えーと、ところでちょっくら、腐女子話いっときます。
 『舞音-MANON-』にて。

 景子せんせ作品はきれいな少女マンガで、腐女子的な萌えはナイ場合が多い。
 景子作品を「腐女子的」と評する人もいるけど、ソレはたぶん、発言している人が腐女子のなんたるかを理解してない(笑)。
 景子作品はソレがないのが致命的、景子タン本人に腐女子ハートがあれば、作品はもっと面白く(俗や濁を得て)熱狂的ファンが付く作風になるだろうに。と、常々惜しいと思ってるくらいだ。
 少女マンガのBL同人誌は少ないでしょ。BLなら断然少年マンガっすよ。

 でもまあ、たまには景子作品でも萌えがある(笑)。

 マルセル×シャルルで!!

 シャルル@まさおが、舞音@ちゃぴとスウィートホームしてる場面の、不良軍人。
 シャルルに悪事を働かせている、共犯者。
 中の人は、まゆぽん。

 悪党まゆぽん攻の、可憐な王子様まさお受!!(笑)

 いやあ、あれはねー、まゆぽん悪いですよ、ひどいですよ。
 舞音のため、と言えばなんでも言うこと聞いちゃいますからね、まさおさん。唇噛んで耐えますからね!
 押し倒して無体なことしちゃっても、じっと耐えるよね!
 舞音に声聞かれないように、って、シーツ噛んだりして耐えちゃうよね、努力しちゃうよね!!(笑)

 可憐なまさおさんと、鬼畜まゆぽん……いいわー、萌えるわー。
 (役名で言いましょう。ちゃぴは役名なのに……いやなんとなく)

 役に立ってない「もう一人のシャルル」がここぞとばかりに活躍できるよなあ。
 シャルルは奥の部屋でマルセルに組み敷かれてて、ナニも知らない舞音が歌いながら広間にいて、もう一人のシャルルが舞音のそばで彼女への愛を踊ってる、とかなー。
 あら、美しくて切ない場面だわ。

 シャルルに二面性とか秘密とかがあれば、「もう一人のシャルル」にも存在価値が出る。
 舞音の前では健気に笑って、彼女のいないところで真に身を汚せばいいのよ。娼婦を愛し、守るために、自分が娼婦と同じ立場になるとか、運命的じゃないですか。
 シャルルはナニも失わずぼんくらのまま、「自分がいちばん傷ついてる」「自分がいちばん不幸」って顔して不満丸出しに生きてるから同情できないのよ。
 ちゃんと傷ついて、汚れて、それでも愛に生きればいいのよ。
 それを「もう一人のシャルル」が表現すればいい。

 まさおさん、あえぎ声の天才だから(笑)、いいと思うんだけどなあ……。


 マルセルが本当のクズ男バージョンと、シャルルに気持ちを移してしまうバージョンと、どちらで考えても楽しいわ……。
 って、ナニか思い出すなと思ったら、『虞美人』か。桃娘@だいもん(注・美少女)を脅迫して自分のモノにする衛布@みつる(桃娘の父親の家臣。……たぶんおっさん)。桃娘に殺されて終わる悪党衛布を、真のクズとするか「本当は桃娘を愛していた」とするかでまったく別の萌えストーリーが作れるという、あれな……。
 わたしはどっちでも好きでした、クズでも愛ゆえにでも。
 だから、まゆぽんがとことん悪党でも、実はまさおを愛していた、でもどっちでもおいしくいただけますわ!(役名で言え)

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