組替え発表、雪に関して。
2011年12月3日 タカラヅカ わたしが雪組を観はじめたのが、23年前。そのときからナガさんはふつーにナガさんで、雪組にいた。
組長は星原先輩だったり京さんだったり、チャルさんだったりしたけど、ナガさんは変わらずにいた。
トップスターが替わり、時代が変わっても、ナガさんはナガさんだった。
てことで、なかなかどうして、ナガさん専科異動がこたえてます。
やさしくあたたかい、品のある大人の女性。そのやわらかな雰囲気が好き。
芸幅はとても狭い人なので、役者としては使いどころの難しい人だと思うが、組をまとめる人としては、きっととても能力の高い人なんだろうと思っていた。
やさしいばっかのイメージがあったから、キム関係のインタビュー記事とかに、ナガさんがけっこーキムにきつい物言いをしていることに、驚いたもんだ。
そのきつさゆえに、「ああ、キムは将来雪組の看板になるんだ。ナガさんは未来のトップを厳しく育てているんだ」と思った。
キムがトップになったとき、ナガさんうれしかったろうなあ、と、これまた勝手に思った。キムは生粋の雪組っ子、ナガさんが組長として1から育てたトップスターだ。中卒の子ども子どもしたオンナノコが、こんなに立派な男役スターに、トップスターになった……。
ナガさんに「母」的なものを見ているわたしは、「母と息子(娘?)の感動物語」的に、ナガさんとキムを見ていた。ふたりの最初の「稽古場情報」には注目したなあ。あー、ナガさんなんか照れてない?、みたいな。
そうか、いなくなっちゃうのか……。
悪役のできない、なにをやっても「いい人」になってしまう、そのキャラクタが好きだった。
頼むよキムシン、次の公演、ナガさんに品のあるおじさま(善人)の役を……。
と考えて、雪組っ子たちの異動日を確認する。
りんきら、次の本公演出ないのか……。
『SAMOURAI』青年館千秋楽で、組替え。
縦にも横にも大柄だから、宙組の大きさにも負けないとは思うけど。
りんきら、92期、研6。宙の同期はれーれやじゅまくん。1期上があっきー、1期下に愛りく。
どういう立場での異動なのかなあ。りんきら本人はアンリ@『はじめて愛した』みたいなおっさん役を楽しげにやる人だから、どんな役割を求められても生き生き演じてくれるだろうし、また実力ゆえどんな役割だとしても、果たすことができるだろうが。
……やせれば美形のはずなんだがな。一時期は路線の新人として鳴り物入りだったんだし。最近りんきら比でやせてきてたんだけどなあ。
りんきらは劇団が猛プッシュしていたころから一貫して、実は「正統派二枚目」が苦手な芸風だったと、わたしは思う。二枚目だと地味に堅実になっちゃう、もしくはまた別のところへ向かってしまう。おっさん役とか個性派のときの方が華や光を感じるというか。
組替えで、それらの持ち味も変わるかもしれない。正統派二枚目ど真ん中を演じられる人になるかもだし、実力派としての腕と存在感を磨いてくれるかもだし。
組替えする子だとは、まったく思っていなかったので、ずーっと雪で眺めていられると思っていたので、寂しいことだが、ニューりんきらを期待したい。つか、まずは『SAMOURAI』を楽しみにしている。
ヲヅキ組替えは、ほんっとーにショックだ。
かなめくんは絶対トップになる人だから、どこの組かはわからなくても、いずれトップになる。彼が雪組を出るときに、「トップになるときヲヅキを呼び寄せて、テルキタ復活とかあったりして」てなことを仲間内で言っていた。わたしたちだけでなく、一般的に想像のつくネタじゃなかろうか、テルキタ復活。
……ネタとしてな。ほんとうに復活すると思っているわけじゃなくて。
わたしはテルキタ大好物で、このコンビが見られないことを嘆いていた。寂しがっていた。
それでも時は流れる、人は前へ進む。
テルのいないヲヅキを、楽しむようになっていた。
腐った目線で語ると、かなめくんでない男と絡むヲヅキが、なかなか新鮮な萌えだったんだ。
ヲヅキ氏の、あの木訥な風情が、せっかくの耽美な設定をぶちこわしてくれる様が、好きだった。サービス精神のない「やらされてる感」あふれる男同士の絡みとか、最高ですよ。近年ナイですよ、あんなキャラ。
これからも雪組で、ヲヅキを愛でられると思っていたのに。
残念だ……。
ティボルト……ちょっとナイくらい、ヲヅキのティボさんにハマっているのに。(過去形にあらず)
偏ったことをいわせてもらうと、まっつと絡むヲヅキをもっとちゃんと見たかったんだ。昔の「GRAPH」で、まっつがまっつらしくもない熱烈なラヴコールをしている対談記事とかあったし、ポルトスとアトスなんつーわけわかんない役柄でなく、もっとちゃんとしただね……あうあう。
同じ組にいる限り、いつか見られるだろうと期待していたのに。
別箱公演ではいつもバラバラだもんなあ。次の本公演では、どうだろうか……頼むよキムシン。
もちろん、テルキタ復活も楽しみにする。
『タランテラ』『凍てついた明日−ボニー&クライドとの邂逅』などのテルキタぶりには感動を通り越して胸が痛かったもんなあ……って、どっちもオギーか。
『銀薔薇』オープニング、テルとヲヅキがシンメで踊っている、それだけで「この舞台、豪華だ!」と思えたもんなあ。ほんとに、似合いのふたりだ。
りんきらは『SAMOURAI』のあと組替え、4月の宙組大劇場公演から出演。
ヲヅキは次の本公演が終わってから組替え、8月の宙組大劇場公演から出演。
同じ組から同じ組へ、同じ公演に出演しているのに、別々に異動ってなんだそりゃ。
りんきらひとりでまず宙組へ、遅れてヲヅキ合流か。なんかいびつっていうか、裏事情がありそうでいやんですが、まあそれがタカラヅカ。
一方、星から来るともみんは4月1日から雪組っ子。
宙から来る大ちゃんは7月2日から雪組っ子。
大ちゃんは10月の本公演から出演、ともみんは謎。というのも、夏の雪組公演から出演するから、振り分けが未定であるため、どの公演と言えないんだろう。
出て行く人と入ってくる人が同じ舞台に立つことはない。ほんとーに入れ替えなんだな。
どちらも舞台でのキャラのわかっている人たちなので、前もっていろいろ想像できて楽しいですが、実際にどうなるのかは未知数過ぎて不安もあり。
雪だけでも思いはいろいろ。
それぞれの組に、人たちに、愛着も興味もある、それぞれに期待と不安がある。
みんなどうか、よい結果になりますように。
組長は星原先輩だったり京さんだったり、チャルさんだったりしたけど、ナガさんは変わらずにいた。
トップスターが替わり、時代が変わっても、ナガさんはナガさんだった。
てことで、なかなかどうして、ナガさん専科異動がこたえてます。
やさしくあたたかい、品のある大人の女性。そのやわらかな雰囲気が好き。
芸幅はとても狭い人なので、役者としては使いどころの難しい人だと思うが、組をまとめる人としては、きっととても能力の高い人なんだろうと思っていた。
やさしいばっかのイメージがあったから、キム関係のインタビュー記事とかに、ナガさんがけっこーキムにきつい物言いをしていることに、驚いたもんだ。
そのきつさゆえに、「ああ、キムは将来雪組の看板になるんだ。ナガさんは未来のトップを厳しく育てているんだ」と思った。
キムがトップになったとき、ナガさんうれしかったろうなあ、と、これまた勝手に思った。キムは生粋の雪組っ子、ナガさんが組長として1から育てたトップスターだ。中卒の子ども子どもしたオンナノコが、こんなに立派な男役スターに、トップスターになった……。
ナガさんに「母」的なものを見ているわたしは、「母と息子(娘?)の感動物語」的に、ナガさんとキムを見ていた。ふたりの最初の「稽古場情報」には注目したなあ。あー、ナガさんなんか照れてない?、みたいな。
そうか、いなくなっちゃうのか……。
悪役のできない、なにをやっても「いい人」になってしまう、そのキャラクタが好きだった。
頼むよキムシン、次の公演、ナガさんに品のあるおじさま(善人)の役を……。
と考えて、雪組っ子たちの異動日を確認する。
りんきら、次の本公演出ないのか……。
『SAMOURAI』青年館千秋楽で、組替え。
縦にも横にも大柄だから、宙組の大きさにも負けないとは思うけど。
りんきら、92期、研6。宙の同期はれーれやじゅまくん。1期上があっきー、1期下に愛りく。
どういう立場での異動なのかなあ。りんきら本人はアンリ@『はじめて愛した』みたいなおっさん役を楽しげにやる人だから、どんな役割を求められても生き生き演じてくれるだろうし、また実力ゆえどんな役割だとしても、果たすことができるだろうが。
……やせれば美形のはずなんだがな。一時期は路線の新人として鳴り物入りだったんだし。最近りんきら比でやせてきてたんだけどなあ。
りんきらは劇団が猛プッシュしていたころから一貫して、実は「正統派二枚目」が苦手な芸風だったと、わたしは思う。二枚目だと地味に堅実になっちゃう、もしくはまた別のところへ向かってしまう。おっさん役とか個性派のときの方が華や光を感じるというか。
組替えで、それらの持ち味も変わるかもしれない。正統派二枚目ど真ん中を演じられる人になるかもだし、実力派としての腕と存在感を磨いてくれるかもだし。
組替えする子だとは、まったく思っていなかったので、ずーっと雪で眺めていられると思っていたので、寂しいことだが、ニューりんきらを期待したい。つか、まずは『SAMOURAI』を楽しみにしている。
ヲヅキ組替えは、ほんっとーにショックだ。
かなめくんは絶対トップになる人だから、どこの組かはわからなくても、いずれトップになる。彼が雪組を出るときに、「トップになるときヲヅキを呼び寄せて、テルキタ復活とかあったりして」てなことを仲間内で言っていた。わたしたちだけでなく、一般的に想像のつくネタじゃなかろうか、テルキタ復活。
……ネタとしてな。ほんとうに復活すると思っているわけじゃなくて。
わたしはテルキタ大好物で、このコンビが見られないことを嘆いていた。寂しがっていた。
それでも時は流れる、人は前へ進む。
テルのいないヲヅキを、楽しむようになっていた。
腐った目線で語ると、かなめくんでない男と絡むヲヅキが、なかなか新鮮な萌えだったんだ。
ヲヅキ氏の、あの木訥な風情が、せっかくの耽美な設定をぶちこわしてくれる様が、好きだった。サービス精神のない「やらされてる感」あふれる男同士の絡みとか、最高ですよ。近年ナイですよ、あんなキャラ。
これからも雪組で、ヲヅキを愛でられると思っていたのに。
残念だ……。
ティボルト……ちょっとナイくらい、ヲヅキのティボさんにハマっているのに。(過去形にあらず)
偏ったことをいわせてもらうと、まっつと絡むヲヅキをもっとちゃんと見たかったんだ。昔の「GRAPH」で、まっつがまっつらしくもない熱烈なラヴコールをしている対談記事とかあったし、ポルトスとアトスなんつーわけわかんない役柄でなく、もっとちゃんとしただね……あうあう。
同じ組にいる限り、いつか見られるだろうと期待していたのに。
別箱公演ではいつもバラバラだもんなあ。次の本公演では、どうだろうか……頼むよキムシン。
もちろん、テルキタ復活も楽しみにする。
『タランテラ』『凍てついた明日−ボニー&クライドとの邂逅』などのテルキタぶりには感動を通り越して胸が痛かったもんなあ……って、どっちもオギーか。
『銀薔薇』オープニング、テルとヲヅキがシンメで踊っている、それだけで「この舞台、豪華だ!」と思えたもんなあ。ほんとに、似合いのふたりだ。
りんきらは『SAMOURAI』のあと組替え、4月の宙組大劇場公演から出演。
ヲヅキは次の本公演が終わってから組替え、8月の宙組大劇場公演から出演。
同じ組から同じ組へ、同じ公演に出演しているのに、別々に異動ってなんだそりゃ。
りんきらひとりでまず宙組へ、遅れてヲヅキ合流か。なんかいびつっていうか、裏事情がありそうでいやんですが、まあそれがタカラヅカ。
一方、星から来るともみんは4月1日から雪組っ子。
宙から来る大ちゃんは7月2日から雪組っ子。
大ちゃんは10月の本公演から出演、ともみんは謎。というのも、夏の雪組公演から出演するから、振り分けが未定であるため、どの公演と言えないんだろう。
出て行く人と入ってくる人が同じ舞台に立つことはない。ほんとーに入れ替えなんだな。
どちらも舞台でのキャラのわかっている人たちなので、前もっていろいろ想像できて楽しいですが、実際にどうなるのかは未知数過ぎて不安もあり。
雪だけでも思いはいろいろ。
それぞれの組に、人たちに、愛着も興味もある、それぞれに期待と不安がある。
みんなどうか、よい結果になりますように。
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