お前の愛を勝ち得るまで追いかけよう。@小さな花がひらいた
2011年12月6日 タカラヅカ 花組全ツ『小さな花がひらいた』で、ずーーっと疑問だったこと。
最初から最後まで疑問で、見終わったあとに友人のドリーさん相手に、その疑問をぶつけずには、いられなかったこと。
それは。
ふみかの役って、善人だったの?!!
えー、『小さな花がひらいた』は江戸の大工さんたちのお話です。
主人公の茂次@らんとむは火事でなくなった父の跡を継ぎ、棟梁としてがんばっちゃう、男は黙ってやせ我慢、の人です。
火事で両親も家も財産も失った茂次さんに、やたらと優しい言葉を書けてくるのが、伊吉さん@ふみかです。
茂さんのお父さんに世話になったとかで、すべてを失った茂さんに「俺に任せろ。俺に頼れ」と再三言ってくる。
伊吉さんも大工の棟梁なのよね? もとは茂さんちにいたけど、独立して今は大手としてばりばりやっている。……でもさー、伊吉さん豪商にしか見えないんですけど。越後屋さんとか、そんな名前よね。お代官様に山吹色のお菓子を渡している人よね?
茂次さんはやせ我慢の人なので、優しい言葉を掛けられても頑なに突っぱねる。
伊吉兄貴の顔を潰すようなことを、何度もする。それでも伊吉さんは笑って許容、取り巻きが色めき立ってもそれをなだめる側。
えーと?
伊吉って、悪者だよね?(素)
優しい言葉で茂次を言いくるめて大留組を乗っ取ろうとか、そーゆーこと考えてるんだよね?
途中、せっかく軌道に乗りかけた大留組が火事によって危機に陥るんだけど、これってもお絶対、伊吉の策略だと思った! 茂次を奈落へ突き落として、そこへ手をさしのべる、と。
さしずめ、トート@伊吉、シシィ@茂次です。
手に入れるまで追いつめよう、です。
伊吉さんが、あの胡散臭い笑顔を覆し、本性を現して高笑いするのを、今か今かと待ちかまえてました。
…………あれ?
…………あれれ?
いつまで経っても、伊吉さんは偽善笑顔のまま。
いったい、いつ……と思っていたら、幕が下りちゃったよ!! えええ!
本当に善人の役だったの?!!
嘘ぉっ、あの人が善人?! 腹に一物無し?! そんなバカな!!
だって、ふみか様だよ?
悪人以外のなんだというの??
…………。
……まあ、その、なんだ。
1万歩くらい譲って、伊吉が悪人ではなかったとしよう。
しかし、茂次に言い寄っていたのは、善意からではないよね?
見ていて、気が気じゃなかったっす。
逃げてー、茂さん逃げてー!!
そのおっさん、アナタを狙ってるわあああ。
モテモテの茂次さん、彼にラヴラヴなのはおりつちゃん@蘭ちゃんやおゆうさん@じゅりあだけじゃありません。
伊吉さんも茂次LOVEだから。マジだから。
しかも彼の場合、本命が茂次パパで、それゆえに息子LOVEとかゆー、筋金入りのホモだから!
にこにこ笑いながら、脳内であれこれ鬼畜なことになってます、絶対。だって、ふみか様だもの。
なにやっても無駄にエロい方だもの。
茂次も本能的に危機感を持って、「なにがあっても伊吉の世話にはならない」と思ってたんじゃないかな。死んだパパから、それらしいことを生前言われていたかもしれないし。
伊吉さんが無駄にエロくて「狙ってる。茂さんのこと狙ってるわー!」てな人にしか見えなかったため、優しく差し伸べられた伊吉の手を断って、茂次がわざわざお久さん@京さんとこに看板抱えて行ったときに、みょーなツボに入りました。
嫌か! そこまで伊吉は嫌か!!(笑) ……嫌だよな、どーせ身を売るなら、相手は選びたいよなっ。
いやはや。
思いかけず楽しかったです、『小さな花がひらいた』。
ふみか×らんとむかあ……濃ゆいなあ。
らんとむさんも、すっかり大人になったよねえ。今なら『月の燈影』のゆみこの役もハマるだろーなー。はっちさんの役はふみかでヨロシク(笑)。
いや別に、ちゃんと茂次さんとおりつちゃんの恋にときめいてましたよ? おりつちゃんになって、茂次さんに恋してましたから!
それとは別チャンネルです、伊吉兄貴の恋(笑)。
キャスティングを理解していなかったので、くまちゃんが子役をやっていることに、ものごっつー驚きました……二度見したもんよ……。
みんな良い仕事をしていました。
みつるはとてもみつるらしい役だし、子どもたちけなげでかわいいし、じゅりあの「無神経とピュアのバランス加減」の絶妙さも、大人チームの存在感も。
純粋に泣けて、ヲトメとしてのときめきもあって、さらに腐った心でも楽しめる(笑)、なにもかも愛しい作品です。
『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』は、期待値が高すぎたのか、あまり破壊力は感じなかった。(ナニを期待してるんだ)
さおたさんの女装と、だいもんの三枚目ぶりが、なんか痛々しかったかなあ……。どっちも柄違いな気が……。
しかし、いろいろと耳に優しくない布陣なんだなと思った(笑)。芝居では気にならなかったんだがな。特に、みつるにあんなに歌わせんでも……。
でもみつるくんはショースターなので、活躍の場を与えられてバーン!としているのはいいなー。
らんとむさんも、4番手時代に全ツ2番手として活躍したわけだし、花組的にはめずらしいわけでもない振り分けだよね。
つか、やっぱ花組は濃いわー。いいわー。
最初から最後まで疑問で、見終わったあとに友人のドリーさん相手に、その疑問をぶつけずには、いられなかったこと。
それは。
ふみかの役って、善人だったの?!!
えー、『小さな花がひらいた』は江戸の大工さんたちのお話です。
主人公の茂次@らんとむは火事でなくなった父の跡を継ぎ、棟梁としてがんばっちゃう、男は黙ってやせ我慢、の人です。
火事で両親も家も財産も失った茂次さんに、やたらと優しい言葉を書けてくるのが、伊吉さん@ふみかです。
茂さんのお父さんに世話になったとかで、すべてを失った茂さんに「俺に任せろ。俺に頼れ」と再三言ってくる。
伊吉さんも大工の棟梁なのよね? もとは茂さんちにいたけど、独立して今は大手としてばりばりやっている。……でもさー、伊吉さん豪商にしか見えないんですけど。越後屋さんとか、そんな名前よね。お代官様に山吹色のお菓子を渡している人よね?
茂次さんはやせ我慢の人なので、優しい言葉を掛けられても頑なに突っぱねる。
伊吉兄貴の顔を潰すようなことを、何度もする。それでも伊吉さんは笑って許容、取り巻きが色めき立ってもそれをなだめる側。
えーと?
伊吉って、悪者だよね?(素)
優しい言葉で茂次を言いくるめて大留組を乗っ取ろうとか、そーゆーこと考えてるんだよね?
途中、せっかく軌道に乗りかけた大留組が火事によって危機に陥るんだけど、これってもお絶対、伊吉の策略だと思った! 茂次を奈落へ突き落として、そこへ手をさしのべる、と。
さしずめ、トート@伊吉、シシィ@茂次です。
手に入れるまで追いつめよう、です。
伊吉さんが、あの胡散臭い笑顔を覆し、本性を現して高笑いするのを、今か今かと待ちかまえてました。
…………あれ?
…………あれれ?
いつまで経っても、伊吉さんは偽善笑顔のまま。
いったい、いつ……と思っていたら、幕が下りちゃったよ!! えええ!
本当に善人の役だったの?!!
嘘ぉっ、あの人が善人?! 腹に一物無し?! そんなバカな!!
だって、ふみか様だよ?
悪人以外のなんだというの??
…………。
……まあ、その、なんだ。
1万歩くらい譲って、伊吉が悪人ではなかったとしよう。
しかし、茂次に言い寄っていたのは、善意からではないよね?
見ていて、気が気じゃなかったっす。
逃げてー、茂さん逃げてー!!
そのおっさん、アナタを狙ってるわあああ。
モテモテの茂次さん、彼にラヴラヴなのはおりつちゃん@蘭ちゃんやおゆうさん@じゅりあだけじゃありません。
伊吉さんも茂次LOVEだから。マジだから。
しかも彼の場合、本命が茂次パパで、それゆえに息子LOVEとかゆー、筋金入りのホモだから!
にこにこ笑いながら、脳内であれこれ鬼畜なことになってます、絶対。だって、ふみか様だもの。
なにやっても無駄にエロい方だもの。
茂次も本能的に危機感を持って、「なにがあっても伊吉の世話にはならない」と思ってたんじゃないかな。死んだパパから、それらしいことを生前言われていたかもしれないし。
伊吉さんが無駄にエロくて「狙ってる。茂さんのこと狙ってるわー!」てな人にしか見えなかったため、優しく差し伸べられた伊吉の手を断って、茂次がわざわざお久さん@京さんとこに看板抱えて行ったときに、みょーなツボに入りました。
嫌か! そこまで伊吉は嫌か!!(笑) ……嫌だよな、どーせ身を売るなら、相手は選びたいよなっ。
いやはや。
思いかけず楽しかったです、『小さな花がひらいた』。
ふみか×らんとむかあ……濃ゆいなあ。
らんとむさんも、すっかり大人になったよねえ。今なら『月の燈影』のゆみこの役もハマるだろーなー。はっちさんの役はふみかでヨロシク(笑)。
いや別に、ちゃんと茂次さんとおりつちゃんの恋にときめいてましたよ? おりつちゃんになって、茂次さんに恋してましたから!
それとは別チャンネルです、伊吉兄貴の恋(笑)。
キャスティングを理解していなかったので、くまちゃんが子役をやっていることに、ものごっつー驚きました……二度見したもんよ……。
みんな良い仕事をしていました。
みつるはとてもみつるらしい役だし、子どもたちけなげでかわいいし、じゅりあの「無神経とピュアのバランス加減」の絶妙さも、大人チームの存在感も。
純粋に泣けて、ヲトメとしてのときめきもあって、さらに腐った心でも楽しめる(笑)、なにもかも愛しい作品です。
『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』は、期待値が高すぎたのか、あまり破壊力は感じなかった。(ナニを期待してるんだ)
さおたさんの女装と、だいもんの三枚目ぶりが、なんか痛々しかったかなあ……。どっちも柄違いな気が……。
しかし、いろいろと耳に優しくない布陣なんだなと思った(笑)。芝居では気にならなかったんだがな。特に、みつるにあんなに歌わせんでも……。
でもみつるくんはショースターなので、活躍の場を与えられてバーン!としているのはいいなー。
らんとむさんも、4番手時代に全ツ2番手として活躍したわけだし、花組的にはめずらしいわけでもない振り分けだよね。
つか、やっぱ花組は濃いわー。いいわー。
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