星楽、たのしかったー!!

 もう何度目かわからないけど、叫んでおきます。

 ちえねねが好きだーっ。

 かわいいかわいいかわいい。
 このふたりを見ているとドキドキする、幸せになれる。
 かわいくてかわいくてたまらん。

 そして、れおんくんを見ていると、こんな男の子と恋愛したかった。と思う。
 ハタチくらいのときにさー、れおんくんみたいな男の子と出会って、恋したかったなあ。や、わたしはきっとフラれるっちゅーか、近寄ることも出来ないだろうけど、ひとりでドキドキしたり切なくなったり、泣いたりポエム書いたり(笑)、したかったよ。

 
 えー、とりあえず『ノバ・ボサ・ノバ』、役替わり3パターン目。

 いちばん、昭和度が高かった。

 びっくりだ。
 ナニこのレトロっちゅーか時代錯誤なまでの古き良き昭和。

 オーロ@真風がもお、古式ゆかしき昭和スターだった。
 タカラヅカの昭和スターぢゃなく、テレビとか映画とか、モノクロ時代の二枚目俳優。や、わたしもよく知るわけじゃないが、親が喜んで見る古いモノクロ映画のスターっぽい。
 えーと、唯一わたしが知るモノとしては、『仮面の忍者 赤影』の赤影さんみたいな感じ。びっちり撫でつけた髪と面長、主張のある鼻、涼しい目元。そして、ちょい嘘くさい芝居。音声と映像がズレてるような、古い映像っぽい。

 なんつーか、由緒正しい二枚目。
 で、イイもん。
 悪役とか色悪とかライバルキャラじゃなく、直球ど真ん中の主役キャラ。
 真っ白で誠実でクソ真面目。

 すごーく真面目にブリーザ@れみちゃんと恋をして、すごーく真面目に悲しんで、すごーく真面目に引きずりながら立ち直ろうとしていた。

 で。
 もうひとりの昭和。
 マール@ともみん。

 今すぐこの人に、赤いスカーフを。

 首にスカーフ巻いて、たなびかせてください。唇には茎の長い葉っぱくわえてください。で、頭の上に丸いサングラスを載せて、ギターを背中に担いでください。

 そーゆー人でした。

 ギターかき鳴らして黄昏れて、海辺を夕陽に向かって走って「海のばかやろーっ」て叫んでください。

 そーゆー人でした。

 主要人物ふたりが昭和なもんで、なんかものすごく『ノバ・ボサ・ノバ』って感じでした……。
 初演とか知らないから勝手なイメージだけど、昭和中期のかほりってこんなかなあ、と。

 面白かったです。

 オーロが真面目だからブリーザも真面目に恋してるし、マールが火の玉野郎だからブリーザの「ごめんなさい」感も強いし。
 いいバランスと温度でした。

 メール夫人@ベニーは、変な人でした。
 や、ベニーはどの役やっても変な人なんだけど(笑)。それにしてもメール夫人のぶっとび具合はなんなんだろう。
 千秋楽のお遊びだったのかもしれないけど、笑わせまくってくれたけど、うーん……ちょっとやりすぎていたような。
 メール夫人のキャラクタがわかんない……。

 というか、メール夫人って台詞あったっけ?
 「ベサメムーチョ」の場面とか、ふつーにいろいろ喋りまくっていて、びびった。「ひっく」とかだけで演じるものだと思ってたから、台詞によって笑いを取るのにびっくりした。

 ベニーは『めぐり会いは再び』でも遊びまくりだったからなあ。
 ブルギニョン@ベニーはたしかにお笑い担当キャラだけど、最初から最後までギャグなのはどうかと……。
 タカラヅカの男役スターなんだから、かっこいいところはかっこよくしてほしいなあ。
 ブルギニョンは公演日程があとになるほど笑いに走って、戻ってこなくなったような。

 それでもやっぱり見ちゃうんだけどね。目についちゃう、気になっちゃうんだけどね。

 
 卒業する真吹くんのお花のものすごさ。なんのキャラクタだろう、ファンシーなクマ?の顔になった花楯。
 や、それを持つ真吹くんはかわいらしいんだが、問題は彼に渡すまでの間、それをみきちぐが持っていた、ってことだな……。
 あまりにシュールな姿に目を疑った……(笑)。

 挨拶する真吹くんのまっすぐな声がよく通った、響いた。
 素直で健やか、気持ちの良い姿だった。

 ギリーは組長が読む手紙からすでに泣けた。
 音楽学校に合格したとき、神様にいっぱいいっぱい「ありがとう」を言ったんだって。
 ほんとにタカラヅカが好きなんだね。
 挨拶も、すごーくシンプルに「大好きです」って。
 大好き。大好きか。
 すごい破壊力だ。そのシンプルさがすぱんと胸に刺さったよ。

 
 楽しかった、星組公演。
 ショーも芝居も大好きだ。

 てゆーか「明日は星楽行くんだ」と思ったら眠れなかったってナニ? 遠足前の子ども??
 つーことで今死ぬほど眠いです……昨日からほとんど寝てない……。

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