ノートに14ページ・その5。@愛と青春の旅だち
2010年10月12日 タカラヅカ 星組公演を観終わって痛烈に思ったことは。
ベニーが3番手なんだ。とゆーことだった。
芝居だけ、ショーだけで扱いがイイ、ということはある。演出家の好みや癖、他生徒との兼ね合い、階段降りやパレードの位置。部分を見るのではなくそれらを総合して、一公演芝居もショーも観た上で……ほんとのとこ細かい事実やチェックポイント云々ではなく、直感として。
ベニーなんだ、と言う驚き。
いや、驚く必要はないだろう。ベニーは来年バウ主演が決まっているのだから、将来を嘱望された若手スターだ。
若い星組の3番手スターであっても、なんら不思議はない。
という、アタマでの理解と、目で実際に見るのとは、ちがっていて。
すずみんが、本格的に別格スターへ移行していくのだとゆーことがね……目の当たりにすると感慨深いなと。
思い返せばすずみんは、いつだって「スタァ!」だったわけで。
いろんなところがナチュラルに「スタァ!」な人で、こんなトップスターもアリだと、本気で思っていた時期がわたしにもありました。……や、そんな未来はないだろうとわかっていてなお「アリじゃん」と。
れおんがすずみんを追い越していったのは、わたし個人の想いや執着はあるにせよ納得のいくことだった。
なにしろれおんはタニちゃんに次ぐ扱いを受け続けてきた、特別な王子様だから、抜かされても仕方ないっちゅーか最初からそのつもりだったことがわかるから。
そして、しいちゃんと共に脇へシフトチェンジしたのちは、とりあえず3番手ポジにいるけれど、いずれ未来のスターに道を譲ることになるだろうと覚悟して見ていたさ。
別格3番手、つーのは、いずれトップになるべき正路線がやってくるまでの間、組を支え、守るスター。
別格スターに必要なのは、高い技術。それは素晴らしいダンスだとか歌唱力だとかゆー意味ではなく、男役としての見せ方、在り方。「女の子の男装」ではなく、「男役」としてのたしかな仕事ぶり。
それを見せつけながら、若者たちの手本になりながら、いずれ育つ正路線を待つ。
いつか来る世代交代……3番手は「組を支える」だけでなく、「将来のトップスター」が就くべきポジションである以上、いずれその位置を誰かに譲り渡す日がやってくる、れおんが上にのぼっていったように。
わかってはいたが……その相手が、よりによって、ベニーって。
……いや、ベニーがやだとゆーわけでは、まったくありません。
だがなにしろベニーなので。
長らく完璧な脇人生を送っていたベニー。
トウコちゃんのプレお披露目『ヘイズコード』で、「スター」として見せ場をもらって踊る、しいちゃん、すずみん、まひろ、……ちょっとはずれて水輝りょお、そんな顔ぶれだったのにね。
ベニーは完璧脇役で、柚長にくっついてるホスト(笑)役だったのにね。
すずみんがいずれ3番手でなくなることは、あるだろーとわかっていたけど、その相手がベニーだなんて、あの隅っこにいたいろいろと巧くない、あのホスト役だなんて。
すずみんが粗末に扱われることはそうそうないだろうし、これからもスタァとして活躍してくれるだろうけど、それにしても世代交代が見えて、衝撃的でした。
てゆーかそもそもベニーってすずみんの唯一の主演バウ『それでも船は行く』でモブやってたよねええ。抜擢もなんもなく、ほんっとにただのモブだったよねええ。
いやはや、がんばれベニー(笑)。
なまじその『それ船』からベニーをまったり眺めて来た者としては、彼のこの「ありえない」ジェンヌ人生の曲線の深さに驚くばかりです。路線外から、ヘアピンカープばりに曲がって、路線ど真ん中に躍り出てきたよなああ。
彼の存在はとってもミラクル、サクセス物語として非常にファンタジーなので、このまま開花してほしいっす。
頼むから、実力つけてくれ(笑)。
ともみんが安定してきたというか、彼的に居心地の良さそうなところにいるのかなって感じに見えたし、みやるりの美貌は相変わらず素敵だし、真風も前進しているし、星組の至宝どいちゃんもいるし、上級生もいい仕事しているし。
にしきさん退団は寂しいっちゅーか、ずっといてくれると思っていたので「いなくなる」ことが不思議な域だし、水輝りょおに至ってはもお……。
『フェット・アンペリアル』で、『ヘイズコード』で、どんだけ好きだったか……! ガチホモ演じさせたら類を見ない説得力という、すばらしい芸風!! てゆーか大野せんせは水輝りょおにナニを見ていたんだ、ホモしか演じさせないのか(笑)。
以来、大劇場ではあまり役に恵まれることなく去っていくのが寂しい。いやその、カゲソロとかで美声は聴かせてくれていたけれど。
『愛と青春の旅だち』では、なんか見せ場もらってたけど……ナニあの唐突な見せ場。いいけど、うれしいけど、今までそんな扱いの人ぢゃなかったのでびびる。
千秋楽はきっと歌ってくれるんだろうな、歌わせてもらえるんだろうな。
・そーいやイシダ、ミカエラ@『激情』ネタってナニよ。
・イシダせんせはやっぱりうまいと思うの。ベタな人情とか、日本人の泣かせツボとかを突くのが。
・ヅカより、演歌歌手主演の特別公演とかを作る方が、合う持ち味だと思うんだけどなあ。観客の対象年齢もしぼれるし。シモネタもOKだし。
・姫抱っこ! 姫抱っこ!
・ちえねね万歳。
……と、ここまで書き殴ったところで、ノートは唐突に終わっている(笑)。
その下の行から、突然『はじ愛』の感想がはじまってるわ……。
れおんくんのグッズ欲しいなあ。
(ぽつりとつぶやく)
ベニーが3番手なんだ。とゆーことだった。
芝居だけ、ショーだけで扱いがイイ、ということはある。演出家の好みや癖、他生徒との兼ね合い、階段降りやパレードの位置。部分を見るのではなくそれらを総合して、一公演芝居もショーも観た上で……ほんとのとこ細かい事実やチェックポイント云々ではなく、直感として。
ベニーなんだ、と言う驚き。
いや、驚く必要はないだろう。ベニーは来年バウ主演が決まっているのだから、将来を嘱望された若手スターだ。
若い星組の3番手スターであっても、なんら不思議はない。
という、アタマでの理解と、目で実際に見るのとは、ちがっていて。
すずみんが、本格的に別格スターへ移行していくのだとゆーことがね……目の当たりにすると感慨深いなと。
思い返せばすずみんは、いつだって「スタァ!」だったわけで。
いろんなところがナチュラルに「スタァ!」な人で、こんなトップスターもアリだと、本気で思っていた時期がわたしにもありました。……や、そんな未来はないだろうとわかっていてなお「アリじゃん」と。
れおんがすずみんを追い越していったのは、わたし個人の想いや執着はあるにせよ納得のいくことだった。
なにしろれおんはタニちゃんに次ぐ扱いを受け続けてきた、特別な王子様だから、抜かされても仕方ないっちゅーか最初からそのつもりだったことがわかるから。
そして、しいちゃんと共に脇へシフトチェンジしたのちは、とりあえず3番手ポジにいるけれど、いずれ未来のスターに道を譲ることになるだろうと覚悟して見ていたさ。
別格3番手、つーのは、いずれトップになるべき正路線がやってくるまでの間、組を支え、守るスター。
別格スターに必要なのは、高い技術。それは素晴らしいダンスだとか歌唱力だとかゆー意味ではなく、男役としての見せ方、在り方。「女の子の男装」ではなく、「男役」としてのたしかな仕事ぶり。
それを見せつけながら、若者たちの手本になりながら、いずれ育つ正路線を待つ。
いつか来る世代交代……3番手は「組を支える」だけでなく、「将来のトップスター」が就くべきポジションである以上、いずれその位置を誰かに譲り渡す日がやってくる、れおんが上にのぼっていったように。
わかってはいたが……その相手が、よりによって、ベニーって。
……いや、ベニーがやだとゆーわけでは、まったくありません。
だがなにしろベニーなので。
長らく完璧な脇人生を送っていたベニー。
トウコちゃんのプレお披露目『ヘイズコード』で、「スター」として見せ場をもらって踊る、しいちゃん、すずみん、まひろ、……ちょっとはずれて水輝りょお、そんな顔ぶれだったのにね。
ベニーは完璧脇役で、柚長にくっついてるホスト(笑)役だったのにね。
すずみんがいずれ3番手でなくなることは、あるだろーとわかっていたけど、その相手がベニーだなんて、あの隅っこにいたいろいろと巧くない、あのホスト役だなんて。
すずみんが粗末に扱われることはそうそうないだろうし、これからもスタァとして活躍してくれるだろうけど、それにしても世代交代が見えて、衝撃的でした。
てゆーかそもそもベニーってすずみんの唯一の主演バウ『それでも船は行く』でモブやってたよねええ。抜擢もなんもなく、ほんっとにただのモブだったよねええ。
いやはや、がんばれベニー(笑)。
なまじその『それ船』からベニーをまったり眺めて来た者としては、彼のこの「ありえない」ジェンヌ人生の曲線の深さに驚くばかりです。路線外から、ヘアピンカープばりに曲がって、路線ど真ん中に躍り出てきたよなああ。
彼の存在はとってもミラクル、サクセス物語として非常にファンタジーなので、このまま開花してほしいっす。
頼むから、実力つけてくれ(笑)。
ともみんが安定してきたというか、彼的に居心地の良さそうなところにいるのかなって感じに見えたし、みやるりの美貌は相変わらず素敵だし、真風も前進しているし、星組の至宝どいちゃんもいるし、上級生もいい仕事しているし。
にしきさん退団は寂しいっちゅーか、ずっといてくれると思っていたので「いなくなる」ことが不思議な域だし、水輝りょおに至ってはもお……。
『フェット・アンペリアル』で、『ヘイズコード』で、どんだけ好きだったか……! ガチホモ演じさせたら類を見ない説得力という、すばらしい芸風!! てゆーか大野せんせは水輝りょおにナニを見ていたんだ、ホモしか演じさせないのか(笑)。
以来、大劇場ではあまり役に恵まれることなく去っていくのが寂しい。いやその、カゲソロとかで美声は聴かせてくれていたけれど。
『愛と青春の旅だち』では、なんか見せ場もらってたけど……ナニあの唐突な見せ場。いいけど、うれしいけど、今までそんな扱いの人ぢゃなかったのでびびる。
千秋楽はきっと歌ってくれるんだろうな、歌わせてもらえるんだろうな。
・そーいやイシダ、ミカエラ@『激情』ネタってナニよ。
・イシダせんせはやっぱりうまいと思うの。ベタな人情とか、日本人の泣かせツボとかを突くのが。
・ヅカより、演歌歌手主演の特別公演とかを作る方が、合う持ち味だと思うんだけどなあ。観客の対象年齢もしぼれるし。シモネタもOKだし。
・姫抱っこ! 姫抱っこ!
・ちえねね万歳。
……と、ここまで書き殴ったところで、ノートは唐突に終わっている(笑)。
その下の行から、突然『はじ愛』の感想がはじまってるわ……。
れおんくんのグッズ欲しいなあ。
(ぽつりとつぶやく)
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