大劇場一本モノで、男役を封じられるということは。
2010年1月30日 タカラヅカ 気を取り直して、『虞美人』配役発表の話。
だいもんの娘役に、ヘコむ。
現在史上最大のだいもん萌え継続中です。贔屓の役より先に語らずにはいられません。
なんで勢いづいたそのときに、娘役やらせて勢いをそぐんだ、劇団……!!
みわっちもそうだった。豊さん@『舞姫』でその男らしさかっこよさを見せつけた直後に、ジャンヌ@『アデュー・マルセイユ』。
男役をわざわざ女で使うからには、本来の男役としてのポジションで与えられる役よりも、ずっといい役なんだろう。その他大勢の中で立っているだけ、台詞もほとんどナシ、群衆の中で順番にちょろっと喋ります、な扱いよりずっといいのはわかってる。
それでも、「男役として」魅力が盛り上がったこの瞬間にやらせなくていいじゃないか。男役として名実ともに安定し、なにか殻を破る必要があるときにやるなら、わかるけど。
いや、若手男役を重要な女役として抜擢する、宣伝効果はわかってます。
内外に「あれ誰?」と思わせるのに効果的だと。
だから要はタイミングなんだよ……。
新公時代から女役を経験しているみわっちが、近年立て続けに女役をしても話題にはならなかった。むしろ「また?」と言われ、ファンに嘆かれた。
それと同じで、だいもんが娘役を「今」やる効果がどれほどあるのか疑問なんだ。
だってだいもん、ふつーの、大人の男役まともにやってナイじゃん!
ここ数年の、本公演の彼の役。
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』……その他大勢
『アデュー・マルセイユ』……子役
『愛と死のアラビア』……子役
『太王四神記』……おっさん
『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』……その他大勢
唯一まともに役らしい役があったのはヒョンミョン@『太王四神記』で、すごくいい役だったのはたしかだが、愉快なおっさんというか年齢不詳の三枚目。それ以外は子役かモブしかやってねー。
つか、女性が演じる以上、子役は男役スキルを持っていなくてもできる場合が多く、男役ができあがっていない下級生や、娘役に振ることも多い。
娘役がやってもおかしくない役を2公演続けてやった子が、次に娘役をやっても「男役が演じる女役」という宣伝効果は薄いってばよ。
バウなど他公演は所詮他公演でしかなく、ほんとに若手主演バウなんてものはもともとのファンしか観ない。バウで「良かったらしい」と小耳に挟んで、大劇場の本公演で確認、というのがライト層の動きだろう。
そこで女役って……。
「重要な役をさせるってことは、劇団が期待しているのね」とは思うかもしれないけど、恋できないじゃん。男役なんて、客をときめかせて自分のファンにするのにー。
同期のみりおくんもたしかに本公演で娘役をやっていたが、彼には新公主演があった。男役としての活躍の場を残しつつの娘役だった。本舞台で娘役でも、興味を持てば新公を観るべく努力もできる。
が、新公を卒業済みのだいもんの場合、バウでの評判を受けて男役姿を観たい人は8月の大劇場公演を待たなければならない。7ヶ月後って……。
せっかくバウで評判が良くても、次につながってナイじゃん。
ヅカファンは「女性が演じるかわいい子役」を愛でるのではなく、「理想の男性」に恋するのに。
なんでその機会を、劇団自ら奪うんだよー。
ついでにいうと、だいもんはみりおくんとはタイプがまったくチガウので、オンナノコをさせたからといって人気につながるかはわかないぞー。
や、小柄な美人さん、つーのは同じだけど、劇団のおっさんたちには若い美人はみんな等しくオンナノコにしか見えてないんだろーけど、だいもんの本懐はソコぢゃないよ~~。
小柄=フェアリータイプだと思ってるんだろーか、おっさんたち……。
しくしくしく。
や、巧いとは思うよ。
女の子役でも、だいもんはきっとすごく巧く、魅力的に演じるだろうさ。それはわかっている、安心している。
でも、「まあ、あの女の子うまいわね、魅力的ね」ではなく、男役として「あの人ステキ、どきどきする」と思わせてナンボでしょー、と。
まあよーするに、「わたしが」男役のだいもんを見たいだけですよ。
劇団のプロデュースの下手さに憤慨しているのも事実ですが。それらを置いておいても、残念だ。
みわさんのときもうだうだ嘆いたと思うので、「緑野的、いつもの反応」ではあるんだが、今回の嘆きは深いぞ。激しいぞ。
色男のだいもんに飢えてますからっ。がうがう。
男役を性転換させてまで使うんだから、オイシイ役なんだろーな~~、オイシクなかったらやってらんないぞ~~。
(わたしの脳裏を、ヲカマ役のキムラさん@『スサノオ』がバリバリの笑顔で通り過ぎてゆきました……)
派手こいフィナーレがあって、そこでは男役が見られますように。
(わたしの脳裏を、脚線美を見せて踊るトウコちゃん@『王家に捧ぐ歌』がよぎっていきました……)
8月の本公演、演目はナニかなあ……。(気が早いって)
だいもんの娘役に、ヘコむ。
現在史上最大のだいもん萌え継続中です。贔屓の役より先に語らずにはいられません。
なんで勢いづいたそのときに、娘役やらせて勢いをそぐんだ、劇団……!!
みわっちもそうだった。豊さん@『舞姫』でその男らしさかっこよさを見せつけた直後に、ジャンヌ@『アデュー・マルセイユ』。
男役をわざわざ女で使うからには、本来の男役としてのポジションで与えられる役よりも、ずっといい役なんだろう。その他大勢の中で立っているだけ、台詞もほとんどナシ、群衆の中で順番にちょろっと喋ります、な扱いよりずっといいのはわかってる。
それでも、「男役として」魅力が盛り上がったこの瞬間にやらせなくていいじゃないか。男役として名実ともに安定し、なにか殻を破る必要があるときにやるなら、わかるけど。
いや、若手男役を重要な女役として抜擢する、宣伝効果はわかってます。
内外に「あれ誰?」と思わせるのに効果的だと。
だから要はタイミングなんだよ……。
新公時代から女役を経験しているみわっちが、近年立て続けに女役をしても話題にはならなかった。むしろ「また?」と言われ、ファンに嘆かれた。
それと同じで、だいもんが娘役を「今」やる効果がどれほどあるのか疑問なんだ。
だってだいもん、ふつーの、大人の男役まともにやってナイじゃん!
ここ数年の、本公演の彼の役。
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』……その他大勢
『アデュー・マルセイユ』……子役
『愛と死のアラビア』……子役
『太王四神記』……おっさん
『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』……その他大勢
唯一まともに役らしい役があったのはヒョンミョン@『太王四神記』で、すごくいい役だったのはたしかだが、愉快なおっさんというか年齢不詳の三枚目。それ以外は子役かモブしかやってねー。
つか、女性が演じる以上、子役は男役スキルを持っていなくてもできる場合が多く、男役ができあがっていない下級生や、娘役に振ることも多い。
娘役がやってもおかしくない役を2公演続けてやった子が、次に娘役をやっても「男役が演じる女役」という宣伝効果は薄いってばよ。
バウなど他公演は所詮他公演でしかなく、ほんとに若手主演バウなんてものはもともとのファンしか観ない。バウで「良かったらしい」と小耳に挟んで、大劇場の本公演で確認、というのがライト層の動きだろう。
そこで女役って……。
「重要な役をさせるってことは、劇団が期待しているのね」とは思うかもしれないけど、恋できないじゃん。男役なんて、客をときめかせて自分のファンにするのにー。
同期のみりおくんもたしかに本公演で娘役をやっていたが、彼には新公主演があった。男役としての活躍の場を残しつつの娘役だった。本舞台で娘役でも、興味を持てば新公を観るべく努力もできる。
が、新公を卒業済みのだいもんの場合、バウでの評判を受けて男役姿を観たい人は8月の大劇場公演を待たなければならない。7ヶ月後って……。
せっかくバウで評判が良くても、次につながってナイじゃん。
ヅカファンは「女性が演じるかわいい子役」を愛でるのではなく、「理想の男性」に恋するのに。
なんでその機会を、劇団自ら奪うんだよー。
ついでにいうと、だいもんはみりおくんとはタイプがまったくチガウので、オンナノコをさせたからといって人気につながるかはわかないぞー。
や、小柄な美人さん、つーのは同じだけど、劇団のおっさんたちには若い美人はみんな等しくオンナノコにしか見えてないんだろーけど、だいもんの本懐はソコぢゃないよ~~。
小柄=フェアリータイプだと思ってるんだろーか、おっさんたち……。
しくしくしく。
や、巧いとは思うよ。
女の子役でも、だいもんはきっとすごく巧く、魅力的に演じるだろうさ。それはわかっている、安心している。
でも、「まあ、あの女の子うまいわね、魅力的ね」ではなく、男役として「あの人ステキ、どきどきする」と思わせてナンボでしょー、と。
まあよーするに、「わたしが」男役のだいもんを見たいだけですよ。
劇団のプロデュースの下手さに憤慨しているのも事実ですが。それらを置いておいても、残念だ。
みわさんのときもうだうだ嘆いたと思うので、「緑野的、いつもの反応」ではあるんだが、今回の嘆きは深いぞ。激しいぞ。
色男のだいもんに飢えてますからっ。がうがう。
男役を性転換させてまで使うんだから、オイシイ役なんだろーな~~、オイシクなかったらやってらんないぞ~~。
(わたしの脳裏を、ヲカマ役のキムラさん@『スサノオ』がバリバリの笑顔で通り過ぎてゆきました……)
派手こいフィナーレがあって、そこでは男役が見られますように。
(わたしの脳裏を、脚線美を見せて踊るトウコちゃん@『王家に捧ぐ歌』がよぎっていきました……)
8月の本公演、演目はナニかなあ……。(気が早いって)
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