微笑む黒い瞳。@黒い瞳
2011年4月23日 タカラヅカ 雪組全国ツアー公演『黒い瞳』初日2公演観てきました。
『黒い瞳』、面白かった!!
出演者のファンなので、客観的ではまったくありませんが、とにかく楽しかった。
みみちゃん、娘役トップお披露目おめでとー!!
キムみみコンビ、おめでとー!!
ふたりの並びを見るのが、すごくうれしかった。
マーシャ@みみちゃんのかわいらしさ!
マーシャってとにかく可愛くなきゃダメなの。可憐でなきゃダメなの。
マーシャに説得力がないと、すべて成り立たないの。だって『大尉の娘』だもんね。
オープニングの雪の少女役からはじまり、マーシャ登場の1シーン、それらが納得の美少女っぷり。ここで「かわいい!」と思わせてくれることが重要。
可愛くていじらしくて、すごく好きだ。
ニコライ@キムのおぼっちゃまぶりに萌え。
かわいい。こいつ、かわいいっ。
同じ世間知らずのおぼっちゃま役なんだけど、ロミオ@『ロミオとジュリエット』とはまったくチガウ。
もっと俗な、血の通ったおぼっちゃま。(ロミオは天使、もしくは異世界へ片足突っ込んだキャラ)
ニコライという、この俗物な若者が、生と死、恋と友情を通して成長していく様がイイ。
傷つきもするし、遠回りもする。でもニコライはピュアなの。
純粋な部分は揺らぐことなく、デコピンしたいよーなおぼっちゃまから、大人の男になってゆく……彼のブレなさが好き。
そして、これはキムくんの持ち味、揺るがない強さが心地良い。
彼が正しいのか間違っているのか、そんな次元を超えて、ニコライは終始一貫ニコライである。
おぼっちゃまだとか甘ちゃんだとか、それは表面のことに過ぎず、芯の強さ・固さはものすごいと思う。
キムを見ていると、救われる思いがする。
彼の強さと明るさが、ほんと好きだ。
そして、プガチョフ@まっつ。
小さいです、そりゃーもー、いろんな意味で(笑)。
でも、カッコイイ。
素敵ですとも、欲目ゆえだとしても!
初日初回はおっさん臭すぎてどーなることかと思いました。
貫禄を出そうと声のトーンや喋り方をやりすぎている感じ。
え、プガチョフってこんなに年配の役だっけ?! と、びびった。史実だの当時の年齢の見た目云々ではなく、タカラヅカの『黒い瞳』のプガチョフはそこまでおっさんではないだろう?と。
が、2回目ではそんなこともなく、オトコマエなプガ様でした。
てゆーか昼公演と夜公演でぜんぜん違ったんですが(笑)。
昼はガチガチに緊張してたんだろうなあ……。まっつって初日から平均点は出してくるけど、本領発揮するのはエンジン掛かってからだよね?
夜公演は「皇帝」として登場したときの格好良さが半端なかったっす。えええ、この人マジかっけー!!
小さくて華奢なことはもうどうしようもないけれど、それでもまっつのプガチョフは、まっつのプガチョフ。
どうあがいても気品のあるところとか、知的なところとか、たまりません(笑)。
女の子たちをはべらしてニヤニヤしているところも、男たちにかしずかれたり、センターで踊っているところも、パルミラ@ひーこと踊っているところも、そりゃー素敵なんだけど。
いちばん素敵なのは、なんつっても、ソリの場面。
まつキムの歌声の相性がよいこと、それぞれが歌ウマなことも、そりゃあるけど。
いちばんツボったのは、むしろ歌っていないとき。
ニコライに痛いところを突かれ、彼の歌声を黙って聞いているとき。
あの哀しそうな瞳は。
哀愁というのか、悟りというかあきらめというか。
部下たちの誰にも見せない、野卑で剛胆なリーダーとして振る舞うプガチョフの、本当の顔……あの寂しげな整った顔が、哀しい瞳が、たまりません。
ちょ……なんなのこの萌えキャラ。
もともと美味しいキャラクタだけど、さらに多面的につっこめるっつーか、わたし好みの楽しいキャラに出来上がってますわ、プガ様ったら!
シヴァーブリン@コマのあの毒と色気。
すっげーヤな奴なんだけど、無視できない魅力がある。彼の歪みと陰が気になる。
つか、本気でやらしいよね、彼(笑)。
乳母@『ロミオとジュリエット』で二重アゴになっていたのが気になっていたんだけど、ちゃんとすっきりハンサムなコマくんに戻っててうれしい。
エカテリーナ@かおりちゃんの貫禄ときたら。
この作品の見せ場のひとつである、エカテリーナとマーシャの対話場面。
マーシャ@みみちゃんがほんと歌うまくなって、感心して聴いていたんだけど、その歌を受けて歌い出す女帝陛下の格上感ときたら!!(笑)
みみちゃんうまーい、とか思ってたのが、吹っ飛んだ。「うまい歌ってのは、こうよ!」みたいな(笑)。陛下、ちょっと手加減を、ヒロインが吹っ飛びます(笑)。
でも夜公演ではそれほど陛下ひとりがぶっ飛ばしている風ではなくなっていた。みみちゃん健闘! 女帝陛下もより芝居歌へ!
マクシームィチ@がおりはイマイチ目立っていない気が……。
それよりパラーシカ@あゆみちゃんがガンガン来てたー。
ペロポロードフ@ひろみちゃんは、最初ひろみちゃんだとわからなかった……こーゆー役もできるんだね。
フロプーシャ@朝風くんがもお、好みすぎて(笑)。
悪い顔全開ですよ、死ぬときの顔芸の凄まじさも含め、大好物だ。
イヴァン中尉@央雅くん、マジいい男! かっこいいし大人だし、これで新公学年とか嘘でしょ?!
セルゲイエフ@ハウルもかわいいよー。めがねっこ! めがねっこ!(笑)
ヒロさんはさすがの存在感と緩急自在の芝居ぶりだし、ヒメがまた素敵な女性だし、ひーこは男役がカッコ良すぎだし(笑)。
トリオはそのうちふたりが見た目同じタイプなだけに、レオくんが目立つ目立つ(笑)。こんなに歌って喋ってるレオくんはじめて見た。びっくりした『ロジェ』新公よりうまくなってるよね?
『黒い瞳』楽しい。
再演だけど、ふつーにアテ書きオリジナルなノリで楽しんでます。過去にとらわれすぎてもつまんないし。てゆーか、シブキジュン様は属性シブキジュン!という特別なキャラクタなの、誰にも真似できないし、近寄ることなんて出来ないのよ(笑)。
次は梅芸で観劇します。進化が楽しみだ。
『黒い瞳』、面白かった!!
出演者のファンなので、客観的ではまったくありませんが、とにかく楽しかった。
みみちゃん、娘役トップお披露目おめでとー!!
キムみみコンビ、おめでとー!!
ふたりの並びを見るのが、すごくうれしかった。
マーシャ@みみちゃんのかわいらしさ!
マーシャってとにかく可愛くなきゃダメなの。可憐でなきゃダメなの。
マーシャに説得力がないと、すべて成り立たないの。だって『大尉の娘』だもんね。
オープニングの雪の少女役からはじまり、マーシャ登場の1シーン、それらが納得の美少女っぷり。ここで「かわいい!」と思わせてくれることが重要。
可愛くていじらしくて、すごく好きだ。
ニコライ@キムのおぼっちゃまぶりに萌え。
かわいい。こいつ、かわいいっ。
同じ世間知らずのおぼっちゃま役なんだけど、ロミオ@『ロミオとジュリエット』とはまったくチガウ。
もっと俗な、血の通ったおぼっちゃま。(ロミオは天使、もしくは異世界へ片足突っ込んだキャラ)
ニコライという、この俗物な若者が、生と死、恋と友情を通して成長していく様がイイ。
傷つきもするし、遠回りもする。でもニコライはピュアなの。
純粋な部分は揺らぐことなく、デコピンしたいよーなおぼっちゃまから、大人の男になってゆく……彼のブレなさが好き。
そして、これはキムくんの持ち味、揺るがない強さが心地良い。
彼が正しいのか間違っているのか、そんな次元を超えて、ニコライは終始一貫ニコライである。
おぼっちゃまだとか甘ちゃんだとか、それは表面のことに過ぎず、芯の強さ・固さはものすごいと思う。
キムを見ていると、救われる思いがする。
彼の強さと明るさが、ほんと好きだ。
そして、プガチョフ@まっつ。
小さいです、そりゃーもー、いろんな意味で(笑)。
でも、カッコイイ。
素敵ですとも、欲目ゆえだとしても!
初日初回はおっさん臭すぎてどーなることかと思いました。
貫禄を出そうと声のトーンや喋り方をやりすぎている感じ。
え、プガチョフってこんなに年配の役だっけ?! と、びびった。史実だの当時の年齢の見た目云々ではなく、タカラヅカの『黒い瞳』のプガチョフはそこまでおっさんではないだろう?と。
が、2回目ではそんなこともなく、オトコマエなプガ様でした。
てゆーか昼公演と夜公演でぜんぜん違ったんですが(笑)。
昼はガチガチに緊張してたんだろうなあ……。まっつって初日から平均点は出してくるけど、本領発揮するのはエンジン掛かってからだよね?
夜公演は「皇帝」として登場したときの格好良さが半端なかったっす。えええ、この人マジかっけー!!
小さくて華奢なことはもうどうしようもないけれど、それでもまっつのプガチョフは、まっつのプガチョフ。
どうあがいても気品のあるところとか、知的なところとか、たまりません(笑)。
女の子たちをはべらしてニヤニヤしているところも、男たちにかしずかれたり、センターで踊っているところも、パルミラ@ひーこと踊っているところも、そりゃー素敵なんだけど。
いちばん素敵なのは、なんつっても、ソリの場面。
まつキムの歌声の相性がよいこと、それぞれが歌ウマなことも、そりゃあるけど。
いちばんツボったのは、むしろ歌っていないとき。
ニコライに痛いところを突かれ、彼の歌声を黙って聞いているとき。
あの哀しそうな瞳は。
哀愁というのか、悟りというかあきらめというか。
部下たちの誰にも見せない、野卑で剛胆なリーダーとして振る舞うプガチョフの、本当の顔……あの寂しげな整った顔が、哀しい瞳が、たまりません。
ちょ……なんなのこの萌えキャラ。
もともと美味しいキャラクタだけど、さらに多面的につっこめるっつーか、わたし好みの楽しいキャラに出来上がってますわ、プガ様ったら!
シヴァーブリン@コマのあの毒と色気。
すっげーヤな奴なんだけど、無視できない魅力がある。彼の歪みと陰が気になる。
つか、本気でやらしいよね、彼(笑)。
乳母@『ロミオとジュリエット』で二重アゴになっていたのが気になっていたんだけど、ちゃんとすっきりハンサムなコマくんに戻っててうれしい。
エカテリーナ@かおりちゃんの貫禄ときたら。
この作品の見せ場のひとつである、エカテリーナとマーシャの対話場面。
マーシャ@みみちゃんがほんと歌うまくなって、感心して聴いていたんだけど、その歌を受けて歌い出す女帝陛下の格上感ときたら!!(笑)
みみちゃんうまーい、とか思ってたのが、吹っ飛んだ。「うまい歌ってのは、こうよ!」みたいな(笑)。陛下、ちょっと手加減を、ヒロインが吹っ飛びます(笑)。
でも夜公演ではそれほど陛下ひとりがぶっ飛ばしている風ではなくなっていた。みみちゃん健闘! 女帝陛下もより芝居歌へ!
マクシームィチ@がおりはイマイチ目立っていない気が……。
それよりパラーシカ@あゆみちゃんがガンガン来てたー。
ペロポロードフ@ひろみちゃんは、最初ひろみちゃんだとわからなかった……こーゆー役もできるんだね。
フロプーシャ@朝風くんがもお、好みすぎて(笑)。
悪い顔全開ですよ、死ぬときの顔芸の凄まじさも含め、大好物だ。
イヴァン中尉@央雅くん、マジいい男! かっこいいし大人だし、これで新公学年とか嘘でしょ?!
セルゲイエフ@ハウルもかわいいよー。めがねっこ! めがねっこ!(笑)
ヒロさんはさすがの存在感と緩急自在の芝居ぶりだし、ヒメがまた素敵な女性だし、ひーこは男役がカッコ良すぎだし(笑)。
トリオはそのうちふたりが見た目同じタイプなだけに、レオくんが目立つ目立つ(笑)。こんなに歌って喋ってるレオくんはじめて見た。びっくりした『ロジェ』新公よりうまくなってるよね?
『黒い瞳』楽しい。
再演だけど、ふつーにアテ書きオリジナルなノリで楽しんでます。過去にとらわれすぎてもつまんないし。てゆーか、シブキジュン様は属性シブキジュン!という特別なキャラクタなの、誰にも真似できないし、近寄ることなんて出来ないのよ(笑)。
次は梅芸で観劇します。進化が楽しみだ。
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