そこで『永遠の祈り』を思い出すトラウマよ(笑)。@ヴァレンチノ
2011年3月10日 タカラヅカ そしてわたしは、ともちんスキーである。
攻キャラスキーのわたしはまず大抵、素敵な攻属性男に出会うとときめく。
それまでただのゴジラ認定だったともちにときめきまくったのが、『Le Petit Jardin』。同じ役を演じたあひくんのことは受だと思ったのに、ともちのことは攻認定だった。(ちなみに、カップリングはともまさだった……でかいよ・笑)
時はたかはな時代、たかはなと明らかな番手のある人以外、組子たちは全員「動く背景」と呼ばれていた時代。
宙組生え抜き若手スターであるともちんは、希望の星だった……と、思う。
順番的には彼より上であるあひくんよりも、ともちんの方が役付が良く、組内下克上が行われるかも?てな気配がないでもなかったんだ。
それが覆ったのが、たかはな退団とその時代の宙組解体。大幅な組替えにより、たかはな時代は一掃された。たかはな時代に(動く背景扱いの中では)勢いのあったともちんは、黒船来航とともに失脚。組替えしてきた下級生スター、みっちゃんの下へと押し出された。
番手スターだから好きになるわけではないし、むしろど真ん中な人よりその周囲あたりの位置の人が好みであるわたしは、彼への萌えが変わるわけじゃないにしろ、不安ではあった。
これから、どうなるんだろう?って。
たかはな時代の下級生使いは間違っていたと思うけれど、それでもわたしはたかはなが好きで、たかちゃんだから、花ちゃんだから、観に行っていた。たかちゃん時代の2番手だった水くんがいなくなり、たかちゃん時代の若手スター筆頭だったあひくんがいなくなり、その対だったともちんは脇へ追いやられ……画面が変わりすぎて寂しい。
新しい宙組にわくわくしていたのとは、別に。
感傷もあった。
ともちんの立ち位置がどんどん脇へ下げられていくのを見るのは、心がひりひりする。
ともちんを追い越していく人たちが、それに相応しい力を持ったスターさんだと認めていることとは、別に。
感傷もあった。
それでもともちんは、脇の役を、主に悪役を務めることで新しい宙組で花開いていた。
そしてまた、時代が変わりつつあるのかなあ。
路線外であっても今までは、DCなどの別箱公演時には学年順の役付だったけど、今後はそれすらなくなるのかなあ。
前回の全ツ『銀ちゃんの恋』で、出演者の学年順、スター順で役を割り振るならば、橘役はともちんであるはずだった。だけどともちんに橘は回ってこず、専務役になった。
専務はいい役だし、比重も変わるだろうと思っていたし、実際無理矢理比重をいじってくれていたし、ともちんの立ち位置は守られていた。
『銀ちゃん』のときはほんと、ともちん専務役でも平気だったの、なんにも思わなかったの。(無理矢理比重上げて、あんなキャラになってしまったことへの不満はあるにしろ・笑)
それが今回の『ヴァレンチノ』にて、2回連続役付を落とされると、さすがに気になります。気付きます。
そうか、そうなのか、と。
配役発表時に、あ、ともちがこっちの役なんだ、と思ったけれど、『銀ちゃん』と同じように、比重が変わるかもしれないので、その時点では特にナニも思ってなかったんだけど。『ヴァレンチノ』ってもともと、男役2番手の役はないよーなもんだし。
初日を観て、比重そのままなんだ、と思い知った。
つまり、ドラマシティ公演の2番手は、ともちんではない。
えーその昔、『永遠の祈り』というDC公演がありましてね、出演者の顔ぶれ的に、しいちゃんが2番手だろうと思ったことがありましたのよ。
だって彼、その3年前に同じDCで同じ主演者さん相手に2番手やってるんですよ。ふつー彼が2番手じゃないですか、この時点でもう彼はトップ路線ではないとわかっていても、いちおー立場的には。
まさか研5のぼうやが2番手だとは思わないぢゃないですか。
そのときのショックを思い出しました(笑)。
そしてわたし、どーしていつもこう、同じよーな立場の人ばかり好きになるのかしら。
Myご贔屓も、「再演だから順番的にこの役」と思っていたら、そうじゃなくて、役名言われても「誰?」なその他大勢のひとりに落とされたり、大劇場で台詞が「退け!」の2文字だったり、いろいろしたなあ。遠い目。
贔屓の役付については、贔屓であるがゆえに、あまり語れないんですが。どんな役でもよかった探しして乗り切るからな。
たったひとりの贔屓ではないけれど、ファンだと思っているあたりの人たちの役付き・扱いに、とても敏感になります。
これから先、ともちんはまたさらに一歩、舞台の中央から脇へ下がったのかなと。
それが見えて、寂しかったです。
嫌だとか不満だとかいうのではなく、ただ、寂しかった。
てな、ポジション絡みの話は置くとして。
ポジションやら人事やらに一喜一憂するのはヅカの醍醐味。
マヤミキが舞台上で語っていたように、衣装に付いてるキラキラ線一本の増減にプライドを懸けている人たちを愛し、見守っている以上、ファンが敏感になるのは当然のこと。
それでも、それだけしか見えなくなったらツマラナイ。
悪役ともちん萌え。
2番手役ではなかったけれど、ジャック@ともちんがすごい好きです。わーんもー、かっこいーー!!
ルディ@ゆーひくんとの映りの良さ。
据え膳過ぎるとはいえ、やはり好きですこの並び。
ともちんはわたしのトキメキ攻男。たとえヘタレわんこな役をやったとしても、攻基本。
これからもずっと、わたしをときめかせてほしい。
ジョージ役で、親友として絡むともちんも、見てみたかったけどさ。
でもでも、みーちゃんジョージもほんとに素敵だったので、このキャスティングに不満があるはずもない。橘役のときより、みーちゃんすごいうまくなってる。
カイくんのナターシャに疑問符だったのみで、あとのキャストはすばらしいハマリ具合だったと思ってます。カイくんも、公演が進めば変わったのかもしれないし、初日に観たわたしにキャラクタが届いてこなかっただけで。
楽しい公演だったので、もっと観たかったし、たくさんの人に観て欲しかった。
国難の中での公演に是非はあるにせよ、良い作品の供給機会が失われたという点において、青年館公演中止は残念だった。
と、日付的には震災の前日ですが、4月になってからの日記です。
攻キャラスキーのわたしはまず大抵、素敵な攻属性男に出会うとときめく。
それまでただのゴジラ認定だったともちにときめきまくったのが、『Le Petit Jardin』。同じ役を演じたあひくんのことは受だと思ったのに、ともちのことは攻認定だった。(ちなみに、カップリングはともまさだった……でかいよ・笑)
時はたかはな時代、たかはなと明らかな番手のある人以外、組子たちは全員「動く背景」と呼ばれていた時代。
宙組生え抜き若手スターであるともちんは、希望の星だった……と、思う。
順番的には彼より上であるあひくんよりも、ともちんの方が役付が良く、組内下克上が行われるかも?てな気配がないでもなかったんだ。
それが覆ったのが、たかはな退団とその時代の宙組解体。大幅な組替えにより、たかはな時代は一掃された。たかはな時代に(動く背景扱いの中では)勢いのあったともちんは、黒船来航とともに失脚。組替えしてきた下級生スター、みっちゃんの下へと押し出された。
番手スターだから好きになるわけではないし、むしろど真ん中な人よりその周囲あたりの位置の人が好みであるわたしは、彼への萌えが変わるわけじゃないにしろ、不安ではあった。
これから、どうなるんだろう?って。
たかはな時代の下級生使いは間違っていたと思うけれど、それでもわたしはたかはなが好きで、たかちゃんだから、花ちゃんだから、観に行っていた。たかちゃん時代の2番手だった水くんがいなくなり、たかちゃん時代の若手スター筆頭だったあひくんがいなくなり、その対だったともちんは脇へ追いやられ……画面が変わりすぎて寂しい。
新しい宙組にわくわくしていたのとは、別に。
感傷もあった。
ともちんの立ち位置がどんどん脇へ下げられていくのを見るのは、心がひりひりする。
ともちんを追い越していく人たちが、それに相応しい力を持ったスターさんだと認めていることとは、別に。
感傷もあった。
それでもともちんは、脇の役を、主に悪役を務めることで新しい宙組で花開いていた。
そしてまた、時代が変わりつつあるのかなあ。
路線外であっても今までは、DCなどの別箱公演時には学年順の役付だったけど、今後はそれすらなくなるのかなあ。
前回の全ツ『銀ちゃんの恋』で、出演者の学年順、スター順で役を割り振るならば、橘役はともちんであるはずだった。だけどともちんに橘は回ってこず、専務役になった。
専務はいい役だし、比重も変わるだろうと思っていたし、実際無理矢理比重をいじってくれていたし、ともちんの立ち位置は守られていた。
『銀ちゃん』のときはほんと、ともちん専務役でも平気だったの、なんにも思わなかったの。(無理矢理比重上げて、あんなキャラになってしまったことへの不満はあるにしろ・笑)
それが今回の『ヴァレンチノ』にて、2回連続役付を落とされると、さすがに気になります。気付きます。
そうか、そうなのか、と。
配役発表時に、あ、ともちがこっちの役なんだ、と思ったけれど、『銀ちゃん』と同じように、比重が変わるかもしれないので、その時点では特にナニも思ってなかったんだけど。『ヴァレンチノ』ってもともと、男役2番手の役はないよーなもんだし。
初日を観て、比重そのままなんだ、と思い知った。
つまり、ドラマシティ公演の2番手は、ともちんではない。
えーその昔、『永遠の祈り』というDC公演がありましてね、出演者の顔ぶれ的に、しいちゃんが2番手だろうと思ったことがありましたのよ。
だって彼、その3年前に同じDCで同じ主演者さん相手に2番手やってるんですよ。ふつー彼が2番手じゃないですか、この時点でもう彼はトップ路線ではないとわかっていても、いちおー立場的には。
まさか研5のぼうやが2番手だとは思わないぢゃないですか。
そのときのショックを思い出しました(笑)。
そしてわたし、どーしていつもこう、同じよーな立場の人ばかり好きになるのかしら。
Myご贔屓も、「再演だから順番的にこの役」と思っていたら、そうじゃなくて、役名言われても「誰?」なその他大勢のひとりに落とされたり、大劇場で台詞が「退け!」の2文字だったり、いろいろしたなあ。遠い目。
贔屓の役付については、贔屓であるがゆえに、あまり語れないんですが。どんな役でもよかった探しして乗り切るからな。
たったひとりの贔屓ではないけれど、ファンだと思っているあたりの人たちの役付き・扱いに、とても敏感になります。
これから先、ともちんはまたさらに一歩、舞台の中央から脇へ下がったのかなと。
それが見えて、寂しかったです。
嫌だとか不満だとかいうのではなく、ただ、寂しかった。
てな、ポジション絡みの話は置くとして。
ポジションやら人事やらに一喜一憂するのはヅカの醍醐味。
マヤミキが舞台上で語っていたように、衣装に付いてるキラキラ線一本の増減にプライドを懸けている人たちを愛し、見守っている以上、ファンが敏感になるのは当然のこと。
それでも、それだけしか見えなくなったらツマラナイ。
悪役ともちん萌え。
2番手役ではなかったけれど、ジャック@ともちんがすごい好きです。わーんもー、かっこいーー!!
ルディ@ゆーひくんとの映りの良さ。
据え膳過ぎるとはいえ、やはり好きですこの並び。
ともちんはわたしのトキメキ攻男。たとえヘタレわんこな役をやったとしても、攻基本。
これからもずっと、わたしをときめかせてほしい。
ジョージ役で、親友として絡むともちんも、見てみたかったけどさ。
でもでも、みーちゃんジョージもほんとに素敵だったので、このキャスティングに不満があるはずもない。橘役のときより、みーちゃんすごいうまくなってる。
カイくんのナターシャに疑問符だったのみで、あとのキャストはすばらしいハマリ具合だったと思ってます。カイくんも、公演が進めば変わったのかもしれないし、初日に観たわたしにキャラクタが届いてこなかっただけで。
楽しい公演だったので、もっと観たかったし、たくさんの人に観て欲しかった。
国難の中での公演に是非はあるにせよ、良い作品の供給機会が失われたという点において、青年館公演中止は残念だった。
と、日付的には震災の前日ですが、4月になってからの日記です。
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