再演の演出家、再演の企画。@アルジェの男
2011年7月29日 タカラヅカ 劇団の上演作を決めるのって、どーゆーシステムなんでしょうか。
まったく知りませんが、今回ちょっと妄想しました。
前提。大野拓史は、霧矢大夢を絶世の美少年だと思っている。
ただの美少年ぢゃありません。
女はもとより、大人の男たちまで惑わす美少年です。耽美キャラです。
娼婦・小悪魔系ではなく、ストイックで正義の心を持つ美少年です。この心正しい少年が、その美貌ゆえに男たちの餌食になり、されど彼は魂までは堕落することがなく、その清らかさゆえ陵辱に唇を噛んで耐えるのです。
大野くんの脳内では、そーゆーことになっているんだと思います、霧矢さんのキャラ設定資料。
前提ですから、事実がどうあれこの認識で読んでください。
ちっとも演出をさせてもらえないままだった大野せんせ。
オリジナル作品の企画書を出しても出してもボツにされる。
劇団のえらい人は言う、「過去の名作の再演なら、演出させてやってもイイよ。企画書を出しなさい」。
てことで。
「柴田先生の名作『紫子』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「やっぱ劇場は中日劇場ですよね、名古屋のお客さんは日本物好きだし。柴田先生の名作は中日劇場向けですよ! あれ? 次の中日劇場公演は、月組ですね。おおっ、トップスター霧矢大夢のプレお披露目公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、小柄だし実力派だし、絶世の美少年だから、双子の兄妹役を両方とも余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、中日劇場『紫子』を勝ち取り。
「柴田先生の名作『アルジェの男』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「企画的に柴田作品を入れられそうなのは、次の月組大劇場公演ですよね。というと、また霧矢大夢が主演の公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、トップとして充実しているし実力派だし、絶世の美少年だから、3人のヒロインに愛される男の役も余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、今回の公演も勝ち取ったんじゃないのか?
長年、柴田作品再演時の演出家は中村Aだった。
どんだけ世の中的に不評でも、柴田作品は中村Aだった。
大野せんせは2004年にたった一度、『飛鳥夕映え』の演出をしたのみ、柴田作品を任せてはもらえなかった。
なのに今になって、立て続けに柴田作品の演出。しかも、きりやさん主役。
この偏り方に、想像力が刺激される。
「霧矢大夢のために、美少年主役のオリジナルを書き下ろしたい!!」
と熱望する大野せんせ、しかしその企画を却下し続ける劇団。
追いつめられた大野せんせは「再演でもイイ、とにかくオレに霧矢大夢を演出させろ!」と、きりやんに合った(と、大野せんせが思っている)古い古い柴田作品を倉庫から掘り起こしてくる。
美少年・霧矢大夢にしか演じられない、女からも男からも熱愛される、美しい主人公の物語を。
柴田作品とか名作の再演とかは、ただの言い訳で、大野くんがきりやんを好きに書きたかっただけぢゃないの……?
と、月組公演『アルジェの男』初日を観劇し、痛感しました。
すごい話でした。
大野くんの、霧矢先輩へのドリーム炸裂。
ちょ……っ、大野タクジーったらどんだけきりやさんを美少年だと思ってるの……!!
大野くんにとって、きりやさんはほんっとにミューズなんだなあ。
役者として、演出家にこんだけ惚れ込んでもらえたら本望ぢゃないか……?
いやその、いろいろいろいろ間違ったドリーム抱かれちゃって、そこは大変やなあ、と思うけど……(笑)。
『アルジェの男』とは、どんな物語か。
1974年の初演、1983年の再演ともに、観ていません。そんな大昔の話されても……てな。
ヒロインが3人だっつーのは聞いてました。
ふうん、主人公モテモテ、3人の美女に愛される話か、と。
しかし、そんなかわいいもんじゃなかった。
愛されるのは、ヒロイン3人からだけじゃない。
出てくる男たち男たち、みんなきりやんにフォーリンラブ。
きりやんに惚れないのは、もともとストーリー上ちゃんと惚れている相手のいる、みりおとマギーのみ、って……。
美少年きりやさんの、舞台上100人斬り?!てな展開に、目が点でした。
次から次へとまあ……。
大野タクジー、恐ろしい子! またしても自分の霧矢ドリーム炸裂させて!!(白目)
いやはや、愉快でした。
いいなあ、大野くん。
いっそ清々しいほどのドリーミング。
でも大野くん、君が見ているきりやさんと、現実のきりやさんはかなーり隔たりがあると思うんだ。いい加減、現実の方も見て欲しいんだ。……ダメかな?(笑顔)
きりやんかわいいよきりやん。
とりあえず、きりやんスキーなわたしは楽しかった。
大野せんせとは、居酒屋ででもじっくり語りたいっす……(笑)。
まったく知りませんが、今回ちょっと妄想しました。
前提。大野拓史は、霧矢大夢を絶世の美少年だと思っている。
ただの美少年ぢゃありません。
女はもとより、大人の男たちまで惑わす美少年です。耽美キャラです。
娼婦・小悪魔系ではなく、ストイックで正義の心を持つ美少年です。この心正しい少年が、その美貌ゆえに男たちの餌食になり、されど彼は魂までは堕落することがなく、その清らかさゆえ陵辱に唇を噛んで耐えるのです。
大野くんの脳内では、そーゆーことになっているんだと思います、霧矢さんのキャラ設定資料。
前提ですから、事実がどうあれこの認識で読んでください。
ちっとも演出をさせてもらえないままだった大野せんせ。
オリジナル作品の企画書を出しても出してもボツにされる。
劇団のえらい人は言う、「過去の名作の再演なら、演出させてやってもイイよ。企画書を出しなさい」。
てことで。
「柴田先生の名作『紫子』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「やっぱ劇場は中日劇場ですよね、名古屋のお客さんは日本物好きだし。柴田先生の名作は中日劇場向けですよ! あれ? 次の中日劇場公演は、月組ですね。おおっ、トップスター霧矢大夢のプレお披露目公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、小柄だし実力派だし、絶世の美少年だから、双子の兄妹役を両方とも余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、中日劇場『紫子』を勝ち取り。
「柴田先生の名作『アルジェの男』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「企画的に柴田作品を入れられそうなのは、次の月組大劇場公演ですよね。というと、また霧矢大夢が主演の公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、トップとして充実しているし実力派だし、絶世の美少年だから、3人のヒロインに愛される男の役も余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、今回の公演も勝ち取ったんじゃないのか?
長年、柴田作品再演時の演出家は中村Aだった。
どんだけ世の中的に不評でも、柴田作品は中村Aだった。
大野せんせは2004年にたった一度、『飛鳥夕映え』の演出をしたのみ、柴田作品を任せてはもらえなかった。
なのに今になって、立て続けに柴田作品の演出。しかも、きりやさん主役。
この偏り方に、想像力が刺激される。
「霧矢大夢のために、美少年主役のオリジナルを書き下ろしたい!!」
と熱望する大野せんせ、しかしその企画を却下し続ける劇団。
追いつめられた大野せんせは「再演でもイイ、とにかくオレに霧矢大夢を演出させろ!」と、きりやんに合った(と、大野せんせが思っている)古い古い柴田作品を倉庫から掘り起こしてくる。
美少年・霧矢大夢にしか演じられない、女からも男からも熱愛される、美しい主人公の物語を。
柴田作品とか名作の再演とかは、ただの言い訳で、大野くんがきりやんを好きに書きたかっただけぢゃないの……?
と、月組公演『アルジェの男』初日を観劇し、痛感しました。
すごい話でした。
大野くんの、霧矢先輩へのドリーム炸裂。
ちょ……っ、大野タクジーったらどんだけきりやさんを美少年だと思ってるの……!!
大野くんにとって、きりやさんはほんっとにミューズなんだなあ。
役者として、演出家にこんだけ惚れ込んでもらえたら本望ぢゃないか……?
いやその、いろいろいろいろ間違ったドリーム抱かれちゃって、そこは大変やなあ、と思うけど……(笑)。
『アルジェの男』とは、どんな物語か。
1974年の初演、1983年の再演ともに、観ていません。そんな大昔の話されても……てな。
ヒロインが3人だっつーのは聞いてました。
ふうん、主人公モテモテ、3人の美女に愛される話か、と。
しかし、そんなかわいいもんじゃなかった。
愛されるのは、ヒロイン3人からだけじゃない。
出てくる男たち男たち、みんなきりやんにフォーリンラブ。
きりやんに惚れないのは、もともとストーリー上ちゃんと惚れている相手のいる、みりおとマギーのみ、って……。
美少年きりやさんの、舞台上100人斬り?!てな展開に、目が点でした。
次から次へとまあ……。
大野タクジー、恐ろしい子! またしても自分の霧矢ドリーム炸裂させて!!(白目)
いやはや、愉快でした。
いいなあ、大野くん。
いっそ清々しいほどのドリーミング。
でも大野くん、君が見ているきりやさんと、現実のきりやさんはかなーり隔たりがあると思うんだ。いい加減、現実の方も見て欲しいんだ。……ダメかな?(笑顔)
きりやんかわいいよきりやん。
とりあえず、きりやんスキーなわたしは楽しかった。
大野せんせとは、居酒屋ででもじっくり語りたいっす……(笑)。
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