粗忽者と呼ばれた男・その1。@ロミオとジュリエット
2011年1月13日 タカラヅカ 粗忽者のベンヴォーリオと、女ったらしのマーキューシオ。
そう脚本にはあるけれど、逆じゃないのかなああ。
まずマーキューシオは女ったらしではないでしょー? アレは女の子にもちょっかいかけて喜んでるガキ。スカートめくりして喜ぶ類いの。
ベンヴォーリオの方がよっぽど女性経験豊富に見えるし、粗忽なのはどう考えてもマーキューシオでしょ、あのトラブルメーカー(笑)。
神父様の前ではベン様相当猫かぶってんだな、と思うと萌えですわ(笑)。
結局ベンヴォーリオ@まっつの歌声は朗々と響いていて、弱弱だったのはわたしが見たマボロシだったようです。
ファルセットもきれいに響き、オブリガートも迫力っす。歌い上げるときのカラダを弓なりにそらす姿も健在、「腹筋が割れてきたほどの歌声@まっつさん談」を堪能できます。
ちょっくらここで、『ロミオとジュリエット』のベン様のツボ語り……つーか、メモ。
オープニングのナレーションはベン様ではなく「まっつ」なので、ベン様ツボとは別……アレを「ベンヴォーリオ」としてやってくれたら萌え死ぬんだけど(この物語の語り部が、生き残ったベンヴォーリオってことになるっしょ?)、あえて個性を廃し「ナレーション」に徹している・ベンヴォーリオとは別人の声としている、とわたしは思った。
ベン様ではないが、もちんあのクレバーな声も大好きだ。
しかし小池せんせはまっつの声が大好きなんだろうな。(握手! わたしと同じねっ)
ベン様登場は1場から。
上手花道を通って、2個イチ扱いのマーキューシオ@ちぎくんと一緒。
あ、ベン様ウォッチは下手がお勧め!! 彼の重要な表情はすべて下手からでないと見えません(笑)。
ベン様の舌出しは大公閣下登場してすぐ、ティボルト@ヲヅキ相手に舞台中央でべーっとやります。めっちゃ冷え冷えした眼。
ヲヅキいいなあ、毎日あの顔見られて……。(やられる方はたまったもんぢゃなかろう)
ただ、タイミングなのか気分なのか、やらないときもあり。そのときはただガン付けるだけに留まる。
「え、ソレいつもじゃないですか?」と、返したまっつメイトにツボった……そう、無言のガン付けってまっつ的標準装備というか、ふつーにしててもそう見える人なのにって(笑)。
オープニングのベン様のクールぶりはすごいです。
キレキレのマーさんとのコントラスト。少年マンガ的キャラ造形。
下品に好戦的に威嚇しまくるマーさんと対照的に、ベン様は慇懃無礼。敵の大将登場に貴族的な礼をしてみたり。あちこちでこれみよがしな一礼をするのがベン様。
ベンヴォーリオとティボルトの関係が好き。
お互いなにかとちょっかい出しあってるとこが。
ベン様はマーさんと違って露骨にくってかかったりしない。舌出しのようにバカにした態度を取ったり、猛るティボルトを収めるよーにハグしたりする。
てゆーか、何故にハグ!!
ものすげー低温に投げやりに、ティボルトを抱きしめるベンヴォーリオ!!
や、もちろんティボは怒って突き飛ばすんだけど。
両家のトップ、キャピュレット卿@ヒロさんとモンタギュー卿@ナガさんが一発触発!って感じに身構えたとき、それぞれの大将を守るように背中に隠すよーにばっと前に出る、ティボルトとベンヴォーリオが好き。
闘うのは、このふたり。対峙するのはこのふたり。
両家を背負い、血を流す覚悟のあるふたり。
モンタギューのリーダーはベンヴォーリオとマーキューシオのふたりだけど、後先考えずに吠え続けるマーさんより、一歩引いたベン様の方がよりリーダーっぽく見える。こういう肝心なときにモンタギューを背負って立つのがベン様であるように。
マーキューシオはもっとフリーダム。ベンヴォーリオが背負っている責任感みたいなものが感じられない。だからこそ魅力があるわけだが。
そして、ティボルトに唾を吐きかけられるベン様の図に萌え、それに加え、ベンヴォーリオのために怒り狂うマーキューシオに萌え。
唾かけられたのベン様だってば、なのにベン様、自分では怒るヒマがないの、マーさんが激昂しちゃってくってかかるから、ソレを止めるのに必死で(笑)。
ベン様、頬をぬぐうヒマもろくにないのよ……マーさんが激しすぎて(笑)。
2場の両家夫人の歌「憎しみ」場面では、ライトが点かないうちから要チェック。
ベンヴォーリオとマーキューシオが、とにかくいちゃいちゃしている。子犬のようにじゃれあってる。
ここはアドリブOKなので、毎回チガウ。
ふたりの仲良しぶりがたまらん。かわいすぎる。体格が合っているって、こんなにかわいらしさを増大させるものなのか(笑)。
モンタギュー夫人@ゆめみちゃんへ、マーさんがベン様のアタマを押さえて挨拶をさせる……のはほぼデフォだが、やってないときもある。
この両手を広げた挨拶が、とてもベン様らしい。貴族的で、棘と愛嬌があって。
「憎しみ」の歌は両家夫人がそれぞれ歌い、相手のターンのときはライトが落ちてストップモーション。
自由にいちゃついているベンマーコンビもその瞬間、ぴたりと止まる。
静止が決まっているあたりでは激しい動きはしていないが、あるときちぎちゃんが腕をわりと上げているときにこの瞬間がやってきて……腕を肩より上げたまま、マーさん止まってた……大変だなちぎたさん……(笑)。
マーさんは「チャオ!」と退場、残されたベン様は階段を上がり、途中で止まって出番待ち。
壁にもたれて待っている姿が美しい。
初日前にマスコミに出た写真では「まっつ、やらかした?!」と心配した髪型だけど、実際の舞台ではすごーく映える、かっこいい。てゆーか初日はもっと「部分ヅラ載せてます」って感じだったのに、短期間でどんどんきれいになっていったので、手直し相当がんばったんじゃないかと。
白金の髪が頬に落ちる感じが実に美しい。
わざわざ上った階段を下りてくるところでモンタギュー夫人にとっつかまる。このへんがベン様。調子のいいマーさんは、こーゆーうざい状況を敏感に察して逃げる。
ロミオ@キムの居場所を聞かれ応える声と姿が……オープニングと別人。
あの危険なクールビューティ様はどこにっ?!状態の、道化喋り。
それがまた、イイ声で……。
ベン様はモンタギュー夫人に信頼されているんだと思う。ティボルトのことをキャピュレット夫人@かおりちゃんが「私のたったひとりの相談相手」と言っているが、むしろモンタギュー夫人とベンヴォーリオの関係っぽいなあ……キャピュレット夫人の場合、チガウ意味も混ざってるわけだし。
いずれロミオが当主となりモンタギューを率いる。そのときの右腕がベンヴォーリオなんだろう。モンタギュー夫人はそう考えていそうだ。
……たった2場書くだけで欄ひとつ?? 大丈夫か、書ききれるのか。
続く!
そう脚本にはあるけれど、逆じゃないのかなああ。
まずマーキューシオは女ったらしではないでしょー? アレは女の子にもちょっかいかけて喜んでるガキ。スカートめくりして喜ぶ類いの。
ベンヴォーリオの方がよっぽど女性経験豊富に見えるし、粗忽なのはどう考えてもマーキューシオでしょ、あのトラブルメーカー(笑)。
神父様の前ではベン様相当猫かぶってんだな、と思うと萌えですわ(笑)。
結局ベンヴォーリオ@まっつの歌声は朗々と響いていて、弱弱だったのはわたしが見たマボロシだったようです。
ファルセットもきれいに響き、オブリガートも迫力っす。歌い上げるときのカラダを弓なりにそらす姿も健在、「腹筋が割れてきたほどの歌声@まっつさん談」を堪能できます。
ちょっくらここで、『ロミオとジュリエット』のベン様のツボ語り……つーか、メモ。
オープニングのナレーションはベン様ではなく「まっつ」なので、ベン様ツボとは別……アレを「ベンヴォーリオ」としてやってくれたら萌え死ぬんだけど(この物語の語り部が、生き残ったベンヴォーリオってことになるっしょ?)、あえて個性を廃し「ナレーション」に徹している・ベンヴォーリオとは別人の声としている、とわたしは思った。
ベン様ではないが、もちんあのクレバーな声も大好きだ。
しかし小池せんせはまっつの声が大好きなんだろうな。(握手! わたしと同じねっ)
ベン様登場は1場から。
上手花道を通って、2個イチ扱いのマーキューシオ@ちぎくんと一緒。
あ、ベン様ウォッチは下手がお勧め!! 彼の重要な表情はすべて下手からでないと見えません(笑)。
ベン様の舌出しは大公閣下登場してすぐ、ティボルト@ヲヅキ相手に舞台中央でべーっとやります。めっちゃ冷え冷えした眼。
ヲヅキいいなあ、毎日あの顔見られて……。(やられる方はたまったもんぢゃなかろう)
ただ、タイミングなのか気分なのか、やらないときもあり。そのときはただガン付けるだけに留まる。
「え、ソレいつもじゃないですか?」と、返したまっつメイトにツボった……そう、無言のガン付けってまっつ的標準装備というか、ふつーにしててもそう見える人なのにって(笑)。
オープニングのベン様のクールぶりはすごいです。
キレキレのマーさんとのコントラスト。少年マンガ的キャラ造形。
下品に好戦的に威嚇しまくるマーさんと対照的に、ベン様は慇懃無礼。敵の大将登場に貴族的な礼をしてみたり。あちこちでこれみよがしな一礼をするのがベン様。
ベンヴォーリオとティボルトの関係が好き。
お互いなにかとちょっかい出しあってるとこが。
ベン様はマーさんと違って露骨にくってかかったりしない。舌出しのようにバカにした態度を取ったり、猛るティボルトを収めるよーにハグしたりする。
てゆーか、何故にハグ!!
ものすげー低温に投げやりに、ティボルトを抱きしめるベンヴォーリオ!!
や、もちろんティボは怒って突き飛ばすんだけど。
両家のトップ、キャピュレット卿@ヒロさんとモンタギュー卿@ナガさんが一発触発!って感じに身構えたとき、それぞれの大将を守るように背中に隠すよーにばっと前に出る、ティボルトとベンヴォーリオが好き。
闘うのは、このふたり。対峙するのはこのふたり。
両家を背負い、血を流す覚悟のあるふたり。
モンタギューのリーダーはベンヴォーリオとマーキューシオのふたりだけど、後先考えずに吠え続けるマーさんより、一歩引いたベン様の方がよりリーダーっぽく見える。こういう肝心なときにモンタギューを背負って立つのがベン様であるように。
マーキューシオはもっとフリーダム。ベンヴォーリオが背負っている責任感みたいなものが感じられない。だからこそ魅力があるわけだが。
そして、ティボルトに唾を吐きかけられるベン様の図に萌え、それに加え、ベンヴォーリオのために怒り狂うマーキューシオに萌え。
唾かけられたのベン様だってば、なのにベン様、自分では怒るヒマがないの、マーさんが激昂しちゃってくってかかるから、ソレを止めるのに必死で(笑)。
ベン様、頬をぬぐうヒマもろくにないのよ……マーさんが激しすぎて(笑)。
2場の両家夫人の歌「憎しみ」場面では、ライトが点かないうちから要チェック。
ベンヴォーリオとマーキューシオが、とにかくいちゃいちゃしている。子犬のようにじゃれあってる。
ここはアドリブOKなので、毎回チガウ。
ふたりの仲良しぶりがたまらん。かわいすぎる。体格が合っているって、こんなにかわいらしさを増大させるものなのか(笑)。
モンタギュー夫人@ゆめみちゃんへ、マーさんがベン様のアタマを押さえて挨拶をさせる……のはほぼデフォだが、やってないときもある。
この両手を広げた挨拶が、とてもベン様らしい。貴族的で、棘と愛嬌があって。
「憎しみ」の歌は両家夫人がそれぞれ歌い、相手のターンのときはライトが落ちてストップモーション。
自由にいちゃついているベンマーコンビもその瞬間、ぴたりと止まる。
静止が決まっているあたりでは激しい動きはしていないが、あるときちぎちゃんが腕をわりと上げているときにこの瞬間がやってきて……腕を肩より上げたまま、マーさん止まってた……大変だなちぎたさん……(笑)。
マーさんは「チャオ!」と退場、残されたベン様は階段を上がり、途中で止まって出番待ち。
壁にもたれて待っている姿が美しい。
初日前にマスコミに出た写真では「まっつ、やらかした?!」と心配した髪型だけど、実際の舞台ではすごーく映える、かっこいい。てゆーか初日はもっと「部分ヅラ載せてます」って感じだったのに、短期間でどんどんきれいになっていったので、手直し相当がんばったんじゃないかと。
白金の髪が頬に落ちる感じが実に美しい。
わざわざ上った階段を下りてくるところでモンタギュー夫人にとっつかまる。このへんがベン様。調子のいいマーさんは、こーゆーうざい状況を敏感に察して逃げる。
ロミオ@キムの居場所を聞かれ応える声と姿が……オープニングと別人。
あの危険なクールビューティ様はどこにっ?!状態の、道化喋り。
それがまた、イイ声で……。
ベン様はモンタギュー夫人に信頼されているんだと思う。ティボルトのことをキャピュレット夫人@かおりちゃんが「私のたったひとりの相談相手」と言っているが、むしろモンタギュー夫人とベンヴォーリオの関係っぽいなあ……キャピュレット夫人の場合、チガウ意味も混ざってるわけだし。
いずれロミオが当主となりモンタギューを率いる。そのときの右腕がベンヴォーリオなんだろう。モンタギュー夫人はそう考えていそうだ。
……たった2場書くだけで欄ひとつ?? 大丈夫か、書ききれるのか。
続く!
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