だから、「相棒」な世界の人たち・その1。@相棒
2009年12月27日 タカラヅカ とりあえず、『相棒』はすごいことになってるね!!(ころりと口調を変える)
客席から右京さん@まとぶん、神戸くん@壮くんが登場したところから、まさかの病院立てこもり事件→模擬訓練→オープニング、の流れはすばらしい。
なんつっても、ここの犯人がめおちゃんってのが、ツボ過ぎる。
なんでこーゆー役をやると、あんなにあんなにおもしろいんだ、めおちゃん。
も、出オチの勢いぢゃないですか? めおくんが犯人として暴れてたら!(笑)
しょっぱなからトンデモ系の派手さで、なにか考える間もなく舞台へ、物語へ巻き込まれてしまう。
そーゆーとこはイイなー。
ミュージカルらしくかっこよく、だけどそれぞれのキャラクタから乖離しすぎないよう踊るオープニング。
振付はけっこー変わってる……というか、ヅカらしいようでらしくないようで。
インパクトは絶大。
あの右京さんが、米沢さんが踊ってる!! という。や、ここは米沢さんでしょう、ある意味いちばんショッキングなのは(笑)。
で、ミュージカルであることを印象づけるためか、最初だけ台詞が歌になってるんだよなー。中盤以降ほとんどそんなことないのに、バランス悪いほど最初だけ歌の掛け合い。
つか、キャラ的にはストーリーに絡まないくせに、歌の掛け合いになるとまざっている角田さん@まっつはやはり、「歌」担当なんだなと思ってみたり。
そっからしばらくは、「キャラの顔見せ」。
長いシリーズ物のなかのひとつ、こんな話もありました的位置づけなわけだから、レギュラーキャラの紹介をしなければならない。
さらに、舞台オリキャラの紹介も。忙しいなほんと。
婦警トリオのアンコ@きらり、キナコ@ハル、モチコ@くまくまの、キュートなこと!! つか、きらりの、脚!! ひとりミニスカで、美脚を披露、たまりませんわ。
お局婦警@さあやもお約束キャラで素敵。
婦警さんダンスがあるのはありがたい……けど、婚カツネタはチガウやろ。ふつーの婚カツ女子は警官を避けますよ……安直に流行りネタに飛びついたんだろーけど、まともにリサーチはしていない模様。
あちこちにコスプレがあるのはいいんだけど、イシダせんせは別にコスプレに萌えてないんだろうな。おっさんらしい助平心で制服モノはきらいじゃないけど、ヲタクが萌え萌えで演出しているのとは一線を画している。
つか、自己流は正統派には敵わないというか、萌えを理解できない人が「流行りだから」と首を突っ込むのはサムいよなあ。
ま、いつものことだが。
右京さん@まとぶんの作り込みはすごい。
犬抱いて歌っちゃうところの、あの空気感。
最初の登場から目を奪っていただろうけど、とくにあそこでもお、観客のハートを鷲掴みにして離さなくなったと思う(笑)。
かわいいやらおかしいやら、モノマネを超えて不可思議な味へ。
しかし、困ったなあ(笑)。
神戸くん@壮くんは、なんか違和感がなくて、そっちの方が困る(笑)。
モノマネでなく、ふつーに壮くんでありながら、神戸としてもアリだと思わせるあたりが。
てゆーかこの人、ほんとに美形だよなあ。
で、ある意味この作品中、いちばんのポイントである、米沢さん@みつる。
キャスティングが発表になったとき、すごく納得した。
イシダせんせ、みつるのことアイしてるなあ、と。
番手のついている人たちの扱いは制限があり、自由にキャスティングできるところで、トリッキーな期待を込められるのは、ココだろ。
米沢さんは、タカラヅカ的にいちばん難しいキャラクタだ。
「美」をウリにする劇団なんだから、ドラマの中でも「美から遠い存在」と位置付けられている米沢さんを、どう表現するか。
タカラヅカだからとはいえ、物語を上演しているわけだから、美男美女だけで成立していない。美しくない、という設定のキャラクタだって芝居の中には登場する。
そーゆー役は、ヅカの中で「美形ではない設定のジェンヌ」が演じる。や、ジェンヌはみんなきれいだけれど、そーゆー役割を持つ人たちがいる。専科のおじさまたちとか、組内でもおっさん系をよくやる上級生とか。
米沢さんのようなキャラクタは、通常そーゆー役割のジェンヌに演じさせることになると思う。
だけど米沢役は、みつるじゃないかなと思っていた。
ヤス@『銀ちゃんの恋』がそうであったように、「美しくない役」をキラキラ度の低い別格さんにやらせてしまうと、シャレになんないのだわ。
とびきり美形でキラキラしたスターのみつるくんが演じてこそ、役が沈み込まずに生気を得るのだわ。
てことで、米沢@みつるを完全支持!(笑) つか、うまいわやっぱ。歩き方や動きも完コピ。
右京さんとかはコピー性能が高すぎるとモノマネ大会になっちゃって微妙だけど、米沢はチガウ。コピーすればするほど面白い。だって、みつるが美しいことは、わかっているんだもの。スタイルからしてドラマの米沢さんからはかけ離れているんだもの。
これだけ美しい人が演じる米沢、だからこそ、宝塚歌劇団で『相棒』を上演している意味がある(笑)。
伊丹@めおくんの持つ、おかしさは、めおくんだからこそ。
壮くんといい、めおくんといい、本人のキャラ勝負の人はこーゆーコラボ物で威力を発揮するよな。
役に負けない個性があるというか、そもそもどんな役をやっても変わらないというか……ゲフンゲフン。や、ヅカのスターはそれでいいのよ、観客はスター個人を観に来るんだから。
1幕冒頭と2幕冒頭、どっちも、犯人がめおちゃんってだけで、笑える。
ええ、幕が上がるなり舞台センターにめおくんがいて、なんか吠えてるって、それだけで楽しくて楽しくてしょーがない。
なんて個性だ(笑)。
イシダせんせ作品でのらいらいは、いつもあーゆーキャラだなー、と思う、芹沢@らいらい。
二枚目でキザりまくる濃いぃらいらいが見たいわたしには物足りないけれど、かといってイシダせんせほどらいをちゃんと使ってくれる先生もいないので、結局はありがたいことなのかとも思う。
らいは今回もなさけない系のかわいこちゃん。
ところで、暴漢@めぐむが美形だったんですが、どーしちゃったんですかアレ?!
めぐむが美形なんて、かっこいいなんて、いつ以来だよ、ニコラ@『落陽のパレルモ』新公以来かよ?! ……と、失礼な驚き方をしてしまいました。
めぐむ、絶対やせたよねええ。イッちゃったサンタさんが素敵でした。そして渾身のギャグ「花組」も最高でした。
と、すげーハンパだが、文字数切れなので翌日欄へ続く。
客席から右京さん@まとぶん、神戸くん@壮くんが登場したところから、まさかの病院立てこもり事件→模擬訓練→オープニング、の流れはすばらしい。
なんつっても、ここの犯人がめおちゃんってのが、ツボ過ぎる。
なんでこーゆー役をやると、あんなにあんなにおもしろいんだ、めおちゃん。
も、出オチの勢いぢゃないですか? めおくんが犯人として暴れてたら!(笑)
しょっぱなからトンデモ系の派手さで、なにか考える間もなく舞台へ、物語へ巻き込まれてしまう。
そーゆーとこはイイなー。
ミュージカルらしくかっこよく、だけどそれぞれのキャラクタから乖離しすぎないよう踊るオープニング。
振付はけっこー変わってる……というか、ヅカらしいようでらしくないようで。
インパクトは絶大。
あの右京さんが、米沢さんが踊ってる!! という。や、ここは米沢さんでしょう、ある意味いちばんショッキングなのは(笑)。
で、ミュージカルであることを印象づけるためか、最初だけ台詞が歌になってるんだよなー。中盤以降ほとんどそんなことないのに、バランス悪いほど最初だけ歌の掛け合い。
つか、キャラ的にはストーリーに絡まないくせに、歌の掛け合いになるとまざっている角田さん@まっつはやはり、「歌」担当なんだなと思ってみたり。
そっからしばらくは、「キャラの顔見せ」。
長いシリーズ物のなかのひとつ、こんな話もありました的位置づけなわけだから、レギュラーキャラの紹介をしなければならない。
さらに、舞台オリキャラの紹介も。忙しいなほんと。
婦警トリオのアンコ@きらり、キナコ@ハル、モチコ@くまくまの、キュートなこと!! つか、きらりの、脚!! ひとりミニスカで、美脚を披露、たまりませんわ。
お局婦警@さあやもお約束キャラで素敵。
婦警さんダンスがあるのはありがたい……けど、婚カツネタはチガウやろ。ふつーの婚カツ女子は警官を避けますよ……安直に流行りネタに飛びついたんだろーけど、まともにリサーチはしていない模様。
あちこちにコスプレがあるのはいいんだけど、イシダせんせは別にコスプレに萌えてないんだろうな。おっさんらしい助平心で制服モノはきらいじゃないけど、ヲタクが萌え萌えで演出しているのとは一線を画している。
つか、自己流は正統派には敵わないというか、萌えを理解できない人が「流行りだから」と首を突っ込むのはサムいよなあ。
ま、いつものことだが。
右京さん@まとぶんの作り込みはすごい。
犬抱いて歌っちゃうところの、あの空気感。
最初の登場から目を奪っていただろうけど、とくにあそこでもお、観客のハートを鷲掴みにして離さなくなったと思う(笑)。
かわいいやらおかしいやら、モノマネを超えて不可思議な味へ。
しかし、困ったなあ(笑)。
神戸くん@壮くんは、なんか違和感がなくて、そっちの方が困る(笑)。
モノマネでなく、ふつーに壮くんでありながら、神戸としてもアリだと思わせるあたりが。
てゆーかこの人、ほんとに美形だよなあ。
で、ある意味この作品中、いちばんのポイントである、米沢さん@みつる。
キャスティングが発表になったとき、すごく納得した。
イシダせんせ、みつるのことアイしてるなあ、と。
番手のついている人たちの扱いは制限があり、自由にキャスティングできるところで、トリッキーな期待を込められるのは、ココだろ。
米沢さんは、タカラヅカ的にいちばん難しいキャラクタだ。
「美」をウリにする劇団なんだから、ドラマの中でも「美から遠い存在」と位置付けられている米沢さんを、どう表現するか。
タカラヅカだからとはいえ、物語を上演しているわけだから、美男美女だけで成立していない。美しくない、という設定のキャラクタだって芝居の中には登場する。
そーゆー役は、ヅカの中で「美形ではない設定のジェンヌ」が演じる。や、ジェンヌはみんなきれいだけれど、そーゆー役割を持つ人たちがいる。専科のおじさまたちとか、組内でもおっさん系をよくやる上級生とか。
米沢さんのようなキャラクタは、通常そーゆー役割のジェンヌに演じさせることになると思う。
だけど米沢役は、みつるじゃないかなと思っていた。
ヤス@『銀ちゃんの恋』がそうであったように、「美しくない役」をキラキラ度の低い別格さんにやらせてしまうと、シャレになんないのだわ。
とびきり美形でキラキラしたスターのみつるくんが演じてこそ、役が沈み込まずに生気を得るのだわ。
てことで、米沢@みつるを完全支持!(笑) つか、うまいわやっぱ。歩き方や動きも完コピ。
右京さんとかはコピー性能が高すぎるとモノマネ大会になっちゃって微妙だけど、米沢はチガウ。コピーすればするほど面白い。だって、みつるが美しいことは、わかっているんだもの。スタイルからしてドラマの米沢さんからはかけ離れているんだもの。
これだけ美しい人が演じる米沢、だからこそ、宝塚歌劇団で『相棒』を上演している意味がある(笑)。
伊丹@めおくんの持つ、おかしさは、めおくんだからこそ。
壮くんといい、めおくんといい、本人のキャラ勝負の人はこーゆーコラボ物で威力を発揮するよな。
役に負けない個性があるというか、そもそもどんな役をやっても変わらないというか……ゲフンゲフン。や、ヅカのスターはそれでいいのよ、観客はスター個人を観に来るんだから。
1幕冒頭と2幕冒頭、どっちも、犯人がめおちゃんってだけで、笑える。
ええ、幕が上がるなり舞台センターにめおくんがいて、なんか吠えてるって、それだけで楽しくて楽しくてしょーがない。
なんて個性だ(笑)。
イシダせんせ作品でのらいらいは、いつもあーゆーキャラだなー、と思う、芹沢@らいらい。
二枚目でキザりまくる濃いぃらいらいが見たいわたしには物足りないけれど、かといってイシダせんせほどらいをちゃんと使ってくれる先生もいないので、結局はありがたいことなのかとも思う。
らいは今回もなさけない系のかわいこちゃん。
ところで、暴漢@めぐむが美形だったんですが、どーしちゃったんですかアレ?!
めぐむが美形なんて、かっこいいなんて、いつ以来だよ、ニコラ@『落陽のパレルモ』新公以来かよ?! ……と、失礼な驚き方をしてしまいました。
めぐむ、絶対やせたよねええ。イッちゃったサンタさんが素敵でした。そして渾身のギャグ「花組」も最高でした。
と、すげーハンパだが、文字数切れなので翌日欄へ続く。
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