つーことで、『ハウ・トゥー・サクシード』制作発表会に行ってきました。
わたしにレポ機能はないので、感想だけ書きます。
オープニングは出演者のパフォーマンス……ってことで、主題歌披露タイム。
まっつの声からはじまった。……『太王四神記』『ロミオとジュリエット』に続き、1本物ミュージカルとゆーと、まっつナレーション。宝塚歌劇団的にお約束となるのか(笑)。
ま、よーするに「本の声」です。初演はミサノエール。
まっつのあまり男声に特化していない印象のナレーションに応えるカタチで、スーツ姿のフィンチ@キムくんが主題歌を歌い出す。あの「ハウツー♪ ハウツー♪」ってやつね。
で、しばらくひとりで歌ったあとに、バド@ちぎくん登場。ポスターまんまの姿なので客席から笑いが起こる。続いて、ブラッド@まっつ登場。マンガ的なバドのあとに、なんと地味でふつーのおっさんが登場することか(笑)。
3人でほんのちょっと歌い踊る。
そして、ウォンパー@ヲヅキ、ギャッチ@コマが登場、5人で主題歌。
なにもない、空っぽのバウホール舞台の上で、でかいマイク握って歌い踊る、5人のスーツ男。
シュールです……。
ソロパートがあったのは、キムのみ。
だからまっつの声は単体では聞こえなかった。ちぎくんとユニゾンで歌っていた部分がいちばん、声が少ない部分だったか。あとは5人でふつーに歌うのでなんとも……。
男たちと入れ替わりに、ローズマリー@みみちゃん登場。キムとふたりでラブソングとなる。「信じてる♪ アナタを信じてる♪」って歌。
最初の、キムくんひとり舞台にマイク持って立っている状態で、すごく興奮した。
あたし今、ふつーではない場にいるんだなと。
バウホールで、この近さで、ショーではない芝居化粧と衣装のスターが、マイク持って歌うことってないじゃん?
芝居ならマイクは胸か頭部に小さいのを付けているわけで、ショーならこんなに地味でリアル系の顔と衣装じゃない。
ニコライ@『黒い瞳』が、ステージ中央でマイク持って客席と真正面に向かい合って主題歌熱唱する。……くらい、ありえない光景。
いや、ソレを今やってるんだ。
制作発表会だから。
もしも『黒い瞳』で制作発表やってたら、キムはニコライの軍服姿でこうやってマイク握って真ん中立って歌ってたんだ。
制作発表ってすげえ!!
と、改めて思った(笑)。
いやその、制作発表にまざって参加するの2回目だけど、いつも観ているバウのステージで、てのは破壊力高い。ホテル宴会場の特設ステージなら「そーゆーもん」と思えるけど、いつも観ている舞台でなんだもん。てゆーかそもそも昔参加した制作発表ってジェンヌさん素顔だったわ。主題歌披露してくれたけど。
セットもナニもない(ビルの絵が描かれた幕がホリゾントにあるだけ)、振付すらろくにない、ほんっとに「舞台です」というだけの空っぽの空間で、ただ自分のスキルのみを武器に歌い出す。
キムくんすげえな。
まだ客席はカケラも暖まってない、そんな状態なのにいきなりひとりで歌い出してるんですよ。
難易度高いわー、トップスターって大変。
ちぎはまだいいんだ、キムが口火を切ったあとだし、なによりそのマンガ的なキャラクタで底上げされる。
爆発したトサカ頭にアラレちゃんみたいな黒縁眼鏡、コミカルなビビッドスーツ、表情も仕草もとびきりギャグでよし!だから。
お笑いやってもいいキャラと、「ふつーに二枚目の範疇で」盛り上げなければならなかったキムくんは、難易度に相当差があったと思う。
いやあ、最初キムひとりで「ハウ・トゥー・サクシード」をはじめたときは、びみょーなキモチになったからなあ(笑)。
ちぎが登場してくれて、ほっとしたというか。
登場人物板付き総踊り!からはじめるくらいでいいんだと思った、空気が暖まっていない場合。
『ノバ・ボサ・ノバ』前夜祭とかでも、ふつーにオープニング場面からはじめるのはそのためだよな。幕が上がりましたー、観客はナニが起こるのかわかってません、てな温度が低い状態で、突然セットもなんもナシの空っぽの空間でソールひとりが本舞台でシナーマン歌い出しても、観客はぽかーんとしたままになるだろーからなー。段階踏んで行かなきゃなー。
もしくはトークとかいろんな説明とかで盛り上げたあとだよなー。
幕開きから突然、なにもないとこにトップひとりで……って、えらいこっちゃだよな。
キムくんひとりで「うわー、大変だなあ」と思い、ちぎくん登場で「よかった」と思い……そこにまっつが登場し、さらに「いたたまれない」と思った……(笑)。
バドほどかっ飛んでないとはいえ、フィンチはいちおーミュージカル的というか、かわいい嘘くさい衣装を着ているの。白地に細かいピンクラインの入ったスーツ。ぱっと見には全身ベビーピンク? かわいらしいパステルカラー?
現実には絶対いない、こんな服着た男。
だって舞台だもの、ミュージカルだもの。って、そんな格好。
そこへバド、もっと嘘全開のおバカな格好。
嘘くささ、フィクション臭さが跳ね上がり、このまま「そうよ、だってミュージカルだもの!」という雰囲気になるのかと思いきや。
容赦なくリアルな、リーマンスーツ男登場。
いや、実際のリーマンがこんなにかっこよくないだろとか、現実にいたらソレでも十分派手だよとか、そんな話ではなくて。
「舞台」の上では、グレーのふつーの会社員スーツなの。フィクションよりは現実臭い衣装なの。
こ、困る……っ。
見た目がシュールすぎて、処理しきれない! 困るよこの絵面!!(笑)
現実ではあり得ないし、十分嘘くさくて派手だけど、ショーではなくあくまでも芝居のスーツ姿のキム。
ミュージカルですよ嘘世界の話ですよみんな笑ってね!のちぎ。
現実と地続きのサラリーマン男まっつ。
この3人で、しれっと歌い踊られても……!!
あたし今、すげーもん見てる……!(白目)
って感じでした。
そこへ、さらに完璧リアルスーツ男ヲヅキ、ふつーにスーツですがナニか?のコマが加わると、もお。
ナニこれ、ここ、なんの店? どーゆープレイなのよ??!
って感じがして。(取り乱してます)
ミュージカルからホストクラブ寄りになったよーな……ええっと。
そんなカオスな世界が繰り広げられ、キムくんを中心にばんっ、とポーズつけて曲が終わったりなんかして。
とりあえず、この5人でユニット組んで売り出してください……衣装もこのままでイイです。わけわかんなすぎて、どこへ行っても「コンセプトなんなんですか??」と聞かれること受け合い。
続く(笑)。
わたしにレポ機能はないので、感想だけ書きます。
オープニングは出演者のパフォーマンス……ってことで、主題歌披露タイム。
まっつの声からはじまった。……『太王四神記』『ロミオとジュリエット』に続き、1本物ミュージカルとゆーと、まっつナレーション。宝塚歌劇団的にお約束となるのか(笑)。
ま、よーするに「本の声」です。初演はミサノエール。
まっつのあまり男声に特化していない印象のナレーションに応えるカタチで、スーツ姿のフィンチ@キムくんが主題歌を歌い出す。あの「ハウツー♪ ハウツー♪」ってやつね。
で、しばらくひとりで歌ったあとに、バド@ちぎくん登場。ポスターまんまの姿なので客席から笑いが起こる。続いて、ブラッド@まっつ登場。マンガ的なバドのあとに、なんと地味でふつーのおっさんが登場することか(笑)。
3人でほんのちょっと歌い踊る。
そして、ウォンパー@ヲヅキ、ギャッチ@コマが登場、5人で主題歌。
なにもない、空っぽのバウホール舞台の上で、でかいマイク握って歌い踊る、5人のスーツ男。
シュールです……。
ソロパートがあったのは、キムのみ。
だからまっつの声は単体では聞こえなかった。ちぎくんとユニゾンで歌っていた部分がいちばん、声が少ない部分だったか。あとは5人でふつーに歌うのでなんとも……。
男たちと入れ替わりに、ローズマリー@みみちゃん登場。キムとふたりでラブソングとなる。「信じてる♪ アナタを信じてる♪」って歌。
最初の、キムくんひとり舞台にマイク持って立っている状態で、すごく興奮した。
あたし今、ふつーではない場にいるんだなと。
バウホールで、この近さで、ショーではない芝居化粧と衣装のスターが、マイク持って歌うことってないじゃん?
芝居ならマイクは胸か頭部に小さいのを付けているわけで、ショーならこんなに地味でリアル系の顔と衣装じゃない。
ニコライ@『黒い瞳』が、ステージ中央でマイク持って客席と真正面に向かい合って主題歌熱唱する。……くらい、ありえない光景。
いや、ソレを今やってるんだ。
制作発表会だから。
もしも『黒い瞳』で制作発表やってたら、キムはニコライの軍服姿でこうやってマイク握って真ん中立って歌ってたんだ。
制作発表ってすげえ!!
と、改めて思った(笑)。
いやその、制作発表にまざって参加するの2回目だけど、いつも観ているバウのステージで、てのは破壊力高い。ホテル宴会場の特設ステージなら「そーゆーもん」と思えるけど、いつも観ている舞台でなんだもん。てゆーかそもそも昔参加した制作発表ってジェンヌさん素顔だったわ。主題歌披露してくれたけど。
セットもナニもない(ビルの絵が描かれた幕がホリゾントにあるだけ)、振付すらろくにない、ほんっとに「舞台です」というだけの空っぽの空間で、ただ自分のスキルのみを武器に歌い出す。
キムくんすげえな。
まだ客席はカケラも暖まってない、そんな状態なのにいきなりひとりで歌い出してるんですよ。
難易度高いわー、トップスターって大変。
ちぎはまだいいんだ、キムが口火を切ったあとだし、なによりそのマンガ的なキャラクタで底上げされる。
爆発したトサカ頭にアラレちゃんみたいな黒縁眼鏡、コミカルなビビッドスーツ、表情も仕草もとびきりギャグでよし!だから。
お笑いやってもいいキャラと、「ふつーに二枚目の範疇で」盛り上げなければならなかったキムくんは、難易度に相当差があったと思う。
いやあ、最初キムひとりで「ハウ・トゥー・サクシード」をはじめたときは、びみょーなキモチになったからなあ(笑)。
ちぎが登場してくれて、ほっとしたというか。
登場人物板付き総踊り!からはじめるくらいでいいんだと思った、空気が暖まっていない場合。
『ノバ・ボサ・ノバ』前夜祭とかでも、ふつーにオープニング場面からはじめるのはそのためだよな。幕が上がりましたー、観客はナニが起こるのかわかってません、てな温度が低い状態で、突然セットもなんもナシの空っぽの空間でソールひとりが本舞台でシナーマン歌い出しても、観客はぽかーんとしたままになるだろーからなー。段階踏んで行かなきゃなー。
もしくはトークとかいろんな説明とかで盛り上げたあとだよなー。
幕開きから突然、なにもないとこにトップひとりで……って、えらいこっちゃだよな。
キムくんひとりで「うわー、大変だなあ」と思い、ちぎくん登場で「よかった」と思い……そこにまっつが登場し、さらに「いたたまれない」と思った……(笑)。
バドほどかっ飛んでないとはいえ、フィンチはいちおーミュージカル的というか、かわいい嘘くさい衣装を着ているの。白地に細かいピンクラインの入ったスーツ。ぱっと見には全身ベビーピンク? かわいらしいパステルカラー?
現実には絶対いない、こんな服着た男。
だって舞台だもの、ミュージカルだもの。って、そんな格好。
そこへバド、もっと嘘全開のおバカな格好。
嘘くささ、フィクション臭さが跳ね上がり、このまま「そうよ、だってミュージカルだもの!」という雰囲気になるのかと思いきや。
容赦なくリアルな、リーマンスーツ男登場。
いや、実際のリーマンがこんなにかっこよくないだろとか、現実にいたらソレでも十分派手だよとか、そんな話ではなくて。
「舞台」の上では、グレーのふつーの会社員スーツなの。フィクションよりは現実臭い衣装なの。
こ、困る……っ。
見た目がシュールすぎて、処理しきれない! 困るよこの絵面!!(笑)
現実ではあり得ないし、十分嘘くさくて派手だけど、ショーではなくあくまでも芝居のスーツ姿のキム。
ミュージカルですよ嘘世界の話ですよみんな笑ってね!のちぎ。
現実と地続きのサラリーマン男まっつ。
この3人で、しれっと歌い踊られても……!!
あたし今、すげーもん見てる……!(白目)
って感じでした。
そこへ、さらに完璧リアルスーツ男ヲヅキ、ふつーにスーツですがナニか?のコマが加わると、もお。
ナニこれ、ここ、なんの店? どーゆープレイなのよ??!
って感じがして。(取り乱してます)
ミュージカルからホストクラブ寄りになったよーな……ええっと。
そんなカオスな世界が繰り広げられ、キムくんを中心にばんっ、とポーズつけて曲が終わったりなんかして。
とりあえず、この5人でユニット組んで売り出してください……衣装もこのままでイイです。わけわかんなすぎて、どこへ行っても「コンセプトなんなんですか??」と聞かれること受け合い。
続く(笑)。
コメント