花組の、未涼亜希。@花組東宝千秋楽
2010年10月17日 タカラヅカ 観ている間は、どうということはなかったんだが。
周りが泣いているなか、自分的には「泣いた」うちに入らないくらい、ふつーに観劇していた。(書き方が微妙なのは、「泣いてない」わけではないため・笑)
だけど。
幕が完全に下り、繰り返されたカーテンコールの拍手も途絶え、みんながばらばらと席を立ちはじめ、外に向かって歩きはじめたときに、なんか、一気にキた。
終わった。
終わってしまった。
なんだろう。
悲しい、も多少はあるのかもしれないが、それだけではまったくなく、ただもお泣けて仕方なかった。
切ないのかな。
緊張の糸が切れた、そういうことなのかな。
ただ、まっつと花組の仲間たちを、舞台にあったあの空間を思って、泣いた。
☆
花組東宝公演『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』千秋楽。
ハバナが、無法地帯だった(笑)。
それまでは千秋楽だからってそれほど目立ったアドリブがあるわけではなく、いつものMR.YUの新聞くらいのもんだったんだけど。
ああそれと、エキサイター@まとぶ氏が、まっつにちゅってしてたけど。
退団者が胸にお花を付けていたり、拍手がとんでもなく大きく暖かかったりもしたんだけど。
それでも、やっぱりハバナ。
それも、ファヌン様光臨後から。
退団者へのライト、爆発的な拍手、それはもちろんなんだけど。
「生」への喜び、新世界、爆発的なエネルギーがはじける、総踊り部分にて。
まっつが、総攻撃されてまつ。
ちょ、みんな。
次々とまつださんめがけて襲いかかってますがな。
隙あらば抱きしめようと、肩組もうと、手を触れようと。
なかでもめおくんがいちばんすごかった……。舞台いちばん奥、目立たない、見えにくい位置だと判断? まっつの華奢な胴に腕回してえいやっと抱き寄せて……抱き上げようとした? 未遂に終わったが。
失敗したあとも、しばらく腕をはなさず、めおくんの大きなカラダ、長い腕に抱かれたままのまっつが……。や、ふたりとも大爆笑しているので、エロいムードのない野郎同士の抱擁ですが。
壮くんのスキンシップ度は高めだし、みつるとのハイタッチはタッチを超えてハグっぽいし、じゅりあもカラダごとぶつかってくるし。
まっつが、笑ってました。
ハイテンションに、口ぱかーっと開けて。
ハバナの最後のダンス位置では、とてもわかりやすい場所で、隣のみわっちががんがんまっつにぶつかってきてました。まっつも返してました。ふたりで、いちゃついてました。
このふたりの並びを、いったい何年見てきたことだろう。いったい何十回、何百回、見守ってきただろう。
「まっつ、最後泣くと思う?」
と、まっつメイトもそーでない人も、そんな話をしていました。
ジェンヌという商売は妖精さんであり続けること必須なので、総じて彼らは感動屋さん、節目節目に人前で泣き出すことがめずらしくない。
13年過ごしてきた組と別れる最後の日は、泣いても不思議はない。
だけど。
「泣くといいね」
「そーよね、泣くといいね」
まっつに関しては、みんな、もお(笑)。
「泣かない」という前提でしょう、その答え。
「泣くもんかっ、とがんばりながら、それでも泣いちゃうのがいいね」
どんだけツンデレ認定なの、まつださん。
実際、まっつは泣くことなく、花組最後の日の終幕を迎えました。
カーテン前での挨拶も、抜かりはなく。準備してきた台詞を流暢に語っていました。
隙を見せない人だ。見せたくない、人なんだろう。
素の声は、カテコでいきなりまとぶんに話を振られたときの、「はい?」という間の抜けた声だろう。
その直後、まとぶんと退団者の「愛してます」話の流れで、まっつも「花組を、愛しております」と言うんだけど、ものすごく芝居じみたイイ声。
男役声で、舞台声で、芝居がかってないと、言えないんだろう。「アイシテル」って。
いや、芝居がかってでも、「アイシテル」って言ったことに、驚きましたが。
でもって、気合いの入ったイイ声での「愛してます」は、内臓に響きましたが(笑)。
つか、まっつの愛の言葉、ナマで聞くのはぢめてぢゃね?
この人、舞台で恋愛する役、ほとんどやってないから。
「キミを海馬帝国のファーストレディに」とか、「私も彼を想っている」とか、ふつーでない愛の言葉しか聞いたことなかったから。
そのまんまの「愛してます」が、胸に直撃した。
まとぶさんは、カテコの前のトップスター挨拶時も、わざわざまっつに話振ってくれたり、ほんとに感謝です。NOW ONといい、ほんとにまっつのこと愛してくれてるんだなあ、とありがたくてならない。
まっつは終始笑っていて、ナニ気にテンションおかしかった。
最初に幕が下りたとき、まっつ、幕を追いかけたよね?
幕が下りるのに合わせて、自分も腰を折って体勢低くして、最後まで手を振ろうとしていた。
なにをやっているのか、幕の隙間から見える足が片足だけになっていたり……踊ってる?
えええ、まつださん?! なんなのその壮状態……ぢゃねえ、躁状態。
まっつが、閉まる幕を追いかけて手を振るなんて。
幕が下りること、客席と別れることを、惜しむなんて。
あの、まっつが。
その後、幕は何回が上がって。
まっつが幕を追ったのは最初の1回だけ。
だって、そのあとは、隣のめおくんがちょっかい出してきたから(笑)、それどころじゃない。
めおくんがあのでかいカラダで、まっつにタックルタックル。最初はされるがまま、でも次第に応えて、まっつもぶつかり返す。
ふたりでいちゃついているうちに、幕。
最後は反対側の隣の蘭ちゃんも巻き込んで、ぶつかりっこしていたな。
蘭ちゃんといえば、彼女の羽根とまっつが地味に戦っていたり、なんかかわいいモノを見られたぞ。
カテコが繰り返されると、こんなにかわいい姿を見られるんだなああ。
いや、今まではカテコがあっても、まっつはしれっと手を振るだけで変化のない人だったから、そんなことは考えたことなかった。日替わりだった『スカウト』のカテコ以来か、まっつがナニかやってるのって。
まとぶんは今回もまた、退団者のブーケを支えてあげていて。ちあきさんも花峰くんも、すごくきれいで。
舞台のみんながきれいで。
まとぶんの音頭で、「愛してます」と叫んで。笑って。ウケて。
盛り上がってわいわいざわざわ終わって。
終わって。
下りた幕、流れ出す客席の人々、その中を一緒になって歩きながら。
泣けて、仕方なかった。
花組が好き。花組にいた、まっつが好き。
これからもまっつを好きだけど、それは変わらないというか、毎回ヒートアップしていってるけど、それとは別に、花組が好きで花組のまっつが好き。
周りが泣いているなか、自分的には「泣いた」うちに入らないくらい、ふつーに観劇していた。(書き方が微妙なのは、「泣いてない」わけではないため・笑)
だけど。
幕が完全に下り、繰り返されたカーテンコールの拍手も途絶え、みんながばらばらと席を立ちはじめ、外に向かって歩きはじめたときに、なんか、一気にキた。
終わった。
終わってしまった。
なんだろう。
悲しい、も多少はあるのかもしれないが、それだけではまったくなく、ただもお泣けて仕方なかった。
切ないのかな。
緊張の糸が切れた、そういうことなのかな。
ただ、まっつと花組の仲間たちを、舞台にあったあの空間を思って、泣いた。
☆
花組東宝公演『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』千秋楽。
ハバナが、無法地帯だった(笑)。
それまでは千秋楽だからってそれほど目立ったアドリブがあるわけではなく、いつものMR.YUの新聞くらいのもんだったんだけど。
ああそれと、エキサイター@まとぶ氏が、まっつにちゅってしてたけど。
退団者が胸にお花を付けていたり、拍手がとんでもなく大きく暖かかったりもしたんだけど。
それでも、やっぱりハバナ。
それも、ファヌン様光臨後から。
退団者へのライト、爆発的な拍手、それはもちろんなんだけど。
「生」への喜び、新世界、爆発的なエネルギーがはじける、総踊り部分にて。
まっつが、総攻撃されてまつ。
ちょ、みんな。
次々とまつださんめがけて襲いかかってますがな。
隙あらば抱きしめようと、肩組もうと、手を触れようと。
なかでもめおくんがいちばんすごかった……。舞台いちばん奥、目立たない、見えにくい位置だと判断? まっつの華奢な胴に腕回してえいやっと抱き寄せて……抱き上げようとした? 未遂に終わったが。
失敗したあとも、しばらく腕をはなさず、めおくんの大きなカラダ、長い腕に抱かれたままのまっつが……。や、ふたりとも大爆笑しているので、エロいムードのない野郎同士の抱擁ですが。
壮くんのスキンシップ度は高めだし、みつるとのハイタッチはタッチを超えてハグっぽいし、じゅりあもカラダごとぶつかってくるし。
まっつが、笑ってました。
ハイテンションに、口ぱかーっと開けて。
ハバナの最後のダンス位置では、とてもわかりやすい場所で、隣のみわっちががんがんまっつにぶつかってきてました。まっつも返してました。ふたりで、いちゃついてました。
このふたりの並びを、いったい何年見てきたことだろう。いったい何十回、何百回、見守ってきただろう。
「まっつ、最後泣くと思う?」
と、まっつメイトもそーでない人も、そんな話をしていました。
ジェンヌという商売は妖精さんであり続けること必須なので、総じて彼らは感動屋さん、節目節目に人前で泣き出すことがめずらしくない。
13年過ごしてきた組と別れる最後の日は、泣いても不思議はない。
だけど。
「泣くといいね」
「そーよね、泣くといいね」
まっつに関しては、みんな、もお(笑)。
「泣かない」という前提でしょう、その答え。
「泣くもんかっ、とがんばりながら、それでも泣いちゃうのがいいね」
どんだけツンデレ認定なの、まつださん。
実際、まっつは泣くことなく、花組最後の日の終幕を迎えました。
カーテン前での挨拶も、抜かりはなく。準備してきた台詞を流暢に語っていました。
隙を見せない人だ。見せたくない、人なんだろう。
素の声は、カテコでいきなりまとぶんに話を振られたときの、「はい?」という間の抜けた声だろう。
その直後、まとぶんと退団者の「愛してます」話の流れで、まっつも「花組を、愛しております」と言うんだけど、ものすごく芝居じみたイイ声。
男役声で、舞台声で、芝居がかってないと、言えないんだろう。「アイシテル」って。
いや、芝居がかってでも、「アイシテル」って言ったことに、驚きましたが。
でもって、気合いの入ったイイ声での「愛してます」は、内臓に響きましたが(笑)。
つか、まっつの愛の言葉、ナマで聞くのはぢめてぢゃね?
この人、舞台で恋愛する役、ほとんどやってないから。
「キミを海馬帝国のファーストレディに」とか、「私も彼を想っている」とか、ふつーでない愛の言葉しか聞いたことなかったから。
そのまんまの「愛してます」が、胸に直撃した。
まとぶさんは、カテコの前のトップスター挨拶時も、わざわざまっつに話振ってくれたり、ほんとに感謝です。NOW ONといい、ほんとにまっつのこと愛してくれてるんだなあ、とありがたくてならない。
まっつは終始笑っていて、ナニ気にテンションおかしかった。
最初に幕が下りたとき、まっつ、幕を追いかけたよね?
幕が下りるのに合わせて、自分も腰を折って体勢低くして、最後まで手を振ろうとしていた。
なにをやっているのか、幕の隙間から見える足が片足だけになっていたり……踊ってる?
えええ、まつださん?! なんなのその壮状態……ぢゃねえ、躁状態。
まっつが、閉まる幕を追いかけて手を振るなんて。
幕が下りること、客席と別れることを、惜しむなんて。
あの、まっつが。
その後、幕は何回が上がって。
まっつが幕を追ったのは最初の1回だけ。
だって、そのあとは、隣のめおくんがちょっかい出してきたから(笑)、それどころじゃない。
めおくんがあのでかいカラダで、まっつにタックルタックル。最初はされるがまま、でも次第に応えて、まっつもぶつかり返す。
ふたりでいちゃついているうちに、幕。
最後は反対側の隣の蘭ちゃんも巻き込んで、ぶつかりっこしていたな。
蘭ちゃんといえば、彼女の羽根とまっつが地味に戦っていたり、なんかかわいいモノを見られたぞ。
カテコが繰り返されると、こんなにかわいい姿を見られるんだなああ。
いや、今まではカテコがあっても、まっつはしれっと手を振るだけで変化のない人だったから、そんなことは考えたことなかった。日替わりだった『スカウト』のカテコ以来か、まっつがナニかやってるのって。
まとぶんは今回もまた、退団者のブーケを支えてあげていて。ちあきさんも花峰くんも、すごくきれいで。
舞台のみんながきれいで。
まとぶんの音頭で、「愛してます」と叫んで。笑って。ウケて。
盛り上がってわいわいざわざわ終わって。
終わって。
下りた幕、流れ出す客席の人々、その中を一緒になって歩きながら。
泣けて、仕方なかった。
花組が好き。花組にいた、まっつが好き。
これからもまっつを好きだけど、それは変わらないというか、毎回ヒートアップしていってるけど、それとは別に、花組が好きで花組のまっつが好き。
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