ついに来てしまったの。シューマッハがまたひとり、花園を去っていく。
2011/10/24

月組トップスター・霧矢大夢 退団会見のお知らせ


月組トップスター・霧矢大夢が、2012年4月22日の月組東京宝塚劇場公演『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-、『Misty Station』-霧の終着駅-の千秋楽をもって退団することとなり、2011年10月25日に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。


 きりやさんに関しては、何度も何度も語ってきたので、もう今さら言うまい、だけど、ほんとに紆余曲折だったよなあ。
 長い間ずーっと眺めてきたスターさん。しんしんと寂しいな。

 このブログをはじめたのが2002年の5月。まだヅカブログではなく、日常日記だった頃。
 2002年の6月に書いた観劇感想、「君と初恋したかった。@SLAPSTICK」。
 きりやん演じるセネットくん、彼のような男の子と初恋したかった、そう書いてるんだよな。
 素直に、応援したくなる男の子。
 あの、まっすぐな瞳。


 はじめてのバウ主演が大野先生、プレお披露目が大野先生、そして最後の公演も大野先生だ。
 そして、大野先生の作品で、わたしのなかで1、2を争う大好き作品『夢の浮橋』は、まさにきりやんのために書かれた作品だった。(主役は視点、作家が描きたいと熱望していたのはきりやんの役……だとわたしは受け取った)
 大野せんせはきりやん好き過ぎるもんな(笑)。きりやんもまた、大野せんせを信頼しているんだろうな。
 きりやんの男役として、タカラジェンヌとしての集大成作品を、期待したい。

 思い切り、泣かせてくれ。

 『夢の浮橋』で、オープニングから泣き通しだったように。
 物語の明るい暗いではなく、ハッピーアンハッピーではなく。
 心がひりひりする、切ない幸福な涙を流されてくれ。

 出会えて良かった。今、この涙を流すために、今までのすべてが積み重ねられてきたのだと、思えるような。

 大野×きりやんなら、ものすごいモノを見せてくれる気がする。


 ただ。
 大野せんせ、きりやんドリームは、ほどほどにお願いします。

 大野せんせはきりやんを「絶世の美少年」だと思ってるからなああ。
 ホモも耽美もいいけど、もう少し現実も見てね、せんせ(笑)。

コメント

日記内を検索