「はじめて、まっつ見た。まっつって、素顔はきれいなんだ」

 ちょっと待てMyフレンド、その限定項な感想はナニゴト?

「なんで舞台ではメイクダウンしてるんだろう?」

 えええ。舞台顔ダメですか? 舞台もめちゃかっこいいと思ってますがっ。

 梅芸花組全ツ初日の夜公演。
 客席にはすでに雪組組子となったまつださんが来ていました。
 わたしは友人のキティちゃんと観劇後もお茶したりしていたわけですが。
 
 そこではじめて知った、まっつの舞台メイクってそんなに変なのか。
 そーいやBe-Puちゃんもさんざん「変な顔」呼ばわりしてたな。
 いや、Be-Puちゃんは素顔(スカステ)も変呼ばわりしていたぞっ。

 顔の美醜なんてほんと好みによるところが大きいもんなー。
 美形で通っているあの人とかこの人とか、どこがそれほど美形なのかマジでわかんなかったりするし。や、整っている場合はそうわかるけど、整うと美しいは厳密にイコールぢゃないよねええ。

 わたしはまっつの舞台顔も素顔も美しいと思います、ナマで見る限り。
 テレビでは微妙と思うことも多いので……はっ、テレビカメラという別人のフィルターを通して見るまつださんこそが、一般人の目に等しく映っているまつださんなのか? ナマで見るだけだと、わたしの「まっつ大好きフィルター」がかかって別人に補正されているっ?!(笑)

 まあなんにせよ。
 久しぶりにナマまっつを見られて幸福な日でした。
 つーことで、ナマまっつを自分の席から目だけでストーカー(笑)した記録。

 
 まっつは真っ黒髪ではなく自然な茶髪で、巻物付きのいつもの格好。や、いつもなんか知らないけど、勝手に「いつものまっつ」と思うような服装。
 最初に登場したときは帽子を目深にかぶっていて、鼻先から下しか見えなかったけど、そんだけ見えればまっつだとわかる人にはわかる。
 わたしの周囲も「まっつさん来た」とざわめいていた。……よかった、みんなにもわかるんだ、とナニその心配(笑)。

 ジェンヌは連れだって観劇することが多いけれど、まっつの周囲にはジェンヌらしき人はナシ。席の両側も年配女性だった。坐るときにあちこち挨拶していたから、あのへん関係者席なのかな。
 センターブロックの3列目だか4列目だかの、上手通路寄り。数字覚えるの苦手だから、細かいことは忘れた(笑)。ただ、わたしの席からよく見えた。小さな後ろアタマ。

 芝居の間は暗いし、こちらも芝居に見入っているのですっかり忘れていたが、ショーになれば客席前方は明るいためよく見える。
 特に『ラブ・シンフォニー』は客席降りや客席いじりがあるからなっ。

 いちばん派手にまっつがリアクションしていたのは、なんつってもオープニング直後の、まとぶさんのひとり歌場面。
 しばらくは舞台の上で歌い、次に上手側の客席階段に片足かけて、それからついに上手通路へ降りる。これがお約束の流れ。

 その、上手側の階段に脚をかけたまま、まとぶさんてばまっつ直撃して歌う歌う。

 「to you」でまっつ指さし。
 まっつ大ウケ。

 んで次に客席に降りて、まっつ横の通路に来て「素晴らしい時を、あなたに」の「あなた」でまっつ指さし。
 まっつ、顔の前で片手を振ってゼスチャー返してました。謙遜・恐縮しているようです、爆笑しながら(笑)。

 たのしそうだなあ。
 まっつもだけど、まとぶさんがすごくイイ顔していて。まっつに語りかける、茶目っ気たっぷりの、でも色男ぶったどや顔がなんとも言えず素敵。

 わたしはまだ正直なとこ、まっつがもう花組じゃないんだってのが、理解できていない。
 アタマではわかっているが、感覚では。
 だからこうして、まとぶんにまっつがいじられているのを見て、「ウチのトップさんがかまってくれている」と思ってしまう。
 花組を「ホーム」だと思ってしまう。

 前日から開始した『タクティクスオウガ』も、あたりまえのよーに花組だ。
 僧侶まっつ、いちか。魔剣士えりたん、じゅりあ。戦士みつる、ゆま。魔道士めお。射手みわっち。(ちなみに、みわっちは女性キャラ、あとのみんなは性別通り)
 自由度の高いゲームなので、キャラは自由に作れる、育てられる。総勢50人までOKとかゆーシステム(ストーリー上の固定キャラがいるため、オリジナルキャラだけで50人は無理だけど)。
 だからまずは花組メンバーで、各イメージに合わせた職業でキャラを作り、イメージ合う武器を持たせる。みつるは両手剣、ゆまちゃんは格闘系でナックル装備とか。
 初期はまだ使える職業が限られてるからかぶってるしキャラも少ないけど、ゲームが進むにつれ職業増えるし役割も必要になるので、他の花組メンバーも登場させ、それぞれ個性的に育てる予定。
 将来的にえりたんは魔獣使いに転職させてムチを持たせるのー♪とか。

 まだ雪組でのまっつを見ていないから、「もう花組じゃない」とわかっていても、ぴんと来ないんだ。

 客席が明るくなる「キンバラ」の客席降り、まっつの顔が横向いていることだけ遠く眺める。客席降りを見ているんだねえ。
 や、わたしもセンターブロック通路際だったりするので、横で歌い踊る人々を見るのに忙しいから、まっつどころぢゃないんだが(笑)。

 まっつは総じておとなしく観劇していた印象。客席のジェンヌさんに遭遇することはままあるが、盛り上がってイイ公演とかだったら、彼らはけっこーにぎやか(笑)だから。それに比べると、まっつはおとなしいなと。
 ふつーにマナーを守った観劇だった。

 幕間往復と終演後は、ふつーに人混みにまぎれて帽子ナシで歩いていた。
 ええ、友人に「素顔はきれい」と言わせるだけの、べっぴんさんぶりですよ!!(笑)
 ふつーにきれーなおねーさんで、男と間違える人もいないだろう。

 わたしはしぶとく席に残り、なかなか進まない流れにまぎれてゆっくり歩いてくるまっつを堪能しました。
 あああきれーだなー。しあわせだなー。
 
 こんな風にまっつをストーカー(笑)できることなんて、まずありえないし。
 客席でいろんなジェンヌに遭遇するが、まっつだけはほんっと会わないんだもの。花組メンバーがぞろりとそろっているときすら、まっつだけは見あたらない、なんてことが何度もあった。
 今後もきっと、そうそうない、会活動も入り出ギャラリーもしないわたしが、ナマまっつを見られる機会なんて。

 そんな飢餓感から、がっつり食いつきましたっ。

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