年度替わりの新人公演。@新人公演『ソルフェリーノの夜明け』
2010年2月25日 タカラヅカ かわいいと得だな。
と、思った新人公演『ソルフェリーノの夜明け』。
アンリエット@あゆちゃんは、ツンツンしていてもかわいい。言っていることはキツいのかもしんないけど、その丸いかわいい顔で言われても「アリだな」と思えるから不思議だ(笑)。
男子向けマンガのヒロインみたいだ。すごく自己中でキツイんだけど、顔がかわいいから許されてる、みたいな。同じことをブスが言ったらフルボッコだけど、美少女だから「世界」から許されている、みたいな。
そーゆー男子向けマンガは苦手なので読まないんだけど、あゆちゃんはかわいいから許す(笑)。←言っていることがめちゃくちゃです。
本役のみなこちゃんは外見も含めてキツい女の子に見えるし、そこから変わっていくのがドラマなわけだが、新公のあゆちゃんは最初から「ほんとはやさしい子なんだろうな」と思わせる「背伸び感」がある。
どっちもアリでしょー。
ほんとうは優しくしたいのに、それが出来ない、許せないことが苦しい……みたいに見えたから、デュナン@咲奈くんとの出会いで解き放たれて、戒めがとれてほっとしているように思える。またデュナンくんが癒やし系だから、余計に。
よかったねー。憎しみという呪いが解けて、本当の姿に戻れたんだね。ほろり。
他の女の子の役が、実はいまいちわかっていない……。
本役さゆちゃんの役とさらさちゃんの役ぐらいしか、区別ついてないんだもんよ。
どっちもやさしい女の子キャラらしい、ということしかわかっていないわたしは、他を見るので忙しかったんだろう。
ところでわたしは、「あなたなら歌えるわ」という台詞が苦手なんだが。これは新公だからではなく、本公も含め、脚本自体が。
他人に振ってんぢゃねーよ、自分でまず歌えよ、と突っ込んでしまいましたから(笑)。
誰だって集団の中で最初に反抗的な意思表示をするのは難しい。反対意見をたったひとりで述べるのは勇気がいる。……なのに、後輩に向かって「反対だって言いなさい」と命令する先輩ってどんなパワハラ……?! と、白目剥きましたから、初日に。
歌ウマ娘役ちゃんに見せ場があるのは良いことだが、何故こんな持って行き方をするんだと小一時間……。
自分で口火を切らずに後輩に難役を押し付けた看護婦、とゆーことで、さゆちゃん演ずる看護婦さんに対し、混乱が生じたという(笑)。や、植爺が植爺なだけで、やさしい女の子キャラなんだろうけどな。
悪いのは植爺、と納得して見ている新公は、同じ台詞に対しても耐性があり、「パワハラをするコワイ先輩」ではなく、善意の人だと思って観ることが出来た。
てゆーかさゆちゃん、新公出てないんだね。
89期が卒業し、90期が長になっている。年度変わりに差し掛かる公演なので、全組通して代替わりが行われた最初の新公なんだ。
なにしろがおりくんが長の挨拶するんだもんなあ。時の流れを感じるなあ。
と言いつつ、新公の舞台にいちばん違和感を持ったのは、みうとがいないことでした。
なにがどう、じゃないんだけどわたしは舞台上に探していた、みうとくんの姿を。なんとなく「みうとがいそうなポジション」を見回して、あれ、いない?! と思い、代わりに大澄れいくんを見つけていたりした。
何故だ……今までも特にこのブログでみうとに対して触れていたことはナイと思うんだが(顔が好みだとは書いたよーな?)、実はけっこー好きだったのか?! 自分でもおどろいた、何故こうまで彼を探すことがふつーになっているのか。目の端に「ああ、みうとだわ」と入れることがふつーで、いなくなってはじめて「あれ、いない?」とおどろく、そのこと自体におどろいたわ(笑)。
本公演で医者役もらってますますわたしの視界に入っているのは、新公卒業したからだったのか……学年が上がって本公演での扱いもナニ気に上がっていたのか……。
本公演も含めて目に入る人、つかけっこー好みなんですけど、という若手くん、グラン先生@朝風くん。
いつものよーに主役以外の配役を知らないまま見ていたので、朝風くんがそらくんの役でどーんと出てきたのにびびりました(笑)。そうか、役付いてたのか、わーい。
ああ、いそうだね、こんなお医者さん……というか、あの微妙な枯れっぷりが良くないですか彼。無力そうなとこがいいじゃないですか。
ゼンマイ巻いたら強く動き回りそうなんだけど、今は切れかけてますっていうか。
美形過ぎない、でもオトコマエなあたりがいいなー。
ベネディック将軍@央雅光希くんがいい感じでした。出てきた瞬間、若い子なんだろうなと頬のラインでわかったけれど、汝鳥さんの大きさを出そうと健闘。
えーと、まだ研5なのか。押さえの演技は大変だろうけど、この役の経験は将来に生かされるだろうな。
年配役といえば、おじさん@月城くんがうまかったっす。
ヒゲで顔とかぜんぜん判別ついていなんだけど、いい感じだなーと思ってあとでプログラム見て。ん? 95期って……研1? 次の『スカピン』で初舞台生入ってくるまで、95期が研1だよな? 研1でおじさん役? しかもうまいって……。
そして、どっかで見た名前だな、月城かなとって、と見直してみる。
あ、文化祭のマスター役の子だ、あのかっこいい子!
えええ、あのマスターがあのおじさん?!
びっくりだ。
研1抜擢といえば、ポポリーノ@桜路くん。こちらも配役知らないで見ていたので、あとから研1だと知った。だがこちらの彼は、文化祭での記憶はない。芝居を見ていないからだな(文化祭は芝居がWキャスト)。星組の凰津くんの役をやっていた子なんだね。
なによりハモニカ大変!(笑)と思った。本役のまなはるはうまかったんだなあ。や、ハモニカへたっぴでもジェンヌの価値とは関係ないからいいんだけど、それにしてもうまくなさ過ぎて、関係ないところで手に汗握った(笑)。加えて、見せ場であるアヴェマリアのソロも……た、大変(笑)。がんばれ。
や、声がぶるぶる震えてひっくり返って、てのが芝居的にリアルかもしれない。ポポリーノがオペラ歌手みたいに朗々と美声を披露したら変だろうし。
表情がずーーっと同じなのは、気になった。こわい、きつい顔で固まったまま。エリザベート役のときのさゆちゃんを思い出した。大役で大変だったんだろうな。
若い子に役がついているのは今後が楽しみっす。
研7抜きの下級生だけ、植爺だから役も見せ場も一部の人にしかありません状態だけど、熱意の伝わる舞台でした。
と、思った新人公演『ソルフェリーノの夜明け』。
アンリエット@あゆちゃんは、ツンツンしていてもかわいい。言っていることはキツいのかもしんないけど、その丸いかわいい顔で言われても「アリだな」と思えるから不思議だ(笑)。
男子向けマンガのヒロインみたいだ。すごく自己中でキツイんだけど、顔がかわいいから許されてる、みたいな。同じことをブスが言ったらフルボッコだけど、美少女だから「世界」から許されている、みたいな。
そーゆー男子向けマンガは苦手なので読まないんだけど、あゆちゃんはかわいいから許す(笑)。←言っていることがめちゃくちゃです。
本役のみなこちゃんは外見も含めてキツい女の子に見えるし、そこから変わっていくのがドラマなわけだが、新公のあゆちゃんは最初から「ほんとはやさしい子なんだろうな」と思わせる「背伸び感」がある。
どっちもアリでしょー。
ほんとうは優しくしたいのに、それが出来ない、許せないことが苦しい……みたいに見えたから、デュナン@咲奈くんとの出会いで解き放たれて、戒めがとれてほっとしているように思える。またデュナンくんが癒やし系だから、余計に。
よかったねー。憎しみという呪いが解けて、本当の姿に戻れたんだね。ほろり。
他の女の子の役が、実はいまいちわかっていない……。
本役さゆちゃんの役とさらさちゃんの役ぐらいしか、区別ついてないんだもんよ。
どっちもやさしい女の子キャラらしい、ということしかわかっていないわたしは、他を見るので忙しかったんだろう。
ところでわたしは、「あなたなら歌えるわ」という台詞が苦手なんだが。これは新公だからではなく、本公も含め、脚本自体が。
他人に振ってんぢゃねーよ、自分でまず歌えよ、と突っ込んでしまいましたから(笑)。
誰だって集団の中で最初に反抗的な意思表示をするのは難しい。反対意見をたったひとりで述べるのは勇気がいる。……なのに、後輩に向かって「反対だって言いなさい」と命令する先輩ってどんなパワハラ……?! と、白目剥きましたから、初日に。
歌ウマ娘役ちゃんに見せ場があるのは良いことだが、何故こんな持って行き方をするんだと小一時間……。
自分で口火を切らずに後輩に難役を押し付けた看護婦、とゆーことで、さゆちゃん演ずる看護婦さんに対し、混乱が生じたという(笑)。や、植爺が植爺なだけで、やさしい女の子キャラなんだろうけどな。
悪いのは植爺、と納得して見ている新公は、同じ台詞に対しても耐性があり、「パワハラをするコワイ先輩」ではなく、善意の人だと思って観ることが出来た。
てゆーかさゆちゃん、新公出てないんだね。
89期が卒業し、90期が長になっている。年度変わりに差し掛かる公演なので、全組通して代替わりが行われた最初の新公なんだ。
なにしろがおりくんが長の挨拶するんだもんなあ。時の流れを感じるなあ。
と言いつつ、新公の舞台にいちばん違和感を持ったのは、みうとがいないことでした。
なにがどう、じゃないんだけどわたしは舞台上に探していた、みうとくんの姿を。なんとなく「みうとがいそうなポジション」を見回して、あれ、いない?! と思い、代わりに大澄れいくんを見つけていたりした。
何故だ……今までも特にこのブログでみうとに対して触れていたことはナイと思うんだが(顔が好みだとは書いたよーな?)、実はけっこー好きだったのか?! 自分でもおどろいた、何故こうまで彼を探すことがふつーになっているのか。目の端に「ああ、みうとだわ」と入れることがふつーで、いなくなってはじめて「あれ、いない?」とおどろく、そのこと自体におどろいたわ(笑)。
本公演で医者役もらってますますわたしの視界に入っているのは、新公卒業したからだったのか……学年が上がって本公演での扱いもナニ気に上がっていたのか……。
本公演も含めて目に入る人、つかけっこー好みなんですけど、という若手くん、グラン先生@朝風くん。
いつものよーに主役以外の配役を知らないまま見ていたので、朝風くんがそらくんの役でどーんと出てきたのにびびりました(笑)。そうか、役付いてたのか、わーい。
ああ、いそうだね、こんなお医者さん……というか、あの微妙な枯れっぷりが良くないですか彼。無力そうなとこがいいじゃないですか。
ゼンマイ巻いたら強く動き回りそうなんだけど、今は切れかけてますっていうか。
美形過ぎない、でもオトコマエなあたりがいいなー。
ベネディック将軍@央雅光希くんがいい感じでした。出てきた瞬間、若い子なんだろうなと頬のラインでわかったけれど、汝鳥さんの大きさを出そうと健闘。
えーと、まだ研5なのか。押さえの演技は大変だろうけど、この役の経験は将来に生かされるだろうな。
年配役といえば、おじさん@月城くんがうまかったっす。
ヒゲで顔とかぜんぜん判別ついていなんだけど、いい感じだなーと思ってあとでプログラム見て。ん? 95期って……研1? 次の『スカピン』で初舞台生入ってくるまで、95期が研1だよな? 研1でおじさん役? しかもうまいって……。
そして、どっかで見た名前だな、月城かなとって、と見直してみる。
あ、文化祭のマスター役の子だ、あのかっこいい子!
えええ、あのマスターがあのおじさん?!
びっくりだ。
研1抜擢といえば、ポポリーノ@桜路くん。こちらも配役知らないで見ていたので、あとから研1だと知った。だがこちらの彼は、文化祭での記憶はない。芝居を見ていないからだな(文化祭は芝居がWキャスト)。星組の凰津くんの役をやっていた子なんだね。
なによりハモニカ大変!(笑)と思った。本役のまなはるはうまかったんだなあ。や、ハモニカへたっぴでもジェンヌの価値とは関係ないからいいんだけど、それにしてもうまくなさ過ぎて、関係ないところで手に汗握った(笑)。加えて、見せ場であるアヴェマリアのソロも……た、大変(笑)。がんばれ。
や、声がぶるぶる震えてひっくり返って、てのが芝居的にリアルかもしれない。ポポリーノがオペラ歌手みたいに朗々と美声を披露したら変だろうし。
表情がずーーっと同じなのは、気になった。こわい、きつい顔で固まったまま。エリザベート役のときのさゆちゃんを思い出した。大役で大変だったんだろうな。
若い子に役がついているのは今後が楽しみっす。
研7抜きの下級生だけ、植爺だから役も見せ場も一部の人にしかありません状態だけど、熱意の伝わる舞台でした。
コメント