「なんかまっつ、カマっぽくなかった?」

 普段見かけるナマまっつは、きれーなおねいさん。男に見えることはまずない。
 だがしかし。

 ベンヴォーリオ役のため後ろ髪を束ねているまっつは……なんかみょーに中性的というか。
 女言葉で喋る美容師のおにーさんとか、そんなイメージのある姿でございました。

 「SNOW ドリームトーク&“BINGO”」参加後、ごはんしながら木ノ実さんと、「ショートヘアだと女性に見えるのに、ロングヘアだと男に見える、未涼亜希さんの謎」について語りました。

 終演の後のイベントなんで、出演者はみんな素顔です。
 ピンクのスカステTシャツを思い思いに着こなしての登場です。

 年末の『タカラヅカスペシャル2010』で後ろ髪の長さを心配されたまっつさん、そしてスカステの『NOW ON STAGE』でも後ろ髪が長かった記憶があるわけですが……舞台の上だけの部分かつらじゃなく、まっとーにエクステ付けてるんだ。そのために後ろ髪伸ばしてたのね。

 舞台のベン様と同じく、メッシュ入りの黒髪を後ろで結んでいる状態。

 そんなまつださんが……不思議だなあ。男子っぽい……。

 他のみなさんがきちんと脚を揃えて坐っているのに、まつださんひとりが椅子の脚を支える横棒に、片足を乗せているとゆー、オトコ坐りだったせいもあるのでしょうか。
 イベント用の脚の長い椅子だったんで、まっつひとり足が床に着かないのかと余計な心配しちゃったことはナイショですよっ?!
 や、ひとり個性的な坐り方だったんで、ツボってたんですがね(笑)。

 
 さて、5組共通して開催されたこのイベント。
 5組目にして初参加っす。
 前半日程を観劇している人の中から抽選で選ばれるわけですが、わたし的には十分通っていた花組でかすりもせず、前半だけで10回から観劇したこの雪組でも、もちろん当たるはずもなく。周囲にも「当たった人でいらないっつー人がいたら教えて、声かけて」と宣伝しまくっていたのに周囲も誰ひとり当選の声を聞かず。ほんとに当たってる人なんているのか、劇場に貼ってあるアタリ番号はサクラではなかろうかと疑いつつ(笑)。
 くじ運ナイですから。抽選と名の付くモノには、当たったためしがありません。
 掲示板でかろうじてGETしました。いやはや、執念(笑)。
 まっつメイトの木ノ実さんも同じよーに、掲示板でGETしていたので、インターネット様々です。おかげでふたり並んで観覧できました。

 レポではないです、わたしにレポ機能はないので、ただの感想、まっつ中心。

 当日はロビーに集合して、入場順を決める抽選。入場時にビンゴカードをもらう。ビンゴはコンピュータ式。用意されたノーパソをクリックするタイプ。
 45分間のイベントなんだけど、タイトル通りのビンゴははじまってすぐに開始、出演者が順番にパソコンをクリックして、ただもお淡々と進む。
 そして数分後には、ビンゴ終了。え?
 ビンゴの景品も、スカステで流れていた出演者の思い出の品でもなく、キャトルレーヴで売っているささやかすぎる品物だし。

 もちろん、当たりませんでしたとも。つかリーチすらしなかった(笑)。
 くじ運ナイですから。抽選と名の付くモノには、当たったためしがありません。
 
 ビンゴは理由付けというか、タイトルにナニか景気の良い単語を使いたかっただけだなとわかる。
 早い話がトークショーでした。

 出演者は、キムくん、ちぎくん、まっつ、ヲヅキ、みみちゃんと夢華さんという、5組中最多人数。プラス、雪組生全員(笑)。
 ステージは劇場内ロビーの階段踊り場、雪組生たちは2階の手すりに鈴なり。

 出演者にフリーに喋らせるのではなく、あらかじめ雪組生相手にアンケートを採り、その集計結果を使ってリアクションを見るトークだった。
 「音月桂の魅力とは?」「公演開始のアナウンスで、音月さんが発音に苦労していた名前は?」「6名をそれぞれ動物にたとえると?」「音月桂をスイーツにたとえると?」「雪組生が意外だと思った、未涼亜希が好きな動物は?」「雪組の魅力は?」だっけか、要所要所でクイズとして観客に2択問題。

 雪組生のアンケートっつーのが、記名式だったらしく、トンデモな答えをした人の名を司会者が発表したりするので、出演者以外の思いがけない人の一面が見えたり(笑)。

 まつださんは「黒ヒョウ」だそうです。
 票を集めた動物も、本人も周りも納得のいくものばかり……だったんだが、トンデモ票として、「ツチノコ」ってのがあり。

 「なんでっ?!」と、まつださんが本気で憮然としてました。書いたのはひーこちゃんだっけか、「まっつさんのことを、あまりまだよく知らないから」という理由付けでしたが。
 そーか? ほんとか? 本気でツチノコに似てると思って書いたんぢゃないの?(笑)
 わたしはなんとなく納得したんですが、「そっかあ、まっつがツチノコかあ、たしかに面影(?)あるわー」と。

 黒ヒョウっていうと、「TAKARAZUKA REVUE 2007」でまっつ自身が自分のことを黒ヒョウっとゆーてるんですよね。キムくんを「桂」呼びしていたあの本で。
 当時は「黒ヒョウだって(笑)」って感じだったのに、組替えってすごい、黒ヒョウがマジなイメージになってる!!

 クイズは思った通り、わたしはラスト1問で脱落。大抵わたし、最後まで残るんですよ、こーゆー勝ち抜き式のクイズやゲーム。そして、あと一歩で脱落。そんな人生です。

 まっつは隣の席のヲヅキさんと終始顔を寄せて、こそこそくすくすやってました。ナニその萌え構図!!
 行くのが「まっつから」ってのがいいなあ。ヲヅキさんはそりゃーもー真面目な人なので、すごーく気を遣ってマイク用意したり立ち位置考えたりしている様子でした。
 まっつはそんなヲヅキ氏の気配り緊張モードを知ってか知らずか、わりに大雑把というか、気取りナイ雰囲気で話しかけてる感じ。

 タイトルのビンゴでプレゼントされなかった思い出の品は、その後の抽選会でプレゼント。
 テレビでやっていたそれぞれの品(まっつだったら香水)だけだと思っていたら、もうひとつ「愛用品」というのがあったのね。
 出演者が持っているパネルの写真が、スカステで見たプレゼントとチガウなあ、と思っていたら、2種あったためだったのね。1枚のパネルの裏表にそれぞれ思い出の品と愛用品が印刷されていた。

 下級生から順に、パネルを見せて品物を紹介しつつ抽選するんだけど。
 後ろで待っているまっつが、2階の雪組っこたちに、自分のパネルを見せてなんか盛り上がっているのがかわいかった。
 まっつの愛用品は、『相棒』のパンダマグカップ。この写真を雪組生たちに見せていたらしい。

 ……ところで、ヲヅキさんの愛用品が素敵でした。えーと、電気アンカ?
 彼は思い出の品もファスナーネックレスで、写真にすると微妙なんですね、これが。
 オレンジ色のアンカの写真がどーんと印刷されたパネルもシュールだし、それが入った箱のでかさと飾りようのないシンプルなラッピングも他のかわいらしい小物たちの間で異彩を放っていたし、その箱を持ってスタンバっているヲヅキさん自身も、素敵にシュールでした……(笑)。

 ヲヅキ氏は話し方が独特でいいなあ。「なんか怒ってるの?」と聞きたくなるような喋り方(笑)なんだけど、切り返しはけっこーアタマいいというか、気持ちいいんだよなー。

 それらプレゼントはもちろん参加者に選ぶ権利はなく、それぞれが引いたチケットの半券にて決定ですよ。
 じつはわたし、ヲヅキさんのがいちばん欲しかったっす……。

 もちろん、当たりませんでしたとも。
 くじ運ナイですから。抽選と名の付くモノには、当たったためしがありません。
 
 いちばんの垂涎プレゼントは、6名+雪組全員と記念撮影、1名。
 ……すごすぎる……。
 や、一緒に撮らなくていいから、参加賞として雪組生集合写真プレゼントしてくださいよ、劇団様。

 
 まっつがとても自然に雪組生にまざっていて(たとえツチノコでも・笑)、キムくんにツッコミ入れたり、ちぎくんとこちょこちょ話していたり、かわいい顔がいっぱい見られて幸せでした。
 キムくんはテレビで見るまんまのキムくんだなああ。ちぎくんはリアル男子、いるよこんな男の子タレント! ヲヅキはいつぞやの『GOGO5』以来、さらにかっこよくも愉快な人、みみちゃんきらきらすげーかわいい、夢華さんはほんと子どもみたい、若い。
 登場時の自己紹介が、『ロミジュリ』と絡めてネタ披露!的になっていたので、あとになるほどプレッシャー。ヲヅキ氏があまりに追いつめられた顔をしていたので、固唾をのんだよ。結果彼は突然歌い出し、司会者のおねーさんを仰天させてました(笑)。
 うわー、ヲヅキさんをめちゃくちゃ好きになって帰ってきた気がする(笑)。

 
 木ノ実さんも古いまっつファンだから、「変わっていくまっつ」について、なんかしみじみと語りましたよ……どこへ行くんでしょうね、あの人。
 まあとりあえず、黒ヒョウでロン毛で性別不明ですから……何故髪が長いと性別が危うくなるんだ(笑)。

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