キャスト感想つれづれ。@新人公演『ファントム』
2011年7月15日 タカラヅカ 妄想配役はさておき、新人公演『ファントム』のキャスト感想。
カルロッタ@仙名さんは、アレでいいのか?
なんかすごーくお笑いキャラになっていたが。
『ノバ・ボサ・ノバ』新公のシスターマーマ@みっきーを思い出した。
見た目から「論外」なおばさんキャラを、若くてきれいな子が演じると、キャラを壊すしかないんだよな。
同じことをしても、不細工なおばさんがやるなら「ナニを分不相応な」って感じになるけど、若くてきれいな子がやるとふつうになってしまう。こんなに美女なんだから、自信家でも納得だな、と。
見た目が若い美女だと、そこから悪い意味で目立つ、キャラを立てるためには、KYなくらい変な人にするしかない、という。
怪演に走るしかないという。
つーことで、カルロッタは怪演でした。
もともと仙名さん、タカラヅカらしい色合いの娘役、美人さんですもの。ふつーにやったらふつーに美女になってしまう。
だからいろんなことをがんばってやって、とにかく笑いを取ろうという。
それが正しいのか、成功しているのかどうかは置くとして、わたしがちょっとしょぼんだったのは、歌唱力。
高音がいまいち、裏声と地声の切り替え雑……。
仙名さん~~。
はじめての大役で、すっごくすっごく大変だったんだろうけど、そのへん残念でした。
ナマで歌をしっかり聴くの、文化祭以来だったんだけどさー。なんかもっと完璧な歌姫だと思い込んでた。
タカラヅカ娘役として、あちこちでワンフレーズだけ声を出す分には、きれいでうまくて、すごくいい感じなんだけど、いきなりカルロッタは任が重かったのかなあ。
東宝の新公では大劇の経験をもとに、のびのび歌ってくれるといいなあ。
本役のいちかちゃんはあの通りの美女なのに、それでもあんだけ憎まれ役を創りあげてるんだもんなあ、ほんとすげえや。
んで、カルロッタの夫、アラン・ショレ@輝良まさとの男前ぶり……!!
いやあ、ますますかっこよくなるね、輝良まさと。
芝居もうまくなってるよね?
こういう二枚目の大人の男が新公にいると、すごくうれしい。ほっとする。
フィリップ@がりんくんは、王子様っぷりに吹いた(笑)。
そうか、シャンドン伯爵って王子様キャラなんだ!! トウコとかまとぶんとかみわっちとか、それぞれチガウ意味で王子様ではなかったので(笑)、忘れてたよ。役割的には王子様だよね。
がりんくんはコスプレすると男役度が下がる気がするので、さらにフェミニンな印象。もう少し男らしくなってくれるとありがたいんだが。
輝度の高さは正しいフィリップだ。
ソレリ@姫花は……。
主演の鳳くんが最後の挨拶で、「初日の翌日からはじまった新人公演のお稽古」と言っていたのを聞き、「そうか、まだお稽古はじまってなかったんだね、ごめんね」と思った。
初日の代役ソレリのものすごさに「練習しとけよ!」と思ったんだ。まだスタートしてなかったんだね。
ごめんねごめんね。
しかし。
そこはごめんだけど、やっぱりその、どうあがいても……ええっと。
きらりの本役早期復帰を心から祈ったのは、このまま姫花がソレリを演じていたら、姫花のタカラジェンヌ人生に響くと勝手に心配したためだ。
あれだけ完璧にヘタだと、演目だけを観に来たライト層から悪い意味での注目を集めてしまう。
ソレリのような(役の少ないこの作品での)大きな役だと、欠点ばかりが目立ってしまう。
台詞のない脇の役で美貌を添えている分には、「あんなところにものすごい美少女が!」と観客の目を楽しませてくれるんだけどなあ。
何故天は二物を与えてくれないんだろう……なにも、ものすごーくうまくなくてもいいんだ、人並みの声と演技力があれば、姫花は無敵になれるのに……。
もったいない……。
それでも姫花はピカイチの華と美貌でキラキラしていた。ザッツ花娘!
セルジョ、リシャール、ラシュナルは、もともと比重の低い役の上、新公では見せ場を削られていたのでただのモブと変わらなかったよーな。
柚カレー、水美マイティー、和海くん、この3人ならソロがあるのは和海くんだと勝手に思っていた……というのも、三兄弟の誰がどの役だかわかってなかったし、また、この3つ役は誰がオーベロンをやってもおかしくないからだ。初演の宙ではセルジョがオーベロンだったし、再演花からはリシャールがオーベロンになっている。つまり、誰でもいいんだ。
柚カレーくんと和海くんが妖精さんで出てきたときに、えっ、と思った。つーことは、残ったひとり、マイティーがオーベロンなのか!と。
マイティー、歌も歌えるんだね。うまかったわー。
でも和海くんの歌も聴きたかった……妖精さんで歌ってたけど……声よく聞こえたけど……ソロぢゃないしなー。
歌といえば、日高くんは歌はアレなのか?
見せ場なんてろくにない役だったが、ワンフレーズだか歌ってくれたときに、ちょっとびびった(笑)。
あんなにかっこいいのに……。
ダンサーって歌はアレだというお約束があるのか。
メグ@レンナちゃんの歌に期待した。というのも、彼女の歌声を聴いたことがないので、どんなだろう、と。メグ役だと決まったときに、おおっ、これで歌が聴ける!と思ったんだが。
……歌、なかったっす……。
「カルメン」がさくっと削られていたので、メグちゃんのセンターのワンフレーズソロもなくなってた……。
メグはただの美少女枠だった。
ベラドーヴァ@ななくらちゃん、歌える人だったのね、きれいに悲劇を彩った。ビストロでの高音も彼女ですか?
でも、若き日のキャリエール@優波くんとの相性が、いろんな意味で微妙だったかと。これは優波くんの問題かなあ。
ジャン・クロード@みちるタソが、かっこいー。
やりすぎないタソは二枚目だ。包容力のある、分をわきまえたおじさま。このままの路線でスキルを磨いて欲しい。
ルドゥ警部@真輝くんがなんかかっこよかった。ヘタレなイメージがあるだけに(笑)、この「え、なんかかっこいい?!」はうれしい驚き、ときめき。
文化大臣は本役の色男から、前公演の三枚目路線に戻ってきた感じ? いやいや、すいくんいいよね!
従者たちはまったく見ている余裕がなかった……。
見せ場も減っているし、人数も少ないから見応えがないのかもしれないが、やっぱ本公演の従者たちはそれぞれイケメンだし見せ方をわかっている子たちなんだなあと、新公のモブっぷりを見て思った。
てゆーか新公の従者って、若手スターの育成枠じゃなく、下級生を下から順にとりあえず突っ込んでおくところなのか……?
ところで、オープニングの鳥さんに、すごい巨乳の子がいたんだが、あれは誰だろう……。そこに目が釘付けで従者見ていられなかったなんてことは……ことは……。
下級生までしっかり役のある、そーゆー「タカラヅカ」らしい作品の新公を観てみたいなあ、と思ったり。
カルロッタ@仙名さんは、アレでいいのか?
なんかすごーくお笑いキャラになっていたが。
『ノバ・ボサ・ノバ』新公のシスターマーマ@みっきーを思い出した。
見た目から「論外」なおばさんキャラを、若くてきれいな子が演じると、キャラを壊すしかないんだよな。
同じことをしても、不細工なおばさんがやるなら「ナニを分不相応な」って感じになるけど、若くてきれいな子がやるとふつうになってしまう。こんなに美女なんだから、自信家でも納得だな、と。
見た目が若い美女だと、そこから悪い意味で目立つ、キャラを立てるためには、KYなくらい変な人にするしかない、という。
怪演に走るしかないという。
つーことで、カルロッタは怪演でした。
もともと仙名さん、タカラヅカらしい色合いの娘役、美人さんですもの。ふつーにやったらふつーに美女になってしまう。
だからいろんなことをがんばってやって、とにかく笑いを取ろうという。
それが正しいのか、成功しているのかどうかは置くとして、わたしがちょっとしょぼんだったのは、歌唱力。
高音がいまいち、裏声と地声の切り替え雑……。
仙名さん~~。
はじめての大役で、すっごくすっごく大変だったんだろうけど、そのへん残念でした。
ナマで歌をしっかり聴くの、文化祭以来だったんだけどさー。なんかもっと完璧な歌姫だと思い込んでた。
タカラヅカ娘役として、あちこちでワンフレーズだけ声を出す分には、きれいでうまくて、すごくいい感じなんだけど、いきなりカルロッタは任が重かったのかなあ。
東宝の新公では大劇の経験をもとに、のびのび歌ってくれるといいなあ。
本役のいちかちゃんはあの通りの美女なのに、それでもあんだけ憎まれ役を創りあげてるんだもんなあ、ほんとすげえや。
んで、カルロッタの夫、アラン・ショレ@輝良まさとの男前ぶり……!!
いやあ、ますますかっこよくなるね、輝良まさと。
芝居もうまくなってるよね?
こういう二枚目の大人の男が新公にいると、すごくうれしい。ほっとする。
フィリップ@がりんくんは、王子様っぷりに吹いた(笑)。
そうか、シャンドン伯爵って王子様キャラなんだ!! トウコとかまとぶんとかみわっちとか、それぞれチガウ意味で王子様ではなかったので(笑)、忘れてたよ。役割的には王子様だよね。
がりんくんはコスプレすると男役度が下がる気がするので、さらにフェミニンな印象。もう少し男らしくなってくれるとありがたいんだが。
輝度の高さは正しいフィリップだ。
ソレリ@姫花は……。
主演の鳳くんが最後の挨拶で、「初日の翌日からはじまった新人公演のお稽古」と言っていたのを聞き、「そうか、まだお稽古はじまってなかったんだね、ごめんね」と思った。
初日の代役ソレリのものすごさに「練習しとけよ!」と思ったんだ。まだスタートしてなかったんだね。
ごめんねごめんね。
しかし。
そこはごめんだけど、やっぱりその、どうあがいても……ええっと。
きらりの本役早期復帰を心から祈ったのは、このまま姫花がソレリを演じていたら、姫花のタカラジェンヌ人生に響くと勝手に心配したためだ。
あれだけ完璧にヘタだと、演目だけを観に来たライト層から悪い意味での注目を集めてしまう。
ソレリのような(役の少ないこの作品での)大きな役だと、欠点ばかりが目立ってしまう。
台詞のない脇の役で美貌を添えている分には、「あんなところにものすごい美少女が!」と観客の目を楽しませてくれるんだけどなあ。
何故天は二物を与えてくれないんだろう……なにも、ものすごーくうまくなくてもいいんだ、人並みの声と演技力があれば、姫花は無敵になれるのに……。
もったいない……。
それでも姫花はピカイチの華と美貌でキラキラしていた。ザッツ花娘!
セルジョ、リシャール、ラシュナルは、もともと比重の低い役の上、新公では見せ場を削られていたのでただのモブと変わらなかったよーな。
柚カレー、水美マイティー、和海くん、この3人ならソロがあるのは和海くんだと勝手に思っていた……というのも、三兄弟の誰がどの役だかわかってなかったし、また、この3つ役は誰がオーベロンをやってもおかしくないからだ。初演の宙ではセルジョがオーベロンだったし、再演花からはリシャールがオーベロンになっている。つまり、誰でもいいんだ。
柚カレーくんと和海くんが妖精さんで出てきたときに、えっ、と思った。つーことは、残ったひとり、マイティーがオーベロンなのか!と。
マイティー、歌も歌えるんだね。うまかったわー。
でも和海くんの歌も聴きたかった……妖精さんで歌ってたけど……声よく聞こえたけど……ソロぢゃないしなー。
歌といえば、日高くんは歌はアレなのか?
見せ場なんてろくにない役だったが、ワンフレーズだか歌ってくれたときに、ちょっとびびった(笑)。
あんなにかっこいいのに……。
ダンサーって歌はアレだというお約束があるのか。
メグ@レンナちゃんの歌に期待した。というのも、彼女の歌声を聴いたことがないので、どんなだろう、と。メグ役だと決まったときに、おおっ、これで歌が聴ける!と思ったんだが。
……歌、なかったっす……。
「カルメン」がさくっと削られていたので、メグちゃんのセンターのワンフレーズソロもなくなってた……。
メグはただの美少女枠だった。
ベラドーヴァ@ななくらちゃん、歌える人だったのね、きれいに悲劇を彩った。ビストロでの高音も彼女ですか?
でも、若き日のキャリエール@優波くんとの相性が、いろんな意味で微妙だったかと。これは優波くんの問題かなあ。
ジャン・クロード@みちるタソが、かっこいー。
やりすぎないタソは二枚目だ。包容力のある、分をわきまえたおじさま。このままの路線でスキルを磨いて欲しい。
ルドゥ警部@真輝くんがなんかかっこよかった。ヘタレなイメージがあるだけに(笑)、この「え、なんかかっこいい?!」はうれしい驚き、ときめき。
文化大臣は本役の色男から、前公演の三枚目路線に戻ってきた感じ? いやいや、すいくんいいよね!
従者たちはまったく見ている余裕がなかった……。
見せ場も減っているし、人数も少ないから見応えがないのかもしれないが、やっぱ本公演の従者たちはそれぞれイケメンだし見せ方をわかっている子たちなんだなあと、新公のモブっぷりを見て思った。
てゆーか新公の従者って、若手スターの育成枠じゃなく、下級生を下から順にとりあえず突っ込んでおくところなのか……?
ところで、オープニングの鳥さんに、すごい巨乳の子がいたんだが、あれは誰だろう……。そこに目が釘付けで従者見ていられなかったなんてことは……ことは……。
下級生までしっかり役のある、そーゆー「タカラヅカ」らしい作品の新公を観てみたいなあ、と思ったり。
コメント