切なさと愛しさと、ツッコミと(笑)。@ラブ・シンフォニー
2010年11月13日 タカラヅカ やべえ、「運命の輪 C.H.A.R.I.O.T.」システム、マジハマる……ッ!!
……ということで、『タクティクスオウガ 運命の輪』が原因でほとんど寝てないんですが、よぼよぼと梅芸行ってきました。花組全国ツアー初日。
『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー』って、まとぶさんのトップお披露目プレ公演だったわけですよ。
退団発表後に、お披露目と同じ作品を見せられるのは、感傷的な人間にはけっこーキツイっす。
どうしても当時を振り返ってしまう。
「新生花組!」「これからはまとぶんがトップ、この面子が新しい花組を作るんだ!」とわくわく名古屋へ通った、あのキモチがありありと甦って。過度のオサファンだったから、オサ様のいない花組、オサ様のいない『ラブ・シンフォニー』に心ずきずきもしていたけれど、それとは別に、現在を受け入れ未来ごと愛した。あのときの、キモチ。
タカラジェンヌは等しく卒業するものだから、まとぶんの退団にもの申したいわけではなく、ただただ、切ない。
わたしの周囲の人たちは、芝居がはじまるなり大泣きスタート、もちろん笑うところは笑ってるんだけど、やっぱり基本泣いてる。……うん、ファンなら泣いても仕方ない、切なくて。
本公演→全ツではなく、本公演→中日ときてるから、その段階でキャストは減っているし、セットもしょぼくなっている。
やっぱ本拠地・本公演ならではだよな、地方ではセットがスケールダウンして残念だな……てな感覚を経験していただけに。
中日→全ツにはあまり違和感がないかなと思っていた、なんとなく。
いやいや、セットのしょぼさは半端ナイですな。
あのろくにセットのないマサツカ芝居すら、さらに地味な画面になっている。そっか、階段なくて、ベニヤ板のみなんだ……。
で、大劇場ですらいろいろ問題アリな、中村Bショーになるともお……(笑)。
初日初回は3階で観て、その画面のシンプルさに閉口した。
んで2回目は1階センター、まとぶさんにタッチしてもらえる席(笑)から観ると、ちゃんときれいだった。
中村B作品は、1階センターからしか、見られないってことを、しみじみ思い出しました、ええ。
見られない、または、見てられない。
劇場の限られた座席からしかきれいに見えない空間使いは、彼の特徴ですな。
あ、『ラブ・シンフォニー』というタイトルだけど、『ラブ・シンフォニーII』でした、中身。
主題歌は「♪胸によみがえる…」ではなく、「♪栄光の空に…」でした。スパニッシュも「アモーレ」でトップソロダンスではなく、「みんな一緒」バージョンだったし。
そして、マサツカ芝居では、キャスティングを大胆に変えて観劇意欲をかき立てておりましたが、中村Bショーはさすがですよ。
オープニング、「まっつがいなくなったところには、誰が入るのかしら」と思ったら。
空席になっていた。
中日では「まとぶ・壮・みわっち・まっつ・みつる・りせ」という顔ぶれだったけど、今回はそこからまっつ・りせが抜けてめおが加わった。-2+1だから空席は1、そこに誰が入るのかしらという意味。
トリオで登場のところはふたり、トップを真ん中に左右にふたりずつ計4人のところはひとりとふたりで計3人になってた。
それとか、スパニッシュのラストとか、ただ頭数が減っている。
あ……引き算なんだ……詰めないんだ……。
さすが「いつも同じ」「キャストに合わせてアレンジ無し」「上から順番1、2、3」の中村Bだ……。
誰かひとり、下から上げてあげればいいのに……。
大人数場面はもちろん人数調整して新しい顔ぶれになってるんだけど、番号のついた役割は、その融通のきかなさ、アレンジできなさに、おどろき、あきれ……ついにはウケた(笑)。さすがに中村B、裏切らない人だわ。
全ツは基本「板」モノばかりのセットだから、板製だったのであるだろうとタカをくくっていた、カードのドアを持っていけないんだ、ということに驚いたり。
ダーツ台がなくなっていて、どーすんだ?と気をもんだり(笑)。
や、まとぶさんが乗って登場、そのまま移動してきた台、絶対人力だよな中に人入ってるよな大道具さん乙と思って観ていたら、だいぶん経ってからスーツの下級生2名が出てきて、ナニゴトもなかったかのよーに群舞にまざり、あの中にふたりも入ってたのか、動きやすい格好のスタッフさんではなくメイクして体型補正して衣装着た男の子たちが! ヅカってすげえ! と、みょーなとこで感心する。
アレンジできない、番号通りに振るしかできない中村Bは、月組の『Rhapsodic Moon』でW2番手の扱いに苦労、新しく2番手の役を2つ作るのではなく、ひとつのポジションをふたりで分けるという手抜き……か、能力の限界なのか、しかできなかった。
そんな彼は、今回の花組のW4番手めおみつの扱いに、相当苦労した模様。
スパニッシュのまっつの役が、ふたつに分けられてる……。
トップと2番手と一緒にトリオで歌い踊るのがみつる、その後群舞を背後にソロで「Bamboreo」を歌うのがめお……。ひとりでやった役をふたりで、って、なんて中村Bな解決法。
でも地味にあきらが少人数口に入り込んでいる。つか、出番多くて大変そう。
最後の黒燕尾、抜けたまっつの代わりに階段に入ったのが王子って……?!と思っていたら、あとからその他大勢で加わったあきらの胸にマイクが。
ピックアップで踊るメンバーには入ってないのに、その直後の「壮印ラブ」……アレ、ナニこの素敵変換(笑)、「So in Love」歌唱には何故かあきらが混ざっているという、不思議な画面に。
ロケットボーイはルナ&あきら。
ぜんぜん違和感なくスター!なふたり。
あきらが若さや初々しさより大人っぽさや貫禄があるのはわかっていたとしても(笑)、ルナくんの美貌とさわやかな笑顔は「若手スター」としてロケットを牽引するに、なんの違和感もない。
中日のときの、あのいたたまれなさを思い出し、おかしいやら切ないやら(笑)。や、ちゃーのあの無理してる笑顔が大好きだったけど!!
『ラブ・シンフォニー』は無印もIIも繰り返し観たし、『Rhapsodic Moon』の記憶も新しいしで、つい中村B作品へのツッコミに終始してしまった(笑)。
いちお、デュエットダンスあたりだけ変えてみたり、気は遣っているんだよね、中村B。努力はしてるんだよね、中村B。限界がその辺だってだけで(笑)。
ふつーの感想は次回!
全ツ楽しいよー、まとぶん好きだーっ、花組大好きだー!!
『麗しのサブリナ』東宝楽以来の、ナマまっつも見れた、真横2往復してくれた、最初は帽子目深にかぶってたけど、残り3回は素顔大盤振る舞い、きれーきれーきれーうきゃー!
と、狂乱のまま終わる。
さあっ、オウガの続きやるんだー!
……ということで、『タクティクスオウガ 運命の輪』が原因でほとんど寝てないんですが、よぼよぼと梅芸行ってきました。花組全国ツアー初日。
『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー』って、まとぶさんのトップお披露目プレ公演だったわけですよ。
退団発表後に、お披露目と同じ作品を見せられるのは、感傷的な人間にはけっこーキツイっす。
どうしても当時を振り返ってしまう。
「新生花組!」「これからはまとぶんがトップ、この面子が新しい花組を作るんだ!」とわくわく名古屋へ通った、あのキモチがありありと甦って。過度のオサファンだったから、オサ様のいない花組、オサ様のいない『ラブ・シンフォニー』に心ずきずきもしていたけれど、それとは別に、現在を受け入れ未来ごと愛した。あのときの、キモチ。
タカラジェンヌは等しく卒業するものだから、まとぶんの退団にもの申したいわけではなく、ただただ、切ない。
わたしの周囲の人たちは、芝居がはじまるなり大泣きスタート、もちろん笑うところは笑ってるんだけど、やっぱり基本泣いてる。……うん、ファンなら泣いても仕方ない、切なくて。
本公演→全ツではなく、本公演→中日ときてるから、その段階でキャストは減っているし、セットもしょぼくなっている。
やっぱ本拠地・本公演ならではだよな、地方ではセットがスケールダウンして残念だな……てな感覚を経験していただけに。
中日→全ツにはあまり違和感がないかなと思っていた、なんとなく。
いやいや、セットのしょぼさは半端ナイですな。
あのろくにセットのないマサツカ芝居すら、さらに地味な画面になっている。そっか、階段なくて、ベニヤ板のみなんだ……。
で、大劇場ですらいろいろ問題アリな、中村Bショーになるともお……(笑)。
初日初回は3階で観て、その画面のシンプルさに閉口した。
んで2回目は1階センター、まとぶさんにタッチしてもらえる席(笑)から観ると、ちゃんときれいだった。
中村B作品は、1階センターからしか、見られないってことを、しみじみ思い出しました、ええ。
見られない、または、見てられない。
劇場の限られた座席からしかきれいに見えない空間使いは、彼の特徴ですな。
あ、『ラブ・シンフォニー』というタイトルだけど、『ラブ・シンフォニーII』でした、中身。
主題歌は「♪胸によみがえる…」ではなく、「♪栄光の空に…」でした。スパニッシュも「アモーレ」でトップソロダンスではなく、「みんな一緒」バージョンだったし。
そして、マサツカ芝居では、キャスティングを大胆に変えて観劇意欲をかき立てておりましたが、中村Bショーはさすがですよ。
オープニング、「まっつがいなくなったところには、誰が入るのかしら」と思ったら。
空席になっていた。
中日では「まとぶ・壮・みわっち・まっつ・みつる・りせ」という顔ぶれだったけど、今回はそこからまっつ・りせが抜けてめおが加わった。-2+1だから空席は1、そこに誰が入るのかしらという意味。
トリオで登場のところはふたり、トップを真ん中に左右にふたりずつ計4人のところはひとりとふたりで計3人になってた。
それとか、スパニッシュのラストとか、ただ頭数が減っている。
あ……引き算なんだ……詰めないんだ……。
さすが「いつも同じ」「キャストに合わせてアレンジ無し」「上から順番1、2、3」の中村Bだ……。
誰かひとり、下から上げてあげればいいのに……。
大人数場面はもちろん人数調整して新しい顔ぶれになってるんだけど、番号のついた役割は、その融通のきかなさ、アレンジできなさに、おどろき、あきれ……ついにはウケた(笑)。さすがに中村B、裏切らない人だわ。
全ツは基本「板」モノばかりのセットだから、板製だったのであるだろうとタカをくくっていた、カードのドアを持っていけないんだ、ということに驚いたり。
ダーツ台がなくなっていて、どーすんだ?と気をもんだり(笑)。
や、まとぶさんが乗って登場、そのまま移動してきた台、絶対人力だよな中に人入ってるよな大道具さん乙と思って観ていたら、だいぶん経ってからスーツの下級生2名が出てきて、ナニゴトもなかったかのよーに群舞にまざり、あの中にふたりも入ってたのか、動きやすい格好のスタッフさんではなくメイクして体型補正して衣装着た男の子たちが! ヅカってすげえ! と、みょーなとこで感心する。
アレンジできない、番号通りに振るしかできない中村Bは、月組の『Rhapsodic Moon』でW2番手の扱いに苦労、新しく2番手の役を2つ作るのではなく、ひとつのポジションをふたりで分けるという手抜き……か、能力の限界なのか、しかできなかった。
そんな彼は、今回の花組のW4番手めおみつの扱いに、相当苦労した模様。
スパニッシュのまっつの役が、ふたつに分けられてる……。
トップと2番手と一緒にトリオで歌い踊るのがみつる、その後群舞を背後にソロで「Bamboreo」を歌うのがめお……。ひとりでやった役をふたりで、って、なんて中村Bな解決法。
でも地味にあきらが少人数口に入り込んでいる。つか、出番多くて大変そう。
最後の黒燕尾、抜けたまっつの代わりに階段に入ったのが王子って……?!と思っていたら、あとからその他大勢で加わったあきらの胸にマイクが。
ピックアップで踊るメンバーには入ってないのに、その直後の「壮印ラブ」……アレ、ナニこの素敵変換(笑)、「So in Love」歌唱には何故かあきらが混ざっているという、不思議な画面に。
ロケットボーイはルナ&あきら。
ぜんぜん違和感なくスター!なふたり。
あきらが若さや初々しさより大人っぽさや貫禄があるのはわかっていたとしても(笑)、ルナくんの美貌とさわやかな笑顔は「若手スター」としてロケットを牽引するに、なんの違和感もない。
中日のときの、あのいたたまれなさを思い出し、おかしいやら切ないやら(笑)。や、ちゃーのあの無理してる笑顔が大好きだったけど!!
『ラブ・シンフォニー』は無印もIIも繰り返し観たし、『Rhapsodic Moon』の記憶も新しいしで、つい中村B作品へのツッコミに終始してしまった(笑)。
いちお、デュエットダンスあたりだけ変えてみたり、気は遣っているんだよね、中村B。努力はしてるんだよね、中村B。限界がその辺だってだけで(笑)。
ふつーの感想は次回!
全ツ楽しいよー、まとぶん好きだーっ、花組大好きだー!!
『麗しのサブリナ』東宝楽以来の、ナマまっつも見れた、真横2往復してくれた、最初は帽子目深にかぶってたけど、残り3回は素顔大盤振る舞い、きれーきれーきれーうきゃー!
と、狂乱のまま終わる。
さあっ、オウガの続きやるんだー!
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