東宝のベン様記録。@ロミオとジュリエット
2011年3月22日 タカラヅカ しあわせなことに、東宝ではずーっとまっつメイトと一緒だったので、最初から最後まで「まっつカッコイイ」しか言わず、それで成り立つ会話だけをして過ごしました(笑)。
11日の朝、京都テレビ放送の『TAKARAZUKA CAFE BREAK』でまっつの回を見ていたので、ベン様がムラより大人びていること、クールになっていることは知っていた。
『ロミオとジュリエット』東宝公演のベンヴォーリオ@まっつのいちばん大きな変化は、ロミオ@キムくんのたんぽぽプレイ銀橋のやりとりですな。
あの痛々しい少年ぶりっこが、なくなっていた。
無理だから! 不自然だから! まっつに低年齢かわいこちゃん役は!(笑)
オープニングのダーク&クールっぷりとかけ離れた、幼いおどけた演技は全編通しても浮きまくっていたので、年齢がぐっと上がったベン様には、心からほっとしました。
てゆーかイケコ、なんで最初からコレはあかんかったん……? 初演の涼さんもそうだったから、イケコの指示だったんだよねえ……。
全体的に大人びて、やりすぎ感がなくなっていた印象。
だって「綺麗は汚い」で、女役しなくなってるんだもん!! 地味にショックだったわ(笑)。
男と女について歌うマーキューシオ@ちぎくんに寄り添い、マーさんが彼氏、ベン様が彼女、という風情でポーズを決めるのがムラではデフォだったのに!! ここでシナを作りすぎて、マーさんに引かれたりする日もあって、すごく愉快だったのに!!
ヲカマポーズはしなくなったんだー。ただ寄り添ってるだけになってた。昼公演も千秋楽も。
そして、かわいくて大好きだった、舞踏会潜入時、口元で手をわきわきするの、これもなくなってたなあ。
ラストの霊廟で、ロミオとジュリエットの眠る台の端っこにすがりついて泣き崩れちゃうのも、なくなったのか……。
2回とも、一瞬顔を伏せるけど、大半は顔を上げたまま歌ってた。
顔伏せて動かなくなっちゃうの、好きだったんだけどなあ。
好きだった「かわいらしい」「悪のり」な部分が薄くなり、キャラクタとしてはまとまっていたんだと思う。
ムラのベン様、いくつか人格ある感じだったからな(笑)。リピートする分にはそれくらい場面場面で差があってくれても、十分楽しかったんだが。
んで、大人っぽく、よりクールになったベンヴォーリオ。
20日の昼公演は彼との再会を確認するだけで終わってしまったので、特に語ることもないんだが。
問題は、千秋楽。
ベンヴォーリオ、超絶カッコイイ。
なんかもー、アタマをがつんと殴られた思いです。
マジすかアレ、なんなんですかアレ。
ベン様マジ素敵です。格好良すぎです。
オープニングの「ヴェローナ」でのベンヴォーリオの「笑い方」にびびった。
いちいち、歯を剥いて笑うんです。
野蛮な表情、下卑な笑い。
ちょ……っ!!
まっつというと、品の良さと知性、これが彼の持ち味です。貴族とか医者とか、身分にしろ知識にしろ高いキャラクタがハマる人です。
ふつーに芝居をすると持ち味は出るから、勝手にどこか品のある人になってしまうわけですよ。
それが、持ち味とはチガウ表情をしている……!
今まで見た中では、いちばん『Red Hot Sea II』に近いかな。彩音ちゃんに絡んでまとぶんを殺しちゃうあの悪党、あの役を演じているときのまっつを思い出した。
『Red Hot Sea II』のときは容赦なく悪党だったけど、ベンヴォーリオはそうじゃない。
あくまでも、二枚目。
美形としての矜持を崩さないまま、『Red Hot Sea II』のときのような下卑な笑い方をする。
…………ときめきました…………。
はじめて見るまっつだ……まっつニューバージョンだ……この人どこまで変わり続けるの……心臓ばくばく(笑)。
オープニングのベンヴォーリオが格好良すぎて。
飼い慣らすことの出来ない野獣。今までムッとした顔をしていたところで、ニッと歯を剥いて笑って見せたり。
見下した視線、明らかな凶暴性と、それを隠すわけでもなく抑えているクールさ。
見られてよかった。
このまっつを、ベンヴォーリオを見るためだけでも、東京まで来て良かった!と、痛感した。
また、千秋楽のベン様の女ったらしぶりは、すごいことになっていて。
いったい何人にキスしたら気が済むの……っ。
舞踏会でキスする相手は通常3人。これは振付、演出のうち。
それが千秋楽は4人にキスして、その他数名にも投げチューしてた……。ぼーぜん。
キングやパリス@ひろみちゃんにも秋波送りまくり。反応しているキングがかわいい。男にコナかけられて、びびったろうな……。
舞踏会だけでなく、他の場面でも隙あれば「ちゅっ」ってリップ音たてる感じの仕草を女の子たち相手にしていたぞ、ベン様。
なんなのあの小悪魔……魔性の男……エロエロ男……。
ワイルドでクールでエロエロで、ベン様から目が離せません!! わーん、どーしよー!
んで、マントヴァのロミオにジュリエット@みみちゃんの死を伝えるところでは、すごく切羽詰まった告白をしていたし!
これなら学芸会ちっくぢゃないわ!(え)
最後の「罪びと」で舞台中央、ゼロ番で歌うベン様の笑顔がまた、今までの彼と違っていて。
なんだかとても儚い笑顔で歌っていたの。
頼りなげで儚い、解き放たれたような笑顔。
あ、まっつの笑顔だ。
と、思った。
わたしがまっつファンになった頃、彼はこんな笑い方をしていた。
今みたいな美形キャラとかクールとかドSとかゆーキャラクタぢゃなく、ヘタレとか薄幸キャラとか「笑うな、不幸が伝染りそうで嫌」とか言われていた頃の(笑)。
とてもなつかしい、へたれわんこなまっつの笑顔!
今のまつださんは黒ヒョウだけどね! もしくは気まぐれな黒猫だけどね!
出会った頃のまっつさんは八の字眉毛をマジックでイタズラ書きされたよーな、なさけないわんこ風だったんだもの。
なんか今、なつかしいモノを見たぞ? と思っていたら、最後の最後、パレードのときに同じ笑顔をしていた。
……辛かったんだろうなあ。この、公演。特に、13日以降。
それはまっつだけでなく、出演者みんなが感じていた辛さや緊張感だったことだろう。
それでも彼らは舞台人で、フェアリーで、演じきること、舞台に立ち続けることを、まっとうした。
やり遂げたからこその、笑顔なんだろう。
今の成熟した男役・未涼亜希としての笑顔ではなく、ずっと幼い未涼亜希の顔が出てしまうくらい。
んで、パレードで泣いてたそうですが、未涼さん。1階席にいたまっつメイトから聞きました。
2階のわたしの席からはわかりませんでした。残念(笑)。
11日の朝、京都テレビ放送の『TAKARAZUKA CAFE BREAK』でまっつの回を見ていたので、ベン様がムラより大人びていること、クールになっていることは知っていた。
『ロミオとジュリエット』東宝公演のベンヴォーリオ@まっつのいちばん大きな変化は、ロミオ@キムくんのたんぽぽプレイ銀橋のやりとりですな。
あの痛々しい少年ぶりっこが、なくなっていた。
無理だから! 不自然だから! まっつに低年齢かわいこちゃん役は!(笑)
オープニングのダーク&クールっぷりとかけ離れた、幼いおどけた演技は全編通しても浮きまくっていたので、年齢がぐっと上がったベン様には、心からほっとしました。
てゆーかイケコ、なんで最初からコレはあかんかったん……? 初演の涼さんもそうだったから、イケコの指示だったんだよねえ……。
全体的に大人びて、やりすぎ感がなくなっていた印象。
だって「綺麗は汚い」で、女役しなくなってるんだもん!! 地味にショックだったわ(笑)。
男と女について歌うマーキューシオ@ちぎくんに寄り添い、マーさんが彼氏、ベン様が彼女、という風情でポーズを決めるのがムラではデフォだったのに!! ここでシナを作りすぎて、マーさんに引かれたりする日もあって、すごく愉快だったのに!!
ヲカマポーズはしなくなったんだー。ただ寄り添ってるだけになってた。昼公演も千秋楽も。
そして、かわいくて大好きだった、舞踏会潜入時、口元で手をわきわきするの、これもなくなってたなあ。
ラストの霊廟で、ロミオとジュリエットの眠る台の端っこにすがりついて泣き崩れちゃうのも、なくなったのか……。
2回とも、一瞬顔を伏せるけど、大半は顔を上げたまま歌ってた。
顔伏せて動かなくなっちゃうの、好きだったんだけどなあ。
好きだった「かわいらしい」「悪のり」な部分が薄くなり、キャラクタとしてはまとまっていたんだと思う。
ムラのベン様、いくつか人格ある感じだったからな(笑)。リピートする分にはそれくらい場面場面で差があってくれても、十分楽しかったんだが。
んで、大人っぽく、よりクールになったベンヴォーリオ。
20日の昼公演は彼との再会を確認するだけで終わってしまったので、特に語ることもないんだが。
問題は、千秋楽。
ベンヴォーリオ、超絶カッコイイ。
なんかもー、アタマをがつんと殴られた思いです。
マジすかアレ、なんなんですかアレ。
ベン様マジ素敵です。格好良すぎです。
オープニングの「ヴェローナ」でのベンヴォーリオの「笑い方」にびびった。
いちいち、歯を剥いて笑うんです。
野蛮な表情、下卑な笑い。
ちょ……っ!!
まっつというと、品の良さと知性、これが彼の持ち味です。貴族とか医者とか、身分にしろ知識にしろ高いキャラクタがハマる人です。
ふつーに芝居をすると持ち味は出るから、勝手にどこか品のある人になってしまうわけですよ。
それが、持ち味とはチガウ表情をしている……!
今まで見た中では、いちばん『Red Hot Sea II』に近いかな。彩音ちゃんに絡んでまとぶんを殺しちゃうあの悪党、あの役を演じているときのまっつを思い出した。
『Red Hot Sea II』のときは容赦なく悪党だったけど、ベンヴォーリオはそうじゃない。
あくまでも、二枚目。
美形としての矜持を崩さないまま、『Red Hot Sea II』のときのような下卑な笑い方をする。
…………ときめきました…………。
はじめて見るまっつだ……まっつニューバージョンだ……この人どこまで変わり続けるの……心臓ばくばく(笑)。
オープニングのベンヴォーリオが格好良すぎて。
飼い慣らすことの出来ない野獣。今までムッとした顔をしていたところで、ニッと歯を剥いて笑って見せたり。
見下した視線、明らかな凶暴性と、それを隠すわけでもなく抑えているクールさ。
見られてよかった。
このまっつを、ベンヴォーリオを見るためだけでも、東京まで来て良かった!と、痛感した。
また、千秋楽のベン様の女ったらしぶりは、すごいことになっていて。
いったい何人にキスしたら気が済むの……っ。
舞踏会でキスする相手は通常3人。これは振付、演出のうち。
それが千秋楽は4人にキスして、その他数名にも投げチューしてた……。ぼーぜん。
キングやパリス@ひろみちゃんにも秋波送りまくり。反応しているキングがかわいい。男にコナかけられて、びびったろうな……。
舞踏会だけでなく、他の場面でも隙あれば「ちゅっ」ってリップ音たてる感じの仕草を女の子たち相手にしていたぞ、ベン様。
なんなのあの小悪魔……魔性の男……エロエロ男……。
ワイルドでクールでエロエロで、ベン様から目が離せません!! わーん、どーしよー!
んで、マントヴァのロミオにジュリエット@みみちゃんの死を伝えるところでは、すごく切羽詰まった告白をしていたし!
これなら学芸会ちっくぢゃないわ!(え)
最後の「罪びと」で舞台中央、ゼロ番で歌うベン様の笑顔がまた、今までの彼と違っていて。
なんだかとても儚い笑顔で歌っていたの。
頼りなげで儚い、解き放たれたような笑顔。
あ、まっつの笑顔だ。
と、思った。
わたしがまっつファンになった頃、彼はこんな笑い方をしていた。
今みたいな美形キャラとかクールとかドSとかゆーキャラクタぢゃなく、ヘタレとか薄幸キャラとか「笑うな、不幸が伝染りそうで嫌」とか言われていた頃の(笑)。
とてもなつかしい、へたれわんこなまっつの笑顔!
今のまつださんは黒ヒョウだけどね! もしくは気まぐれな黒猫だけどね!
出会った頃のまっつさんは八の字眉毛をマジックでイタズラ書きされたよーな、なさけないわんこ風だったんだもの。
なんか今、なつかしいモノを見たぞ? と思っていたら、最後の最後、パレードのときに同じ笑顔をしていた。
……辛かったんだろうなあ。この、公演。特に、13日以降。
それはまっつだけでなく、出演者みんなが感じていた辛さや緊張感だったことだろう。
それでも彼らは舞台人で、フェアリーで、演じきること、舞台に立ち続けることを、まっとうした。
やり遂げたからこその、笑顔なんだろう。
今の成熟した男役・未涼亜希としての笑顔ではなく、ずっと幼い未涼亜希の顔が出てしまうくらい。
んで、パレードで泣いてたそうですが、未涼さん。1階席にいたまっつメイトから聞きました。
2階のわたしの席からはわかりませんでした。残念(笑)。
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