アイドルに不可能はない。@ジプシー男爵
2010年9月25日 タカラヅカ オトカー@みりおくんの、かわいこちゃん勝負な役は、いっそすがすがしいです。
月組はW2番手ってことで行くんでしょうな、役替わりはないものの、まさみりは芝居『ジプシー男爵』で同等の扱い。
まさおがクールキャラを演じているので、みりおは正反対のヘタレかわいこちゃん。
いや、オトカーは原作にある役らしいから、考え方が逆、みりおがかわいこちゃんだから、まさおはクールになったか。
とにかく、アテ書きで適材適所なのがイイ。
ヘタレ男役を演じてなお、みりおくんの美貌に遜色はない。
むしろ、あんなにきれいな男の子が、三枚目を演じていることにギャップがあり、いいコントラストになっている。
そう、かっこわるい役を演じるには、ナニを置いてもまず美貌が必要なんだと思った。
このオトカー役を、美貌でない人が演じたら、ほんとにただのヘタレ三枚目になってしまうんだもの。
オイシイ役だし目立つ役だけど、三枚目ではダメなの、二枚目半か美形なのにコメディタッチ、という範疇で納めなければ。
脇の人ならそれでいいけど、将来タカラヅカを背負って立つスターさんならば、ヘタレを演じてなお美貌上等。
この作品が宙組公演で、もしもこの役がみっちゃんだったら、わたしは盛大に嘆いてたと思う。みっちゃんに三枚目をやらせるな、と。みっちゃんがヘタレおバカちゃんを演じたら、本気でヘタレ三枚目になる。なまじうまい人だからこそ、容赦なく脇役風になってしまう、と。
みっちゃんがほんとに脇を支える人になるなら、そーゆー役を与えるのもイイが、そうでないならやめてくれと思う。みっちゃんには、二枚目の役を! 彼が躊躇なく美しさを表現できる役を!
いや、みっちゃんが演じてもかわいいと思うが……やっぱりちょっとチガウんだ。ラルフ@『Paradise Prince』がかわいかったけれど、違っていたように。
それを思うと、みりおくんはどんな役が来ても安心だ。
タカラヅカの番手スターに来る役、である以上、情けない男の役でもヘタレでもコメディでも、彼の美貌は鉄板なので、ナニを演じても「スター」であることは揺るがない。
美貌、ってのは、すごい武器だと思う。
その上彼には、破綻ない実力もあるわけだからなー。
で、オトカーはかわいい。
ヘタレだけど善良で、一生懸命。夢見がちで要領悪いけれど、それでも素直に応援できる、したいと思える、気持ちのいい男の子。
かっこいいではなく、「かわいい」キャラで通しているところがイイ。
いきなり戦争へ行くのは唐突だけど、彼のキャラはブレていない。出てくるたびに別人な、あの人とは違って(笑)。
ただ、パリ@まさおと、オトカー@みりおは、役割をふたつに分けてしまった感がある。
それで後出しになるオトカーが割を食っている面はあるよな。
徴兵にしたって、パリが一説ぶったあとに同じことをしてもインパクト弱いし、凱旋にしてもパリ×ヴィオルカ@ちゃぴ、オトカー×アルゼナ@りっちーと2組のカップルになってしまって、本筋に絡むカップルのわりに、ハッピーエンドのカタルシスが弱い。
これは演出の問題だなあ。
まさみりはWキャスト、という癖がついてしまって、ついつい「パリ@みりおが見てみてぇ」とか思っちゃったけど、反対のオトカー@まさおは別に見たくない。
というのも、やっぱりヅカの男役は「二枚目でなんぼ」「大人でなんぼ」とわたしは思っているので、「三枚目」で「子ども」の役はほんとのところ、おいしくない。
普段二枚目や冷たい悪役しかやっていない人が、たまにやるならいいけれど、それまでふつーにいい人とか少年役をやってきたならば、またしてもやらんでもいい、と思ってしまう。
みっちゃんはパリはやってもいいけど、オトカーはやらんでよし!と思うのと同じことで。
一見派手でおいしく見えるけど、それほど完全においしい役でもないぞと思う、ある意味難しいぞとも思う……オトカー役って。
この役自体なら、ノリや勢いでおいしくこなせる類いの役だけど、「男役スター」としてこの1作だけでない、トータルな意味を考えるなら、ここで三枚目を演じてなお、まぎれもなく二枚目の真ん中向けスターであるということを、一見のお客さんにも示さなきゃならない、という意味で、難しい。うむ。
まさおも美貌の人だから、役が逆だとしてもキラキラ演じたと思うけど、あえてそんな難しい役を役替わりしてまでしなくていい、キミはパリでツンデレしてなよ、と思う。うむ。
てなわけで、オイシイけれど難しい役を、キラキラの美貌でやすやすを演じてしまった、みりおくんの美貌と実力に乾杯!!
彼のいちばんの武器である、少年っぽいかわいらしさで、ストレートに勝負。
あの美貌でエプロン付けて、ヘタレられたりしたら、かわいすぎてきゅんきゅんしますって(笑)。
しかし、つくづく美しい2番手だな……まさおとみりおって。
月組はW2番手ってことで行くんでしょうな、役替わりはないものの、まさみりは芝居『ジプシー男爵』で同等の扱い。
まさおがクールキャラを演じているので、みりおは正反対のヘタレかわいこちゃん。
いや、オトカーは原作にある役らしいから、考え方が逆、みりおがかわいこちゃんだから、まさおはクールになったか。
とにかく、アテ書きで適材適所なのがイイ。
ヘタレ男役を演じてなお、みりおくんの美貌に遜色はない。
むしろ、あんなにきれいな男の子が、三枚目を演じていることにギャップがあり、いいコントラストになっている。
そう、かっこわるい役を演じるには、ナニを置いてもまず美貌が必要なんだと思った。
このオトカー役を、美貌でない人が演じたら、ほんとにただのヘタレ三枚目になってしまうんだもの。
オイシイ役だし目立つ役だけど、三枚目ではダメなの、二枚目半か美形なのにコメディタッチ、という範疇で納めなければ。
脇の人ならそれでいいけど、将来タカラヅカを背負って立つスターさんならば、ヘタレを演じてなお美貌上等。
この作品が宙組公演で、もしもこの役がみっちゃんだったら、わたしは盛大に嘆いてたと思う。みっちゃんに三枚目をやらせるな、と。みっちゃんがヘタレおバカちゃんを演じたら、本気でヘタレ三枚目になる。なまじうまい人だからこそ、容赦なく脇役風になってしまう、と。
みっちゃんがほんとに脇を支える人になるなら、そーゆー役を与えるのもイイが、そうでないならやめてくれと思う。みっちゃんには、二枚目の役を! 彼が躊躇なく美しさを表現できる役を!
いや、みっちゃんが演じてもかわいいと思うが……やっぱりちょっとチガウんだ。ラルフ@『Paradise Prince』がかわいかったけれど、違っていたように。
それを思うと、みりおくんはどんな役が来ても安心だ。
タカラヅカの番手スターに来る役、である以上、情けない男の役でもヘタレでもコメディでも、彼の美貌は鉄板なので、ナニを演じても「スター」であることは揺るがない。
美貌、ってのは、すごい武器だと思う。
その上彼には、破綻ない実力もあるわけだからなー。
で、オトカーはかわいい。
ヘタレだけど善良で、一生懸命。夢見がちで要領悪いけれど、それでも素直に応援できる、したいと思える、気持ちのいい男の子。
かっこいいではなく、「かわいい」キャラで通しているところがイイ。
いきなり戦争へ行くのは唐突だけど、彼のキャラはブレていない。出てくるたびに別人な、あの人とは違って(笑)。
ただ、パリ@まさおと、オトカー@みりおは、役割をふたつに分けてしまった感がある。
それで後出しになるオトカーが割を食っている面はあるよな。
徴兵にしたって、パリが一説ぶったあとに同じことをしてもインパクト弱いし、凱旋にしてもパリ×ヴィオルカ@ちゃぴ、オトカー×アルゼナ@りっちーと2組のカップルになってしまって、本筋に絡むカップルのわりに、ハッピーエンドのカタルシスが弱い。
これは演出の問題だなあ。
まさみりはWキャスト、という癖がついてしまって、ついつい「パリ@みりおが見てみてぇ」とか思っちゃったけど、反対のオトカー@まさおは別に見たくない。
というのも、やっぱりヅカの男役は「二枚目でなんぼ」「大人でなんぼ」とわたしは思っているので、「三枚目」で「子ども」の役はほんとのところ、おいしくない。
普段二枚目や冷たい悪役しかやっていない人が、たまにやるならいいけれど、それまでふつーにいい人とか少年役をやってきたならば、またしてもやらんでもいい、と思ってしまう。
みっちゃんはパリはやってもいいけど、オトカーはやらんでよし!と思うのと同じことで。
一見派手でおいしく見えるけど、それほど完全においしい役でもないぞと思う、ある意味難しいぞとも思う……オトカー役って。
この役自体なら、ノリや勢いでおいしくこなせる類いの役だけど、「男役スター」としてこの1作だけでない、トータルな意味を考えるなら、ここで三枚目を演じてなお、まぎれもなく二枚目の真ん中向けスターであるということを、一見のお客さんにも示さなきゃならない、という意味で、難しい。うむ。
まさおも美貌の人だから、役が逆だとしてもキラキラ演じたと思うけど、あえてそんな難しい役を役替わりしてまでしなくていい、キミはパリでツンデレしてなよ、と思う。うむ。
てなわけで、オイシイけれど難しい役を、キラキラの美貌でやすやすを演じてしまった、みりおくんの美貌と実力に乾杯!!
彼のいちばんの武器である、少年っぽいかわいらしさで、ストレートに勝負。
あの美貌でエプロン付けて、ヘタレられたりしたら、かわいすぎてきゅんきゅんしますって(笑)。
しかし、つくづく美しい2番手だな……まさおとみりおって。
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