微笑み返し。@Ever green
2010年4月18日 タカラヅカ まっつってば、彩音ちゃん泣かせちゃってましたよ。
桜乃彩音ミュージック・サロン『Ever green』最終日。
……結局遠征しちゃいました、辛抱たまらなくて(笑)。
「過去の相手役と子猫ちゃんトーク」(そんなコーナー名はナイ)にて、まっつは『マラケシュ』で「遠野あすかに吹っ飛ばされたところに『大丈夫ですか』と声を掛けられ一目惚れ、結婚する役」を演じたと、そのあとの『パレルモ』でも「彩音に片思いの役」だったと語る。
大好きだったよ、ウラジミール@『マラケシュ』。女の子に簡単に吹っ飛ばされる軟弱な弁護士(笑)。そして、女の子に助け起こされ、かばわれてしまう軟弱な弁護士(笑)。
『パレルモ』のセンターパーツの八の字眉ヘタレまっつ@10代の少年(笑)も大好物だった……。
それもこれも、彩音ちゃんがとても可憐で美しいお嬢様だったからこそ。このお嬢様なら、この優男が惚れてもさもありなんというか。
そんな「過去の相手役」まっつが、ピアノ伴奏場面で「彩音のピアノでこんな風に歌うことはもうないんだと思うと……」胸にこみ上げるモノがあった系のことを言っていると、まっつを見つめて言葉を聞いていた彩音ちゃんが、泣き出した、らしい。
や、わたしには見えませんでした。彩音ちゃん、まっつを向き直って……つまり真横をカラダごと向いていたので、わたしの席から表情まで見えず。
しれっと語っていたまっつが、これまたしれっと、「大丈夫ですか?」と言い出したのよ、彩音ちゃんに向かって。
まっつがわざわざ指摘するから、彩音ちゃんさらに泣き笑いみたいになっちゃって……。
大丈夫ですかぢゃねえよ、このS男(笑)。
自分で泣かせといて「大丈夫ですか?」(ですます調)って!!
まっつ、いいキャラだ……。
そして彩音ちゃん、かわいー!
でもってまっつの「姫」呼び。まっつがあの声で、彩音ちゃんを「姫」って呼ぶんですよ。前観たときは「彩音姫」って呼んでたけど、今回は「姫」だった。
うっわーうっわーうっわー。
クールまっつのですます調+姫呼びですよ、これって、なんのプレイ? ハァハァ。
まっつ的には相当ニヤニヤしていて、たのしそーでした。や、基本はいつものクールまっつなんだけど、まっつ比でニヤニヤ。
一方だいもんくんは、いっぱいいっぱいみたいで、トークはさらに短く、ぐたぐたに(笑)。ナニ言ってるのかよくわかんなくなってました……(笑)。彩音ちゃんは受け身で聞いているだけだし、ニヤニヤまっつは助け船出してやらないしで。
いやあ、好きだなこのトリオのトーク(笑)。だいもんがんばれ。
客席も豪華で、ジェンヌ、元ジェンヌだらけ。タカホでもそうでしたが、美しい人たちがてんこ盛りで眼福。いちいち名前を挙げられないくらい、花組だけでなく他の組の人たちも、卒業生もいっぱい来てました。
あんだけ一同に生ジェンヌを見られる空間ってすげえや。
みんなきれいで美しくて可愛くてカッコイイんだけど、そのなかでも印象的だったのが。
宝ホでお見かけした、みとさんの凛とした美しさ。あーゆー大人の女性に憧れる。
で、この第一ホテルの客席にいた、みつるの格好良さ。……アレ、絶対女子ぢゃねええ。芸能人のオトコノコだよ! リアルにカッコ良すぎてびびった。
客席のあたたかい空気。「見守る」という言葉が相応しい。大きな手のひらが、舞台をそっと包み込むような感じなの。
もちろん手拍子・拍手でノリノリで、笑い声や歓声なんかも上がるんだけど。
愛情が、双方向性。
矢印が両方から伸びて、さらに暖色の光になっているみたい。
ココにいること自体が、気持ちいい。
ここ……客席。この、同じ空間。
絶対的な愛情と、「タカラヅカ」という共通言語を持った共同体、ゆえの閉鎖空間。
女神が抱きしめる歌惑星の上。
そして、歌声が響き合う。
音と音が関係しあい、揺らし、響く。
音楽とは、ひとと関わることなんだ。
空気が揺れて音となり耳に届くように、なにかしら関わり合って、歌は存在する。生まれる。
そんなことを、思った。
個人の歌もいいんだけど、やっぱ圧巻は、ハーモニー。
まっつ×だいもんの、「アランフェス」の波状効果。
トリオで歌う「アイガッチャ」のノリ、「Bye Bye Blackbird」のキュートさ。
そしてなんといっても、「ジュピター」。
宝ホでは聞こえていた歌詞が、すでにわからなくなった、わたしのなかで。
意味のある言語として変換できず、ただ「美しい音」として脳内に響く。
「声」の至福。その贅沢さに酔う。
この調和を聴くために、はるばる9時間もバスに乗って(笑)、東京まで来たんだ。で、さらに9時間バスに乗って帰るんだ。(びんぼー人は新幹線に乗れません)
彩音ちゃんがひとりで「春風のように」を歌っているときの、緑色のライトをまぶしく見つめた。
や、アクセント的に少しだけだけど、緑色のライトがまざっているの。
『Ever green』というタイトルに相応しく、清々しい、若々しい光。
ぎんいろと、みどりいろのひかり。
それが美しくて、清らかで、……そしてなんだか、かなしかった。せつなかった。
お別れなんだ。これが最後なんだ。……そんな思いがこみ上げてくる。美しければ美しいほど。
彩音ちゃんの笑顔が清らかで澄み切っているほど。
花園を卒業していく人たちは、みんなみんな透き通るほど輝くもんなあ。
彩音ちゃんは最後まで、キラキラに笑っていました。
涙をこぼしていたとしても、笑っている。
笑顔と、あのかわいい声とで、感謝と幸福の言葉を、あたたかい言葉を、何度も何度も繰り返していました。
この聖少女を、わざわざ泣かせるんだから、まっつめ……(笑)。
桜乃彩音ミュージック・サロン『Ever green』最終日。
……結局遠征しちゃいました、辛抱たまらなくて(笑)。
「過去の相手役と子猫ちゃんトーク」(そんなコーナー名はナイ)にて、まっつは『マラケシュ』で「遠野あすかに吹っ飛ばされたところに『大丈夫ですか』と声を掛けられ一目惚れ、結婚する役」を演じたと、そのあとの『パレルモ』でも「彩音に片思いの役」だったと語る。
大好きだったよ、ウラジミール@『マラケシュ』。女の子に簡単に吹っ飛ばされる軟弱な弁護士(笑)。そして、女の子に助け起こされ、かばわれてしまう軟弱な弁護士(笑)。
『パレルモ』のセンターパーツの八の字眉ヘタレまっつ@10代の少年(笑)も大好物だった……。
それもこれも、彩音ちゃんがとても可憐で美しいお嬢様だったからこそ。このお嬢様なら、この優男が惚れてもさもありなんというか。
そんな「過去の相手役」まっつが、ピアノ伴奏場面で「彩音のピアノでこんな風に歌うことはもうないんだと思うと……」胸にこみ上げるモノがあった系のことを言っていると、まっつを見つめて言葉を聞いていた彩音ちゃんが、泣き出した、らしい。
や、わたしには見えませんでした。彩音ちゃん、まっつを向き直って……つまり真横をカラダごと向いていたので、わたしの席から表情まで見えず。
しれっと語っていたまっつが、これまたしれっと、「大丈夫ですか?」と言い出したのよ、彩音ちゃんに向かって。
まっつがわざわざ指摘するから、彩音ちゃんさらに泣き笑いみたいになっちゃって……。
大丈夫ですかぢゃねえよ、このS男(笑)。
自分で泣かせといて「大丈夫ですか?」(ですます調)って!!
まっつ、いいキャラだ……。
そして彩音ちゃん、かわいー!
でもってまっつの「姫」呼び。まっつがあの声で、彩音ちゃんを「姫」って呼ぶんですよ。前観たときは「彩音姫」って呼んでたけど、今回は「姫」だった。
うっわーうっわーうっわー。
クールまっつのですます調+姫呼びですよ、これって、なんのプレイ? ハァハァ。
まっつ的には相当ニヤニヤしていて、たのしそーでした。や、基本はいつものクールまっつなんだけど、まっつ比でニヤニヤ。
一方だいもんくんは、いっぱいいっぱいみたいで、トークはさらに短く、ぐたぐたに(笑)。ナニ言ってるのかよくわかんなくなってました……(笑)。彩音ちゃんは受け身で聞いているだけだし、ニヤニヤまっつは助け船出してやらないしで。
いやあ、好きだなこのトリオのトーク(笑)。だいもんがんばれ。
客席も豪華で、ジェンヌ、元ジェンヌだらけ。タカホでもそうでしたが、美しい人たちがてんこ盛りで眼福。いちいち名前を挙げられないくらい、花組だけでなく他の組の人たちも、卒業生もいっぱい来てました。
あんだけ一同に生ジェンヌを見られる空間ってすげえや。
みんなきれいで美しくて可愛くてカッコイイんだけど、そのなかでも印象的だったのが。
宝ホでお見かけした、みとさんの凛とした美しさ。あーゆー大人の女性に憧れる。
で、この第一ホテルの客席にいた、みつるの格好良さ。……アレ、絶対女子ぢゃねええ。芸能人のオトコノコだよ! リアルにカッコ良すぎてびびった。
客席のあたたかい空気。「見守る」という言葉が相応しい。大きな手のひらが、舞台をそっと包み込むような感じなの。
もちろん手拍子・拍手でノリノリで、笑い声や歓声なんかも上がるんだけど。
愛情が、双方向性。
矢印が両方から伸びて、さらに暖色の光になっているみたい。
ココにいること自体が、気持ちいい。
ここ……客席。この、同じ空間。
絶対的な愛情と、「タカラヅカ」という共通言語を持った共同体、ゆえの閉鎖空間。
女神が抱きしめる歌惑星の上。
そして、歌声が響き合う。
音と音が関係しあい、揺らし、響く。
音楽とは、ひとと関わることなんだ。
空気が揺れて音となり耳に届くように、なにかしら関わり合って、歌は存在する。生まれる。
そんなことを、思った。
個人の歌もいいんだけど、やっぱ圧巻は、ハーモニー。
まっつ×だいもんの、「アランフェス」の波状効果。
トリオで歌う「アイガッチャ」のノリ、「Bye Bye Blackbird」のキュートさ。
そしてなんといっても、「ジュピター」。
宝ホでは聞こえていた歌詞が、すでにわからなくなった、わたしのなかで。
意味のある言語として変換できず、ただ「美しい音」として脳内に響く。
「声」の至福。その贅沢さに酔う。
この調和を聴くために、はるばる9時間もバスに乗って(笑)、東京まで来たんだ。で、さらに9時間バスに乗って帰るんだ。(びんぼー人は新幹線に乗れません)
彩音ちゃんがひとりで「春風のように」を歌っているときの、緑色のライトをまぶしく見つめた。
や、アクセント的に少しだけだけど、緑色のライトがまざっているの。
『Ever green』というタイトルに相応しく、清々しい、若々しい光。
ぎんいろと、みどりいろのひかり。
それが美しくて、清らかで、……そしてなんだか、かなしかった。せつなかった。
お別れなんだ。これが最後なんだ。……そんな思いがこみ上げてくる。美しければ美しいほど。
彩音ちゃんの笑顔が清らかで澄み切っているほど。
花園を卒業していく人たちは、みんなみんな透き通るほど輝くもんなあ。
彩音ちゃんは最後まで、キラキラに笑っていました。
涙をこぼしていたとしても、笑っている。
笑顔と、あのかわいい声とで、感謝と幸福の言葉を、あたたかい言葉を、何度も何度も繰り返していました。
この聖少女を、わざわざ泣かせるんだから、まっつめ……(笑)。
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