変化する。変、化する。@黒い瞳/ロック・オン!
2011年5月17日 タカラヅカ 彦根駅に着くと、大きなひこにゃんの看板が出迎えてくれました。
おおお。ひこにゃんかぁ。ひこにゃんの国なんだなああ。
ひこにゃんに関しては、「新公で役がつかない頃からこっそり応援していたのに、あれよあれよとトップスターになってしまい、うれしいけれどちょっと寂しいような」という気持ちを勝手に持っています。
彦根築城何百年祭だかの初日、つまりひこにゃん初舞台の初日から、そのかわいらしさと彦根市のプロデュースのヘタさに頭を抱えてました、ええ勝手に(笑)。
それがつい昨日ことのようなのに。「地方の誰も知らない祭のマスコットキャラクタ」でしかなかったひこにゃんが、ここまで人気になるなんてなあ。
地元まっつメイトの木ノ実さんのエスコートで、いざひこね市文化プラザへ!
彦根はゆーひくん追いかけた『ジャワの踊り子』以来だぞっと。
2週間ぶりの『黒い瞳』『ロック・オン!』だー!!
えーと。
『黒い瞳』は、梅田で見たモノと違いすぎて、とまどいました。
なんじゃこりゃー。
ニコライ@キムくんも、プガチョフ@まっつも別人っ?!
ニコライは大人びたというか、あまり少年少年しなくなったというか。もちろん最初のおぼっちゃまぶりは健在なんだけど、恋と争乱の最中の成長ぶりが顕著というか。
少年らしい熱血度が下がり、分別っぽい落ち着きが増したというか。
バカっぽさが減ったというか。
梅田のときより、プガチョフLOVEぢゃなくなってる!!
てのが、ショックです(笑)。
梅田がやり過ぎだったのか? あの「大将」と呼ぶ声の甘さとかテレとか、「お前プガチョフ好き過ぎるやろ!」とツッコミたくなった、恋するヲトメみたいなニコライはどこに。
ニコライのアホかわいさを最大級に表していると思う、「マーシャ~~っ!!」と叫びながら全速力で袖に駆け込んでいく姿も、声が泣いていないので、なんかトーンダウンしたような。
あ、泣かないんだ、と思った。
ニコライってマンガみたいに涙ぶわっと吹き出させながら「マーシャ~~っ!!」と走っていくイメージがあったので、ふつうになっていてびっくり。
設定年齢上げたんだ。
青年ならば、プガチョフ相手にあんなに目をハートにしないだろうし、マーシャを泣きながら探したりしないだろう。
大人の男はそんなことしないもんなー。
ニコライの少年っぽさが大好きだったので、ちょっとしょぼん。
対するプガチョフときたら、まあ。
おっさん度が上がってる。
そ、そうか、ニコライの年齢が上がると、プガチョフも上がるのか。
少年になつかれるおにーさんではなく、青年になつかれるおっさんになってる(笑)。
年齢設定自体は変わっていないんだろうけど、芝居が骨太になった。
柄違いの武将役を、軍師タイプのまっつががんばって演じている、という感じだったのが取れ、ふつーに武将を演じている。
無理してる感がなくなったなー。つまんない。←
あの、無理に大きさを出そうと、あがいている感じが良かったのにー(笑)。
なんだよ、演じているうちに進化しちゃうんだ。てゆーか、こんなこともできたんだ、まっつって。
キムくんにしろ、まっつにしろ、梅田あたりがわたしの好みどんぴしゃだった、というだけで、進化した今の姿が悪いわけではまったくありません。
梅田は、初日よりもこなれて感情も乗り、されどまだ手探り中、って感じだったのかなあ。過渡期というか、ゴールが見えていないがむしゃら感、とまどい感が魅力だったんだと思う。
今は最終形態が見えたのかな。キムくんのことはわかんないけど、まっつはそんな感じだ。
物語として楽しむことと、ジェンヌの一ファンとして楽しむことは別。目線がチガウから。
物語的には梅田の、がむしゃら少年ニコライと、どこかいびつな英雄プガチョフが好みだった。
しかし、まっつファンとしては。
英雄まっつ、かっけー!!
知らないまっつだ。
骨太キャラって!
おっさん役は今までもやってきたけど、やっぱ線細い系っていうか、神経質系だったもんな。
粗野で骨太、ワイルドなまっつ。
知らないまっつにドキドキ。
キムくんファンも、びーびー泣いてるお子ちゃまキムくんより、押さえた大人のキムくんにときめいているのかな。
『ロック・オン!』は、市川~梅田で感じた「テンション高っ。アンタ誰?!」なまっつではなく、また別のまっつでした。
なんつーんだ、オレ様で肉食なまっつ。
なんだこの、堅実に押せ押せでがっつりいただいてる感じはっ。
はじけてテンションおかしくて盛り上がっているんじゃなくて、確信犯。自分をカッコイイと思ってるスターが、当たり前のよーに客席を釣る、あの感じ。
まままままつださん? どーしちゃったんですかっ?!
彦根のホールに入るなり、階段を確認してしまったのは、客席降りでここを走るまっつを思って(笑)。
ひこね市文化プラザの客席通路階段はけっこう段差がはっきりとあり、これを走り上るのはしんどいな、まっつコケないでね、と勝手に心配したんだけど。
まっつ、走りませんでした(笑)。
歩いてた。上手のみみちゃんがさーっと走っていくのに、まっつがゆっくりなもんで、下手通路ときたら渋滞気味。通路際のお客さんを丁寧に拾ってタッチしながら歩いている。
そして、音楽関係なくいちばん後ろまでいってハイタッチ。ええ、通路際だけじゃなく、その隣とかもみんな、手を出している人全員にタッチ。
そんなことやってるから、踊る暇ナシ。
梅芸でやっていた、帰る間際に腕を上げて飛び跳ねる、アレもナシ。
そんなことやってるヒマがあったら、できるだけたくさんのお客さんと触れあおうとしている様子。
いちばんゆっくり会場奥まで行って、戻るのも遅い、みみちゃんはもうずっと先を歩いているのに、まっつまだ客席にいる(笑)。
テンション高い、つーんでもないよアレ……なんか着実にファンサービスしてるよおおお? あの、あの、まっつが……。
舞台からのアピールも強く、骨太。
「あんなまっつ、はじめて見た」
と、梅田でも言っていたのに、彦根でも言うばめになるとわっ。
「プガチョフ入ってる? それであんなキャラなの?」
「オレ様だよアレ、ナニあれ、まっつぢゃない!」
と、木ノ実さんとひそひそ。
いやはや、格好良すぎてぽかーんですわ。
タカラジェンヌってすげえな。ナマモノってすごい、そして、こわい。
どんどん変わる。
面白いなあ。
おおお。ひこにゃんかぁ。ひこにゃんの国なんだなああ。
ひこにゃんに関しては、「新公で役がつかない頃からこっそり応援していたのに、あれよあれよとトップスターになってしまい、うれしいけれどちょっと寂しいような」という気持ちを勝手に持っています。
彦根築城何百年祭だかの初日、つまりひこにゃん初舞台の初日から、そのかわいらしさと彦根市のプロデュースのヘタさに頭を抱えてました、ええ勝手に(笑)。
それがつい昨日ことのようなのに。「地方の誰も知らない祭のマスコットキャラクタ」でしかなかったひこにゃんが、ここまで人気になるなんてなあ。
地元まっつメイトの木ノ実さんのエスコートで、いざひこね市文化プラザへ!
彦根はゆーひくん追いかけた『ジャワの踊り子』以来だぞっと。
2週間ぶりの『黒い瞳』『ロック・オン!』だー!!
えーと。
『黒い瞳』は、梅田で見たモノと違いすぎて、とまどいました。
なんじゃこりゃー。
ニコライ@キムくんも、プガチョフ@まっつも別人っ?!
ニコライは大人びたというか、あまり少年少年しなくなったというか。もちろん最初のおぼっちゃまぶりは健在なんだけど、恋と争乱の最中の成長ぶりが顕著というか。
少年らしい熱血度が下がり、分別っぽい落ち着きが増したというか。
バカっぽさが減ったというか。
梅田のときより、プガチョフLOVEぢゃなくなってる!!
てのが、ショックです(笑)。
梅田がやり過ぎだったのか? あの「大将」と呼ぶ声の甘さとかテレとか、「お前プガチョフ好き過ぎるやろ!」とツッコミたくなった、恋するヲトメみたいなニコライはどこに。
ニコライのアホかわいさを最大級に表していると思う、「マーシャ~~っ!!」と叫びながら全速力で袖に駆け込んでいく姿も、声が泣いていないので、なんかトーンダウンしたような。
あ、泣かないんだ、と思った。
ニコライってマンガみたいに涙ぶわっと吹き出させながら「マーシャ~~っ!!」と走っていくイメージがあったので、ふつうになっていてびっくり。
設定年齢上げたんだ。
青年ならば、プガチョフ相手にあんなに目をハートにしないだろうし、マーシャを泣きながら探したりしないだろう。
大人の男はそんなことしないもんなー。
ニコライの少年っぽさが大好きだったので、ちょっとしょぼん。
対するプガチョフときたら、まあ。
おっさん度が上がってる。
そ、そうか、ニコライの年齢が上がると、プガチョフも上がるのか。
少年になつかれるおにーさんではなく、青年になつかれるおっさんになってる(笑)。
年齢設定自体は変わっていないんだろうけど、芝居が骨太になった。
柄違いの武将役を、軍師タイプのまっつががんばって演じている、という感じだったのが取れ、ふつーに武将を演じている。
無理してる感がなくなったなー。つまんない。←
あの、無理に大きさを出そうと、あがいている感じが良かったのにー(笑)。
なんだよ、演じているうちに進化しちゃうんだ。てゆーか、こんなこともできたんだ、まっつって。
キムくんにしろ、まっつにしろ、梅田あたりがわたしの好みどんぴしゃだった、というだけで、進化した今の姿が悪いわけではまったくありません。
梅田は、初日よりもこなれて感情も乗り、されどまだ手探り中、って感じだったのかなあ。過渡期というか、ゴールが見えていないがむしゃら感、とまどい感が魅力だったんだと思う。
今は最終形態が見えたのかな。キムくんのことはわかんないけど、まっつはそんな感じだ。
物語として楽しむことと、ジェンヌの一ファンとして楽しむことは別。目線がチガウから。
物語的には梅田の、がむしゃら少年ニコライと、どこかいびつな英雄プガチョフが好みだった。
しかし、まっつファンとしては。
英雄まっつ、かっけー!!
知らないまっつだ。
骨太キャラって!
おっさん役は今までもやってきたけど、やっぱ線細い系っていうか、神経質系だったもんな。
粗野で骨太、ワイルドなまっつ。
知らないまっつにドキドキ。
キムくんファンも、びーびー泣いてるお子ちゃまキムくんより、押さえた大人のキムくんにときめいているのかな。
『ロック・オン!』は、市川~梅田で感じた「テンション高っ。アンタ誰?!」なまっつではなく、また別のまっつでした。
なんつーんだ、オレ様で肉食なまっつ。
なんだこの、堅実に押せ押せでがっつりいただいてる感じはっ。
はじけてテンションおかしくて盛り上がっているんじゃなくて、確信犯。自分をカッコイイと思ってるスターが、当たり前のよーに客席を釣る、あの感じ。
まままままつださん? どーしちゃったんですかっ?!
彦根のホールに入るなり、階段を確認してしまったのは、客席降りでここを走るまっつを思って(笑)。
ひこね市文化プラザの客席通路階段はけっこう段差がはっきりとあり、これを走り上るのはしんどいな、まっつコケないでね、と勝手に心配したんだけど。
まっつ、走りませんでした(笑)。
歩いてた。上手のみみちゃんがさーっと走っていくのに、まっつがゆっくりなもんで、下手通路ときたら渋滞気味。通路際のお客さんを丁寧に拾ってタッチしながら歩いている。
そして、音楽関係なくいちばん後ろまでいってハイタッチ。ええ、通路際だけじゃなく、その隣とかもみんな、手を出している人全員にタッチ。
そんなことやってるから、踊る暇ナシ。
梅芸でやっていた、帰る間際に腕を上げて飛び跳ねる、アレもナシ。
そんなことやってるヒマがあったら、できるだけたくさんのお客さんと触れあおうとしている様子。
いちばんゆっくり会場奥まで行って、戻るのも遅い、みみちゃんはもうずっと先を歩いているのに、まっつまだ客席にいる(笑)。
テンション高い、つーんでもないよアレ……なんか着実にファンサービスしてるよおおお? あの、あの、まっつが……。
舞台からのアピールも強く、骨太。
「あんなまっつ、はじめて見た」
と、梅田でも言っていたのに、彦根でも言うばめになるとわっ。
「プガチョフ入ってる? それであんなキャラなの?」
「オレ様だよアレ、ナニあれ、まっつぢゃない!」
と、木ノ実さんとひそひそ。
いやはや、格好良すぎてぽかーんですわ。
タカラジェンヌってすげえな。ナマモノってすごい、そして、こわい。
どんどん変わる。
面白いなあ。
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