若者とカゲソロ。@新人公演『アルジェの男』
2011年8月19日 タカラヅカ ねえねえそれで、今度こそ、輝月ゆうまくんが、若者役やってるよね!
新人公演『アルジェの男』にて。
ちゃぴと同期の95期、まだ研3。
なのに今までおっさん・じいさん役しかやってないって、どうなの(笑)。
新公でまともに役が付いたのが、去年の『スカピン』。研2で、ちょろっとだがソロのある役、たしかにそれはすごいこと。
しかしサン・シール侯爵はおっさんっちゅーか、じじいだった(笑)。
その次の『ジプシー男爵』は本役がマギーだから、青年の役……と思いきや、新公ではよぼよぼのじじいに役割を変更されていた(笑)。
その次の『バラの国の王子』は、本役リュウ様、ヒロインの父。容赦なくおっさん。
こんだけ立て続けに年配、ヒゲばかりが続き、ある意味すごい逸材だとわくわくさせる。
だってさー、かわいいオンナノコばっかぞろぞろいても仕方ないんだもん、歌劇団。ぷくぷくまるまるした女の子たちが男装して美少年役やってるばっかの舞台じゃさー、つまんないよー。
おっさんやらせて色男の研3ですよ、彼のポテンシャルには期待するじゃないですか。
いつか年相応、学年相応の若者役をやったら、どんな感じなのか。
……といっても、主役以外に役や、見せ場のない古い柴田作品、しどころなんてあるわきゃない。
本公演でも、若手スターは十把一絡げで趣味の悪いカラータキシード着せられ、ただの歌う背景。本役さんたちでもキャラの違いを出せずにいるのに、新公にそれを求めるのは酷なこと。
何人いるんだっけ、ジュリアン@ゆりやくんのパリの仲間たち。銀橋があるので、背景グループの中ではいちおーここが路線スター枠らしい。でもほんとに、「役も見せ場もない」言い訳にスターを放り込んであるグループだから、人数が無駄に多くてねえ。
てゆーか純粋に変だよね、パーティ参加者たちが色違いでお揃いの服着てるのって。客というより使用人みたいだ。仲良しグループが示し合わせてそうしているのかと思ったが(そんな大人の男たちは嫌だ)、それ以外の人たちも同じなので、単に演出家が衣装選びを面倒がったのか……初演もそうなの?
まあとにかく、6~7人はいるんだ、歌う背景若手スターグループ。
その中のひとりに、輝月くんが入っている。
若者役だ、今度こそ、本当の若者役だ!(笑)
なにしろ歌う背景なんで、6人組のひとりとかでキャラも見えないし役割も特にないし、今までのじいさん・おっさん役の方が役としては大きかったと思うけど。
それでも、研3で若手スター枠に入っていることが、快挙。ほら、ここだけ抜き出すとすごいっぽいでしょ、「研3で若手スター枠」。過去のおっさん専科は置いておいて(笑)。
パリの夜場面は輝月くんウォッチング。
「若者」として喋って歌う彼を見るのがはじめてだもん。文化祭も、お芝居は観られなかったしねえ。(てゆーか、文化祭からして彼、大人役だったよなあ)
なんつーか、芝居がクドい?
けっこーわざとらしい系のような。いかにも芝居してます的喋り?
ザ・昭和な芝居だからかもしれん。
ひとりやたらでかいから、ことさらそう見えてしまうんだろうか。
そしてこれは前から思っていたことだが、全体的に、めぐむ氏に似ている……(笑)。
なにがどうじゃないが、あちこちでめぐむを思い出す。
なんだ、カラダがでかくて歌ウマでおっさん系だからか?
頬が似てるのかなあ。
月組にマサツカ芝居が来たら、ナニ気に抜擢されないかな、輝月くん。マサツカの好きなタイプだと思うんだが。
まだ声ができあがっておらず、喋るとちょい残念。
見た目が男っぽいので、それと同等の声を期待してしまうためか。学年を考えれば十分なのに。
前もってプログラムを確認していなかったので(ぎりぎりに劇場に着くのはやめましょう・笑)知らなかったけど、最後のカゲソロ。
聴きながら、「これって輝月くんだよね?!」とワクテカ。
いやなんとなく、彼のような気がした。
なにしろ歌ウマさんなので、カゲソロが回ってきそうな気がしていたし。
わたしは本公演のカゲソロ、宇月くんの歌声の大ファンだ。
あまりに第一声からトップテンション、クラウチングスタートでもして歌っていそうなものすげー盛り上がりぶりに、思わずウケてしまう。歌声の前のめり感が愛しい。
それが耳に焼き付いているので、テンションダウンした歌声だと思った。
あの前のめり感は宇月くんならではなのか、と(笑)。
耳に焼き付いた印象を取っ払って、新公は新公だと聴き入れば、まだ未熟な声質の、だけど素直な歌声。
男役にはなりきっていない、届いていない。しかし素の女性の声でもない。タカラヅカにだけ存在する不思議な音色。そして、真剣勝負で歌っている。
これがカゲソロでなれば、ここまで声に真剣さは出ないのかもしれない。舞台の上で歌うならば、歌う姿にも気を遣わなければならない。どんな表情でどんなしぐさで、と。
でもカゲなので、出るのは声のみ。
……どんなカオして歌ってんだ、と思うくらい、「正確に歌うこと」に特化した歌声だと思った。
真面目だなあ。力入ってんなあ。
その余裕のない本気の声が、場面には相応しかったかと。
終演後にカゲソロが輝月くんだとわかり、やっぱりなー、とニヤニヤする。
クドい? わざとらしい? と思った芝居姿と、共通する部分アリな歌声でしたもの。
いや、全体的にとにかく力入り過ぎてるんだと思う。
新公だもの、若者だもの、それくらいでいいのよー。
めぐむより二枚目系の顔立ちだと思うし(めぐむ好きだよめぐむ)、このままもっと役付上がらないかなあ。
ぷくぷくオンナノコより、おっさんできる系の若者の方が見ていてわくわくするんだけどなあ。
新人公演『アルジェの男』にて。
ちゃぴと同期の95期、まだ研3。
なのに今までおっさん・じいさん役しかやってないって、どうなの(笑)。
新公でまともに役が付いたのが、去年の『スカピン』。研2で、ちょろっとだがソロのある役、たしかにそれはすごいこと。
しかしサン・シール侯爵はおっさんっちゅーか、じじいだった(笑)。
その次の『ジプシー男爵』は本役がマギーだから、青年の役……と思いきや、新公ではよぼよぼのじじいに役割を変更されていた(笑)。
その次の『バラの国の王子』は、本役リュウ様、ヒロインの父。容赦なくおっさん。
こんだけ立て続けに年配、ヒゲばかりが続き、ある意味すごい逸材だとわくわくさせる。
だってさー、かわいいオンナノコばっかぞろぞろいても仕方ないんだもん、歌劇団。ぷくぷくまるまるした女の子たちが男装して美少年役やってるばっかの舞台じゃさー、つまんないよー。
おっさんやらせて色男の研3ですよ、彼のポテンシャルには期待するじゃないですか。
いつか年相応、学年相応の若者役をやったら、どんな感じなのか。
……といっても、主役以外に役や、見せ場のない古い柴田作品、しどころなんてあるわきゃない。
本公演でも、若手スターは十把一絡げで趣味の悪いカラータキシード着せられ、ただの歌う背景。本役さんたちでもキャラの違いを出せずにいるのに、新公にそれを求めるのは酷なこと。
何人いるんだっけ、ジュリアン@ゆりやくんのパリの仲間たち。銀橋があるので、背景グループの中ではいちおーここが路線スター枠らしい。でもほんとに、「役も見せ場もない」言い訳にスターを放り込んであるグループだから、人数が無駄に多くてねえ。
てゆーか純粋に変だよね、パーティ参加者たちが色違いでお揃いの服着てるのって。客というより使用人みたいだ。仲良しグループが示し合わせてそうしているのかと思ったが(そんな大人の男たちは嫌だ)、それ以外の人たちも同じなので、単に演出家が衣装選びを面倒がったのか……初演もそうなの?
まあとにかく、6~7人はいるんだ、歌う背景若手スターグループ。
その中のひとりに、輝月くんが入っている。
若者役だ、今度こそ、本当の若者役だ!(笑)
なにしろ歌う背景なんで、6人組のひとりとかでキャラも見えないし役割も特にないし、今までのじいさん・おっさん役の方が役としては大きかったと思うけど。
それでも、研3で若手スター枠に入っていることが、快挙。ほら、ここだけ抜き出すとすごいっぽいでしょ、「研3で若手スター枠」。過去のおっさん専科は置いておいて(笑)。
パリの夜場面は輝月くんウォッチング。
「若者」として喋って歌う彼を見るのがはじめてだもん。文化祭も、お芝居は観られなかったしねえ。(てゆーか、文化祭からして彼、大人役だったよなあ)
なんつーか、芝居がクドい?
けっこーわざとらしい系のような。いかにも芝居してます的喋り?
ザ・昭和な芝居だからかもしれん。
ひとりやたらでかいから、ことさらそう見えてしまうんだろうか。
そしてこれは前から思っていたことだが、全体的に、めぐむ氏に似ている……(笑)。
なにがどうじゃないが、あちこちでめぐむを思い出す。
なんだ、カラダがでかくて歌ウマでおっさん系だからか?
頬が似てるのかなあ。
月組にマサツカ芝居が来たら、ナニ気に抜擢されないかな、輝月くん。マサツカの好きなタイプだと思うんだが。
まだ声ができあがっておらず、喋るとちょい残念。
見た目が男っぽいので、それと同等の声を期待してしまうためか。学年を考えれば十分なのに。
前もってプログラムを確認していなかったので(ぎりぎりに劇場に着くのはやめましょう・笑)知らなかったけど、最後のカゲソロ。
聴きながら、「これって輝月くんだよね?!」とワクテカ。
いやなんとなく、彼のような気がした。
なにしろ歌ウマさんなので、カゲソロが回ってきそうな気がしていたし。
わたしは本公演のカゲソロ、宇月くんの歌声の大ファンだ。
あまりに第一声からトップテンション、クラウチングスタートでもして歌っていそうなものすげー盛り上がりぶりに、思わずウケてしまう。歌声の前のめり感が愛しい。
それが耳に焼き付いているので、テンションダウンした歌声だと思った。
あの前のめり感は宇月くんならではなのか、と(笑)。
耳に焼き付いた印象を取っ払って、新公は新公だと聴き入れば、まだ未熟な声質の、だけど素直な歌声。
男役にはなりきっていない、届いていない。しかし素の女性の声でもない。タカラヅカにだけ存在する不思議な音色。そして、真剣勝負で歌っている。
これがカゲソロでなれば、ここまで声に真剣さは出ないのかもしれない。舞台の上で歌うならば、歌う姿にも気を遣わなければならない。どんな表情でどんなしぐさで、と。
でもカゲなので、出るのは声のみ。
……どんなカオして歌ってんだ、と思うくらい、「正確に歌うこと」に特化した歌声だと思った。
真面目だなあ。力入ってんなあ。
その余裕のない本気の声が、場面には相応しかったかと。
終演後にカゲソロが輝月くんだとわかり、やっぱりなー、とニヤニヤする。
クドい? わざとらしい? と思った芝居姿と、共通する部分アリな歌声でしたもの。
いや、全体的にとにかく力入り過ぎてるんだと思う。
新公だもの、若者だもの、それくらいでいいのよー。
めぐむより二枚目系の顔立ちだと思うし(めぐむ好きだよめぐむ)、このままもっと役付上がらないかなあ。
ぷくぷくオンナノコより、おっさんできる系の若者の方が見ていてわくわくするんだけどなあ。
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