キャスト感想覚え書き。@新人公演『ダンサ セレナータ』
2012年6月6日 タカラヅカ で、正塚芝居は個人の華の有無、輝度の量が明確になるなあと、毎度のことだけど思った。
新人公演『ダンサ セレナータ』。
マカゼ氏が真ん中にいると、わーっと思う。高揚する。
やっぱこの子はセンターだよなあ、と。
本公演のガチなダンスでセンター、とかと違い、なにしろ新人公演だ。
下級生たちの間にいれば、彼の存在は段違い。
……てゆーか、大劇場本公演で、役替わりとはいえ2番手を務めたスターは、新人公演卒業していいと思うんですよ……。
もうひとり、華と美貌で群を抜いていたのが、ヒロイン・モニカ@わかばちゃん。
どうして顔だけ赤黒くて、他とまったく色が違ったのか、どーしてそんなことになっているのかわからないが(笑)、それでも彼女は美しかった。
正塚芝居のヒロインはほんとに地味でしどころがなくて、華のある美女が演じないとモブに埋没しかねないんだが、わかばちゃんはちゃんとヒロインしていた。
独特の正塚喋りが、わりと合っている気がする。ちょっとぶっきらぼうな感じが、もともと抑揚の少ないわかばちゃん向きなのかもしれない。
ただし、イサアク@マカゼとふたりして、なにをどうしたいのかわからない人たちだったけどねえ(笑)。
これは脚本が悪いと思うの、ハリー。
存在感と押し出し、プラス美貌で注目を集めていたのが、アンジェリータ@風ちゃん。
や、マジうまい!
いろんな役の出来る子だなあ。今までのバウにしろ新公にしろ、役柄がかぶらないというか、実にいろんな役をやって来て、しかもちゃんとモノにしているのがすごい。
ぶっちぎりのうまさでした。
車椅子がつんのめったときは、マジびびったよ……。熱演ですわ。
カロリーナお嬢様って、浮き世離れ感を棒読みで表しているのかと思ってたんだ。
だから、新公が、棒読みじゃなくて驚いた。
棒読みになっても仕方ない脚本だと思うんだけど、語尾のニュアンスとか工夫していて、棒読みじゃない。
城妃美伶ちゃん、まだ研2かあ。お化粧はこれから研究だと思うけど、芝居がうまかったので楽しみだー。
反対に、リタ@綺咲ちゃんが棒読み度が上がっていたので、彼女の持ち味らしい。
きんきんした棒読みテイスト。
バウではスタイル良く思ったんだが、リタ役では特に思わず。
リタは難しい役だなあ、と新公を見て思った。
本公ではいい役だと思ったんだけどな-。リタがバカだから救われている、と。
新公では救われなかったナリ……難しいわ。
美貌か技術か、どっちかがずーんと垢抜けてくれるといいなあ。
美貌か技術か、どっちか欲しいなと、今回も思いました、ジョゼ@麻央くん。
あれだけ恵まれた男役体格を持って生まれてるんだ、きれいになるかうまくなるか、せめてどっちか頼むよ……。
ジョゼは台詞のタイミングが難しい。激しく喋るアンジェリータに絡むわけだから。
アンジェリータと格が違いすぎるわ、台詞のタイミングがいまいちだわで、なにかと大変。いやその、アンジェリータ@風ちゃんが。ジョゼの台詞を間に入れなきゃいけないんだもん。やりにくそうに感じた。
アンジェロ@礼くん、悪くはないんだけど、なにか足りない……。
『オーシャンズ11』新公のときのような、「娘役が男たちにまざっている」感じはしなくなった。ちゃんと男役だとわかる。
それに、演技はふつーにうまい。
声がいいのは強みだ。
見るからに子ども、少年、という風でもない。
でも、なんつーか、やっぱ「新公の男役」って感じだった。
そりゃ新公だし、礼くんはまだ研4なんだからそれで当たり前なんだけど。
同期のひろ香祐くんの自然な男ぶりに比べると、ねえ……。いやその、ひろ香くんは音校生時代から安定のおっさんぶりを誇った人だから、比べるのはアレだが。
そのひろ香くん、かっこよくなったねええ。
ダンサー役でわらわら出てきているんだけど、ちゃんとかっこいいです。
あとダンサーチームで目についたのが、朝水くん、音咲くん? くどかったよーな。(誉めてます)
ローザ@ゆふちゃんが良かった。
本役さんとはチガウ、独特のやわらかさと、浮き世離れ感。完全に浮いているのではなく、ちょっと離れた感じが、心地いい。
この女性がみんなから愛されるのがわかるよ。
その相方、フェルナンド@飛河くんは……この役、実はいちばん難しいのか? 新公だと浮きっぷりが痛々しい。
飛河くんが悪いわけではなく、新公としてはよくやっていたと思うけど、なにしろ役が難しすぎて。
正塚芝居にありがちな、間で笑わせるキャラ。KYで人間くさい役。しかし、その「同じ台詞だけ、使い方を変えて言う」とか、「それを言ったらおしまいでしょ」な台詞を、空気を顧みずに言うとか、難易度高すぎ。
出てくるたびに「大変だなー。がんばれー」という感じだった。
あとちょっと、なにがどうじゃないけど、瀬央くんが気になった。
ナニが気になったのかわかんない(おぼえてない……)ので、次の機会にちゃんと見てみたい。
……顔かなあ。
新人公演『ダンサ セレナータ』。
マカゼ氏が真ん中にいると、わーっと思う。高揚する。
やっぱこの子はセンターだよなあ、と。
本公演のガチなダンスでセンター、とかと違い、なにしろ新人公演だ。
下級生たちの間にいれば、彼の存在は段違い。
……てゆーか、大劇場本公演で、役替わりとはいえ2番手を務めたスターは、新人公演卒業していいと思うんですよ……。
もうひとり、華と美貌で群を抜いていたのが、ヒロイン・モニカ@わかばちゃん。
どうして顔だけ赤黒くて、他とまったく色が違ったのか、どーしてそんなことになっているのかわからないが(笑)、それでも彼女は美しかった。
正塚芝居のヒロインはほんとに地味でしどころがなくて、華のある美女が演じないとモブに埋没しかねないんだが、わかばちゃんはちゃんとヒロインしていた。
独特の正塚喋りが、わりと合っている気がする。ちょっとぶっきらぼうな感じが、もともと抑揚の少ないわかばちゃん向きなのかもしれない。
ただし、イサアク@マカゼとふたりして、なにをどうしたいのかわからない人たちだったけどねえ(笑)。
これは脚本が悪いと思うの、ハリー。
存在感と押し出し、プラス美貌で注目を集めていたのが、アンジェリータ@風ちゃん。
や、マジうまい!
いろんな役の出来る子だなあ。今までのバウにしろ新公にしろ、役柄がかぶらないというか、実にいろんな役をやって来て、しかもちゃんとモノにしているのがすごい。
ぶっちぎりのうまさでした。
車椅子がつんのめったときは、マジびびったよ……。熱演ですわ。
カロリーナお嬢様って、浮き世離れ感を棒読みで表しているのかと思ってたんだ。
だから、新公が、棒読みじゃなくて驚いた。
棒読みになっても仕方ない脚本だと思うんだけど、語尾のニュアンスとか工夫していて、棒読みじゃない。
城妃美伶ちゃん、まだ研2かあ。お化粧はこれから研究だと思うけど、芝居がうまかったので楽しみだー。
反対に、リタ@綺咲ちゃんが棒読み度が上がっていたので、彼女の持ち味らしい。
きんきんした棒読みテイスト。
バウではスタイル良く思ったんだが、リタ役では特に思わず。
リタは難しい役だなあ、と新公を見て思った。
本公ではいい役だと思ったんだけどな-。リタがバカだから救われている、と。
新公では救われなかったナリ……難しいわ。
美貌か技術か、どっちかがずーんと垢抜けてくれるといいなあ。
美貌か技術か、どっちか欲しいなと、今回も思いました、ジョゼ@麻央くん。
あれだけ恵まれた男役体格を持って生まれてるんだ、きれいになるかうまくなるか、せめてどっちか頼むよ……。
ジョゼは台詞のタイミングが難しい。激しく喋るアンジェリータに絡むわけだから。
アンジェリータと格が違いすぎるわ、台詞のタイミングがいまいちだわで、なにかと大変。いやその、アンジェリータ@風ちゃんが。ジョゼの台詞を間に入れなきゃいけないんだもん。やりにくそうに感じた。
アンジェロ@礼くん、悪くはないんだけど、なにか足りない……。
『オーシャンズ11』新公のときのような、「娘役が男たちにまざっている」感じはしなくなった。ちゃんと男役だとわかる。
それに、演技はふつーにうまい。
声がいいのは強みだ。
見るからに子ども、少年、という風でもない。
でも、なんつーか、やっぱ「新公の男役」って感じだった。
そりゃ新公だし、礼くんはまだ研4なんだからそれで当たり前なんだけど。
同期のひろ香祐くんの自然な男ぶりに比べると、ねえ……。いやその、ひろ香くんは音校生時代から安定のおっさんぶりを誇った人だから、比べるのはアレだが。
そのひろ香くん、かっこよくなったねええ。
ダンサー役でわらわら出てきているんだけど、ちゃんとかっこいいです。
あとダンサーチームで目についたのが、朝水くん、音咲くん? くどかったよーな。(誉めてます)
ローザ@ゆふちゃんが良かった。
本役さんとはチガウ、独特のやわらかさと、浮き世離れ感。完全に浮いているのではなく、ちょっと離れた感じが、心地いい。
この女性がみんなから愛されるのがわかるよ。
その相方、フェルナンド@飛河くんは……この役、実はいちばん難しいのか? 新公だと浮きっぷりが痛々しい。
飛河くんが悪いわけではなく、新公としてはよくやっていたと思うけど、なにしろ役が難しすぎて。
正塚芝居にありがちな、間で笑わせるキャラ。KYで人間くさい役。しかし、その「同じ台詞だけ、使い方を変えて言う」とか、「それを言ったらおしまいでしょ」な台詞を、空気を顧みずに言うとか、難易度高すぎ。
出てくるたびに「大変だなー。がんばれー」という感じだった。
あとちょっと、なにがどうじゃないけど、瀬央くんが気になった。
ナニが気になったのかわかんない(おぼえてない……)ので、次の機会にちゃんと見てみたい。
……顔かなあ。
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