最後になって、いろいろ気づく・その1。@雪組東宝千秋楽
2014年2月9日 タカラヅカ 大雪の中、『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』東宝千秋楽へ行ってきました。
初日・千秋楽の天候が荒れるのは、雪組のお約束ですかね。
水しぇん時代、「水くんは雨男だから」と言われ、「仕方ないね」とそのまま受け入れられていた……が、代替わりしてキムくんになっても節目の天候不良は変わらず。
キムくんも実は雨男だったんだ、水くんの陰に隠れてわかんなかっただけで!! と、驚きつつ受け入れた。
その鉄壁雨男から、お天道様ぺかー!イメージのえりたんへ代替わりした……途端、荒れ出す天候。
こうなると、考える。
えりたんが実は雨男だった、というよりは、雪組トップは、「嵐を呼ぶ男」という称号も引き継がれることになったのでは?(笑)
雪組トップは、トップスターの座と共に、「雨男」も引き継ぐのだ。そーして雪組公演の節目は天候不良なのだ。
てな。
前日、宙組DC初日の挨拶で、まぁくんが「私は雨男役ではないはずなんですが……」と、天候不良で観劇が大変だったろうことに触れていた。
チガウ、ちがうわ、まぁくん! 大阪は晴れていたし、天候になんの問題もなかったわよ、大変なことになってるのは東京で、「雨男」ネタならば、問題視するべきはそこで今公演している組で……!
と、客席で内心ツッコミまくりだったわー(笑)。
晴れ男まぁくんは、ちゃんと大阪に青空を呼んでくれていた。
そして、雪組公演は……(笑)。
まあこんなの、「夏コミの日は晴れる」レベルのジンクスで大した意味はなく、そーやってネタにして笑い飛ばしつつ、苦労して劇場へ駆けつけるのだ。
2週間ぶりの雪組でしたが、芝居はいろいろとやりすぎていて、初日近辺の方が好きだったなとか、代役云々ではなくヘイリーさん周辺のキャラクタはムラの芝居の方が好みだったなとか、いろいろ思いつつ。
熱が入ってやり過ぎていること自体は、微笑ましくて好き。
ショーは熱が入りまくり大歓迎!
午前公演ではまつださんが目の前に立つことが多くてうきゃ~~っ☆となってたら終わった。
や、目の前ってのはほんとに目の前ぢゃなくて、センターブロック上手寄りににいると舞台上で真ん中ではなくその脇にいるまっつが真ん前になる、というだけですわ。まっつが前を見ているだけで「こっちを見てる!!」という幸福なカンチガイに浸れて、とてもしあわせでした。
「こっちを見てる!!」であって、「目が合った!」とはまったく思えない(笑)。
2週間前は上手ブロックから観劇して、「まっつ見えない……」しょぼん、なことも多かったから、「重なる人がいない」位置から見られてシアワセ。
(まっつ小さいからさー、立ち位置のわりに人の陰に入って見えなくなっちゃうんだよー。「アイアイアイ♪」が隠れて見えない日には泣くしか……っ!!笑)
11時公演はそーやって、まっつきゃー☆以外記憶になく。
落ち着いて観ることが出来たのは、3時半公演、千秋楽。
まっつが出てきても彼だけをオペラでガン見するのではなく、できるだけ全体を眺めた。
2階ドセンター席だったこともあり、大好きな「照明の行方」を追ったり。
芝居の競技会場面、ラテンが終わってわらわらとクイックステップのカップルたちが登場する。
そのとき、何故かすっと一条の光が、舞台中央奥を照らしていることに、気がついた。
なんで舞台中央? 主役のヘイリー@えりたんは下手端にいるし、ヒロインのエラ@ちぎたんは下手花道、トップ娘役のあゆっちは上手花道にいるのに? 物語は今、左右の花道で進んでいるのに?
アルバート@まっつが、ライトを受けていた。
なんでまっつ?? 他の審査員たちは全体照明の中で沈んでいる。アルバートだけが、浮かび上がっている。
ライトはヘイリーと、エラにも当たっている。エラが「楽しんで!」とヘイリーに声を掛ける。
その瞬間、アルバートは微笑む。エラを見て。
その笑顔を照らしたあと、ライトはすっと消え、アルバートは他の審査員たちと同じ、画面に沈む。
あの笑顔のためだけに、ライトがあったのか!!
エラのあの台詞でアルバートが微笑むことは、初日から知っていた。見ていた。つか、審査員ナンバー1の人しか、見てないから。オペラでアルバートさんだけ追いかけて、競技会自体は見てないから。音だけでしか、騒ぎは知らないから。
や、競技会のどたばたは、ムラで何度も見て知ってるし。この場面は映像を流していることもあり、アドリブ禁止の「決まった動き」以外してはいけないところ、見逃したからといって困るようなストーリー上の変化はないはず、安心してアルバートさんだけ見てた。
だからアルバートさんがすっげー本気で審査に没頭しているところも、バーバラ@せしことヘイリーさんのカップルに注目していることも、エラの台詞に微笑むことも、アルバートさんだけを見て、わかっていた。彼の目線の先がナニか、わかるもん。
しかし、ライトが当たっているとは、知らなかった。気づいてなかった。
オペラグラスでしか見ていないと、こんなことに……っ!
ラストのお別れパーティで、アルバートがエラを選ぶ、その伏線がこうやって張ってあるんだな。わかりにくいけど(笑)。初日に観たまっつファンが「え? 競技会、まっつ出てた?」と言うくらい、あそこはみんな、ヘイリーさんやらドニー@ともみんやらのどたばたを見ていると思うぞ、小柳タン。
遅かったけれど、最後の最後に気づけて良かった。
この目で、細いライトを受けて浮かび上がるまっつ、エラの言葉を聞いて微笑むアルバートを、見られて良かった。
あー、でもアルバートさん、やっぱ初日がいちばん若かったと思う。
だんだん大人びてきたというか、まっつに近くなってきていたよーな。お茶会周辺はまだそれでも「エラの方がいくつかおねーさん」もアリかなと思ったけど、楽日のアルバートさんは、エラより年下には見えないなー。
エラがどんどんかわいくなっているのも、関係しているかも? アルバートとの年齢・パワーバランスが変わっていくのは。
や、とにかく好きだわー、エラとアルバートの芝居。
初日・千秋楽の天候が荒れるのは、雪組のお約束ですかね。
水しぇん時代、「水くんは雨男だから」と言われ、「仕方ないね」とそのまま受け入れられていた……が、代替わりしてキムくんになっても節目の天候不良は変わらず。
キムくんも実は雨男だったんだ、水くんの陰に隠れてわかんなかっただけで!! と、驚きつつ受け入れた。
その鉄壁雨男から、お天道様ぺかー!イメージのえりたんへ代替わりした……途端、荒れ出す天候。
こうなると、考える。
えりたんが実は雨男だった、というよりは、雪組トップは、「嵐を呼ぶ男」という称号も引き継がれることになったのでは?(笑)
雪組トップは、トップスターの座と共に、「雨男」も引き継ぐのだ。そーして雪組公演の節目は天候不良なのだ。
てな。
前日、宙組DC初日の挨拶で、まぁくんが「私は雨男役ではないはずなんですが……」と、天候不良で観劇が大変だったろうことに触れていた。
チガウ、ちがうわ、まぁくん! 大阪は晴れていたし、天候になんの問題もなかったわよ、大変なことになってるのは東京で、「雨男」ネタならば、問題視するべきはそこで今公演している組で……!
と、客席で内心ツッコミまくりだったわー(笑)。
晴れ男まぁくんは、ちゃんと大阪に青空を呼んでくれていた。
そして、雪組公演は……(笑)。
まあこんなの、「夏コミの日は晴れる」レベルのジンクスで大した意味はなく、そーやってネタにして笑い飛ばしつつ、苦労して劇場へ駆けつけるのだ。
2週間ぶりの雪組でしたが、芝居はいろいろとやりすぎていて、初日近辺の方が好きだったなとか、代役云々ではなくヘイリーさん周辺のキャラクタはムラの芝居の方が好みだったなとか、いろいろ思いつつ。
熱が入ってやり過ぎていること自体は、微笑ましくて好き。
ショーは熱が入りまくり大歓迎!
午前公演ではまつださんが目の前に立つことが多くてうきゃ~~っ☆となってたら終わった。
や、目の前ってのはほんとに目の前ぢゃなくて、センターブロック上手寄りににいると舞台上で真ん中ではなくその脇にいるまっつが真ん前になる、というだけですわ。まっつが前を見ているだけで「こっちを見てる!!」という幸福なカンチガイに浸れて、とてもしあわせでした。
「こっちを見てる!!」であって、「目が合った!」とはまったく思えない(笑)。
2週間前は上手ブロックから観劇して、「まっつ見えない……」しょぼん、なことも多かったから、「重なる人がいない」位置から見られてシアワセ。
(まっつ小さいからさー、立ち位置のわりに人の陰に入って見えなくなっちゃうんだよー。「アイアイアイ♪」が隠れて見えない日には泣くしか……っ!!笑)
11時公演はそーやって、まっつきゃー☆以外記憶になく。
落ち着いて観ることが出来たのは、3時半公演、千秋楽。
まっつが出てきても彼だけをオペラでガン見するのではなく、できるだけ全体を眺めた。
2階ドセンター席だったこともあり、大好きな「照明の行方」を追ったり。
芝居の競技会場面、ラテンが終わってわらわらとクイックステップのカップルたちが登場する。
そのとき、何故かすっと一条の光が、舞台中央奥を照らしていることに、気がついた。
なんで舞台中央? 主役のヘイリー@えりたんは下手端にいるし、ヒロインのエラ@ちぎたんは下手花道、トップ娘役のあゆっちは上手花道にいるのに? 物語は今、左右の花道で進んでいるのに?
アルバート@まっつが、ライトを受けていた。
なんでまっつ?? 他の審査員たちは全体照明の中で沈んでいる。アルバートだけが、浮かび上がっている。
ライトはヘイリーと、エラにも当たっている。エラが「楽しんで!」とヘイリーに声を掛ける。
その瞬間、アルバートは微笑む。エラを見て。
その笑顔を照らしたあと、ライトはすっと消え、アルバートは他の審査員たちと同じ、画面に沈む。
あの笑顔のためだけに、ライトがあったのか!!
エラのあの台詞でアルバートが微笑むことは、初日から知っていた。見ていた。つか、審査員ナンバー1の人しか、見てないから。オペラでアルバートさんだけ追いかけて、競技会自体は見てないから。音だけでしか、騒ぎは知らないから。
や、競技会のどたばたは、ムラで何度も見て知ってるし。この場面は映像を流していることもあり、アドリブ禁止の「決まった動き」以外してはいけないところ、見逃したからといって困るようなストーリー上の変化はないはず、安心してアルバートさんだけ見てた。
だからアルバートさんがすっげー本気で審査に没頭しているところも、バーバラ@せしことヘイリーさんのカップルに注目していることも、エラの台詞に微笑むことも、アルバートさんだけを見て、わかっていた。彼の目線の先がナニか、わかるもん。
しかし、ライトが当たっているとは、知らなかった。気づいてなかった。
オペラグラスでしか見ていないと、こんなことに……っ!
ラストのお別れパーティで、アルバートがエラを選ぶ、その伏線がこうやって張ってあるんだな。わかりにくいけど(笑)。初日に観たまっつファンが「え? 競技会、まっつ出てた?」と言うくらい、あそこはみんな、ヘイリーさんやらドニー@ともみんやらのどたばたを見ていると思うぞ、小柳タン。
遅かったけれど、最後の最後に気づけて良かった。
この目で、細いライトを受けて浮かび上がるまっつ、エラの言葉を聞いて微笑むアルバートを、見られて良かった。
あー、でもアルバートさん、やっぱ初日がいちばん若かったと思う。
だんだん大人びてきたというか、まっつに近くなってきていたよーな。お茶会周辺はまだそれでも「エラの方がいくつかおねーさん」もアリかなと思ったけど、楽日のアルバートさんは、エラより年下には見えないなー。
エラがどんどんかわいくなっているのも、関係しているかも? アルバートとの年齢・パワーバランスが変わっていくのは。
や、とにかく好きだわー、エラとアルバートの芝居。
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