ワイルドで行こう。@1万人の第九
2010年12月5日 その他 『タクティクスオウガ』も忙しいし、『モンスターハンターポータブル3rd』も忙しい……だけど本日は、『サントリー1万人の第九 ~歌のある星へ~』の日でした。
今年のゲストは平原綾香。
今までのゲストの中で最大の、4曲披露っす。うち1曲は、もちろん「Jupiter」です。
リハーサル、ゲネプロ、本番と、その歌声を堪能しました。
すばらしい歌声だし、美人だし。本日の赤い豪華ドレスより、前日の白のロングシャツにジレ、緩く結んだ細めのタイ、ジーンズにニーハイブーツ姿の方が素敵だと思った。結い上げ着飾らなくても、きれーだなーと。
歌声も、リハからすでに安定だし。
で、わたしたち1万人の第九合唱団に対して要望も出してくるし、このコンサートに「関わろう」「一緒に創ろう」としてくれている姿勢がまた素敵。
「一緒に歌ってください」「参加してください」……あーやは簡単に言うけど、わたしたち合唱団の「思い通りにならなさ具合」を知っている佐渡せんせはとまどい顔。
「決めるのはやめよう。自由ってことで」「歌いたかったら歌ってヨシ、踊りたかったら踊ってヨシ」……うん、なまじ決めると、1万人全員がその決めた通りに「できる」よーになるまで、練習しなきゃいけなくなるから。そして、1万人全員にそんだけの練習をさせる時間は、すでにナイから。
なるようになれ。それも「ライヴ」ってもんじゃん?と。
つーことで、なるようになれ。
23日のテレビ放送でどこまで流れるかわかんないけど、マイクが音拾ってるかどうかもわかんないけど、あーやの「JOYFUL, JOYFUL」で1万人の合唱団が総立ちで揺れながら声出したりしてるのは、ヤラセぢゃないです、もともとの台本にはありません(笑)。
還暦あたりの人たちが主な年齢層であるにも関わらず、一緒になってラップで歌い踊ってます。
「ベートーヴェンもだけど、ラップ歌うの、生まれてはじめての人がいっぱいいると思うよ」……佐渡せんせもしみじみ。
白髪のおばーちゃんも揺れながら手を打ち鳴らし、「ゆのーみー!」って叫んでるもの。(注・you know me)
ベートーヴェン歌いに来て、「ゆのーみー!」はナイよな……びっくりだよなー(笑)。
観客が着席したままおとなしく聴いているのに、1万人の合唱団は総立ちで手拍子入れてるんで、そーゆー演出かと思われたかもしれませんが、わたしらが練習したのは「Jupiter」のコーラスだけです。
佐渡せんせが「自由でヨシ」と投げた……ゲフンゲフン、自主性に任せた立ち上がるタイミングも、ほんとに決まってないんで、リハよりゲネ、ゲネより本番と、みんな立つのが早くなってる。実際本番は「早っ、もう立つのかよ?!」と思った(笑)。みんなテンション上がりすぎ。
間奏の「第九」のフレーズは、みんなてきとーにハミングしたりなんだりしてるし。ははは、フリーダム。
にしても、どうしようもないね。
「Jupiter」というとわたしの中では彩音・まっつ・だいもんの三重唱だし、「JOYFUL, JOYFUL」ではコム姫率いる雪組が脳内再生されてしまうのですよ。
そして、平原綾香が素晴らしい歌手だということとはまったく別次元に、寿美礼サマが恋しくなるのですよ。女性シンガーの歌声をしみじみ聴くと、わたしの「オサ様スキー」スイッチが入るみたい。
寿美礼サマに会いたいなあ。あの歌声を聴きたいなああ。
わたしにとって、春野寿美礼は永遠のディーヴァなのですよ。
今年のテーマは「ワイルド」だそうです、佐渡せんせ曰く。
それは乱暴になることとか暴力をふるうことではなく、人間として、イキモノとしての本来の力、愛ややさしさ強さを取り戻すことだかとなんとか。プログラム買ってないんで、よくわかりません(笑)。
ひとの持つ「野生」がやさしさなら、愛なら、素敵だと思う。だから、信じたいと思う。
そんだけ。
わたしはここんとこずーっと『1万人の第九』にひとり参加。友だちのひとりもいないし、新しく出来ない……つか、作る気がない。
でも、なんの問題もない。
そのとき隣になった人と話す。「今日1日、よろしくお願いします」からはじまって、共に「歓喜」を歌い、「お疲れ様」「今日はありがとう」「また来年会いましょうね」で別れる。
一期一会。来年会える保証なんかナイ。
だけどみんな、再会を口にして、別れる。感謝と、希望を口にして、別れる。
「去年、テレビでこの『1万人の第九』を見て……自分が歌っているわけでもないのに、涙が出てきて」「あー、私もよお」……後ろの席の見知らぬおばさま方の会話。
「緊張する~~。ね、今練習していい?」「……て、ほんとに今歌い出すとは思わなかった」……ナニそのコントみたいな会話。
ナニがどうじゃないけど、愛しい。
いろんなことが。
それらが全部詰まって、一緒になって、それで「1万人の第九」が出来上がる。
ベートーヴェンは心底すげえと思い、1万人で、佐渡裕の指揮で「第九」を歌えることは心底楽しい、うれしいと思い、平原綾香の歌声を素晴らしいと思い。
終わったあともずっと音楽がある。
わたしのなかを、回っている。
で。
帰宅して改めて、まっつたちの「Jupiter」聴いちゃったけどね(笑)。
今年のゲストは平原綾香。
今までのゲストの中で最大の、4曲披露っす。うち1曲は、もちろん「Jupiter」です。
リハーサル、ゲネプロ、本番と、その歌声を堪能しました。
すばらしい歌声だし、美人だし。本日の赤い豪華ドレスより、前日の白のロングシャツにジレ、緩く結んだ細めのタイ、ジーンズにニーハイブーツ姿の方が素敵だと思った。結い上げ着飾らなくても、きれーだなーと。
歌声も、リハからすでに安定だし。
で、わたしたち1万人の第九合唱団に対して要望も出してくるし、このコンサートに「関わろう」「一緒に創ろう」としてくれている姿勢がまた素敵。
「一緒に歌ってください」「参加してください」……あーやは簡単に言うけど、わたしたち合唱団の「思い通りにならなさ具合」を知っている佐渡せんせはとまどい顔。
「決めるのはやめよう。自由ってことで」「歌いたかったら歌ってヨシ、踊りたかったら踊ってヨシ」……うん、なまじ決めると、1万人全員がその決めた通りに「できる」よーになるまで、練習しなきゃいけなくなるから。そして、1万人全員にそんだけの練習をさせる時間は、すでにナイから。
なるようになれ。それも「ライヴ」ってもんじゃん?と。
つーことで、なるようになれ。
23日のテレビ放送でどこまで流れるかわかんないけど、マイクが音拾ってるかどうかもわかんないけど、あーやの「JOYFUL, JOYFUL」で1万人の合唱団が総立ちで揺れながら声出したりしてるのは、ヤラセぢゃないです、もともとの台本にはありません(笑)。
還暦あたりの人たちが主な年齢層であるにも関わらず、一緒になってラップで歌い踊ってます。
「ベートーヴェンもだけど、ラップ歌うの、生まれてはじめての人がいっぱいいると思うよ」……佐渡せんせもしみじみ。
白髪のおばーちゃんも揺れながら手を打ち鳴らし、「ゆのーみー!」って叫んでるもの。(注・you know me)
ベートーヴェン歌いに来て、「ゆのーみー!」はナイよな……びっくりだよなー(笑)。
観客が着席したままおとなしく聴いているのに、1万人の合唱団は総立ちで手拍子入れてるんで、そーゆー演出かと思われたかもしれませんが、わたしらが練習したのは「Jupiter」のコーラスだけです。
佐渡せんせが「自由でヨシ」と投げた……ゲフンゲフン、自主性に任せた立ち上がるタイミングも、ほんとに決まってないんで、リハよりゲネ、ゲネより本番と、みんな立つのが早くなってる。実際本番は「早っ、もう立つのかよ?!」と思った(笑)。みんなテンション上がりすぎ。
間奏の「第九」のフレーズは、みんなてきとーにハミングしたりなんだりしてるし。ははは、フリーダム。
にしても、どうしようもないね。
「Jupiter」というとわたしの中では彩音・まっつ・だいもんの三重唱だし、「JOYFUL, JOYFUL」ではコム姫率いる雪組が脳内再生されてしまうのですよ。
そして、平原綾香が素晴らしい歌手だということとはまったく別次元に、寿美礼サマが恋しくなるのですよ。女性シンガーの歌声をしみじみ聴くと、わたしの「オサ様スキー」スイッチが入るみたい。
寿美礼サマに会いたいなあ。あの歌声を聴きたいなああ。
わたしにとって、春野寿美礼は永遠のディーヴァなのですよ。
今年のテーマは「ワイルド」だそうです、佐渡せんせ曰く。
それは乱暴になることとか暴力をふるうことではなく、人間として、イキモノとしての本来の力、愛ややさしさ強さを取り戻すことだかとなんとか。プログラム買ってないんで、よくわかりません(笑)。
ひとの持つ「野生」がやさしさなら、愛なら、素敵だと思う。だから、信じたいと思う。
そんだけ。
わたしはここんとこずーっと『1万人の第九』にひとり参加。友だちのひとりもいないし、新しく出来ない……つか、作る気がない。
でも、なんの問題もない。
そのとき隣になった人と話す。「今日1日、よろしくお願いします」からはじまって、共に「歓喜」を歌い、「お疲れ様」「今日はありがとう」「また来年会いましょうね」で別れる。
一期一会。来年会える保証なんかナイ。
だけどみんな、再会を口にして、別れる。感謝と、希望を口にして、別れる。
「去年、テレビでこの『1万人の第九』を見て……自分が歌っているわけでもないのに、涙が出てきて」「あー、私もよお」……後ろの席の見知らぬおばさま方の会話。
「緊張する~~。ね、今練習していい?」「……て、ほんとに今歌い出すとは思わなかった」……ナニそのコントみたいな会話。
ナニがどうじゃないけど、愛しい。
いろんなことが。
それらが全部詰まって、一緒になって、それで「1万人の第九」が出来上がる。
ベートーヴェンは心底すげえと思い、1万人で、佐渡裕の指揮で「第九」を歌えることは心底楽しい、うれしいと思い、平原綾香の歌声を素晴らしいと思い。
終わったあともずっと音楽がある。
わたしのなかを、回っている。
で。
帰宅して改めて、まっつたちの「Jupiter」聴いちゃったけどね(笑)。
コメント