巨大な歴史の歯車の中で。
2010年8月4日 タカラヅカ 昔から、微妙なモノに惚れる。
ど真ん中ではなく、真ん中寄りの脇あたり。
少年マンガ好きだったんだか、いつも主人公には興味がなく、その仲間の地味な人だったり、敵チームの宿命のライバル、にもなれないあたりの人を好きになった。
マンガ好きのあと、ドラマ好きになり、かなりの数を見るよーになったが、いつだってわたしの好きなドラマは視聴率が振るわなかった。
おかげでビデオソフトが発売されなかったり。(『踊る大捜査線』だって、本放送当時は人気がなくてビデオが発売されなかったんだ)
狙っているわけじゃない。
わたしだって、勝ち馬に乗りたいさ。好きなモノを言って「なにソレ?」と言われるのが楽しいわけない。需要がないから市場に出回ることがなく、分母が広がらない、いつこのまま消えてもおかしくない……そんなのがいいわけない。
好きなモノに人気がない、大多数の人から認められない、興味を持たれない、そんな状態はちっともうれしくない。
みんなが知っていて、みんなが大好きで、世間から求められていて、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノのファンでありたいよ。
そんなわたしが今いちばん好きなマンガが、『我間乱』だ。
マンガ雑誌の発売日をこれほど楽しみにしていたことなんて、10代の頃以来じゃなかろーか。
毎週毎週わくわく読んで、「次はどうなるんだろう、早く水曜日にならないかなっ」と思う。出てくるキャラクタみんなが大好きで、新しく出るキャラまでみんな好きで(笑)、新キャラが出るたびいろんな意味でわくわくして(笑)、展開にドキドキして、彼らの闘いや生き様を素直に「かっこいい」と思う。
ついでにいろいろ萌える(笑)。
しかしこの『我間乱』ってどうなの。人気があるよーには、まったく思えないんだが。
少年マンガ市場はわたしなんか「巨大な歴史の歯車の中では無にも等しい」ってなもんで、自分から働きかけるなんてことはハナからあきらめている。わたしひとりがどんだけ好きでも面白いと思っても、売り上げや人気が変わるはずがない。
だから今までの人生で、「好き」を表現することなんかなかった。
や、パロディ同人誌作ってコミケで売ることはあってもだ、マンガの版元である出版社に「この作品がこんなに好きなの!」と意見を出すことは一度もなかったんだ。
わたしひとりがどうこう言っても、変わらないじゃん?と。
でもなんかこのままではイカンのかなと思って。
『我間乱』が大人気、出版社の愛と信頼を受けて自由にいくらでも描かせてもらえる看板作品、だとはとても思えなくて。
むしろ、いつ打ち切られてもおかしくないあたりの人気や売り上げしかないんじゃないかなと思って。
何ヶ月前からかな、読者アンケートを出すようにしている。
「面白かった作品を5つ上げて下さい」「その中から、一番面白かったモノを1つだけ上げて下さい」「今週号のマガジンを買った動機となる作品を1つだけ上げて下さい」……この3つの設問に、全部『我間乱』と答えている。
や、「面白かった作品」も最初は『我間乱』だけしか入力しなかったんだが、そしたら「最低3作は入力しろ」ってエラー出たから(笑)、仕方なくあと2作品は入力してるけど。
んで、「今週のマガジンの良かった点・悪かった点など」の意見を書くフリースペースに、「『我間乱』の増ページがうれしかった」とか、ちまちま書いて送信してるんですよ。涙ぐましく。
雑誌の読者アンケートなんて、友だちの作品が載ってるとき以外で出したことなかったのに!
ちまちまアンケート出して、コミックスを買って。
別に欲しくないけど、オリジナルグッズ・プレゼントにも応募するかな……応募数少なかったら「人気がない」と思われるかもしんないし。
好きなら、なにかしなきゃいけないんだろうなと思って。
好きだってこと、なくなってほしくないってこと、意思表示しておくべきなんだろうなって。
今まで「どーせわたしひとりがアンケート出したって、ナニも変わらない」って思い込んで、ナニもしたことなかったけど。
わたしの好きになるモノって、いつも微妙で、人気がなくて物語の途中で打ち切られるんだもの。
『我間乱』の他は、いつも『ベイビーステップ』と『課長令嬢』を入力、他は気が向いたらなにか入力(『A-BOUT!』も好きだ)、てなスタンスだっただけに、『課長令嬢』の終了が地味にショックだった……(笑)。
『ベイビーステップ』も地味なテニスマンガなんだが、最初から好きで「打ち切られませんように」と祈りながら読んでいた。や、『我間乱』の好き度とは次元がチガウにしろ。
『我間乱』と『ベイビーステップ』がこれからも続いていく週マガでありますように。(柏手&祈祷)
あ、もしも興味持って読んでくれる人がいたら、『我間乱』が俄然面白くなるのは3話からです、1・2話まで読んで途中で1巻を投げ出さないでね(笑)。絵もどんどんきれいになるから、女子でも読めるよ~~。特に真さんと直善さんはどんどん美人になるよ(笑)。
以前、『我間乱』の妄想配役をさらっと書いたけど、直善さん@まっつはどうかという気がしてきた……。
最近直善さん大変なことになってるけど、それにしても兄弟子公認+お姫様抱っこにはアゴが落ちたので……。あそこまでヒロイン化すると、まっつだと気恥ずかしい(笑)。こまったなあ。
善丸@ヲヅキで、真さん@かなめくんで見たいんだけどなあ。テルキタ、テルキタ! 天然ボケで美貌の剣士のかなめくん、その相方、ツッコミ担当で苦労性(笑)の善丸がヲヅキで。そしてこの流れだと、かなめくんがキムまっつを公認し、ヲヅキがまっつを姫抱っこすることになるのか……やはりまっつがミスマッチだな(笑)。でも我間@キムは譲れないし。
配役のポイントは同期。
てなことを書くのは、「『我間乱』打ち切られないよね、どきどき」と毎週思うのと、「まっつ、退団しないよね、どきどき」と思うのと共通しているというか。
大好き、失いたくない、と思う……でも、世間的に大人気とか会社が「ドル箱スターだ、大事にしよう」と思っている節も感じられないというか。
なんでこんな、微妙なあたりにばっか惚れるんだろう。もちろんいっそ、人気も実力もなくてすぐに消えてなくなる人や作品にははじめから惚れないもんよ。
わたしからすりゃ魅力も実力もあるんだが、世間一般のニーズど真ん中かというとそうとは思えない感じ……? そんなあたりに、わたしのツボがあるんだろう。
てゆーかそもそも、宝塚歌劇団なんてもんを大好きなあたり、微妙な趣味だよな。
劇団の名前だけは知っていても、実際に劇場で観たことがある人は少ないだろうし、みんなが大好きというわけでも、世間から求められているわけでも、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノではない、よな。
一部のコアな人にだけ愛されている文化だよな。
みんなが知っていて、みんなが大好きで、世間から求められていて、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノのファンでありたいよ。
タカラヅカの斜陽ぶりに危機感を持つ今日このごろ。いや、斜陽だと言い続けてずいぶん経つが、それにしても最近また顕著だなと。
好きだからちまちまと、チケットを買い続けているわけですが。
まっつの写真とかも、発売されるたびに買い求めているわけですが。
好きなんだよ、応援しているんだよ。
それを示すために。
「巨大な歴史の歯車の中では無にも等しい」って、わかっているけどさ。
ど真ん中ではなく、真ん中寄りの脇あたり。
少年マンガ好きだったんだか、いつも主人公には興味がなく、その仲間の地味な人だったり、敵チームの宿命のライバル、にもなれないあたりの人を好きになった。
マンガ好きのあと、ドラマ好きになり、かなりの数を見るよーになったが、いつだってわたしの好きなドラマは視聴率が振るわなかった。
おかげでビデオソフトが発売されなかったり。(『踊る大捜査線』だって、本放送当時は人気がなくてビデオが発売されなかったんだ)
狙っているわけじゃない。
わたしだって、勝ち馬に乗りたいさ。好きなモノを言って「なにソレ?」と言われるのが楽しいわけない。需要がないから市場に出回ることがなく、分母が広がらない、いつこのまま消えてもおかしくない……そんなのがいいわけない。
好きなモノに人気がない、大多数の人から認められない、興味を持たれない、そんな状態はちっともうれしくない。
みんなが知っていて、みんなが大好きで、世間から求められていて、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノのファンでありたいよ。
そんなわたしが今いちばん好きなマンガが、『我間乱』だ。
マンガ雑誌の発売日をこれほど楽しみにしていたことなんて、10代の頃以来じゃなかろーか。
毎週毎週わくわく読んで、「次はどうなるんだろう、早く水曜日にならないかなっ」と思う。出てくるキャラクタみんなが大好きで、新しく出るキャラまでみんな好きで(笑)、新キャラが出るたびいろんな意味でわくわくして(笑)、展開にドキドキして、彼らの闘いや生き様を素直に「かっこいい」と思う。
ついでにいろいろ萌える(笑)。
しかしこの『我間乱』ってどうなの。人気があるよーには、まったく思えないんだが。
少年マンガ市場はわたしなんか「巨大な歴史の歯車の中では無にも等しい」ってなもんで、自分から働きかけるなんてことはハナからあきらめている。わたしひとりがどんだけ好きでも面白いと思っても、売り上げや人気が変わるはずがない。
だから今までの人生で、「好き」を表現することなんかなかった。
や、パロディ同人誌作ってコミケで売ることはあってもだ、マンガの版元である出版社に「この作品がこんなに好きなの!」と意見を出すことは一度もなかったんだ。
わたしひとりがどうこう言っても、変わらないじゃん?と。
でもなんかこのままではイカンのかなと思って。
『我間乱』が大人気、出版社の愛と信頼を受けて自由にいくらでも描かせてもらえる看板作品、だとはとても思えなくて。
むしろ、いつ打ち切られてもおかしくないあたりの人気や売り上げしかないんじゃないかなと思って。
何ヶ月前からかな、読者アンケートを出すようにしている。
「面白かった作品を5つ上げて下さい」「その中から、一番面白かったモノを1つだけ上げて下さい」「今週号のマガジンを買った動機となる作品を1つだけ上げて下さい」……この3つの設問に、全部『我間乱』と答えている。
や、「面白かった作品」も最初は『我間乱』だけしか入力しなかったんだが、そしたら「最低3作は入力しろ」ってエラー出たから(笑)、仕方なくあと2作品は入力してるけど。
んで、「今週のマガジンの良かった点・悪かった点など」の意見を書くフリースペースに、「『我間乱』の増ページがうれしかった」とか、ちまちま書いて送信してるんですよ。涙ぐましく。
雑誌の読者アンケートなんて、友だちの作品が載ってるとき以外で出したことなかったのに!
ちまちまアンケート出して、コミックスを買って。
別に欲しくないけど、オリジナルグッズ・プレゼントにも応募するかな……応募数少なかったら「人気がない」と思われるかもしんないし。
好きなら、なにかしなきゃいけないんだろうなと思って。
好きだってこと、なくなってほしくないってこと、意思表示しておくべきなんだろうなって。
今まで「どーせわたしひとりがアンケート出したって、ナニも変わらない」って思い込んで、ナニもしたことなかったけど。
わたしの好きになるモノって、いつも微妙で、人気がなくて物語の途中で打ち切られるんだもの。
『我間乱』の他は、いつも『ベイビーステップ』と『課長令嬢』を入力、他は気が向いたらなにか入力(『A-BOUT!』も好きだ)、てなスタンスだっただけに、『課長令嬢』の終了が地味にショックだった……(笑)。
『ベイビーステップ』も地味なテニスマンガなんだが、最初から好きで「打ち切られませんように」と祈りながら読んでいた。や、『我間乱』の好き度とは次元がチガウにしろ。
『我間乱』と『ベイビーステップ』がこれからも続いていく週マガでありますように。(柏手&祈祷)
あ、もしも興味持って読んでくれる人がいたら、『我間乱』が俄然面白くなるのは3話からです、1・2話まで読んで途中で1巻を投げ出さないでね(笑)。絵もどんどんきれいになるから、女子でも読めるよ~~。特に真さんと直善さんはどんどん美人になるよ(笑)。
以前、『我間乱』の妄想配役をさらっと書いたけど、直善さん@まっつはどうかという気がしてきた……。
最近直善さん大変なことになってるけど、それにしても兄弟子公認+お姫様抱っこにはアゴが落ちたので……。あそこまでヒロイン化すると、まっつだと気恥ずかしい(笑)。こまったなあ。
善丸@ヲヅキで、真さん@かなめくんで見たいんだけどなあ。テルキタ、テルキタ! 天然ボケで美貌の剣士のかなめくん、その相方、ツッコミ担当で苦労性(笑)の善丸がヲヅキで。そしてこの流れだと、かなめくんがキムまっつを公認し、ヲヅキがまっつを姫抱っこすることになるのか……やはりまっつがミスマッチだな(笑)。でも我間@キムは譲れないし。
配役のポイントは同期。
てなことを書くのは、「『我間乱』打ち切られないよね、どきどき」と毎週思うのと、「まっつ、退団しないよね、どきどき」と思うのと共通しているというか。
大好き、失いたくない、と思う……でも、世間的に大人気とか会社が「ドル箱スターだ、大事にしよう」と思っている節も感じられないというか。
なんでこんな、微妙なあたりにばっか惚れるんだろう。もちろんいっそ、人気も実力もなくてすぐに消えてなくなる人や作品にははじめから惚れないもんよ。
わたしからすりゃ魅力も実力もあるんだが、世間一般のニーズど真ん中かというとそうとは思えない感じ……? そんなあたりに、わたしのツボがあるんだろう。
てゆーかそもそも、宝塚歌劇団なんてもんを大好きなあたり、微妙な趣味だよな。
劇団の名前だけは知っていても、実際に劇場で観たことがある人は少ないだろうし、みんなが大好きというわけでも、世間から求められているわけでも、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノではない、よな。
一部のコアな人にだけ愛されている文化だよな。
みんなが知っていて、みんなが大好きで、世間から求められていて、絶対になくならない、大人気だからいつでも供給され続ける、そーゆーモノのファンでありたいよ。
タカラヅカの斜陽ぶりに危機感を持つ今日このごろ。いや、斜陽だと言い続けてずいぶん経つが、それにしても最近また顕著だなと。
好きだからちまちまと、チケットを買い続けているわけですが。
まっつの写真とかも、発売されるたびに買い求めているわけですが。
好きなんだよ、応援しているんだよ。
それを示すために。
「巨大な歴史の歯車の中では無にも等しい」って、わかっているけどさ。
コメント