愛称は「名字に君付け」。……愛称?@新人公演『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』
2016年2月27日 タカラヅカ 新人公演『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』感想あれこれ、続き。
蒼紫@縣くん。
期待したよね、研1の縣くんに。なにしろ彼、デビュー鮮烈、研1らしからぬビジュアルと舞台度胸だから。
『La Esmeralda』の本公で少人数場面に抜擢され、「何年も前からスターですがナニか?」って感じに踊っていたし、全ツでもさらに見せ場与えられて、それに見事に応えてたよね。
わたし的には、文化祭のお芝居で、だいもんの文化祭を思い出す感じだったので注目度高い。クラシカルな二枚目で、ちょい頭大きめな感じがどうも、わたしの中でイコールになるみたいで(笑)。
その期待の新人が、『るろ剣』というお祭り公演の新公で抜擢された! しかも蒼紫役。ビジュアルいちばんの派手でオイシイ、儲け役だ。
劇団、どんだけ彼に期待してんの? どんだけ彼を育てたいと思ってんの? そして彼は、その期待に応えられるの? ……応えるよね、なにしろ今までの舞台姿が研1とは思えない出来だから!
蒼紫の出番を待ちかねて、登場した途端、ざっと客席でオペラグラスが上がる……のは本役と同じ。
しかし。
本役さんとは……チガウ、よ、ね。
蒼紫の衣装を着て登場したのは、丸顔のオンナノコだった。
あっれ~~??
縣くんといえばビジュアルの良さでまず人の口に上がる子なわけで。
研1なのにもう「男役」にみえる、オンナノコの男装じゃない、というのがウリのひとつ。実際、本公演ではオンナノコっぽくはない。
なのに何故こんなことに??
蒼紫の衣装なのに、髪型だってがんばっているのに、それだけ見れば男なのに、顔を見るとオンナノコだった。
不思議だ。
ちょんまげ姿で男役なのに、ビジュアル系でオンナノコになるって、ナニゴト……。
や、日本人のハタチそこそこの女の子連れてきて、ちょんまげとアニメ的な美形キャラウィッグ、両方被せてみて、「男に見える」のがどちらか、考えるまでもないよね?
ちょんまげはそれだけでプゲラになっちゃうけど、黒髪つんつん前髪ばっさー、のビジュアル系カツラだとふつーの子でもかっこよく見えるよね。素人のアニメコスプレ見たって瞭然じゃないですか。
カツラでなくても、顔のラインが全部出る場合と、半分隠すのでは、隠す方が美形に作りやすいのよ。
作りやすい、と思えるからこそ、みんな期待したんだと思う。
もともと男役度高くて若くて美形な子なら、かっこいい蒼紫を作ってくれるって。
まさか、オンナノコになってしまうとは……。
「タカラヅカ」奥深い。男役難しい。
縣くんはいろいろとボロボロで、言うならば学年相応でした。
たぶん、ナニも知らない人が見たら「蒼紫役ナニ? まず男役に見えないし、ヘタだし」、だろうなあ。そして、「なんであんな子が蒼紫やってんの? え? 研1……? ええっ、研1なの? ……あー、それじゃ、仕方ないか……」てな感じで納得するんだろうな。
研1なら、仕方ない。
舞台踏んで1年未満の素人。通常なら、役以前に上級生に付いて、舞台の外でお手伝いをしつつイロハを学んでいるところ。
できなくても不思議はない。
ただ縣くんは「出来る」と思われちゃってたわけだな。わたしにもだし、なにより、劇団に。
それでこの抜擢と……この、現実。
そうか、まだ無理だったか……いきなり蒼紫役は無茶振りだったか……。
そうだよな、ふつーの「タカラヅカ」じゃなく、原作再現度最優先っていう、イレギュラー公演の新公だもんな。
いっそオリキャラの加納の方がやりやすかったかもしれん。「蒼紫とは」というところに足を引っ張られない分。
縣くんって、まだ研1だったんだね。
ふつーに研1だったんだね。
それでも、縣くんが期待の新人なのは変わらない。
研1らしからぬ大物っぽさを醸しつつ、どうかこのまま進んで欲しい。育って欲しい。
そーいや貸切公演の幕間抽選のアシスタントが縣くんだったことがあって、自己紹介で彼は、
「愛称は、『アガタくん』です」
と、自分で言って、客席をなまぬるく笑わせていた。
そうか……愛称「アガタくん」なのか……(笑)。
「特技はデジタルイラストを描くこと」と、これまた個性的だし。
単にPCで絵を描くだけでなく、動かしたりも出来るらしい? なんかけっこう本格的に出来るみたいに聞こえた。まあ、出来ないとここでは言わないか。
時代も変わったよな……マンガやイラストを描く生徒はいたけど、みんな手描きだったよな……さすが生まれたときからPCとネットのある世代はチガウわ……。
これからもわくわく見守りますわ。
蒼紫@縣くん。
期待したよね、研1の縣くんに。なにしろ彼、デビュー鮮烈、研1らしからぬビジュアルと舞台度胸だから。
『La Esmeralda』の本公で少人数場面に抜擢され、「何年も前からスターですがナニか?」って感じに踊っていたし、全ツでもさらに見せ場与えられて、それに見事に応えてたよね。
わたし的には、文化祭のお芝居で、だいもんの文化祭を思い出す感じだったので注目度高い。クラシカルな二枚目で、ちょい頭大きめな感じがどうも、わたしの中でイコールになるみたいで(笑)。
その期待の新人が、『るろ剣』というお祭り公演の新公で抜擢された! しかも蒼紫役。ビジュアルいちばんの派手でオイシイ、儲け役だ。
劇団、どんだけ彼に期待してんの? どんだけ彼を育てたいと思ってんの? そして彼は、その期待に応えられるの? ……応えるよね、なにしろ今までの舞台姿が研1とは思えない出来だから!
蒼紫の出番を待ちかねて、登場した途端、ざっと客席でオペラグラスが上がる……のは本役と同じ。
しかし。
本役さんとは……チガウ、よ、ね。
蒼紫の衣装を着て登場したのは、丸顔のオンナノコだった。
あっれ~~??
縣くんといえばビジュアルの良さでまず人の口に上がる子なわけで。
研1なのにもう「男役」にみえる、オンナノコの男装じゃない、というのがウリのひとつ。実際、本公演ではオンナノコっぽくはない。
なのに何故こんなことに??
蒼紫の衣装なのに、髪型だってがんばっているのに、それだけ見れば男なのに、顔を見るとオンナノコだった。
不思議だ。
ちょんまげ姿で男役なのに、ビジュアル系でオンナノコになるって、ナニゴト……。
や、日本人のハタチそこそこの女の子連れてきて、ちょんまげとアニメ的な美形キャラウィッグ、両方被せてみて、「男に見える」のがどちらか、考えるまでもないよね?
ちょんまげはそれだけでプゲラになっちゃうけど、黒髪つんつん前髪ばっさー、のビジュアル系カツラだとふつーの子でもかっこよく見えるよね。素人のアニメコスプレ見たって瞭然じゃないですか。
カツラでなくても、顔のラインが全部出る場合と、半分隠すのでは、隠す方が美形に作りやすいのよ。
作りやすい、と思えるからこそ、みんな期待したんだと思う。
もともと男役度高くて若くて美形な子なら、かっこいい蒼紫を作ってくれるって。
まさか、オンナノコになってしまうとは……。
「タカラヅカ」奥深い。男役難しい。
縣くんはいろいろとボロボロで、言うならば学年相応でした。
たぶん、ナニも知らない人が見たら「蒼紫役ナニ? まず男役に見えないし、ヘタだし」、だろうなあ。そして、「なんであんな子が蒼紫やってんの? え? 研1……? ええっ、研1なの? ……あー、それじゃ、仕方ないか……」てな感じで納得するんだろうな。
研1なら、仕方ない。
舞台踏んで1年未満の素人。通常なら、役以前に上級生に付いて、舞台の外でお手伝いをしつつイロハを学んでいるところ。
できなくても不思議はない。
ただ縣くんは「出来る」と思われちゃってたわけだな。わたしにもだし、なにより、劇団に。
それでこの抜擢と……この、現実。
そうか、まだ無理だったか……いきなり蒼紫役は無茶振りだったか……。
そうだよな、ふつーの「タカラヅカ」じゃなく、原作再現度最優先っていう、イレギュラー公演の新公だもんな。
いっそオリキャラの加納の方がやりやすかったかもしれん。「蒼紫とは」というところに足を引っ張られない分。
縣くんって、まだ研1だったんだね。
ふつーに研1だったんだね。
それでも、縣くんが期待の新人なのは変わらない。
研1らしからぬ大物っぽさを醸しつつ、どうかこのまま進んで欲しい。育って欲しい。
そーいや貸切公演の幕間抽選のアシスタントが縣くんだったことがあって、自己紹介で彼は、
「愛称は、『アガタくん』です」
と、自分で言って、客席をなまぬるく笑わせていた。
そうか……愛称「アガタくん」なのか……(笑)。
「特技はデジタルイラストを描くこと」と、これまた個性的だし。
単にPCで絵を描くだけでなく、動かしたりも出来るらしい? なんかけっこう本格的に出来るみたいに聞こえた。まあ、出来ないとここでは言わないか。
時代も変わったよな……マンガやイラストを描く生徒はいたけど、みんな手描きだったよな……さすが生まれたときからPCとネットのある世代はチガウわ……。
これからもわくわく見守りますわ。
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