なにしろ、合言葉は「最初で最後」(笑)。

 全国ツアー公演『黒い瞳』『ロック・オン!』のポスターにまっつが載ったときに大騒ぎしました、ポスターに載るまっつを見る日が来ようとは!
 ポスターのまっつが見てみたかった、そんなことは永久にないと思っていた……と。

 欠員埋めでも棚ぼたでも、なんでもいいよありがとう。こんなことはきっと最初で最後、もう二度とナイかもしれない。
 と、思っていたので。

 隣の席の人がなんかにぎやかな色彩のチラシを眺めているのが、別に見るともなく目に入り。
 『ハウ・トゥー・サクシード』のチラシ。

 なんだ、もう出てるんだ、と思い、え? と2度見する。
 まっつが、載っている?!
 だから、隣の人のチラシなんですってば、わたしのじゃない。横からガン見するのも憚られる。
 7月の梅芸のチラシがもう出ているんだ、劇場内の梅芸ラックに置いてあるだろうことは見当がつくから今すぐもらいに行けば、いくらでもじっくり眺められる、ああでも開演5分前、もう今さら動けない……!

 と、じれじれしました、大劇場で(笑)。

 はい、未涼亜希さん、2度目のポスター掲載です。『黒い瞳』が最初で最後ぢゃなかった! 2回目があった、神様ありがとう。

 幕間にいそいそ取りに行きましたよ、チラシ。

 まさか載るとは思ってなかったので。
 てゆーか、「ポスターに載った」という喜びと、「配役発表になったのか!」というどきどきのコンボでした。
 ポスターに載るからには役がわかっているわけで、彼らは役になりきって撮影しているわけで、ぱっと見スーツ姿だったまっつはなんの役だろう……というか。

 とりあえず、男の役で、良かった……っ。

 おびえていました、女役だったらどうしようと。
 すでに発表になっている主役と相手役、そして2番手のパド役以外、ろくな役のない海外ミュージカル。
 客寄せパンダとして男役が女役を振られる可能性は、大いにある。
 そして、今まで女役経験ナシ(タカスペのナース以外・笑)で歌ウマ枠であるまっつに、そのあたりが回ってこないとは、限らない。
 これが『ME AND MY GIRL』のジャッキーとかの花形な女役なら、劇団が売りたい男役スターにさせるだろうけど、『H2$』の脇の女役はそういうカテゴリぢゃない、もっと容赦なく配役させられそうで、おびえていた。

 ええ、ぶっちゃけミス・ジョーンズ役でも、おかしくないと。

 どんな役でも贔屓である以上ありがたく観劇しますが、さすがにミス・ジョーンズだったらどうだろう、目が泳がないだろうかとおびえていたので。
 いやその、イベントで3日間とかでやってくれる分にはいいんですが、1公演まるまるはちょっと……ええっと。

 良かった、スーツ着てたっ、てことは男だ、男の役だ、万歳男のまっつが見られる!
 と、そんな基本レベルの喜び方をしました。

 ……でも、なんだ、まだ配役出てないんだ。
 チラシをGETしたけれど、ナニも載ってない。

 まあ、すでに発表になっているキムちぎ以外の男の役なんて、五十歩百歩、どれでもいいよな、てなもんだから別になんでもいいや、男の役なら。

 で、スーツの男は3人載っている。
 まっつとヲヅキとコマ。
 3人ともかっけー! スーツ似合うー!

 まっつはコーヒーカップを持っていることもあり、角田課長@『相棒』風味だし、ヲヅキさんは『忘れ雪』の人みたいだし……ああ、男役のコマがうれしい、ちゃんとオトコマエなコマだわー。
 ヲヅキさんはポスター初掲載? イヤッホウ!

 このリーマントリオの全身写真が見たいです、是非。
 まっつさんがナニ気にかなりかっこつけて立っているのが気になります。
 ヲヅキさんのおとーさん鞄が気になります。
 コマくんの黒電話の位置の不自然さが気になります(笑)。

 キムくんの笑顔は素敵だし、みみちゃんかわいいし。
 ちぎくんは……いちばんの美形なのに、容赦なく素敵な表情だし(笑)。

 お菓子の包み紙みたいに、かわいくてわくわくするポスターだわ。

 『H2$』といえば、黄色のイメージが強かったのでピンクは意外。そーいや公式サイトの先行画像も背景は黄色だったよね。
 思わず96年時の『H2$』チラシを引っ張り出してきちゃったよ。わたしの中の黄色のイメージは初演ポスターゆえ、かな。

 宝塚歌劇団が梅芸で『H2$』を上演する、主な出演者が誰か知っている、状態でこのチラシを手にし、掲載されていることでいちばん重要な情報は※著作権上の理由により、本作品のDVDは発売されませんってところだわ。
 わざわざチラシに掲載する情報なんだ……という点に驚いてみたり(笑)。
 や、ヅカは映像が残ることを売りにしている劇団だから、ソフト発売ナシは大きなニュースだけど。

 わたしは映像ソフトを買うことがほとんどナイ人間だし、舞台はナマモノ、自分の目で劇場で楽しむモノだと思っている。や、単にわたしが映像で繰り返し見たいと思うほどの人は、販売ソフトの画面外、映り込むことが少ないとわかっているので興味なかった、つーのもある(笑)。
 が、自分が買わないからといって、発売されなかったり、使用曲が差し替えられたり場面がカットされたりは、うれしくない。
 舞台が肝心、映像ソフトはその次でしかないとわかっちゃいるが、出すことが当たり前ならば出せ、完璧なカタチで出せ、と思う。
 それができないよーな作品や曲を使うな、と思う。
 本末転倒なのはわかるけどさ。
 作品で売るカンパニーならともかく、出演者で売るカンパニー、ぶっちゃけその作品、その曲でなくても、そのスターが出ていることに意義がある、なのに、その作品、その曲のせいで、そのスターのソフトを販売できないんじゃ、「宝塚歌劇団」としては、そっちの方が本末転倒だと思うよ。
 わたしが基本的に海外ミュージカルの輸入物が好きでないこと、『H2$』にまーーったく愛も興味もないことも、大きいかもしれんが。タカラヅカとしての「ふつう」の興行形式が取れないような作品、上演しなければいいのに、と思う。

 そして、確実な収入源であろうDVD販売ナシだなんて、無事にペイできるのかしら、今の宝塚歌劇団で。チケット代だけでなく、映像ソフト販売までひっくるめての売り上げ計算だろうになあ。

 
 それはともかく。
 『H2$』のポスターかわいい。
 贔屓が出演するとわかってなお観劇意欲のわかない作品ではあったが、ポスター効果で少しわくわくした(笑)。
 観れば観たで、きっと楽しいんだろう。

 まっつの写真写りがよくてうれしい。失敗してないのがうれしい。(ソコ?!)

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