話の応酬、間の取り方……、と。
改めて思う。
会話で笑わせるコメディなので、なに言っているのか聴き取れなくてちょっと困った部分も多分にあったぞ、テル&あかしコンビ(笑)。まあ、れおんもだが(笑)。
しかし、初演と比べて若々しいなぁ……。きらきらしてるなぁ……。
酔っぱらい@れんた、バイオリン弾き@ミッキーの改めて見るほんとに「出番これだけ?」な脇役ぶりに、将来のトップスター、かしげとコムちゃんがこんな役だったんだよなあ、と感慨深かったり。
「なつかしい」と、あたたかく、そしてちょっと切ない感じがずーーっとしていました、観劇中。
まあそれはさておき。
星組『再会』で思うことは、「かわいいっ」の一言に尽きる。
どこを見ても、誰を見ても、かわいくてかわいくて手足をじたばたさせて黄色い声を上げたくなる。
かわいいかわいいかわいい~~。
登場人物全員、というか、キャストがかわいくて仕方がない。
ジェラール@れおんくんが格好良すぎて可愛すぎてくらくらしているのはデフォルトとして。
ヒロイン・サンドリーヌ@ねねちゃんがまた、可愛すぎるっ。
『再会』自体キライな話なんだけど、その「キライ」とは別に、致命的に「作劇失敗しているだろ」と思う部分がある。
それは、ブスヒロインが、美女に変身する瞬間を描かないことだ。
今花組で公演中の『EXCITER!!』でもやっているが、イケてない主人公がそのイケてなさゆえにバカにされ、他人の力で思いがけず変身、ファッションを変えるだけで実はこんなにも美形だったんだ!! と、いうカタルシス。
定番です、ありきたりです、お約束です。
お約束なんだから、そのお約束をちゃんと描こうよ。
タカラヅカのヒロインが、瓶底メガネのブスのまま終始するなんて、「タカラヅカはじめて観ます」な地方のおっちゃんおばちゃんだって思ってないよ。あの不細工な女の子は実は美人なんだって、わかって見ている。
だからこそ、不細工だからとドン引きしている主人公が、美女になったヒロインを見てどきまぎする場面が必要なんだよ。
ブティックでも美容院でもいいからサンドリーヌを放り込み、無理矢理着替えとメイクをさせて、「どーせこんなことしてもブスはブスだし」と決めつけてぶつぶつ言っているジェラールの前に、カーテン開いて変身後のサンドリーヌ登場、「ええっ、マジっすか、美人じゃんヲイ?!」と驚愕しているところに、「メガネはどこですか、なにも見えません」と中腰で目をすがめてブス時代と同じ動きをさせて観客を笑わせ、一旦がっくりしたジェラールが気を取り直し、「次はコンタクトレンズだっ」と中腰サンドリーヌを連れて出て行く。
で、今と同じデート場面へつなげればヨシ。サンドリーヌのあのおかしな動きは、メガネが合ってなかったせいで、コンタクトレンズにすればふつーに立ってふつーに喋るんだってこともわかるし。
『マイ・フェア・レディ』でもあるまいし、淑女特訓したわけでもないのに、喋り方や姿勢が治ってるの変だもん。
ブス→美人の変身場面は、描くべきだよ。
つか、このテの話でもっともオイシイ場面なのに、何故描かない?
理由はわかってる、イシダ的には最後のあの無意味などんでん返しで「サンドリーヌは大金持ちのお嬢様」をやりたいから、同じシチュエーションである「変身」場面を作りたくなかったんだ。
ラストの無意味な場面はふつーに「再会」場面として流していいから、それより不細工から美女への変身場面をどーんと描いてほしかったよ、初演も今も。
初演初日、せっかく不細工とおかしな動きで笑いを取りまくったグンちゃんが、次の場面でふつーのきれーなおねーさんになっていて、盛大に、肩すかしを食らったことも思い出した。
お約束は守ろうよ、イシダせんせ……。
初演は過去のこととしてあきらめるにしろ、今回の星組公演では、是非是非是非、見たかったっ。
不細工ねねちゃんが、美女ねねちゃんになってぱーーっと登場するところっ。
そしてそれに、ぼーっと見とれるれおんっ。
見たかったよ、そんなかわいいふたり!
サンドリーヌ@ねねちゃんはもお、ほんとにかわいい女の子で。
こんな子に煙草片手に不倫話されたら、そりゃジェラール@れおんもショックで顔がこわばるわ。
でもって、ジェラールを騙したあと、お気楽マーク@かなめくんと話ながら泣き出してしまうところ、そのとぼとぼとした背中……この子かわいいっ、つか、ぎゅーってしたい、ぎゅーって!!(落ち着け)
もー、後ろから「大丈夫だよ、泣かないで」って抱きしめてあげたくなるっす! ハァハァ。
そしてさらに、最後の「嘘つき合戦」。
嘘を嘘とわかったうえで、わざと悪ぶって言っているのに、それでもだんだん哀しくなって、マジ泣きしてしまうサンドリーヌ。
そのいじらしさ、切なさ…………この子かわいいっ、つか、ぎゅーってしたい、ぎゅーって!!(落ち着け)
も、ねねちゃん可愛すぎ。
血管切れるかと思ったわ……(笑)。
そーいや『大坂侍』でも、可愛すぎて取り乱したな、あたし……。
で、他のキャラも可愛いんだよー。たまらないんだよー。
つーことで、「かわいい」話、翌日欄へ続く。
星組全ツ『再会』を観て、あちこちなつかしかったっす。
当時の雪組のスターたちの姿が浮かんできて。
スティーブ@あかしは違和感なし。もともとコウちゃんは別格向きの人だった。
マーク@かなめは……違和感バリバリ(笑)。ナニこのイケメン?! とてもじゃないが社会人で近々結婚するふつーの人には見えなかったぞ。タータンは地に足の着いたおっさんで、一回り以上年下の女の子を騙したのか騙されたのかで結婚する、って感じだったけど。てゆーか鳴海先生……ゲフンゲフン。
この、ジェラール@れおんの親友役ふたりっての、ほんとにしどころのない、どーでもいい役だったよなあ、と。
改めて思う。
でもって、タータンとコウちゃんはうまかったなあ、あの滑舌、テンポと会話の応酬、間の取り方……、と。
改めて思う。
会話で笑わせるコメディなので、なに言っているのか聴き取れなくてちょっと困った部分も多分にあったぞ、テル&あかしコンビ(笑)。まあ、れおんもだが(笑)。
しかし、初演と比べて若々しいなぁ……。きらきらしてるなぁ……。
酔っぱらい@れんた、バイオリン弾き@ミッキーの改めて見るほんとに「出番これだけ?」な脇役ぶりに、将来のトップスター、かしげとコムちゃんがこんな役だったんだよなあ、と感慨深かったり。
「なつかしい」と、あたたかく、そしてちょっと切ない感じがずーーっとしていました、観劇中。
まあそれはさておき。
星組『再会』で思うことは、「かわいいっ」の一言に尽きる。
どこを見ても、誰を見ても、かわいくてかわいくて手足をじたばたさせて黄色い声を上げたくなる。
かわいいかわいいかわいい~~。
登場人物全員、というか、キャストがかわいくて仕方がない。
ジェラール@れおんくんが格好良すぎて可愛すぎてくらくらしているのはデフォルトとして。
ヒロイン・サンドリーヌ@ねねちゃんがまた、可愛すぎるっ。
『再会』自体キライな話なんだけど、その「キライ」とは別に、致命的に「作劇失敗しているだろ」と思う部分がある。
それは、ブスヒロインが、美女に変身する瞬間を描かないことだ。
今花組で公演中の『EXCITER!!』でもやっているが、イケてない主人公がそのイケてなさゆえにバカにされ、他人の力で思いがけず変身、ファッションを変えるだけで実はこんなにも美形だったんだ!! と、いうカタルシス。
定番です、ありきたりです、お約束です。
お約束なんだから、そのお約束をちゃんと描こうよ。
タカラヅカのヒロインが、瓶底メガネのブスのまま終始するなんて、「タカラヅカはじめて観ます」な地方のおっちゃんおばちゃんだって思ってないよ。あの不細工な女の子は実は美人なんだって、わかって見ている。
だからこそ、不細工だからとドン引きしている主人公が、美女になったヒロインを見てどきまぎする場面が必要なんだよ。
ブティックでも美容院でもいいからサンドリーヌを放り込み、無理矢理着替えとメイクをさせて、「どーせこんなことしてもブスはブスだし」と決めつけてぶつぶつ言っているジェラールの前に、カーテン開いて変身後のサンドリーヌ登場、「ええっ、マジっすか、美人じゃんヲイ?!」と驚愕しているところに、「メガネはどこですか、なにも見えません」と中腰で目をすがめてブス時代と同じ動きをさせて観客を笑わせ、一旦がっくりしたジェラールが気を取り直し、「次はコンタクトレンズだっ」と中腰サンドリーヌを連れて出て行く。
で、今と同じデート場面へつなげればヨシ。サンドリーヌのあのおかしな動きは、メガネが合ってなかったせいで、コンタクトレンズにすればふつーに立ってふつーに喋るんだってこともわかるし。
『マイ・フェア・レディ』でもあるまいし、淑女特訓したわけでもないのに、喋り方や姿勢が治ってるの変だもん。
ブス→美人の変身場面は、描くべきだよ。
つか、このテの話でもっともオイシイ場面なのに、何故描かない?
理由はわかってる、イシダ的には最後のあの無意味などんでん返しで「サンドリーヌは大金持ちのお嬢様」をやりたいから、同じシチュエーションである「変身」場面を作りたくなかったんだ。
ラストの無意味な場面はふつーに「再会」場面として流していいから、それより不細工から美女への変身場面をどーんと描いてほしかったよ、初演も今も。
初演初日、せっかく不細工とおかしな動きで笑いを取りまくったグンちゃんが、次の場面でふつーのきれーなおねーさんになっていて、盛大に、肩すかしを食らったことも思い出した。
お約束は守ろうよ、イシダせんせ……。
初演は過去のこととしてあきらめるにしろ、今回の星組公演では、是非是非是非、見たかったっ。
不細工ねねちゃんが、美女ねねちゃんになってぱーーっと登場するところっ。
そしてそれに、ぼーっと見とれるれおんっ。
見たかったよ、そんなかわいいふたり!
サンドリーヌ@ねねちゃんはもお、ほんとにかわいい女の子で。
こんな子に煙草片手に不倫話されたら、そりゃジェラール@れおんもショックで顔がこわばるわ。
でもって、ジェラールを騙したあと、お気楽マーク@かなめくんと話ながら泣き出してしまうところ、そのとぼとぼとした背中……この子かわいいっ、つか、ぎゅーってしたい、ぎゅーって!!(落ち着け)
もー、後ろから「大丈夫だよ、泣かないで」って抱きしめてあげたくなるっす! ハァハァ。
そしてさらに、最後の「嘘つき合戦」。
嘘を嘘とわかったうえで、わざと悪ぶって言っているのに、それでもだんだん哀しくなって、マジ泣きしてしまうサンドリーヌ。
そのいじらしさ、切なさ…………この子かわいいっ、つか、ぎゅーってしたい、ぎゅーって!!(落ち着け)
も、ねねちゃん可愛すぎ。
血管切れるかと思ったわ……(笑)。
そーいや『大坂侍』でも、可愛すぎて取り乱したな、あたし……。
で、他のキャラも可愛いんだよー。たまらないんだよー。
つーことで、「かわいい」話、翌日欄へ続く。
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