その名はクール・ジェントル、アトス!・番外編。@仮面の男
2011年10月6日 タカラヅカ 『仮面の男』のアトス様@まっつのことで、書きのがしたことの拾い書き。
今回恒例のまっつ語りをけっこう早い日程ではじめてしまった。初日の愉快な人から、どんどんシリアスで重い人になっていくあたり。
そしたら公演が進むにつれ、彼の演技はシリアスからまたコメディ寄りに変わっていった。「あ、まだ書くのは早かったな」とアトス様語りは中断。千秋楽間際によーやく再開、という運び。
それはいいんだけど、そーなると最初に書いてしまった部分は印象が変わってるんだよねー。
つーことで、最初の登場場面あたりのアトス様のツボ語り。
無銭飲食の是非はともかく、ここのアトス様は大変かわいらしい。
「本の声」をことさら真面目に大仰に演じて見せ、胡散臭さ絶大に「君にはソレができるのだ!」とやったあと。
ポルトス@ヲヅキが「食えるんだ!」と応えたときの、アトスの、ニカッとした笑顔。
マンガみたいに笑うの。ちょうかわいい。
薄い唇がにゅーっと横に伸びて、口角が上がる。
らしくない笑い方ではあるので、わざとやってるんだろうけど、すげー可愛い。
アトスって変な人……というのが、よくわかる(笑)。
そして銀橋真ん中でポルトスを真ん中にもつれる三銃士。
背の高いヲヅキが頭の上にかざした本を、小さなまっつが背伸びして取るのが、楽しすぎる。
「よいしょ」とか掛け声かけて取りに行く。背伸びで取るときもあれば、ジャンプするときもある。
アトス様、自分が小さくてかわいいってこと知ってるの? 見ている人に「かわいい」と思ってもらおーとして、そんなことしてる? 背伸びとかジャンプとか、小柄なことを逆手にとってるよね?? トウコ姫ばりのあざとい可愛いアピールだわ。(トウコちゃんのそーゆーとこ大好物でした・笑)
銀橋に坐り込んで本を読む3人。
本に夢中なアトス(ちょっと老眼風な読み方……アトスェ……)の注意を引こうとするポルトスの、容赦ない叩き。ほんとに背中をばんばんやってます、ヲヅキさん。んでまっつさんが本気で「ちょ、おま、なんだよ」って顔してその手を嫌がってます。
ああ可愛い。
んで「あの店だ!」とやったあと。
三銃士は口笛を吹きながら銀橋を渡っていく。……んだけど、口笛が吹けているかは微妙。あんまし音しない……3人とも……。
は、ともかく。
口笛を吹くまっつの横顔萌え。
クチビル突き出して、チューの形で銀橋を渡ってくれるわけですよ!! 横顔スキーとしては、そんな口の形を見せてくれるのがたまりませんて!
ラウル@翔くんに彼女ルイーズ@みみちゃんを紹介されたときのアトス。
ここがもお、すごく変わった。最初のうちは「びっくり」「とまどい」ぐらいの表現だったのに、後半はすごくコミカルに「近所のおばちゃん」風になってる。
つまり「あのちっちゃなラウルくんがこんなに大きくなって。んまあ、いつの間にこんなに立派になったのかしら。おばちゃん、感激やわあ、よよよ(むせび泣き)」って感じ(笑)。
シリアスに表現する時間も演出もしてもらっていない。制約だらけの中で兄弟愛を表現するには、いっそコミカルに大袈裟にするしかないという判断だろう。
おかげでわかりやすくはなったけど……演技がわざとらしいしお笑い系だし、アトスさんがますますコメディな人に。
ロシュフォール@せしるに詐欺を看破されたときのアトス様、おなかの前で手をわきわき。いたずらが見つかってしまう、とハラハラするコメディ演技です、はい。
まっつさんは手の動きが美しい人。この「わきわき」した手もまた、あざやかです……(笑)。
そのあとわざとロシュフォールの進路を遮り「どけ!」とやられ、「おー」とわざとらしい声を上げながら会釈する。このときの慇懃無礼な貴族的な礼の美しさと対照的。
ダルタニアン@ちぎを見つめる表情も、一時あった深みは消えた。
眼光鋭く暗い面持ちで凝視したりして、その奥のドラマを想像したりできていたのは、初日あけの少しの間だけ。
すぐにもっと軽いものに変わった。なんというか、アトスはとても「出過ぎない」人だ。演技し過ぎて主要人物として名乗りを上げない。わりとすっきりさせてしまった。
ちぇっ、つまんないの。バランス的にはこれが正しいんだろうけど、わたしはそんなの無視して暴走する芸風の人、好きだったりするからさー。まっつの「分をわきまえすぎる」ところは肩すかし。……その職人気質も好きだけど(笑)。
あとこれは他意はないんだろうけど、いつもアラミス@きんぐ寄りに立っているのも、深読みできてたのしいなと。
オープニングも、一大ページェントのせり上がりも、三銃士は均等に3人で並ぶのではなく、アトスはなんとなくアラミス寄りに立ち、ポルトスとの隙間が空いている。
ポルトスに肩を抱かれると嫌がるのに、アラミスには自分から行ったりしているし。
アトス氏が面食いで、アラミスみたいなきれーなにーちゃんなら接触してもいいけど、ポルトスみたいな暑苦しい男には近寄りたくないと思っている……のかもしれないし、反対にポルトスとはナニかあってあえて距離を置いているのかもしれない……?
3人で並ぶところの位置に関しては、単にヲヅキさんがでかいから、腕が当たったりしないように大きく空けて立っているだけかもしんないし、ヲヅキさんが予想外の動きをしてぶつかってくるきらいがあるため、用心して空けているだけかもしれない。
や、別に意味なんかナイことはわかってるけど、想像して楽しむのは自由だから(笑)。
アトス様は美形の弟はいるわ固い友情で結ばれた三銃士はいるわ、元仲間で今は敵のダルタニアンはいるわ、仇のルイ@キムと、仇と瓜二つのフィリップ@キムはいるわで、設定のオイシサは半端ないんだが、いまひとつ盛り上がらない。
すべては脚本のせい。ストーリー部分が極小で、いらんお遊びばかり続くから。人間関係が希薄で萌えに発展しない。
もったいないよな、まったく。
それでもアトス様は美しく、怜悧さとあたたかい抜けた部分を併せ持ち、愛すべきキャラクタになっている。
デコ全開の髪型のおかげか、まっつの顔立ちの美しさも全開だしねええ。
おでこから頬骨、眉から鼻筋の美しさったらナイよほんと。惚れ惚れ見つめてまっつ。
今回恒例のまっつ語りをけっこう早い日程ではじめてしまった。初日の愉快な人から、どんどんシリアスで重い人になっていくあたり。
そしたら公演が進むにつれ、彼の演技はシリアスからまたコメディ寄りに変わっていった。「あ、まだ書くのは早かったな」とアトス様語りは中断。千秋楽間際によーやく再開、という運び。
それはいいんだけど、そーなると最初に書いてしまった部分は印象が変わってるんだよねー。
つーことで、最初の登場場面あたりのアトス様のツボ語り。
無銭飲食の是非はともかく、ここのアトス様は大変かわいらしい。
「本の声」をことさら真面目に大仰に演じて見せ、胡散臭さ絶大に「君にはソレができるのだ!」とやったあと。
ポルトス@ヲヅキが「食えるんだ!」と応えたときの、アトスの、ニカッとした笑顔。
マンガみたいに笑うの。ちょうかわいい。
薄い唇がにゅーっと横に伸びて、口角が上がる。
らしくない笑い方ではあるので、わざとやってるんだろうけど、すげー可愛い。
アトスって変な人……というのが、よくわかる(笑)。
そして銀橋真ん中でポルトスを真ん中にもつれる三銃士。
背の高いヲヅキが頭の上にかざした本を、小さなまっつが背伸びして取るのが、楽しすぎる。
「よいしょ」とか掛け声かけて取りに行く。背伸びで取るときもあれば、ジャンプするときもある。
アトス様、自分が小さくてかわいいってこと知ってるの? 見ている人に「かわいい」と思ってもらおーとして、そんなことしてる? 背伸びとかジャンプとか、小柄なことを逆手にとってるよね?? トウコ姫ばりのあざとい可愛いアピールだわ。(トウコちゃんのそーゆーとこ大好物でした・笑)
銀橋に坐り込んで本を読む3人。
本に夢中なアトス(ちょっと老眼風な読み方……アトスェ……)の注意を引こうとするポルトスの、容赦ない叩き。ほんとに背中をばんばんやってます、ヲヅキさん。んでまっつさんが本気で「ちょ、おま、なんだよ」って顔してその手を嫌がってます。
ああ可愛い。
んで「あの店だ!」とやったあと。
三銃士は口笛を吹きながら銀橋を渡っていく。……んだけど、口笛が吹けているかは微妙。あんまし音しない……3人とも……。
は、ともかく。
口笛を吹くまっつの横顔萌え。
クチビル突き出して、チューの形で銀橋を渡ってくれるわけですよ!! 横顔スキーとしては、そんな口の形を見せてくれるのがたまりませんて!
ラウル@翔くんに彼女ルイーズ@みみちゃんを紹介されたときのアトス。
ここがもお、すごく変わった。最初のうちは「びっくり」「とまどい」ぐらいの表現だったのに、後半はすごくコミカルに「近所のおばちゃん」風になってる。
つまり「あのちっちゃなラウルくんがこんなに大きくなって。んまあ、いつの間にこんなに立派になったのかしら。おばちゃん、感激やわあ、よよよ(むせび泣き)」って感じ(笑)。
シリアスに表現する時間も演出もしてもらっていない。制約だらけの中で兄弟愛を表現するには、いっそコミカルに大袈裟にするしかないという判断だろう。
おかげでわかりやすくはなったけど……演技がわざとらしいしお笑い系だし、アトスさんがますますコメディな人に。
ロシュフォール@せしるに詐欺を看破されたときのアトス様、おなかの前で手をわきわき。いたずらが見つかってしまう、とハラハラするコメディ演技です、はい。
まっつさんは手の動きが美しい人。この「わきわき」した手もまた、あざやかです……(笑)。
そのあとわざとロシュフォールの進路を遮り「どけ!」とやられ、「おー」とわざとらしい声を上げながら会釈する。このときの慇懃無礼な貴族的な礼の美しさと対照的。
ダルタニアン@ちぎを見つめる表情も、一時あった深みは消えた。
眼光鋭く暗い面持ちで凝視したりして、その奥のドラマを想像したりできていたのは、初日あけの少しの間だけ。
すぐにもっと軽いものに変わった。なんというか、アトスはとても「出過ぎない」人だ。演技し過ぎて主要人物として名乗りを上げない。わりとすっきりさせてしまった。
ちぇっ、つまんないの。バランス的にはこれが正しいんだろうけど、わたしはそんなの無視して暴走する芸風の人、好きだったりするからさー。まっつの「分をわきまえすぎる」ところは肩すかし。……その職人気質も好きだけど(笑)。
あとこれは他意はないんだろうけど、いつもアラミス@きんぐ寄りに立っているのも、深読みできてたのしいなと。
オープニングも、一大ページェントのせり上がりも、三銃士は均等に3人で並ぶのではなく、アトスはなんとなくアラミス寄りに立ち、ポルトスとの隙間が空いている。
ポルトスに肩を抱かれると嫌がるのに、アラミスには自分から行ったりしているし。
アトス氏が面食いで、アラミスみたいなきれーなにーちゃんなら接触してもいいけど、ポルトスみたいな暑苦しい男には近寄りたくないと思っている……のかもしれないし、反対にポルトスとはナニかあってあえて距離を置いているのかもしれない……?
3人で並ぶところの位置に関しては、単にヲヅキさんがでかいから、腕が当たったりしないように大きく空けて立っているだけかもしんないし、ヲヅキさんが予想外の動きをしてぶつかってくるきらいがあるため、用心して空けているだけかもしれない。
や、別に意味なんかナイことはわかってるけど、想像して楽しむのは自由だから(笑)。
アトス様は美形の弟はいるわ固い友情で結ばれた三銃士はいるわ、元仲間で今は敵のダルタニアンはいるわ、仇のルイ@キムと、仇と瓜二つのフィリップ@キムはいるわで、設定のオイシサは半端ないんだが、いまひとつ盛り上がらない。
すべては脚本のせい。ストーリー部分が極小で、いらんお遊びばかり続くから。人間関係が希薄で萌えに発展しない。
もったいないよな、まったく。
それでもアトス様は美しく、怜悧さとあたたかい抜けた部分を併せ持ち、愛すべきキャラクタになっている。
デコ全開の髪型のおかげか、まっつの顔立ちの美しさも全開だしねええ。
おでこから頬骨、眉から鼻筋の美しさったらナイよほんと。惚れ惚れ見つめてまっつ。
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