濃密、濃厚、発酵、発光。@“R”ising!!
2010年9月3日 タカラヅカ 蘭寿とむコンサート『“R”ising!!』。
とにかく濃密な「タカラヅカ・ショー」で。
バウという空間の贅沢さを堪能した。
バウでコンサートやることもそりゃーあるけど、今回いつもよりお金かかってたみたいで(笑)。や、現実にどうなのかは知らないけど、そう見えた。
だからセットも衣装も照明も外部振付家起用も含め、通常のバウ+東上公演より豪華に仕上がっているなーと。
バウだけにこれほどお金を掛けられるはずもなく、そーすると人見で平日3日間の興行を付けるとそんだけ利潤率がいいのかとうがってみたり(笑)。
そしてわたしが観たのはあくまでもバウホールという小さなハコなので、同じコトをあの人見という大きなハコでやって、同じように感じられるのかは謎。「いつもより豪華」に感じたセットだって、人見に置いたらちっぽけかもなー。
また、場所がバウだから、観客はおとなしく着席したまま、うちわもライトもなく通常のショーを観る感覚でいた。
が、これが人見になれば、立ち上がって踊るのもうちわもライトもアリぢゃね? と、思った。だって舞台、遠いもん。
着席したまま得られる舞台との一体感は、バウと人見ではまったくチガウと思う。
全部が全部スタンディングで騒げってんじゃなく、手振りとJ-POPあたりは無礼講にしてもいいんぢゃないかなー、人見では。
と、勝手に思った。
そして、そんな人見に行ってみたいなと、勝手に思った(笑)。
で、この小さなバウホールという空間で。
蘭寿とむというスターに、このバウというハコは小さすぎる。
近くで観られてすっごくお得だったけど、らんとむのスケールだとバウは狭いわ。
不景気の風吹き渡る世間とヅカの集客だの興行成績だのの話ではなくて、彼個人の「スター」としての大きさ。
バウの空気を掌握できることはわかっているので、もっと大きなハコでどのように彼が「スター」として君臨するのか興味がある。や、いずれ彼は大劇場の真ん中に立つ人だろうけどな。
バウと人見で、彼のスター力に酔ってみたいなあ、と心から思うよ。両方行ける人がうらやましい……。いやその、わたしにはお金がないので行けないのです……(笑)。贔屓組公演に通い倒した直後、贔屓組東宝公演前に金銭に余裕があるはずなく……。みんなびんぼーが悪いんや。
バウの濃密さ、には人数も関係していると思う。
19人って、多すぎね?!
今ざーっと最近のコンサート(オサコン、タカコン、かしコン、トドコン、あさコン)を確かめたんだけど、こんなすごい人数のコンサート、他にナイよ?(笑)
大抵13人(主演と共演者12人。タカコンは主演者が2人勘定なので合計14人)だ。
通常の1.5倍の人数投入。
しかも、バウ。
そりゃ濃いわ。お得だわ。
そう思うと、梅芸メインホール+人見を13人で構築したオサコンはすげえな……。他の人たちは大きくてもドラマシティ+人見だもの。
出演者人数が多い分、画面に奥行きがあり、派手になっている。
んで、人数が多いからといって、らんとむ以外がただの背景に終わる、なんてことはない。演出家的にも、この人数なら十分に掌握できるんだろう、みんなそれぞれ活躍している。
芝居なら2時間ひとつの話しかないから、主要人物は誰と誰、それ以外は脇、と出番も立ち位置も決められてしまうけれど、2時間ショーだから。場面場面で別物語だから。
場面ごとにヒロインは別の人だし、下級生たちの役割も変わるし。
らんとむだけでなく、出演者みんなたくさんの出番と見せ場があり、ベクトルがひとつに向いた濃密な舞台だ、キャストのファンならリピートして楽しめるはず。いいなあ、贔屓もこーゆー公演に出て欲しい……。
と考え、思い出した。
そーいやわたし、その昔、やっぱりこーゆー公演に脇として出ている現在のご贔屓にすこーんとオチたんだわ。あんときコンサートがなかったらオチてないんだわ……。大阪でリピートして、東京・人見まで追っかけてリピートしたわ……。オチているという自覚もないまま、アホみたいに通っては、ここでまっつまっつ書いてた。
そういう「力」があるんだよな。「スター」のコンサートには。他の出演者までガンガンに輝かせる。
水しぇんをはじめて認識したのは『MIKI in BUDOKAN』だし、みーちゃんをはじめて認識したのも『W-WING-』だったし。
フォーリンラブまでいかなくても、注目するきっかけになりやすい。
つーことで、らんとむさんだけでなく、他キャストに興味がある人もオススメですよ。
十ちー大がおいしいのは言うまでもなく。
いりすくんは色悪としての道も歩きはじめている人なので、色っぽいダークな二枚目も演じているし、いつものお笑いキャラも演じてます。今までも『BOXMAN』『ステラマリス』新公他で見せつけてくれていたけれど、この人が、ぼそり、と口を開くとなんでこんなにおかしいんだろう(笑)。
ちーちゃんはなにしろわたし、顔が好きなので、彼が盛大にイッちゃったカオで踊ってくれて、幸せです。佐助@『殉情』以降、わたしはどうも彼がキモチワルイようで、ますます好きです。
矛盾してるよーだけど、人間そーゆーことってあるでしょ? ただキレイきれいとか完璧とかじゃ、遠くから「いいわねー」って眺めてるだけだけど、なんか欠点とかムカつくとことか見つけちゃうと、ばぴゅーんとキモチが近くなるっていうか。
それがちーちゃんに関しては「キモチワルイ」ってことで、彼があの長い顔で自己愛に脳内麻薬出ている感じでちょっと残念な下半身を強調して踊っていたりすると、ムラムラくるんですよ。うわーやっば好きだやべー!てな。
大ちゃんが女装する、ってのは前から聞いていたし、いろいろと技術がアレな大ちゃんには無理に踊ったり歌わせたりせず、美貌を利用して飾っておくのはいいアイディアだ、と仲間内でもささやかれていたわけですが。
女装って、アレかよ?!(笑)
てっきり、マジな女装だと思った、とびきり美形の大ちゃんだから、本気で美女でヒロインやるのかと。
お笑い女装ばかりでした……(笑)。
女装(盛り髪バッチリ!)大ちゃんと、ちーちゃん(男。アイドル・笑)のダンスなんか、どーしてくれようかとゆー、腹筋への挑戦。
んで、男役としても大ちゃんはほら、すごい勢いで踊り、キザってくれる人なので。
盛りだくさんで濃密な『“R”ising!!』、終了後のわたしの心と瞼に残ったモノは、らんとむさんの恥ずかしいソングでうっかり泣いちゃったことと、大ちゃんのどや顔と、いちくんの股間でした。
大ちゃんが目の前のことがとても多かったの、座席的に。で、彼が鼻の穴ふくらませてどや顔で踊るのよ。目が離せないのよ。大ちゃんに釘付けになっているとき、ふと気配感じて真横見たら蘭寿さんがいて、あわててハイタッチしてもらった……ああああぶないっ、大ちゃんガン見しててらんとむ客席降り気付いてなかったっっ。
んで、やはり座席的に女装いちくん、「パイナップルのよーなゴージャスビューティー」ないちくんが、目の前に来ることが多くて。座席の高さの関係で、なんか目の前が彼のハイレグの股間で。
い、いろいろと衝撃的でした……(笑)。
(ちなみに、今こあらったさんには地味にいちくんブームが来ています)
とにかく濃密な「タカラヅカ・ショー」で。
バウという空間の贅沢さを堪能した。
バウでコンサートやることもそりゃーあるけど、今回いつもよりお金かかってたみたいで(笑)。や、現実にどうなのかは知らないけど、そう見えた。
だからセットも衣装も照明も外部振付家起用も含め、通常のバウ+東上公演より豪華に仕上がっているなーと。
バウだけにこれほどお金を掛けられるはずもなく、そーすると人見で平日3日間の興行を付けるとそんだけ利潤率がいいのかとうがってみたり(笑)。
そしてわたしが観たのはあくまでもバウホールという小さなハコなので、同じコトをあの人見という大きなハコでやって、同じように感じられるのかは謎。「いつもより豪華」に感じたセットだって、人見に置いたらちっぽけかもなー。
また、場所がバウだから、観客はおとなしく着席したまま、うちわもライトもなく通常のショーを観る感覚でいた。
が、これが人見になれば、立ち上がって踊るのもうちわもライトもアリぢゃね? と、思った。だって舞台、遠いもん。
着席したまま得られる舞台との一体感は、バウと人見ではまったくチガウと思う。
全部が全部スタンディングで騒げってんじゃなく、手振りとJ-POPあたりは無礼講にしてもいいんぢゃないかなー、人見では。
と、勝手に思った。
そして、そんな人見に行ってみたいなと、勝手に思った(笑)。
で、この小さなバウホールという空間で。
蘭寿とむというスターに、このバウというハコは小さすぎる。
近くで観られてすっごくお得だったけど、らんとむのスケールだとバウは狭いわ。
不景気の風吹き渡る世間とヅカの集客だの興行成績だのの話ではなくて、彼個人の「スター」としての大きさ。
バウの空気を掌握できることはわかっているので、もっと大きなハコでどのように彼が「スター」として君臨するのか興味がある。や、いずれ彼は大劇場の真ん中に立つ人だろうけどな。
バウと人見で、彼のスター力に酔ってみたいなあ、と心から思うよ。両方行ける人がうらやましい……。いやその、わたしにはお金がないので行けないのです……(笑)。贔屓組公演に通い倒した直後、贔屓組東宝公演前に金銭に余裕があるはずなく……。みんなびんぼーが悪いんや。
バウの濃密さ、には人数も関係していると思う。
19人って、多すぎね?!
今ざーっと最近のコンサート(オサコン、タカコン、かしコン、トドコン、あさコン)を確かめたんだけど、こんなすごい人数のコンサート、他にナイよ?(笑)
大抵13人(主演と共演者12人。タカコンは主演者が2人勘定なので合計14人)だ。
通常の1.5倍の人数投入。
しかも、バウ。
そりゃ濃いわ。お得だわ。
そう思うと、梅芸メインホール+人見を13人で構築したオサコンはすげえな……。他の人たちは大きくてもドラマシティ+人見だもの。
出演者人数が多い分、画面に奥行きがあり、派手になっている。
んで、人数が多いからといって、らんとむ以外がただの背景に終わる、なんてことはない。演出家的にも、この人数なら十分に掌握できるんだろう、みんなそれぞれ活躍している。
芝居なら2時間ひとつの話しかないから、主要人物は誰と誰、それ以外は脇、と出番も立ち位置も決められてしまうけれど、2時間ショーだから。場面場面で別物語だから。
場面ごとにヒロインは別の人だし、下級生たちの役割も変わるし。
らんとむだけでなく、出演者みんなたくさんの出番と見せ場があり、ベクトルがひとつに向いた濃密な舞台だ、キャストのファンならリピートして楽しめるはず。いいなあ、贔屓もこーゆー公演に出て欲しい……。
と考え、思い出した。
そーいやわたし、その昔、やっぱりこーゆー公演に脇として出ている現在のご贔屓にすこーんとオチたんだわ。あんときコンサートがなかったらオチてないんだわ……。大阪でリピートして、東京・人見まで追っかけてリピートしたわ……。オチているという自覚もないまま、アホみたいに通っては、ここでまっつまっつ書いてた。
そういう「力」があるんだよな。「スター」のコンサートには。他の出演者までガンガンに輝かせる。
水しぇんをはじめて認識したのは『MIKI in BUDOKAN』だし、みーちゃんをはじめて認識したのも『W-WING-』だったし。
フォーリンラブまでいかなくても、注目するきっかけになりやすい。
つーことで、らんとむさんだけでなく、他キャストに興味がある人もオススメですよ。
十ちー大がおいしいのは言うまでもなく。
いりすくんは色悪としての道も歩きはじめている人なので、色っぽいダークな二枚目も演じているし、いつものお笑いキャラも演じてます。今までも『BOXMAN』『ステラマリス』新公他で見せつけてくれていたけれど、この人が、ぼそり、と口を開くとなんでこんなにおかしいんだろう(笑)。
ちーちゃんはなにしろわたし、顔が好きなので、彼が盛大にイッちゃったカオで踊ってくれて、幸せです。佐助@『殉情』以降、わたしはどうも彼がキモチワルイようで、ますます好きです。
矛盾してるよーだけど、人間そーゆーことってあるでしょ? ただキレイきれいとか完璧とかじゃ、遠くから「いいわねー」って眺めてるだけだけど、なんか欠点とかムカつくとことか見つけちゃうと、ばぴゅーんとキモチが近くなるっていうか。
それがちーちゃんに関しては「キモチワルイ」ってことで、彼があの長い顔で自己愛に脳内麻薬出ている感じでちょっと残念な下半身を強調して踊っていたりすると、ムラムラくるんですよ。うわーやっば好きだやべー!てな。
大ちゃんが女装する、ってのは前から聞いていたし、いろいろと技術がアレな大ちゃんには無理に踊ったり歌わせたりせず、美貌を利用して飾っておくのはいいアイディアだ、と仲間内でもささやかれていたわけですが。
女装って、アレかよ?!(笑)
てっきり、マジな女装だと思った、とびきり美形の大ちゃんだから、本気で美女でヒロインやるのかと。
お笑い女装ばかりでした……(笑)。
女装(盛り髪バッチリ!)大ちゃんと、ちーちゃん(男。アイドル・笑)のダンスなんか、どーしてくれようかとゆー、腹筋への挑戦。
んで、男役としても大ちゃんはほら、すごい勢いで踊り、キザってくれる人なので。
盛りだくさんで濃密な『“R”ising!!』、終了後のわたしの心と瞼に残ったモノは、らんとむさんの恥ずかしいソングでうっかり泣いちゃったことと、大ちゃんのどや顔と、いちくんの股間でした。
大ちゃんが目の前のことがとても多かったの、座席的に。で、彼が鼻の穴ふくらませてどや顔で踊るのよ。目が離せないのよ。大ちゃんに釘付けになっているとき、ふと気配感じて真横見たら蘭寿さんがいて、あわててハイタッチしてもらった……ああああぶないっ、大ちゃんガン見しててらんとむ客席降り気付いてなかったっっ。
んで、やはり座席的に女装いちくん、「パイナップルのよーなゴージャスビューティー」ないちくんが、目の前に来ることが多くて。座席の高さの関係で、なんか目の前が彼のハイレグの股間で。
い、いろいろと衝撃的でした……(笑)。
(ちなみに、今こあらったさんには地味にいちくんブームが来ています)
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