花は太陽に向かって咲く・その2。@立樹遥トーク&ステージ
2010年3月8日 タカラヅカ 『立樹遥トーク&ステージ「夢を追い続けること~障がいを乗り越えて~」』の、レポではなく、感想だらだら。
歌のあとは「ふつーのOGトーク」になったわけだが、ここらの説明のなさもすごい。ヅカを知らない人は作品名・役名で語られてもなんのことかわからないと思います~~(笑)。
トークの相方はしいちゃんの友人、ということで、人権関連の仕事をしているという素人さんだったのね。しいちゃんの舞台は見ていても、タカラヅカ自体にはあまり知識がなさそうだし、しいちゃんの舞台も近年のモノしか観ていなさそう。知り合ったのがそれほど前ではない印象を受けた。断言するが、絶対ヅカヲタぢゃない、あの人(笑)。
お茶会の司会さんレベルか、それ以下の仕事っぷり。お茶会のように対象者が決まっていない催し、かつ、お茶会の司会さんより司会としてのキャリアがないことは一目瞭然、ものすごく緊張しているのがよくわかった。
わたしたちファンはそれでもいいんだけど(ついていけるし!)、一般客に対してハラハラした、この仕切り悪さ。
でもしいちゃんにまったくの敬愛や興味のないプロの司会さんではなく、気遣いのあるあたたかい素人さん、というのも、ファン目線ではぜんぜんOKなあたり、どーしよーもないなと(笑)。
このトーク・イベントで、個人的にいちばん大きかったのは。
しいちゃん自身の口から、退団を決めた時期と理由を聞けたこと。
『ア ビヤント』のムラ茶会がわたしの最後のお茶会だったのだけど、そこでは退団についてはナニも触れない、なごやかなものだった。
『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』でアンドレとアランを演じ、はじめて故郷で公演をした。
故郷に錦を飾る、とはよく聞く言葉だが、ほんとーに地元で興行するってのは他とはまったくチガウのだと。
それまでにない、最高級の充足・幸福感を得、退団を決意した、と。
言葉にしなくても、真のファンには伝わっているのだと思う。いつ、退団を決めたのか。何故、退団するのか。
だからきっと、特別言葉にはしないんだろう。
全国ツアー追いかけていた人とかは、地元凱旋公演のしいちゃんを見て、思うところはあっただろうし。
でもわたしみたいなぬるいファンには、今はじめて聞くことで。
ああ、そうなのかと。
どれほどの幸福感だったのか、それほどの幸福感だったのか、ただもお、しいちゃんがしあわせだと言うなら、それに勝ることはない。
しいちゃんと言えば「笑顔」で「太陽」キャラ。
本人もそれを望み、セルフ・コントロールしていた部分もあるのだろう。
就学年齢以前という人恋しい時期に親から離れての闘病生活は、その後の人生を変化させるくらいの苦みがあったと思う。
されど、幼い頃の闘病云々の話を知らなくても、たくさんの人がしいちゃんの笑顔に救われてきた。
しいちゃんの笑顔は、とても「強い」からだ。
ただのーてんきににこにこ明るいのではなく、そーゆー面もあるんだろうがそれだけではなく、なにかしら「越えてきた」ものがあるからだ。
それがわかる、感じられる笑顔だから、わたしを含め、たくさんの人がしいちゃんに惹かれた。
今、子どもの頃の話を聞いて「ええっ?!」と驚くよりも、「ああ、そうなんだ」とすとんと納得するのは、しいちゃんの笑顔の強さを知っているから。
経験したつらさは、わたしみたいなぬるい人間がわかった気になっていいようなものではないだろう。わたしが知っているのは、今のしいちゃんの笑顔だ。その、強さだ。
つらいことを乗り越えてさらにあの花園で輝き続けたのだと、言葉で語るまでもなくその笑顔が教えてくれる。
太陽キャラのしいちゃんは、地上のわたしたちをまるっと照らし、にこにこ笑ってくれている。
そして、ぐだぐだなトークをしてくれる(笑)。
トークの合間、次に歌ってくれたのは「ひまわり」という曲らしい。「みなさんご存じないと思いますが」と言うなら、もっと曲について教えてくれてもいいのに、そのへんはなにしろデフォルトの仕切りの悪さで(笑)。
そして、「ひとかけらの勇気」。
えっ、伴奏の人、この曲弾いてくれるの、汎用性のないヅカ曲ですが?! と思ったら、コレのみ録音テープ伴奏でした。お稽古場の練習用テープみたいな(笑)。
しかし、「ひとかけらの勇気」!!
しいちゃんの、「ひとかけらの勇気」!!
かっけーーっ!!
男役度MAX! 素顔で歌うパーシー!
ちょいロン毛なのがまた、似合ってるんですよ、イメージ合ってるんですよ!!
や、パーシーである必要はない。
デュハースト様が歌う「ひとかけらの勇気」でもいいんだ。彼が歌ったってなんの問題もないし、むしろ歌って欲しい。
思い出がよみがえる。どんだけときめいたか、デュハースト様。
今後の仕事とかちょろりと口にしているけれど、これまた前後左右のない、自分たちだけがわかっている系の話し方で。前回の横浜のトークショーの話とかしいちゃんのブログ読み込んでる人しか、なに言ってんのかわかんないって、とまたハラハラする(笑)。
ヅカ司会でお馴染みの竹下さんとかだったら、しいちゃんが述語のないつぶやき系のことを言ったらすかさず、「**は、今度**で、**する、ということですよね」って万人にわかるよう解説してくれるんだろうな、と思った。
まあ、ファンにはたぶん通じているから、解説なくていいのか。
サプライズ?で、しいちゃんのサイン色紙プレゼントがあった。
が。
抽選するんだけど、抽選箱がないの。
ちゃんと入口で整理券をもぎってもらっているのに、半券の入った抽選箱が出てくるわけじゃなくて。
しいちゃんが、思いついた数字を言う。……これが、抽選。
最初からそう決めていたというよりは、とても成り行きっぽい流れで。
あ、新しい。新しいわっ!!(笑)
ナニこのぐだぐだ感!!(笑)
おかげでゾロ目とかキリ番ばっかなのよ、当選番号。
わざとやっているわけじゃなくて、素で。思いつかないらしくて。
わたしとサトリちゃんはいちいち客席で悶えてました。ぐだぐだな展開になるたびに、大ウケして。かわいいかわいいかわいいっ。
いやあ、素敵すぎるの、立樹さん!
最後はみんなで「世界に一つだけの花」を歌って終了。
みんなみんな、世界にひとつだけの特別なオンリーワンだけど。
だけど、どんな花も、太陽に向かって咲くんだよ。
ねえ、しいちゃん。
歌のあとは「ふつーのOGトーク」になったわけだが、ここらの説明のなさもすごい。ヅカを知らない人は作品名・役名で語られてもなんのことかわからないと思います~~(笑)。
トークの相方はしいちゃんの友人、ということで、人権関連の仕事をしているという素人さんだったのね。しいちゃんの舞台は見ていても、タカラヅカ自体にはあまり知識がなさそうだし、しいちゃんの舞台も近年のモノしか観ていなさそう。知り合ったのがそれほど前ではない印象を受けた。断言するが、絶対ヅカヲタぢゃない、あの人(笑)。
お茶会の司会さんレベルか、それ以下の仕事っぷり。お茶会のように対象者が決まっていない催し、かつ、お茶会の司会さんより司会としてのキャリアがないことは一目瞭然、ものすごく緊張しているのがよくわかった。
わたしたちファンはそれでもいいんだけど(ついていけるし!)、一般客に対してハラハラした、この仕切り悪さ。
でもしいちゃんにまったくの敬愛や興味のないプロの司会さんではなく、気遣いのあるあたたかい素人さん、というのも、ファン目線ではぜんぜんOKなあたり、どーしよーもないなと(笑)。
このトーク・イベントで、個人的にいちばん大きかったのは。
しいちゃん自身の口から、退団を決めた時期と理由を聞けたこと。
『ア ビヤント』のムラ茶会がわたしの最後のお茶会だったのだけど、そこでは退団についてはナニも触れない、なごやかなものだった。
『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』でアンドレとアランを演じ、はじめて故郷で公演をした。
故郷に錦を飾る、とはよく聞く言葉だが、ほんとーに地元で興行するってのは他とはまったくチガウのだと。
それまでにない、最高級の充足・幸福感を得、退団を決意した、と。
言葉にしなくても、真のファンには伝わっているのだと思う。いつ、退団を決めたのか。何故、退団するのか。
だからきっと、特別言葉にはしないんだろう。
全国ツアー追いかけていた人とかは、地元凱旋公演のしいちゃんを見て、思うところはあっただろうし。
でもわたしみたいなぬるいファンには、今はじめて聞くことで。
ああ、そうなのかと。
どれほどの幸福感だったのか、それほどの幸福感だったのか、ただもお、しいちゃんがしあわせだと言うなら、それに勝ることはない。
しいちゃんと言えば「笑顔」で「太陽」キャラ。
本人もそれを望み、セルフ・コントロールしていた部分もあるのだろう。
就学年齢以前という人恋しい時期に親から離れての闘病生活は、その後の人生を変化させるくらいの苦みがあったと思う。
されど、幼い頃の闘病云々の話を知らなくても、たくさんの人がしいちゃんの笑顔に救われてきた。
しいちゃんの笑顔は、とても「強い」からだ。
ただのーてんきににこにこ明るいのではなく、そーゆー面もあるんだろうがそれだけではなく、なにかしら「越えてきた」ものがあるからだ。
それがわかる、感じられる笑顔だから、わたしを含め、たくさんの人がしいちゃんに惹かれた。
今、子どもの頃の話を聞いて「ええっ?!」と驚くよりも、「ああ、そうなんだ」とすとんと納得するのは、しいちゃんの笑顔の強さを知っているから。
経験したつらさは、わたしみたいなぬるい人間がわかった気になっていいようなものではないだろう。わたしが知っているのは、今のしいちゃんの笑顔だ。その、強さだ。
つらいことを乗り越えてさらにあの花園で輝き続けたのだと、言葉で語るまでもなくその笑顔が教えてくれる。
太陽キャラのしいちゃんは、地上のわたしたちをまるっと照らし、にこにこ笑ってくれている。
そして、ぐだぐだなトークをしてくれる(笑)。
トークの合間、次に歌ってくれたのは「ひまわり」という曲らしい。「みなさんご存じないと思いますが」と言うなら、もっと曲について教えてくれてもいいのに、そのへんはなにしろデフォルトの仕切りの悪さで(笑)。
そして、「ひとかけらの勇気」。
えっ、伴奏の人、この曲弾いてくれるの、汎用性のないヅカ曲ですが?! と思ったら、コレのみ録音テープ伴奏でした。お稽古場の練習用テープみたいな(笑)。
しかし、「ひとかけらの勇気」!!
しいちゃんの、「ひとかけらの勇気」!!
かっけーーっ!!
男役度MAX! 素顔で歌うパーシー!
ちょいロン毛なのがまた、似合ってるんですよ、イメージ合ってるんですよ!!
や、パーシーである必要はない。
デュハースト様が歌う「ひとかけらの勇気」でもいいんだ。彼が歌ったってなんの問題もないし、むしろ歌って欲しい。
思い出がよみがえる。どんだけときめいたか、デュハースト様。
今後の仕事とかちょろりと口にしているけれど、これまた前後左右のない、自分たちだけがわかっている系の話し方で。前回の横浜のトークショーの話とかしいちゃんのブログ読み込んでる人しか、なに言ってんのかわかんないって、とまたハラハラする(笑)。
ヅカ司会でお馴染みの竹下さんとかだったら、しいちゃんが述語のないつぶやき系のことを言ったらすかさず、「**は、今度**で、**する、ということですよね」って万人にわかるよう解説してくれるんだろうな、と思った。
まあ、ファンにはたぶん通じているから、解説なくていいのか。
サプライズ?で、しいちゃんのサイン色紙プレゼントがあった。
が。
抽選するんだけど、抽選箱がないの。
ちゃんと入口で整理券をもぎってもらっているのに、半券の入った抽選箱が出てくるわけじゃなくて。
しいちゃんが、思いついた数字を言う。……これが、抽選。
最初からそう決めていたというよりは、とても成り行きっぽい流れで。
あ、新しい。新しいわっ!!(笑)
ナニこのぐだぐだ感!!(笑)
おかげでゾロ目とかキリ番ばっかなのよ、当選番号。
わざとやっているわけじゃなくて、素で。思いつかないらしくて。
わたしとサトリちゃんはいちいち客席で悶えてました。ぐだぐだな展開になるたびに、大ウケして。かわいいかわいいかわいいっ。
いやあ、素敵すぎるの、立樹さん!
最後はみんなで「世界に一つだけの花」を歌って終了。
みんなみんな、世界にひとつだけの特別なオンリーワンだけど。
だけど、どんな花も、太陽に向かって咲くんだよ。
ねえ、しいちゃん。
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