ロンドンでの謎は尽きず(笑)。@BUND/NEON 上海
2010年1月12日 タカラヅカ わかんないことがありすぎる『BUND/NEON 上海』。
わかんないことを、自分なりに考えてみる、PART.2。
作品を通していちばんの謎。
1年前の、ロンドンでの事件。
フレミング一家が誘拐の上、殺害された。
犯人は上海マフィア・青幇。
ここでのポイントは、誘拐の上、ってこと。
殺すだけなら襲撃時にやってしまえばいいだけなのに、わざわざ苦労して連れ去ったわけでしょう? その場で殺すより、生かしたまま3人もの大人を拉致する方が大変なのに、それをしたってことは、生かして連れ去らなければならない理由があったはず。
フレミング一家の命を盾に、なにかしら取引要求があった。
誰に?
阿片密輸をしている共犯会社、トラヴァースとフレミング。ただの仕事上のつきあいだけでなく、フレミング家の長女ミシェル@れみがトラヴァースの一人息子エドガー@よっちのところに嫁いでいる、姻戚関係。運命共同体。
そして、エドガーは知っていた、フレミング一家が殺されること。もしもミシェルがロンドンに駆けつければ、彼女も巻き添えを食うかもしれないことを、知っていた。だから妻に恨まれても憎まれても、絶対に行かせなかった。
マフィアと警察を後ろ盾にして、いくらでも儲け放題だったはずなのに、そのマフィアがフレミング一家を殺害、トラヴァースは見て見ぬフリ、ってのはおかしい。
ふたつの家に、会社に、ナニがあったのか。
阿片貿易、なんてのはもちろん悪。だけどひょっとしたらフレミングはいい人たちで「そんなことしたくない!」と言ったのに、ミシェルを人質に取られているから仕方なかったのかもしれない。
想像に過ぎないが、フレミングはそうとは知らずに密輸に荷担していて、知ってしまったからミシェルを人質に取られたのかも? 口をつぐみ、協力することを半永久的に誓うために。
だけど正義の捜査官クリストファー@まぁくんとシンシア@姫花が結婚することがきっかけになり、反旗をひるがえしたとか。「やっぱり悪いことをするのは嫌だ、もう手を切る!」とか?
誘拐されたのは、「真実を公表する」と言ったフレミングを諫めるためとか?
妻や娘の命が惜しかったら、今まで通り密輸に勤しみなさいと。
だけどフレミングがうんと言わなかったから、一家三人皆殺しにされたと。
エドガーに対してのみせしめもあったかもしれない。気の弱い彼はあちこちで怖じ気づいて、優柔不断な態度を取っているんじゃないか。
フレミング一家を見殺しにしたエドガーも、もう後には引けない。彼が決断しなければいけない、ぐずくずしていると被害が広がる。そーやってずぶすぶと泥沼、青幇の餌食。
……いやまったく、真実はわかりませんけどね。ひでー話だ、生田くん、もっとちゃんと作劇してよ(笑)。
さて、阿片密輸のロンドン窓口を失ってしまっても、青幇的には問題なくなっていた、ということでしょうね。
それはトラヴァースの社長が代替わりしたからかな、と想像。
先代社長、エドガーのパパはやり手だったんじゃないか? もしも誰か演じるなら、はっちさんあたりのイメージで(笑)。星原先輩も可。(だからどこの『アデュー・マルセイユ』……)
優秀だけど油断ならないパパの時代は青幇もトラヴァースに手を出せなかったが、エドガーなら問題なし、さっさと手なずけちゃった。それならもうフレミングはなくてもいいや、と。
どんだけ派手に事件を起こしても、中国人が団体で覆面して街を走り回っても(笑)、ロンドン警視庁が味方だ、みんな揉み消してくれる。
一件落着、あとは追々エドガーも殺して、名実ともにトラヴァースを乗っ取る予定。(by青幇ボス・杜月笙@ふみか)
……と、思っていたのに。
はい、よーやく現在、クリストファーが上海にやってきた。嗅ぎ回られると迷惑。てゆーか、どこまで知ってるんだ? と、杜月笙じきじきに見聞に現れる。
いやあ、フットワークいいよね、杜月笙。
エドガーんちのパーティに、いそいそ出かけちゃうし。注目されること、演壇で演説したり拍手されたり好きっぽいし。
そのへんのかわいさも含め、中国人っぽいなー(笑)。
や、わたしはボスがクリスに興味持ってるのは劉@だいもん絡みだと思ってるけどねー。
クリスって「劉が殺せなかった男」だからさー。そこにナニかある、と勝手に思っていても、おかしくない(笑)。
だってクリスってば別に、優秀でもなんでもないじゃん? 上海へやって来たのも、ただの山勘らしいし。行き当たりばったりだし。
なんか勝手にみんなしてクリスのこと過大評価し過ぎてないか?
好色な杜月笙さんは、美女のミシェルに興味大。そのうちエドガー殺してミシェルを手に入れようと思っていた模様。
エドガー可哀想だなあ、誰も彼もに軽んじられて。クリスと正反対(笑)。
クリスが「上海生まれ」という設定があるのは、「中国語がわかる」必要があるためかなと思う。
ロンドンでクリスが中国人グループに襲われたとき、彼らの使う言葉がわかる必要があった。
青幇のみなさんが仲間同士で話すときに、いちいち英語を使ったとは思えない。上海訛りとか、土着民しかわからない言葉で会話していたんじゃないか。イギリス人の捜査官にわかるわけがないと思っているから、あそこで劉の名前を出したんでしょ? わたしだったら中国語で「劉衛強ともあろう者が!」と言われても、ナニが名前でナニが助詞でとか、さっぱりわからない自信あるもん。
おかげで、上海に降り立ったクリスが、まるきしジェラール@『アデュー・マルセイユ』とかぶるんですけどね(笑)。
昼間の観光案内からはじまって、夜のマルセイユ……ぢゃない、上海マフィアの話になるあたり、かぶり過ぎててびびるんですけどね(笑)。
そんなことより、実はわたしとしては、人を襲うときに、わざわざ覆面を取ったりしない青幇さんたちは正しいな、なんて基本事項に感心しちゃってるんですけど、なんとかしてよ(笑)。
黒尽くめの男たちが主人公を囲んでわらわら襲いかかる、その図にデジャヴありすぎて。つい先日見た図を思い出して。
かっこつけて、わざわざ覆面を取る男がいたな、と肩を落としてしまうのですよ……(笑)。
困ったもんだ。
わかんないことを、自分なりに考えてみる、PART.2。
作品を通していちばんの謎。
1年前の、ロンドンでの事件。
フレミング一家が誘拐の上、殺害された。
犯人は上海マフィア・青幇。
ここでのポイントは、誘拐の上、ってこと。
殺すだけなら襲撃時にやってしまえばいいだけなのに、わざわざ苦労して連れ去ったわけでしょう? その場で殺すより、生かしたまま3人もの大人を拉致する方が大変なのに、それをしたってことは、生かして連れ去らなければならない理由があったはず。
フレミング一家の命を盾に、なにかしら取引要求があった。
誰に?
阿片密輸をしている共犯会社、トラヴァースとフレミング。ただの仕事上のつきあいだけでなく、フレミング家の長女ミシェル@れみがトラヴァースの一人息子エドガー@よっちのところに嫁いでいる、姻戚関係。運命共同体。
そして、エドガーは知っていた、フレミング一家が殺されること。もしもミシェルがロンドンに駆けつければ、彼女も巻き添えを食うかもしれないことを、知っていた。だから妻に恨まれても憎まれても、絶対に行かせなかった。
マフィアと警察を後ろ盾にして、いくらでも儲け放題だったはずなのに、そのマフィアがフレミング一家を殺害、トラヴァースは見て見ぬフリ、ってのはおかしい。
ふたつの家に、会社に、ナニがあったのか。
阿片貿易、なんてのはもちろん悪。だけどひょっとしたらフレミングはいい人たちで「そんなことしたくない!」と言ったのに、ミシェルを人質に取られているから仕方なかったのかもしれない。
想像に過ぎないが、フレミングはそうとは知らずに密輸に荷担していて、知ってしまったからミシェルを人質に取られたのかも? 口をつぐみ、協力することを半永久的に誓うために。
だけど正義の捜査官クリストファー@まぁくんとシンシア@姫花が結婚することがきっかけになり、反旗をひるがえしたとか。「やっぱり悪いことをするのは嫌だ、もう手を切る!」とか?
誘拐されたのは、「真実を公表する」と言ったフレミングを諫めるためとか?
妻や娘の命が惜しかったら、今まで通り密輸に勤しみなさいと。
だけどフレミングがうんと言わなかったから、一家三人皆殺しにされたと。
エドガーに対してのみせしめもあったかもしれない。気の弱い彼はあちこちで怖じ気づいて、優柔不断な態度を取っているんじゃないか。
フレミング一家を見殺しにしたエドガーも、もう後には引けない。彼が決断しなければいけない、ぐずくずしていると被害が広がる。そーやってずぶすぶと泥沼、青幇の餌食。
……いやまったく、真実はわかりませんけどね。ひでー話だ、生田くん、もっとちゃんと作劇してよ(笑)。
さて、阿片密輸のロンドン窓口を失ってしまっても、青幇的には問題なくなっていた、ということでしょうね。
それはトラヴァースの社長が代替わりしたからかな、と想像。
先代社長、エドガーのパパはやり手だったんじゃないか? もしも誰か演じるなら、はっちさんあたりのイメージで(笑)。星原先輩も可。(だからどこの『アデュー・マルセイユ』……)
優秀だけど油断ならないパパの時代は青幇もトラヴァースに手を出せなかったが、エドガーなら問題なし、さっさと手なずけちゃった。それならもうフレミングはなくてもいいや、と。
どんだけ派手に事件を起こしても、中国人が団体で覆面して街を走り回っても(笑)、ロンドン警視庁が味方だ、みんな揉み消してくれる。
一件落着、あとは追々エドガーも殺して、名実ともにトラヴァースを乗っ取る予定。(by青幇ボス・杜月笙@ふみか)
……と、思っていたのに。
はい、よーやく現在、クリストファーが上海にやってきた。嗅ぎ回られると迷惑。てゆーか、どこまで知ってるんだ? と、杜月笙じきじきに見聞に現れる。
いやあ、フットワークいいよね、杜月笙。
エドガーんちのパーティに、いそいそ出かけちゃうし。注目されること、演壇で演説したり拍手されたり好きっぽいし。
そのへんのかわいさも含め、中国人っぽいなー(笑)。
や、わたしはボスがクリスに興味持ってるのは劉@だいもん絡みだと思ってるけどねー。
クリスって「劉が殺せなかった男」だからさー。そこにナニかある、と勝手に思っていても、おかしくない(笑)。
だってクリスってば別に、優秀でもなんでもないじゃん? 上海へやって来たのも、ただの山勘らしいし。行き当たりばったりだし。
なんか勝手にみんなしてクリスのこと過大評価し過ぎてないか?
好色な杜月笙さんは、美女のミシェルに興味大。そのうちエドガー殺してミシェルを手に入れようと思っていた模様。
エドガー可哀想だなあ、誰も彼もに軽んじられて。クリスと正反対(笑)。
クリスが「上海生まれ」という設定があるのは、「中国語がわかる」必要があるためかなと思う。
ロンドンでクリスが中国人グループに襲われたとき、彼らの使う言葉がわかる必要があった。
青幇のみなさんが仲間同士で話すときに、いちいち英語を使ったとは思えない。上海訛りとか、土着民しかわからない言葉で会話していたんじゃないか。イギリス人の捜査官にわかるわけがないと思っているから、あそこで劉の名前を出したんでしょ? わたしだったら中国語で「劉衛強ともあろう者が!」と言われても、ナニが名前でナニが助詞でとか、さっぱりわからない自信あるもん。
おかげで、上海に降り立ったクリスが、まるきしジェラール@『アデュー・マルセイユ』とかぶるんですけどね(笑)。
昼間の観光案内からはじまって、夜のマルセイユ……ぢゃない、上海マフィアの話になるあたり、かぶり過ぎててびびるんですけどね(笑)。
そんなことより、実はわたしとしては、人を襲うときに、わざわざ覆面を取ったりしない青幇さんたちは正しいな、なんて基本事項に感心しちゃってるんですけど、なんとかしてよ(笑)。
黒尽くめの男たちが主人公を囲んでわらわら襲いかかる、その図にデジャヴありすぎて。つい先日見た図を思い出して。
かっこつけて、わざわざ覆面を取る男がいたな、と肩を落としてしまうのですよ……(笑)。
困ったもんだ。
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