たぎるヅカヲタの血!@ノバ・ボサ・ノバ
2011年4月17日 タカラヅカ そんでもって、現代の再演、星組の『ノバ・ボサ・ノバ』。
再演の報を知ったときは、演出家変更以外の意味で特に感慨はナシ。
名作だからいいんじゃね? という思いと、ショーで再演はうれしくない、という思いがあった。
ショーは芝居以上に時代を映すというか、古いモノは容赦なく古いからなあ。
それに『ノバ・ボサ・ノバ』はストーリー仕立てなので、画面もテイストも終始同じで主要な役以外は基本モブ。下級生ファンはつらいよなあ。芝居もモブ、ショーもモブだなんて。
99年の再々演時は、所詮わたしは真ん中の人のファンだったので、この作品にただの黒塗りモブとしてご贔屓が登場するだけだとしたら、うれしいだろうか、楽しいだろうか、という疑問はあった。
でも、贔屓がモブで出ているわけじゃないし、今の星組ではわたしはちえねねファンだし、役が付いているあたりの人たちもみんな大好きだし、真ん中を好きなら楽しめるとわかっているので、安心して出かけた。
パッションくん(笑)の口上も観たかったので、初日に行きたかったんだけど無理だったんで、その翌日。
なまじ99年雪組をリピートして、それが無意識レベルに刷り込まれているから、あっちこっちアレンジされたフジイくんバージョンのこの公演には、いちいち違和感。
なにがどうという明確な説明以前に、感覚が、本能がチガウ!と叫ぶ。
でもそれは、再演モノの宿命、お約束。
いーんです、そんなことは。
それよりも。
『ノバ・ボサ・ノバ』楽しい!!
やべえ、楽しい。やべえ、たぎる。
客席でテンション上がりまくり(笑)。
99年の雪組を観たとき、初見ではぽかーんだった。古いと思った、ダサいと思った。
しかし、リピートするとクセになる。
一旦音楽がカラダに刻まれると、この音楽が流れ出すだけでわくわくする。
わたしにはすでに、『ノバボサ』が刻まれている。
だからこの音楽が流れ、場面が再現されると、原始の血が騒ぎ出すのだ。ヅカヲタの血が、たぎるのだ。
プロローグは99年版と違ったのでしばらく静観、礼くん活躍ねー、ぐらいの気持ちで眺めていた。
が、よく知る曲、よく知るオープニング開始で、一気にテンション上がった。
わーい、『ノバボサ』だー!!
ソール@れおんかっけー! ボーロははるこちゃんかな、かわいー!
エストレーラ@ねねちゃんきれい、かわいい! メール夫人@真風、でかっ(笑)。でもふつーに女の人だー。
そして。
ルーア神父@すずみん、歌がんばれ(笑)。
ルーア神父役は白いスター。黒塗りな人々の中で、唯一の白人男性、傍観者で狂言回し。
コントラストでハイライト、そこに明確な光を。
……なだけに、オープニングで堂々けっこー長いパートを歌う神父様の歌唱力にびびりました(笑)。
いやその、タニちゃんがやった役だからいいっちゃいいんだが。
「ソル・エ・マル」って、わかりやすい歌詞とメロディで、「歌う」というだけならすごく歌いやすい歌だと思うけど、「聴かせる」レベルで歌うのは、ナニ気に難しい歌なんだなあと。
役替わりをチェックせずに行っているので、誰がどの役かわかっていなかったんだけど、オーロ@ともみんなのね。
つーと、マール@ベニーか。
「わかっている」安心感で眺めていたんだけど、最初にまずがつんとやられたのが、オープニング半ばの、マールとブリーザの登場場面。
群舞の輪の中心、みんながさっとしゃがんで、マールとブリーザだけがライトを浴び、ソロダンスを披露。
なにコレ、かっけー!!
すごいぞくぞくした。
もちろん、この演出は知っている。雪組初日、組替え初日でもあるコム姫のブリーザに、ハートを打ち抜かれた瞬間(笑)。
と、すでにわかっている演出なのに、今回改めてその格好良さに刮目。
でもって、ブリーザ@れみちゃん、かっけーっ!!
ナニあの野生の美女!
匂い立つ色香。
伸びやかな肢体をさらし、挑発的に踊る踊る踊る!
どうしよう、どきどきする、あのブリーザ好きだ。
でもってマール@ベニー、胡散臭くオトコマエ。べちょっとした湿り気で、野生の美女を抱く姿に、なんかときめく。
このカップルいいわ。美男美女なのに、きれい過ぎない。イヤな感じの生々しさがある。その「イヤな感じ」にときめく!(笑)
思えば、ベニーの湿り気が、マールのそのあとの悲劇につながっているんだと思う。この男なら確かに、女を盗られたからってすぐにナイフ出すわ、と。
納得できる歪み方。……いやその、オープニングではふつーにかっこよく幸せカップルとして歌い踊っているだけなんだけど。
でもなんかマール、引っかかる……そこが気になる……はっ、引っかけられているのかわたし?!
とまあ、マールとブリーザにときめきまくり、細胞に刻まれた音楽にノリノリになり。
れおんくんの歌声はトドファンのわたしに違和感なく入る。音の太さが似ているのかな、彼が歌うとうれしい。
も、オープニングだけで「立ち上がって踊りたい」くらい、わくわくしました。
わーん楽しい。
『ノバ・ボサ・ノバ』好きだー。
再演の報を知ったときは、演出家変更以外の意味で特に感慨はナシ。
名作だからいいんじゃね? という思いと、ショーで再演はうれしくない、という思いがあった。
ショーは芝居以上に時代を映すというか、古いモノは容赦なく古いからなあ。
それに『ノバ・ボサ・ノバ』はストーリー仕立てなので、画面もテイストも終始同じで主要な役以外は基本モブ。下級生ファンはつらいよなあ。芝居もモブ、ショーもモブだなんて。
99年の再々演時は、所詮わたしは真ん中の人のファンだったので、この作品にただの黒塗りモブとしてご贔屓が登場するだけだとしたら、うれしいだろうか、楽しいだろうか、という疑問はあった。
でも、贔屓がモブで出ているわけじゃないし、今の星組ではわたしはちえねねファンだし、役が付いているあたりの人たちもみんな大好きだし、真ん中を好きなら楽しめるとわかっているので、安心して出かけた。
パッションくん(笑)の口上も観たかったので、初日に行きたかったんだけど無理だったんで、その翌日。
なまじ99年雪組をリピートして、それが無意識レベルに刷り込まれているから、あっちこっちアレンジされたフジイくんバージョンのこの公演には、いちいち違和感。
なにがどうという明確な説明以前に、感覚が、本能がチガウ!と叫ぶ。
でもそれは、再演モノの宿命、お約束。
いーんです、そんなことは。
それよりも。
『ノバ・ボサ・ノバ』楽しい!!
やべえ、楽しい。やべえ、たぎる。
客席でテンション上がりまくり(笑)。
99年の雪組を観たとき、初見ではぽかーんだった。古いと思った、ダサいと思った。
しかし、リピートするとクセになる。
一旦音楽がカラダに刻まれると、この音楽が流れ出すだけでわくわくする。
わたしにはすでに、『ノバボサ』が刻まれている。
だからこの音楽が流れ、場面が再現されると、原始の血が騒ぎ出すのだ。ヅカヲタの血が、たぎるのだ。
プロローグは99年版と違ったのでしばらく静観、礼くん活躍ねー、ぐらいの気持ちで眺めていた。
が、よく知る曲、よく知るオープニング開始で、一気にテンション上がった。
わーい、『ノバボサ』だー!!
ソール@れおんかっけー! ボーロははるこちゃんかな、かわいー!
エストレーラ@ねねちゃんきれい、かわいい! メール夫人@真風、でかっ(笑)。でもふつーに女の人だー。
そして。
ルーア神父@すずみん、歌がんばれ(笑)。
ルーア神父役は白いスター。黒塗りな人々の中で、唯一の白人男性、傍観者で狂言回し。
コントラストでハイライト、そこに明確な光を。
……なだけに、オープニングで堂々けっこー長いパートを歌う神父様の歌唱力にびびりました(笑)。
いやその、タニちゃんがやった役だからいいっちゃいいんだが。
「ソル・エ・マル」って、わかりやすい歌詞とメロディで、「歌う」というだけならすごく歌いやすい歌だと思うけど、「聴かせる」レベルで歌うのは、ナニ気に難しい歌なんだなあと。
役替わりをチェックせずに行っているので、誰がどの役かわかっていなかったんだけど、オーロ@ともみんなのね。
つーと、マール@ベニーか。
「わかっている」安心感で眺めていたんだけど、最初にまずがつんとやられたのが、オープニング半ばの、マールとブリーザの登場場面。
群舞の輪の中心、みんながさっとしゃがんで、マールとブリーザだけがライトを浴び、ソロダンスを披露。
なにコレ、かっけー!!
すごいぞくぞくした。
もちろん、この演出は知っている。雪組初日、組替え初日でもあるコム姫のブリーザに、ハートを打ち抜かれた瞬間(笑)。
と、すでにわかっている演出なのに、今回改めてその格好良さに刮目。
でもって、ブリーザ@れみちゃん、かっけーっ!!
ナニあの野生の美女!
匂い立つ色香。
伸びやかな肢体をさらし、挑発的に踊る踊る踊る!
どうしよう、どきどきする、あのブリーザ好きだ。
でもってマール@ベニー、胡散臭くオトコマエ。べちょっとした湿り気で、野生の美女を抱く姿に、なんかときめく。
このカップルいいわ。美男美女なのに、きれい過ぎない。イヤな感じの生々しさがある。その「イヤな感じ」にときめく!(笑)
思えば、ベニーの湿り気が、マールのそのあとの悲劇につながっているんだと思う。この男なら確かに、女を盗られたからってすぐにナイフ出すわ、と。
納得できる歪み方。……いやその、オープニングではふつーにかっこよく幸せカップルとして歌い踊っているだけなんだけど。
でもなんかマール、引っかかる……そこが気になる……はっ、引っかけられているのかわたし?!
とまあ、マールとブリーザにときめきまくり、細胞に刻まれた音楽にノリノリになり。
れおんくんの歌声はトドファンのわたしに違和感なく入る。音の太さが似ているのかな、彼が歌うとうれしい。
も、オープニングだけで「立ち上がって踊りたい」くらい、わくわくしました。
わーん楽しい。
『ノバ・ボサ・ノバ』好きだー。
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