もうすっかり手慣れた、大阪-名古屋在来線の旅。
近鉄株主優待券使用により、名古屋まで片道1350円。や、今年は例年よりレートが安かった。一昨年は株主優待券の相場が1400円~1500円だったんだが、今年は1330円~1500円だった。久しぶりに大阪駅前ビル金券ショップめぐりしたわー(笑)。
阪急沿線で生まれ育った人間に、近鉄電車は難しい。使うのは1年に1度あるかないかだもんよー。
名古屋への旅だけだ、馴染みのなさすぎる近鉄の使い方がわかっているのは(笑)。
1時間に1本以下しかない、伊勢中川行きを中心にタイムテーブルを組み立てるのがコツ。
近畿と東海の壁を超える電車は、ほんっとーに数が少なくてなー。(ふつーの人はそんなものすごい距離を移動する場合、特急に乗りますから)
乗り換え案内サイトで検索すると鶴橋乗り換えを指示されるけど、始発の上本町を狙う方が乗り換え時間に余裕があるし、また確実に坐れて良い。……鶴橋駅は臭いもアレなんで(とくにJR)、わたしは苦手だ(笑)。
防寒対策はしっかりと。「ここまでいらないんぢゃね?」くらいしていかないと、電車内で凍死する(笑)。近鉄電車は「寒い」という印象しかないわ~~。(真冬の各停電車で長旅するからです)
なにしろ方向音痴、地理音痴なので、いろいろいろいろ失敗しつつ試行錯誤しつつ、カラダでおぼえていくヅカ遠征。
「特急券を買う金もないのか!」
と、父にあきれられました。あきれられるだけならまだしも、同情されたのか、「これで特急券を買え」とおこずかいまでいただいてしまった……いくつだよオレ。
や、さすがにそんなお金すらなかったら、観劇自体やめてますって。びんぼーなのは事実だが、イベントとしてびんぼー旅行を楽しんでいる面もあるので……特急ヲタの父には理解できないだろーなぁ。(父は乗り鉄だが、豪華サロンカー限定の乗り鉄なのだ)
つーことで、父にもらったおこずかい(笑)は、ポッケにナイナイして、やっぱり在来線でびんぼー旅行!!
車窓の景色も新鮮だ!(雪と田舎がめずらしい大阪下町育ち) 松坂行き区間急行だっけかの車体ランクが良くて快適だったぞ! 八木を過ぎるとがらがらで不安なほどだったぞ! 中川の乗り換え待ちで凍死するかと思ったぞ!
目指すは中日劇場、きりやんお披露目!
毎回言っているが、イベント公演を重ねるのはやめてほしい、劇団。
ムラと東宝で同じ日に新公をしたり、ムラ初日とバウ千秋楽を重ねたり。ズラせば両方観る客も確実に何割かは増えるだろーに、わざわざぶつけて相殺させる。東西定休日の変更により、新公が重なることはなくなったが、他はまだ重なることが多い。
星組千秋楽とかぶったため、新生月組プレお披露目公演初日は断念。1日遅れで中日へ。
中日劇場……というか中日ビルで微笑むあひくんに気圧される……びびびっくりしたー、あちこちにあひくんのポスターが!
そーいや名古屋出身だっけ。中日ビルのイメガらしい。
かっこつけていない、ナチュラルな美人さんスマイル……なんだが、マダム風に見えたナリ……(笑)。
初日ではない、ふつーの平日公演。
や、もちろん初日から逗留しているファンも多くいるとは思う。が、ファンだけで埋めるよーな規模のハコではない、天下の中日劇場。
客電が落ちた暗い中を、ひとりライトを浴びてきりやさんが通路に現れるなり、歓声とも溜息ともつかない声が客席からあがった。
……ことにまず、ウケる。
ここが大劇場ではないこと、そして初日ではないのだということ。それを思い知らされる客席の反応。
いい客層だ。
ヅカファンよりも、それ以外の人々が多いんだろう。きらびやかな着物姿のスターが客席から登場する、そのことだけにこれだけ反応があるなんて。
そして本舞台の幕が上がり、板付きの人々が登場すると、またしても声があがる。
素直な、驚嘆の声。賞賛の声。
「美しい」という、ただそれだけのことに対して。
いいなあ。そーゆーの、すごくいい。好きだ。
タカラヅカの美しさに慣れてしまった、ある意味ゼイタクっちゅーか本末転倒している自分を顧みる。美しいものを見に来ているんだよ。感嘆の溜息がもれる世界を、愛しているんだよ。
ショーでのまったく揃わない、ぐたぐたな手拍子とか、前日の星楽で揃いまくった手拍子・拍手のタイミングを経験した直後なだけに、客層の違いを痛感する。
公演の幕開けたところとはいえ、このショー大劇場と東宝で2ヶ月やったあとだから! オープニングの手拍子揃わないなんて、ファンの方が多ければ、ありえない事態だから!(笑)
本拠地公演ではないということ。
トップスターが、「宝塚歌劇団」の看板を背負ってお目見えしているのだということ。
いつもは別の芝居をやっている劇場に、今、宝塚歌劇団がやってきて、地元の人たちがたのしみに観に来てくれている。
彼らは「タカラヅカ」を観に来たのであって、誰のお披露目とか人事かどうとかは関係ない。今ココにあるものだけが、「タカラヅカ」。
だからこそ、中日公演はドラマシティなどと違って、あくまでもトップスターが公演するものなんだな。彼がイコール「宝塚歌劇団」なんだもの。
それを強く感じた。
素直な客席の反応が心地良い。
笑い、泣いて、拍手して。
大きな羽根に喜んで。
最後のパレードの、変則的な階段降りに心底びびりもしたが。
きりやん、まりもちゃん、トップお披露目公演スタート、おめでとう。
近鉄株主優待券使用により、名古屋まで片道1350円。や、今年は例年よりレートが安かった。一昨年は株主優待券の相場が1400円~1500円だったんだが、今年は1330円~1500円だった。久しぶりに大阪駅前ビル金券ショップめぐりしたわー(笑)。
阪急沿線で生まれ育った人間に、近鉄電車は難しい。使うのは1年に1度あるかないかだもんよー。
名古屋への旅だけだ、馴染みのなさすぎる近鉄の使い方がわかっているのは(笑)。
1時間に1本以下しかない、伊勢中川行きを中心にタイムテーブルを組み立てるのがコツ。
近畿と東海の壁を超える電車は、ほんっとーに数が少なくてなー。(ふつーの人はそんなものすごい距離を移動する場合、特急に乗りますから)
乗り換え案内サイトで検索すると鶴橋乗り換えを指示されるけど、始発の上本町を狙う方が乗り換え時間に余裕があるし、また確実に坐れて良い。……鶴橋駅は臭いもアレなんで(とくにJR)、わたしは苦手だ(笑)。
防寒対策はしっかりと。「ここまでいらないんぢゃね?」くらいしていかないと、電車内で凍死する(笑)。近鉄電車は「寒い」という印象しかないわ~~。(真冬の各停電車で長旅するからです)
なにしろ方向音痴、地理音痴なので、いろいろいろいろ失敗しつつ試行錯誤しつつ、カラダでおぼえていくヅカ遠征。
「特急券を買う金もないのか!」
と、父にあきれられました。あきれられるだけならまだしも、同情されたのか、「これで特急券を買え」とおこずかいまでいただいてしまった……いくつだよオレ。
や、さすがにそんなお金すらなかったら、観劇自体やめてますって。びんぼーなのは事実だが、イベントとしてびんぼー旅行を楽しんでいる面もあるので……特急ヲタの父には理解できないだろーなぁ。(父は乗り鉄だが、豪華サロンカー限定の乗り鉄なのだ)
つーことで、父にもらったおこずかい(笑)は、ポッケにナイナイして、やっぱり在来線でびんぼー旅行!!
車窓の景色も新鮮だ!(雪と田舎がめずらしい大阪下町育ち) 松坂行き区間急行だっけかの車体ランクが良くて快適だったぞ! 八木を過ぎるとがらがらで不安なほどだったぞ! 中川の乗り換え待ちで凍死するかと思ったぞ!
目指すは中日劇場、きりやんお披露目!
毎回言っているが、イベント公演を重ねるのはやめてほしい、劇団。
ムラと東宝で同じ日に新公をしたり、ムラ初日とバウ千秋楽を重ねたり。ズラせば両方観る客も確実に何割かは増えるだろーに、わざわざぶつけて相殺させる。東西定休日の変更により、新公が重なることはなくなったが、他はまだ重なることが多い。
星組千秋楽とかぶったため、新生月組プレお披露目公演初日は断念。1日遅れで中日へ。
中日劇場……というか中日ビルで微笑むあひくんに気圧される……びびびっくりしたー、あちこちにあひくんのポスターが!
そーいや名古屋出身だっけ。中日ビルのイメガらしい。
かっこつけていない、ナチュラルな美人さんスマイル……なんだが、マダム風に見えたナリ……(笑)。
初日ではない、ふつーの平日公演。
や、もちろん初日から逗留しているファンも多くいるとは思う。が、ファンだけで埋めるよーな規模のハコではない、天下の中日劇場。
客電が落ちた暗い中を、ひとりライトを浴びてきりやさんが通路に現れるなり、歓声とも溜息ともつかない声が客席からあがった。
……ことにまず、ウケる。
ここが大劇場ではないこと、そして初日ではないのだということ。それを思い知らされる客席の反応。
いい客層だ。
ヅカファンよりも、それ以外の人々が多いんだろう。きらびやかな着物姿のスターが客席から登場する、そのことだけにこれだけ反応があるなんて。
そして本舞台の幕が上がり、板付きの人々が登場すると、またしても声があがる。
素直な、驚嘆の声。賞賛の声。
「美しい」という、ただそれだけのことに対して。
いいなあ。そーゆーの、すごくいい。好きだ。
タカラヅカの美しさに慣れてしまった、ある意味ゼイタクっちゅーか本末転倒している自分を顧みる。美しいものを見に来ているんだよ。感嘆の溜息がもれる世界を、愛しているんだよ。
ショーでのまったく揃わない、ぐたぐたな手拍子とか、前日の星楽で揃いまくった手拍子・拍手のタイミングを経験した直後なだけに、客層の違いを痛感する。
公演の幕開けたところとはいえ、このショー大劇場と東宝で2ヶ月やったあとだから! オープニングの手拍子揃わないなんて、ファンの方が多ければ、ありえない事態だから!(笑)
本拠地公演ではないということ。
トップスターが、「宝塚歌劇団」の看板を背負ってお目見えしているのだということ。
いつもは別の芝居をやっている劇場に、今、宝塚歌劇団がやってきて、地元の人たちがたのしみに観に来てくれている。
彼らは「タカラヅカ」を観に来たのであって、誰のお披露目とか人事かどうとかは関係ない。今ココにあるものだけが、「タカラヅカ」。
だからこそ、中日公演はドラマシティなどと違って、あくまでもトップスターが公演するものなんだな。彼がイコール「宝塚歌劇団」なんだもの。
それを強く感じた。
素直な客席の反応が心地良い。
笑い、泣いて、拍手して。
大きな羽根に喜んで。
最後のパレードの、変則的な階段降りに心底びびりもしたが。
きりやん、まりもちゃん、トップお披露目公演スタート、おめでとう。
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