翔くん休演?!で気持ちが落ち着かないところへ、次回大劇場本公演のラインアップ来た。時の流れは容赦ないな。
2016年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<10月~12月・雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』>
2016/02/12
2月12日(金)、2016年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。   
雪組
■主演・・・(雪組)早霧 せいな、咲妃 みゆ

◆宝塚大劇場:2016年10月7日(金)~11月7日(月)
一般前売:2016年9月3日(土)
◆東京宝塚劇場:2016年11月25日(金)~12月25日(日)
一般前売:2016年10月23日(日)

ミュージカル・ロマン
『私立探偵ケイレブ・ハント』

作・演出/正塚 晴彦

舞台は20世紀半ばのロサンゼルス。探偵事務所の所長を務めるケイレブは、共同出資者である探偵仲間のジムやカズノと共に高級住宅街に住むセレブ達の浮気調査やトラブル対応に奔走する日々を送っていた。スタイリストとして働く恋人イヴォンヌとの関係も良好だったが、互いの生き方を尊重する二人は、新たな段階に踏み出す機会を見出せずにいた。そんなある日、行方不明となった娘アデルの捜索依頼にやって来たメキシコ人夫婦が直後に事故死するという事件が起きる。ケイレブは夫婦の願いに応える為、早速調査を開始。やがて、とある会員制の超高級クラブでアデルらしき女を発見するが、別の調査を進めていたジムとカズノが追う人物も、このクラブの関係者であることが判明する。果たしてそこは犯罪組織の隠れ蓑なのか。クラブのオーナーであるマクシミリアンと接触する為に彼の屋敷を訪れたケイレブは、そこで思いがけずイヴォンヌの姿を見かける…。
仲間達と力を合わせ敵に立ち向かうケイレブと、その身を案じながらも彼を支えるイヴォンヌとの大人の恋の行方を描くミュージカル。粋な都会的空気感の中で、雪組トップコンビ早霧せいなと咲妃みゆが恋する男女の心の機微を繊細に演じあげます。

ショーグルーヴ
『Greatest HITS!』

作・演出/稲葉 太地

人々の心を酔わせ、躍らせる名曲の数々で構成するショーグルーヴ。熱いエネルギーを放つソウルミュージックに乗せて繰り広げるプロローグに始まり、誰もが知っているクリスマスソングで綴るシーンなど、時に甘く、時に切なく、それぞれの時代に燦然と輝き、今なお愛され続ける数多の楽曲に乗せて、クールでありながらもホットそしてセクシーな魅力を持つ早霧せいな率いるグレイテストな雪組出演者が、煌めくハーモニーと情熱的なダンスをお届け致します。

 正塚だーー!!

 大丈夫か。
 ……って、まずソレが先に来る(笑)。

 わたしはハリー好きだけど、今の正塚せんせが、100周年以降のヅカファンのニーズに応えられるモノを書けるのか、はなはだ疑問。
 つか、100周年関係なく、大劇場本公演の意味と価格に相応しいクオリティの作品を書けるのか疑問。
 もともと大劇場向きの作風でない上に、ここ10年の劣化はすごい勢いだもんなー……。
 それでも正塚作品のスピリットは好きなので、登板はうれしい。悪評を覆すくらいの良作を書いて欲しいと思う。

 そして毎度のことだが、だいもんを考える。
 だいもんって……正塚作品、出てないよねえ。
 つらーっと考えても、記憶にあるのが『La Esperanza』と『スカウト』くらいしか出てこないんだが。

 『La Esperanza』新公ではらんとむの役で、彩音ちゃんとふたりでやってたのおぼえてる。当時研2? ふつーにきれいでうまかった。研7と言われても「ふーん」と思うほど。
 しかし、だいもんが路線扱いされてたのって、研2の1年間だけって印象だなー。『La Esperanza』新公は、その扱いが良かった頃なー。このままの扱いで行けばいいのに劇団はバカだからなー。

 正塚せんせは生徒使いが独特で、路線スターでも平気で番手から外すし、反対に番手外でも使いたい人を使う。
 『La Esperanza』新公では、何故かみつるがモブに落とされていて、何故か正塚お気に入りのめぐむが組内3番手役をやっていた。だいもんに4番手のらんとむ役が回ってきたのは、2番手格スターのみつるがモブに回されてその分席が空いた、という事情もある。
 ちなみに、めぐむの同期で今宙組トップスターを務めているまぁくんは、このとき台詞ひとつふたつのモブ役だ。

 正塚は、まぁくんに興味なかった模様。新公がコレだし、その次のバウ公演『スカウト』も、まぁくんはすでに新公主演済みだったのにモブで、めぐむが役付きだった。
 で、痛烈なのが再演『カナリア』、3番手のあさこの役を当時研3のマイティにやらせ、まぁくんは4番手のゆみこ役だった。ちなみにここでもめぐむは彼のポジション的にはいい役をもらっている。
 ほんとに正塚、どんだけまぁくん使いたくないん……。(だから、まぁくんがトップになってから正塚の『メランコリック・ジゴロ』主演するのは意外だった。さすがにトップになったまぁくんを拒否れないか……)

 だいもんが最後に正塚芝居に出たのって、やっぱ『スカウト』か。
 ええ、モブのひとりでした。『La Esperanza』新公の記憶があるから、もっといい扱いしてくれるかと期待したけど、学年順でしかなかった。
 変なリーゼントですげー気合いで顔芸しまくってたのをおぼえてる……。あー……あの顔芸……だいもんはモブでも若い頃でも、変わらずずっとだいもんだ(笑)。
 当時研3? 研3から今まで、正塚と無縁で来たの?
 (わたし的に、だいもんは谷&イケコのお気に入り認識、正塚とは気が合わなさそうな演出家……笑)

 でもさ、89期文化祭って、演劇が正塚作品だったよね。
 んで、だいもんはそこで主役やってた記憶があるんだが……正塚群像劇だったから、主役の比重低かったけどさー。
 だいもんと正塚の縁ってほんと大昔のみなのなー。


 反対に雪組は、正塚作品率高い組。
 ちぎくんはちゃんといい役やってたなと。
 キレた美貌の殺し屋と、二枚目半のハートフル刑事。まったくちがうタイプの役を振られたのがいいよね。殺し屋は、ちぎくんの美貌へのアテ書き、ハートフル刑事はキャラクタへのアテ書き、かな。

 正塚はアテ書きの人だから、お気に入りにはその役者本人のキャラクタのみで通せる役を与えることが多い。ミサノエールがいかなるときにもミサノエールでしかない役で正塚作品に出続けたように。
 雪組では、コマがいつもおなじような役をやり続けてたよね。
 ちぎくんもひょっとしたら、キャラクタを買われて、前回の刑事と同じ二枚目半のハートフル探偵になるのかも?
 だいもんがどうなるのか、ほんとわからんわー。アテ書きするの? どのあたりのだいもんで?(だいもんさんは取り出し方で、見方がいろいろ変わると思います)

 そして、番手無視したりする正塚だから、他にどんなことになるのか、不安半分、楽しみにしておきます。ポジションに反して比重が変わる人がいるかもしれないからな。


 いなばっち登板は、素直にうれしい。正塚のように不安感はない(笑)。

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