たとえ棺桶が飛ぼうとも、トマケトマケでも。@BOLERO
2010年1月24日 タカラヅカ 感想をろくに書けないまま、星組公演が終わってしまう……。
あわてて、『BOLERO』の感想を走り書き。
もう何度となく書いてきたが、わたしは、草野先生と気が合わない。
のんちゃんの『マンハッタン不夜城』からはじまって、草野ショーの新作を観るたびに「ダメだ、合わない」と思う。
おかげで、演目発表に草野せんせの名前があるとテンションが下がる。
そーゆー人間だ。
や、全部が全部ダメなわけではなく、たのしんだものも好きだったものもある。でも、9割以上の確率で「ダメだ……」な人なので、彼にナニか期待するのは危険すぎる。1割に希望は託すが、期待はしない。
人間好みとか向き不向きがあるので、わたしが彼と気が合わないだけで、世間的に彼が「ヒットメーカー」とか「名作ショーばかりを手がける天才」とかゆー評価を受けている可能性もありますとも。
あくまでも、わたし個人は、苦手。
でもって今回の草野せんせ作品。
感想は。
やっぱり、草野せんせとは気が合わない。……でした。
疑問ばかりが浮かび上がって、舞台に集中できないんですが、どーしてくれよう(笑)。
・何故、ポエムなのか。
・突然のあかし×ねねちゃんのあのシーンはなんなのか。
・トマケってなに。
・やっぱりアフリカなのか。
・タイトルであり、もっとも感動的シーンであるボレロ場面の、あの衣装はなんなのか。
疑問は全編通しててんこ盛りなんだけど、その中でも見過ごせないレベルのモノを挙げてみた。
草野せんせはストーリーのあるショーを作りたがるけど、物語を作る能力に欠けているので、無理があると思うんです……。
素直にバラエティー・ショー作ってればいいのに、なんでいつもいつも出来ないことばっかやって自爆するんだろう。
なまじストーリー仕立てになってるから、トップと娘役トップがふつーに絡まない。
わたしがショーで「観たい」と思う、トップコンビのたのしかったり美しかったりする場面が極小になる。
物語だと出会って別れてすれ違って、最後にハッピーエンド、でもいいけど、ショーでソレをやられると、最初と最後しか主役コンビがまともに一緒にいないことになるからやめれっつの。『蘭の星』でも同じこと書いたけどなっ。つか、『蘭の星』と同じストーリーラインかよっ。
草野ショーのお約束は、狂言回し(ほぼ通し役)と、悪趣味な原色衣装と、ターバンと、アフリカ。
今回もフル装備でしたな。
予備知識なく観たもんで、突然アフリカになったときは、笑いツボ直撃した。
またアフリカか! またか! やらなあかんのか!!(笑)
トマケトマケと謎の言葉を銀橋で叫ばされているともみん他を観ながら、黒塗りでコック帽かぶって「アルプス一万尺」の替え歌を歌わされていた若き日のトドロキを思い出した。
トド様もあんときゃ「……ヤケおこしてる?(首傾げ)」な勢いで叫んでたなー。せっかくの銀橋ソロであんなことやらされて……合掌。
そして、圧巻のボレロ……のはずが、ひっでー衣装……。
『ザ・クラシック』を思い出した。アレもクライマックスたる天井画場面で、ひでー衣装だったさ……何故よりによってここでその衣装、と嘆いたさ……。
わたしは男役がカラダのラインを見せる「性別不詳」な衣装で踊るのは好きじゃないっす。
「女装」ならいいの。女を演じているなら。チチでもモモでもヘソでも、なんでも見せんしゃい。
されど、女でも男でもない、男役娘役関係なく女性のカラダで踊られるのは、好きじゃない。萌えない。
なんのためにここがタカラヅカで、男役というモノがあるのか。
その最低限のファンタジーを、壊さないで欲しい。
あー、れおんを探して街へ行ったねねちゃんが、みんなにいじめられる場面は、心底びっくりしました。
ああああかしっ?! なにやってんのーー?! と。
男役と娘役のエロシーンは大好物ですが、それはふたりの間に「愛」がある場合のみです。
愛し合うふたりが、その愛の表現としてねっとり絡むのはOKだし、もつれあって床を転がってくれてもぜんぜんOKっす。
でも、そこに愛がない、ただの「暴力」としての表現は……びびりました。
仰臥した女に男がのしかかるよーにする、同じよーな振付を『エンター・ザ・レビュー』で観ましたが、あれは「暴力」の表現ではなくあくまでも「愛」の延長上の表現だったので、「エロシーン大歓迎!」とファンは大喜びして食らいついてたなーと、遠い目になりました……。
草野せんせ、根本をカンチガイしてないっすか……? エロならなんでもいいわけぢゃないっすよ?
つーことで。
草野せんせとは、今回もまた、気が合いませんでした。
いつかまた、気の合うときが来るといいな。
や、それでもキャスト単体を愛でる分にはいくらでも楽しみを見つけられるだろうから、リピート基本の組ファンには組ファンの楽しみ方があると思うよ。
気は合わなかったけれど、『Red Hot Sea』は楽しめたもの、組ファンであり、ご贔屓に焦点合わせて観劇するならば。ええ、たとえ、棺桶が空を飛んでいても。
そーゆーもんだよな。遠い目。
あわてて、『BOLERO』の感想を走り書き。
もう何度となく書いてきたが、わたしは、草野先生と気が合わない。
のんちゃんの『マンハッタン不夜城』からはじまって、草野ショーの新作を観るたびに「ダメだ、合わない」と思う。
おかげで、演目発表に草野せんせの名前があるとテンションが下がる。
そーゆー人間だ。
や、全部が全部ダメなわけではなく、たのしんだものも好きだったものもある。でも、9割以上の確率で「ダメだ……」な人なので、彼にナニか期待するのは危険すぎる。1割に希望は託すが、期待はしない。
人間好みとか向き不向きがあるので、わたしが彼と気が合わないだけで、世間的に彼が「ヒットメーカー」とか「名作ショーばかりを手がける天才」とかゆー評価を受けている可能性もありますとも。
あくまでも、わたし個人は、苦手。
でもって今回の草野せんせ作品。
感想は。
やっぱり、草野せんせとは気が合わない。……でした。
疑問ばかりが浮かび上がって、舞台に集中できないんですが、どーしてくれよう(笑)。
・何故、ポエムなのか。
・突然のあかし×ねねちゃんのあのシーンはなんなのか。
・トマケってなに。
・やっぱりアフリカなのか。
・タイトルであり、もっとも感動的シーンであるボレロ場面の、あの衣装はなんなのか。
疑問は全編通しててんこ盛りなんだけど、その中でも見過ごせないレベルのモノを挙げてみた。
草野せんせはストーリーのあるショーを作りたがるけど、物語を作る能力に欠けているので、無理があると思うんです……。
素直にバラエティー・ショー作ってればいいのに、なんでいつもいつも出来ないことばっかやって自爆するんだろう。
なまじストーリー仕立てになってるから、トップと娘役トップがふつーに絡まない。
わたしがショーで「観たい」と思う、トップコンビのたのしかったり美しかったりする場面が極小になる。
物語だと出会って別れてすれ違って、最後にハッピーエンド、でもいいけど、ショーでソレをやられると、最初と最後しか主役コンビがまともに一緒にいないことになるからやめれっつの。『蘭の星』でも同じこと書いたけどなっ。つか、『蘭の星』と同じストーリーラインかよっ。
草野ショーのお約束は、狂言回し(ほぼ通し役)と、悪趣味な原色衣装と、ターバンと、アフリカ。
今回もフル装備でしたな。
予備知識なく観たもんで、突然アフリカになったときは、笑いツボ直撃した。
またアフリカか! またか! やらなあかんのか!!(笑)
トマケトマケと謎の言葉を銀橋で叫ばされているともみん他を観ながら、黒塗りでコック帽かぶって「アルプス一万尺」の替え歌を歌わされていた若き日のトドロキを思い出した。
トド様もあんときゃ「……ヤケおこしてる?(首傾げ)」な勢いで叫んでたなー。せっかくの銀橋ソロであんなことやらされて……合掌。
そして、圧巻のボレロ……のはずが、ひっでー衣装……。
『ザ・クラシック』を思い出した。アレもクライマックスたる天井画場面で、ひでー衣装だったさ……何故よりによってここでその衣装、と嘆いたさ……。
わたしは男役がカラダのラインを見せる「性別不詳」な衣装で踊るのは好きじゃないっす。
「女装」ならいいの。女を演じているなら。チチでもモモでもヘソでも、なんでも見せんしゃい。
されど、女でも男でもない、男役娘役関係なく女性のカラダで踊られるのは、好きじゃない。萌えない。
なんのためにここがタカラヅカで、男役というモノがあるのか。
その最低限のファンタジーを、壊さないで欲しい。
あー、れおんを探して街へ行ったねねちゃんが、みんなにいじめられる場面は、心底びっくりしました。
ああああかしっ?! なにやってんのーー?! と。
男役と娘役のエロシーンは大好物ですが、それはふたりの間に「愛」がある場合のみです。
愛し合うふたりが、その愛の表現としてねっとり絡むのはOKだし、もつれあって床を転がってくれてもぜんぜんOKっす。
でも、そこに愛がない、ただの「暴力」としての表現は……びびりました。
仰臥した女に男がのしかかるよーにする、同じよーな振付を『エンター・ザ・レビュー』で観ましたが、あれは「暴力」の表現ではなくあくまでも「愛」の延長上の表現だったので、「エロシーン大歓迎!」とファンは大喜びして食らいついてたなーと、遠い目になりました……。
草野せんせ、根本をカンチガイしてないっすか……? エロならなんでもいいわけぢゃないっすよ?
つーことで。
草野せんせとは、今回もまた、気が合いませんでした。
いつかまた、気の合うときが来るといいな。
や、それでもキャスト単体を愛でる分にはいくらでも楽しみを見つけられるだろうから、リピート基本の組ファンには組ファンの楽しみ方があると思うよ。
気は合わなかったけれど、『Red Hot Sea』は楽しめたもの、組ファンであり、ご贔屓に焦点合わせて観劇するならば。ええ、たとえ、棺桶が空を飛んでいても。
そーゆーもんだよな。遠い目。
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