ぽつぽつと思い出して語ってみる。@オーシャンズ11
2011年12月15日 タカラヅカ 『めぐり会いは再び』で、予想外にキたのは、エルモクラート先生@マカゼだった。
ベタ過ぎるのはわかってる、でもあのマカゼはツボだった。
『ランスロット』も良かったけど、キャラのハマりっぷりは、エルモ先生。
芸風の未熟さは学年相応の若手、しかし顔立ちは大人、そのアンバランスさがマカゼくんの魅力かなと思う。
エルモ先生は頼りなさと大人さがうまく作用していた。
ランスロットのような大人の男の役も、足りてなさは目立ったけれど……今回の『オーシャンズ11』、ライナスのような少年役もまた、外見の老け……ゲフンゲフン、大人っぽさとのアンバランスさで、収まりが悪かったなあと。
顔だけ見ると、子どもに見えないもんなあ。
や、原作が子どもでないかどうかではなく、ダニー@れおんくんとの兼ね合いですよ、ダニーにガキ扱いされて違和感のない男の子でなきゃいかんのですよ。
がんばって男の子していたなあと(笑)。
収まりは悪いんだけど、ヘタレたマカゼを見ると萌えるという回路が、わたしの中に出来上がった模様。エルモクラート先生は偉大なり。
芝居マカゼのヘタレ具合もいい感じなんだが、実はものすごーくツボったのが、フィナーレ。
マカゼくんの「センター修行プログラム」らしい、ヒップホップ風ダンス。
ダンスが苦手というか、身体能力以上にリズム感が大変そうなあのマカゼくんに、あの面子の中で、あのテのダンスを踊らせますか! という、いたたまれなさに、まいった(笑)。
吊り橋効果抜群だわなー。
手に汗握るというか、指の間からのぞいちゃう感覚でした。
芝居のかわいらしさの上に、ラストにこれだもんなー。たまらんわー(笑)。
ほんと、たのしみにまったり眺めていきます、マカゼくん。
『オーシャンズ11』はほんと、キャラクタひとりひとりが素敵でいいよな。
1幕にしかろくに出番がないというか、キャラ紹介場面しか見せ場がないのが残念。
連続モノじゃなく単発ドラマじゃあ、11人ものキャラに見せ場は作れないわな。『タイバニ』だって単発モノだったら主役ふたりのいちゃいちゃだけで終わったろうなあ、2クールあったから他のメンバーの話も書けたけど、なんてことを、初日の「11人もいる!」を観たときに思ったもんだった(笑)。
それでもみやるりかわいいし、みっきーが11人の中に入れたのがうれしかったニャ。
みやちゃんは成長著しいひとりだよなあと思う。
現代の少年役だからか、なんかふと『My dear New Orleans』を思い出していたんだ。
トウコの弟役でどさくさまぎれに銀橋芝居に混ざっていたりして、やっぱうまくないことが、目に付いた。それまでろくに役ももらったことのない子で、いきなりの役付にびっくりしたもんだった。
あれから2年。女役やったり新公主演したり、ばたばたと立場が変わったよなあ。組替えがあるとは、思ってなかったよなああ。
そして、うまくなったよなと思う。男役であること。舞台人であること。
ハッカーくんは、いかにもな現代少年。年齢設定がいくつか知らないけど、「大人」ではないと描かれている。
若手ならある程度、なんとでもなる。少年役ならば。「男」になっていない未熟さを「少年らしさ」にすり替えられるから。
でもみやちゃんは、未熟だから少年役、なのではなく、得意分野としての少年役を演じていたんだなと。やろうと思えば大人もできる、その上での少年役。
ああ、うまくなっているんだ、と思い、ふと『My dear New Orleans』での姿が思い浮かんだ。二重写しになった。
これからも、楽しみだ。
新公以来、みっきーがさらに気になる存在に(笑)。
美形であることはわかっているんだが、はて、彼の華はどの程度なのでしょうか。
新人公演はねえ、なにしろ彼しか見ていないので、一般的な判断が付かないのですよ。
オペラグラスロックオン、画面に彼しかいません状態だったので。
大勢の人がいる中、どの程度輝きを放っていたのか、さっぱりわからん。
で、こちらの意識が変わっているから、モブにいてもやたら彼が目に飛び込んでくるわけです。
キラキラして見えるわけです。
……いぶし銀のまつださんすらキラキラに見えるわたしですから、ほんとに「好き」フィルターかかった目には、通常の判断力は期待できません。
双子の片割れでいるときより、名もなきモブの方が好みなのは、わたしがかわいこちゃんより男前が好きなためでしょう。
みっきーのマジ芝居をじっくり見てみたいと思うのことよ。
れみちゃんがどんどんぶっ飛ばしていることに、うれしくもあり、ちょっと複雑でもあり(笑)。
ガチ路線、ヒロイン街道真ん中だったころの彼女も眺めてきていただけに、この花開きっぷりが頼もしいけれど、もったいない気もするんだ。
もったいないけど……いいのかな、これで。
いろんなれみちゃんを見られて、また、れみちゃんのおかげで良い舞台を見られて、とてもうれしい。
タカラヅカは難しいところ、特に娘役は実力や美貌だけでなくタイミングも大きく作用する。
月にいたときはアイドル系、花にやって来たら儚い不幸タイプ、星ではあばずれ・老け役なんでもまかせろ別格女役、って……すごい遍歴だ。
役に貴賤があるわけでなく、良い女役さんになり、確固たる位置に根付いている様子、良かったんだよなと。
とにかく楽しかったよ、『オーシャンズ11』。楽しいよ星組。
ベタ過ぎるのはわかってる、でもあのマカゼはツボだった。
『ランスロット』も良かったけど、キャラのハマりっぷりは、エルモ先生。
芸風の未熟さは学年相応の若手、しかし顔立ちは大人、そのアンバランスさがマカゼくんの魅力かなと思う。
エルモ先生は頼りなさと大人さがうまく作用していた。
ランスロットのような大人の男の役も、足りてなさは目立ったけれど……今回の『オーシャンズ11』、ライナスのような少年役もまた、外見の老け……ゲフンゲフン、大人っぽさとのアンバランスさで、収まりが悪かったなあと。
顔だけ見ると、子どもに見えないもんなあ。
や、原作が子どもでないかどうかではなく、ダニー@れおんくんとの兼ね合いですよ、ダニーにガキ扱いされて違和感のない男の子でなきゃいかんのですよ。
がんばって男の子していたなあと(笑)。
収まりは悪いんだけど、ヘタレたマカゼを見ると萌えるという回路が、わたしの中に出来上がった模様。エルモクラート先生は偉大なり。
芝居マカゼのヘタレ具合もいい感じなんだが、実はものすごーくツボったのが、フィナーレ。
マカゼくんの「センター修行プログラム」らしい、ヒップホップ風ダンス。
ダンスが苦手というか、身体能力以上にリズム感が大変そうなあのマカゼくんに、あの面子の中で、あのテのダンスを踊らせますか! という、いたたまれなさに、まいった(笑)。
吊り橋効果抜群だわなー。
手に汗握るというか、指の間からのぞいちゃう感覚でした。
芝居のかわいらしさの上に、ラストにこれだもんなー。たまらんわー(笑)。
ほんと、たのしみにまったり眺めていきます、マカゼくん。
『オーシャンズ11』はほんと、キャラクタひとりひとりが素敵でいいよな。
1幕にしかろくに出番がないというか、キャラ紹介場面しか見せ場がないのが残念。
連続モノじゃなく単発ドラマじゃあ、11人ものキャラに見せ場は作れないわな。『タイバニ』だって単発モノだったら主役ふたりのいちゃいちゃだけで終わったろうなあ、2クールあったから他のメンバーの話も書けたけど、なんてことを、初日の「11人もいる!」を観たときに思ったもんだった(笑)。
それでもみやるりかわいいし、みっきーが11人の中に入れたのがうれしかったニャ。
みやちゃんは成長著しいひとりだよなあと思う。
現代の少年役だからか、なんかふと『My dear New Orleans』を思い出していたんだ。
トウコの弟役でどさくさまぎれに銀橋芝居に混ざっていたりして、やっぱうまくないことが、目に付いた。それまでろくに役ももらったことのない子で、いきなりの役付にびっくりしたもんだった。
あれから2年。女役やったり新公主演したり、ばたばたと立場が変わったよなあ。組替えがあるとは、思ってなかったよなああ。
そして、うまくなったよなと思う。男役であること。舞台人であること。
ハッカーくんは、いかにもな現代少年。年齢設定がいくつか知らないけど、「大人」ではないと描かれている。
若手ならある程度、なんとでもなる。少年役ならば。「男」になっていない未熟さを「少年らしさ」にすり替えられるから。
でもみやちゃんは、未熟だから少年役、なのではなく、得意分野としての少年役を演じていたんだなと。やろうと思えば大人もできる、その上での少年役。
ああ、うまくなっているんだ、と思い、ふと『My dear New Orleans』での姿が思い浮かんだ。二重写しになった。
これからも、楽しみだ。
新公以来、みっきーがさらに気になる存在に(笑)。
美形であることはわかっているんだが、はて、彼の華はどの程度なのでしょうか。
新人公演はねえ、なにしろ彼しか見ていないので、一般的な判断が付かないのですよ。
オペラグラスロックオン、画面に彼しかいません状態だったので。
大勢の人がいる中、どの程度輝きを放っていたのか、さっぱりわからん。
で、こちらの意識が変わっているから、モブにいてもやたら彼が目に飛び込んでくるわけです。
キラキラして見えるわけです。
……いぶし銀のまつださんすらキラキラに見えるわたしですから、ほんとに「好き」フィルターかかった目には、通常の判断力は期待できません。
双子の片割れでいるときより、名もなきモブの方が好みなのは、わたしがかわいこちゃんより男前が好きなためでしょう。
みっきーのマジ芝居をじっくり見てみたいと思うのことよ。
れみちゃんがどんどんぶっ飛ばしていることに、うれしくもあり、ちょっと複雑でもあり(笑)。
ガチ路線、ヒロイン街道真ん中だったころの彼女も眺めてきていただけに、この花開きっぷりが頼もしいけれど、もったいない気もするんだ。
もったいないけど……いいのかな、これで。
いろんなれみちゃんを見られて、また、れみちゃんのおかげで良い舞台を見られて、とてもうれしい。
タカラヅカは難しいところ、特に娘役は実力や美貌だけでなくタイミングも大きく作用する。
月にいたときはアイドル系、花にやって来たら儚い不幸タイプ、星ではあばずれ・老け役なんでもまかせろ別格女役、って……すごい遍歴だ。
役に貴賤があるわけでなく、良い女役さんになり、確固たる位置に根付いている様子、良かったんだよなと。
とにかく楽しかったよ、『オーシャンズ11』。楽しいよ星組。
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