いーやーだーー!!
月組公演『GOLDEN JAZZ』におけるお客様参加の演出について
2015/10/27
月組公演『GOLDEN JAZZ』(宝塚大劇場2015/11/13~12/14、東京宝塚劇場2016/1/3~2/14)では、お客様と月組出演者が主題歌にのって一緒にご参加いただける場面を予定しております。

振付は月組出演者たちが動画でレクチャーいたしております。
ご観劇の際には、ぜひご一緒にお楽しみください。

 勘弁してくれええ。
 おばちゃん、振付とか参加とか無理なんや。運動神経もリズム感もないんや。勘弁してくれええ。

 えーと。
 マジな話、客席参加って、求められてるんですか?

 もちろん、それが楽しい、好き、やりたい、って人もいるだろう。
 でもさ、客席参加が需要あるなら、なんで100年も経つのに参加型の公演が基本になってないの?
 男役と娘役に分かれたように、男役がヒゲをつけたように、それが必要なら、歴史の中でそれが「あたりまえ」に進化していくでしょう。
 100年経ってもなお、観客は客席で歌ったり踊ったりしない、てのはつまり、不要だから、やっていないってことじゃないの?

 ステージと一緒に踊りたい人は、ヅカではなく他のジャンルに行けばいいだけじゃん。
 ヅカはあくまでも「観劇」なんだからさー。

 コンサートの直後の公演でコレっての、ほんとにやだなあ。
 コンサートで味をしめてまたやりたいと思った、ってこと……のように思えて。

 ジェンヌさんはね、楽しいと思うの。いつも一方的に与えるばかりで、目に見える反応が薄くて。
 でもコンサートやると、生の反応が返ってくる。それはライブパフォーマンスを生業とする人にとって、とても快感なんだと思うのよ。

 でも。
 タカラヅカって、そういうところじゃないし。

 星組がコンサートやってから「タカラヅカ」からはずれた方向に盛り上がっていったように、コンサートって諸刃の剣だなあと思う。
 安易に盛り上がるけれど、「タカラヅカ」からは乖離する。

 このまま、「客席参加」がタカラヅカのスタンダードになったら嫌だなあ。

 個人のコンサートなら、わたしはありがたくないにしろ、「アリ」だと思ってるけど……大劇場本公演では、勘弁してくれ。
 ナニも知らずにやってきた団体のおじーちゃんおばーちゃんがぽかーんとする、内輪ウケ状態は嫌だ~~。わたしが町内会の幹事なら「これがタカラヅカなら、来年の観劇会は別の劇団にしよう。タカラヅカってファン以外は置いてけぼりにされるモノなんだわ」って思うわ~~。

 はあ。
 せめてチケット発売前に発表してくれよ。
 もう何枚もチケット買っちゃってるんだよ。定価でさばけると思えないあたりがまたつらいし。(ごめんよ~~、でも現実問題……)
 しょんぼり。

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