わたしは、自分の座高の高さに自信がある。
 自慢じゃないが、胴長ですよ、ええ。
 だからあまり、観劇時に困ったことがナイ。深く坐ってひとりだけアタマが飛び出さないよう気を遣うことはあっても、「前が見えない」と困ることはナイ。

 そんなわたしの視界を遮る、って、どんだけ座高高いん。

 『DRAGON NIGHT!!』初日は、前列の男性がステキに視界を遮ってくれたので、舞台中央は、見えませんでした。

 男の人は座高だけでなく頭部が女性より大きいし、身体にも厚みがあるから、「角度を変えて隙間から観る」も出来ないんだよなあ。
 まさに「死角なし!」って感じに、まったく見えなかった。
 ほんとうに長身の人は、自覚があるからか気を遣った坐り方をしていたりするけど、「ナチュラルに視界を遮る男性客」って身長はあまり高くない人が多い。観劇後に通路を前後になって歩くとわかる、「ヲイ、前の席の人、オレより背ぇ低いやん」てな。(実際、この男性はわたしと同じか、あるいは低いくらいだと終演後判明)
 まあ、仕方ない。それもめぐり合わせだ。潔くあきらめよう。

 ってことで、まさみやたま以外の、周囲で踊るみなさんを観ている時間も長かったです。
 それはそれでよし。


 きおくんは、何故ああも動くんだろう。

 モブを観ていると、その動きで目に留まる。
 同じ振付で踊っているのに……他の人より動きが多い気がする。

 せれんくんと対になっていることが多いからか、せれんくんの動きの少なさ(いや、彼がふつーなのか?)と、きおくんのぐわっぐわっ感がすげー対照的で。
 なんだこりゃあ。

 面白い。

 ツボに入りまくって、きおくんばっか観てました(笑)。

 もともと顔が好きなので。
 このダンスの個性も、愉快だなあ。


 貴澄氏がオトコマエ過ぎてびびる。
 登場した瞬間から、アンタ、自分のことカッコイイと思ってるだろ?! と、胸ぐら掴みたくなった(笑)。
 ああ、カッコイイさ、カッコイイとも!
 ちくしょー、カッコイイよ! わーーーーん!!

 朝風先輩に感じるあざとさと同じだわ……。オンナを不幸にする、やばい感じの格好良さよ、あざとさよ!!(笑)
 危険危険! やーん、ステキ~~!


 綾月さんの活躍ぶりにびびる。
 丸い牛さん@『血と砂』と呼んで早15年。今まで観た中でいちばんの扱い。……って、そうか、まさおくんの同期か。


 萌花さんは相変わらずのアンドロイド美女。ミエコ先生的なフェアリーさんだと思う。
 でも、『SAUDADE』 のときに感じた「場面を埋める力の足りなさ」を、今回はさほど感じなかった。
 同じ劇場で同じような役割で、同じ美しさを見せているからこそ、「あ、チガウんだ」と気づいた。
 変わらず美しいけれど……確かに時が流れているんだなあ。


 わかばちゃんはもっと、ヒロインポジションなのかと思ってた。
 なんか物足りない使われ方だニャ……。
 しかし、日替わりのトークコーナーで、バリバリにキザってドヤって歌うわかばちゃんが、オトコマエ過ぎた。
 男役の歌だからなー。それをカメ@まさおと黒燕尾みやるりと同じように、男役張りに歌い踊るドレスの淑女……やだ滾る!!

 からんくん活躍はうれしいな。歌声が好きよ。
 ショーでは、彼の両性具有な持ち味が生きるな。少年であり、美女であり、かつ老成した部分もある、という。

 さちか様は歌声もだけど、コケティッシュさが好き。素顔が個性的なこととは関係なく、舞台の上には、こういう美女が必要。好み。


 いろんな楽曲、そして「ザ・タカラヅカ」な数々、おさかなのかぶり物も含めて(笑)、みんなみんなステキだったーー!


 初日だからか、ペンライトの出番はあまりなかったな。
 ノリノリで振るのではなく、着席して静かな場面で、思い出したように振る、感じ。
 えーとソレ、必要……?
 ペンラなくても成立する作りのコンサートだった気がする。
 初日だから?
 後半行ったらノリノリにスタンディングしてペンラ振り回してる?


 それにしても、ポスターの薔薇柄スーツを着こなすまさおは、偉大だとつくづく思ったわ……。
 ふつー、アレはナイわ……カメと同じくらいナイわ(笑)。

 ナイわ、と思えるモノを着こなすまさおさんに心からの拍手を!
 最高!!

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