要塞の人々と、反乱軍の人々と。@黒い瞳
2011年5月15日 タカラヅカ 全ツ『黒い瞳』の感想続き。
ベロゴールスク場面、センターで踊るハウル! に、ちょっとワクテカ(笑)。
国境警備隊の歌を歌いながら踊る兵士さんたち、センターがめがねっこのセルゲイエフ少尉@ハウル。
『ロミオとジュリエット』の子役、ピーターくんから一気に若くない役へ(笑)。
兵士の朝風くんがかわいこぶりっこしてるー。声色使ってるけど、ちっとも声色になってないー(笑)。
鶏を追いかける男の子@ららちゃんで、どの回も必ず笑いが起こったのがすごいなー。そんなに笑えることなのか。
ところでイヴァン中尉@央雅くんが、好みすぎるんですが。
隻眼の長身美丈夫が、両手に毛糸巻き付けて登場したら、そりゃ萌えますわ。
かっこいいなああ。
黙って立っていたらすごくかっこいいのに、笑うと一気にやさしくなる。
のどかな田舎部隊の副官って感じがいいわあ。
ただ彼、台詞声に問題アリ?
セルゲイエフと話しているところとか、声質のこもり方と抑揚のなさが気になる。
セルゲイエフも、芝居うまくないし。
このふたりの会話部分はほっこりシーンなのに、ふたりとも微妙で素直にほっこりできない。
でも、ふたりとも好き(笑)。
ヴァシリーサ@ヒメは見た目に反した肝っ玉母さん的に登場。
見た目はきれーなおねーさんだもんよ。でも年配役だから、喋り方とか脚本が田舎のおばさん風。
毛糸の飛ばし方と豪快な笑顔……されど、マーシャ@みみちゃんがヤイーク川に行って来たと言ったときに不安気な顔になって夫のミロノフ大尉@ナガさんのところへすがっていくのがイイ。
強さと弱さが両方ある感じで、こーゆー女性、モテるだろうなと思う(笑)。
ヒメはこのヴァシリーサ役だけじゃなく、モブのダンサーとしてあちこちでも活躍してるけど、オープニングの民衆のコワさが半端ナイ(笑)。
よろけて登場、地に転がる、その目つき。
入り込み過ぎ、見るなり「こわっ」と思う(笑)。
ところで、ここで登場する神父さん@真地くん。
でかっ。
ただでさえ長身なのに、嵩高い帽子かぶってるもんで、さらに上に長い。全長2mぐらいあるんじゃないの?
2mな神父様って……誰得……(笑)。
ニコライ@キムとマーシャが出会い、双方一目惚れで一気にラヴラヴになる、それを後ろでひとり見つめるシヴァーブリン@コマの目つきがイイ。
シヴァーブリンは最初からひどい態度で、わかりやすくイヤナヤツ!なんだけど、実はマーシャに対する眼差しは優しいの。
「私の宝物」と歌うマーシャを見つめる瞳が、このひねくれ者にはそぐわない、ピュアな愛情に満ちていて……切なくなる。
ほんとにマーシャのこと好きなんだよ。
ツンデレだから、素直になれないだけで。
去年マーシャにプロポーズして断られたらしいけど、きっとアプローチ間違いまくったんだろうなあ。
貴族を鼻にかけて「この俺様がお前なんかに声を掛けてやってるんだぜ」的態度で接して、背中向けられたんだろーなー。
ペテルブルクで、そんな女たちとしかつきあってなかったんだろう。馬鹿だなあ。
マーシャが振り向いてくれたらきっと、彼女だけにはデレて見せたろうに。
反乱軍陣営の人々。
ザルービン@ザッキー、トマーノフ@月城くん。
実はわたし、初演のザルービンがかなり好きで。プガチョフが別物になるのは覚悟していたけれど、ザルービンの別物ぶりに、地味にショックを受けた(笑)。
ザルービンってあんな役だっけ?
プガチョフの部下で、シンパ、熱愛者。
プガチョフが正しいとかどんな人でどんな行いをとか、そーゆー客観的な目は持たず、ただもう盲目的にプガチョフを崇拝し、付き従っているイメージ。
プガチョフが死ねと命令したら、なんの躊躇もなく死にそうな男。
演じていたナルセくんの持ち味もあったんだろうけど、パッションはあったけれどやっぱどこか冷ややかさがあったというか。
こーゆー腹心キャラって好きなのなー。『龍星』の飛雪とかさー。
それがザッキーザルービンってば。
ナニあの暑苦しい男(笑)。
シンパはシンパなんだけど、間違ってないんだけど、いつもガオガオ吠えまくってるというか。顔の情報量が多いっていうか。
プガチョフを妄信しているというより、ただの頭の悪い暴力的な男に見えて。プガチョフへの愛情が足りていない気がしたなー。
チガウ……こんなのザルービンぢゃないっ!てくらい、違和感だった(笑)。
初演と比べても意味ないので、そう思ったことは事実だけど、それで悪いと言っているわけじゃない。
ザッキーザルービンはザッキーザルービンで良いのです、アリなんです。
このウザいところが、今回の『黒い瞳』のザルービンなんだろう。
むしろザルービンより、トマーノフが、初演のザルービンっぽかった気がする。
初演のトマーノフは、記憶にありません(笑)。プガ様の腹心はザルービンだけかと思ってたよ。
だもんでこちらは初演と比べてどうこうもない。
月城くんはどんどん男前になってきてるなあ。好きな顔立ちなので、どこにいても目につくし。
顔の情報量はザッキーの方がはるかに多いんだけどね(笑)。
実直にプガ様を愛している感じが良かった、トマーノフ。
そして、ふたりの元帥。ベロボロードフ@ひろみちゃんと、フロプーシャ@朝風くん。
ひろみちゃんがこんな身も蓋もないヒゲ男役をやっているとは思ってなかった。最初気付かなかったよ。
ワイルドでかっこいい。声が良いの、姿に似合っているの。新境地開拓?
ベロボロードフ役を演じる彼を見て、芝居の好きな子だったんだよなと思い出した。技術は足りてなくても、ルキーニとか体当たりでやってたもんなあ。雪に来てアイドル系になっちゃったから、しばらく忘れてた。脇で芝居に没入していた、昔のひろみちゃん。
ベロボロードフは脇の役というイメージだっだけど、ひろみが演じることで、わたしが思っていたよりずっといい役だったんだと気付いた。
ベロボロードフの相棒、フロプーシャは美青年ポジだよね? 初演が卯城くんだったし。ベロボロードフがいかついヒゲオヤジな分、相方は美形優男系という、コンビ物のお約束において。
朝風くんはすらりとした美青年じゃない。いやハンサムだけど、もっと土臭いというか。ベロボロードフの方が絶対美青年だ、ヒゲで誤魔化されてるけど!な感じが、かえって愉快。
朝風くんも顔芸激しい人なんだけど、ザッキーのような情報量云々ぢゃないんだよなあ。不思議だなあザッキー。(そっち?)
あまりにも怒り顔と悪い顔ばかりしているので、おなかいっぱいになりがちです、朝風くん。もうちょい引くところは引いてくれた方が好みです。
ベロゴールスク場面、センターで踊るハウル! に、ちょっとワクテカ(笑)。
国境警備隊の歌を歌いながら踊る兵士さんたち、センターがめがねっこのセルゲイエフ少尉@ハウル。
『ロミオとジュリエット』の子役、ピーターくんから一気に若くない役へ(笑)。
兵士の朝風くんがかわいこぶりっこしてるー。声色使ってるけど、ちっとも声色になってないー(笑)。
鶏を追いかける男の子@ららちゃんで、どの回も必ず笑いが起こったのがすごいなー。そんなに笑えることなのか。
ところでイヴァン中尉@央雅くんが、好みすぎるんですが。
隻眼の長身美丈夫が、両手に毛糸巻き付けて登場したら、そりゃ萌えますわ。
かっこいいなああ。
黙って立っていたらすごくかっこいいのに、笑うと一気にやさしくなる。
のどかな田舎部隊の副官って感じがいいわあ。
ただ彼、台詞声に問題アリ?
セルゲイエフと話しているところとか、声質のこもり方と抑揚のなさが気になる。
セルゲイエフも、芝居うまくないし。
このふたりの会話部分はほっこりシーンなのに、ふたりとも微妙で素直にほっこりできない。
でも、ふたりとも好き(笑)。
ヴァシリーサ@ヒメは見た目に反した肝っ玉母さん的に登場。
見た目はきれーなおねーさんだもんよ。でも年配役だから、喋り方とか脚本が田舎のおばさん風。
毛糸の飛ばし方と豪快な笑顔……されど、マーシャ@みみちゃんがヤイーク川に行って来たと言ったときに不安気な顔になって夫のミロノフ大尉@ナガさんのところへすがっていくのがイイ。
強さと弱さが両方ある感じで、こーゆー女性、モテるだろうなと思う(笑)。
ヒメはこのヴァシリーサ役だけじゃなく、モブのダンサーとしてあちこちでも活躍してるけど、オープニングの民衆のコワさが半端ナイ(笑)。
よろけて登場、地に転がる、その目つき。
入り込み過ぎ、見るなり「こわっ」と思う(笑)。
ところで、ここで登場する神父さん@真地くん。
でかっ。
ただでさえ長身なのに、嵩高い帽子かぶってるもんで、さらに上に長い。全長2mぐらいあるんじゃないの?
2mな神父様って……誰得……(笑)。
ニコライ@キムとマーシャが出会い、双方一目惚れで一気にラヴラヴになる、それを後ろでひとり見つめるシヴァーブリン@コマの目つきがイイ。
シヴァーブリンは最初からひどい態度で、わかりやすくイヤナヤツ!なんだけど、実はマーシャに対する眼差しは優しいの。
「私の宝物」と歌うマーシャを見つめる瞳が、このひねくれ者にはそぐわない、ピュアな愛情に満ちていて……切なくなる。
ほんとにマーシャのこと好きなんだよ。
ツンデレだから、素直になれないだけで。
去年マーシャにプロポーズして断られたらしいけど、きっとアプローチ間違いまくったんだろうなあ。
貴族を鼻にかけて「この俺様がお前なんかに声を掛けてやってるんだぜ」的態度で接して、背中向けられたんだろーなー。
ペテルブルクで、そんな女たちとしかつきあってなかったんだろう。馬鹿だなあ。
マーシャが振り向いてくれたらきっと、彼女だけにはデレて見せたろうに。
反乱軍陣営の人々。
ザルービン@ザッキー、トマーノフ@月城くん。
実はわたし、初演のザルービンがかなり好きで。プガチョフが別物になるのは覚悟していたけれど、ザルービンの別物ぶりに、地味にショックを受けた(笑)。
ザルービンってあんな役だっけ?
プガチョフの部下で、シンパ、熱愛者。
プガチョフが正しいとかどんな人でどんな行いをとか、そーゆー客観的な目は持たず、ただもう盲目的にプガチョフを崇拝し、付き従っているイメージ。
プガチョフが死ねと命令したら、なんの躊躇もなく死にそうな男。
演じていたナルセくんの持ち味もあったんだろうけど、パッションはあったけれどやっぱどこか冷ややかさがあったというか。
こーゆー腹心キャラって好きなのなー。『龍星』の飛雪とかさー。
それがザッキーザルービンってば。
ナニあの暑苦しい男(笑)。
シンパはシンパなんだけど、間違ってないんだけど、いつもガオガオ吠えまくってるというか。顔の情報量が多いっていうか。
プガチョフを妄信しているというより、ただの頭の悪い暴力的な男に見えて。プガチョフへの愛情が足りていない気がしたなー。
チガウ……こんなのザルービンぢゃないっ!てくらい、違和感だった(笑)。
初演と比べても意味ないので、そう思ったことは事実だけど、それで悪いと言っているわけじゃない。
ザッキーザルービンはザッキーザルービンで良いのです、アリなんです。
このウザいところが、今回の『黒い瞳』のザルービンなんだろう。
むしろザルービンより、トマーノフが、初演のザルービンっぽかった気がする。
初演のトマーノフは、記憶にありません(笑)。プガ様の腹心はザルービンだけかと思ってたよ。
だもんでこちらは初演と比べてどうこうもない。
月城くんはどんどん男前になってきてるなあ。好きな顔立ちなので、どこにいても目につくし。
顔の情報量はザッキーの方がはるかに多いんだけどね(笑)。
実直にプガ様を愛している感じが良かった、トマーノフ。
そして、ふたりの元帥。ベロボロードフ@ひろみちゃんと、フロプーシャ@朝風くん。
ひろみちゃんがこんな身も蓋もないヒゲ男役をやっているとは思ってなかった。最初気付かなかったよ。
ワイルドでかっこいい。声が良いの、姿に似合っているの。新境地開拓?
ベロボロードフ役を演じる彼を見て、芝居の好きな子だったんだよなと思い出した。技術は足りてなくても、ルキーニとか体当たりでやってたもんなあ。雪に来てアイドル系になっちゃったから、しばらく忘れてた。脇で芝居に没入していた、昔のひろみちゃん。
ベロボロードフは脇の役というイメージだっだけど、ひろみが演じることで、わたしが思っていたよりずっといい役だったんだと気付いた。
ベロボロードフの相棒、フロプーシャは美青年ポジだよね? 初演が卯城くんだったし。ベロボロードフがいかついヒゲオヤジな分、相方は美形優男系という、コンビ物のお約束において。
朝風くんはすらりとした美青年じゃない。いやハンサムだけど、もっと土臭いというか。ベロボロードフの方が絶対美青年だ、ヒゲで誤魔化されてるけど!な感じが、かえって愉快。
朝風くんも顔芸激しい人なんだけど、ザッキーのような情報量云々ぢゃないんだよなあ。不思議だなあザッキー。(そっち?)
あまりにも怒り顔と悪い顔ばかりしているので、おなかいっぱいになりがちです、朝風くん。もうちょい引くところは引いてくれた方が好みです。
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