プラスアルファの幸福感。@『るろうに剣心』ライブ中継
2016年5月8日 タカラヅカ 『るろうに剣心』ライブ中継に行ってきましたー!
トップスターのサヨナラでもナイ、ごくふつうの公演のライブビューは初体験。
わくわくと、ただわくわくと、梅田の映画館へ行きました。
だって、『〇〇〇ラストディ』じゃないもんね。通常の、これからも続く、日常のヒトコマだとわかっている中継だからね。
無責任に、イベントとして楽しめる。
ご贔屓はいないけれど、雪組ファンで、今の雪組が好きで、というスタンスのライトな者からすれば。
そりゃ退団者はいるけれど。きんぐ卒業は悲しいけれど。
それとはまた、別の話。
退団者見送りモードは、ムラで済ませたというか、ムラをホームとする身なので、ご贔屓が出演する公演以外のすべては、ムラ千秋楽が区切りなのね。基本東宝公演は観ないので、わたしにとってはないも同じ、ムラ楽がわたしにとっての楽。
東宝公演を観られるとしたら、それはBIGなプレゼント。通常にはあり得ない幸運、プラスアルファ的な。
ご贔屓いないから、もう遠征しないから、まったくもってムラだけがすべてです。広くぬるくのヅカヲタライフ。
だから、東宝楽が中継とはいえ、見られるなんて。
常にはナイ、わたしの日常にはナイ、素敵なプラスアルファ。
あるのはイベントとしてのわくわく感。
シアターの入口で、剣心@ちぎくんのカードをもらった。わーい、記念品付きなの? 非売品とかノベルティとか大好きな小市民です、宣伝付きの小さなカード1枚で、安直にお得を感じる(笑)。
今後もサヨナラ以外の通常公演中継には、カードのおまけが付くのかしら。4時間上映の『ラストディ』とのサービス差を埋めるために?
ヲタクだから、そんなことされたらカードを集めたくなっちゃうわ。
そして、最後の『るろうに剣心』。シアターで見るタカラヅカ。
すっごく、楽でした。
オペラグラスいらないし、勝手にアップになるし。ちぎくんはスクリーンにドアップになっても美しいし。
もちろん、見たいところ・いつも見ていたところは映らないけれど、それはわかっていたことだし、ムラでさんざん観たからもう、気にならない。むしろ、「はじめてのアングル」を楽しんだ……わたしほんと、真ん中あんまし観てないもんなあ……(笑)。
ここできんぐが満面の笑みを浮かべているとか、翼くんが右往左往しているとか、脳内で補完しつつ視聴。
みゆちゃんのビジュアルと喉は回復には至ってないんだな、とひと月ぶりの邂逅にしみじみする。
薫のソロが本来のメロディで歌われたのって、ムラの最初のうちだけで終わっちゃったんだな。きれいな曲だったので残念。
だいもん氏は映像向きの人ではないと思う。芸風がクドいからなー。
2600人収容の広い空間に訴えかける芝居をする人なので、小さな枠でバストアップだけ切り取っても、彼の芝居は正確に伝わらない。ぶっちゃけ、表情キタナイ(笑)。
だが、舞台ではそれがいいんだ。彼はテレビ俳優ではなく、舞台役者だ。映像で美しい表情ではなく、舞台で伝わる表情をするのは、正しい。いやその、映像でも舞台でもどちらで見ても美しい顔をしてくれても、そりゃいいけどさ。でも、わたしは舞台しか観ないから、舞台で素敵ならそれでいいや。
だいもんを観ていると、生の舞台が恋しくなるな。
でもそれはそれ、今はこうして見ることが出来るモノを堪能する。
とってもらくちんに、ただ与えられるモノだけをぼーっと眺める。
不思議な感じ。
舞台って、自分で積極的に「視る」もので、こんな風に楽はできないもんな。意志を持って視界を決めて、次はここを視る、次はここ、この表情の続きを知りたいから次はここを視て、この台詞の答えを知りたいから次はここを視て……自分から物語に関わって、読み解いていく。
それがない、誰か他人が「ここを見なさい」と差し出してくるものを、ただ受動的に眺めるってのは……とっても楽で、なんだか変な感じ。
スカステの舞台映像をほぼ見ることがないので、「通常公演の映像」に慣れてないのなー。この中継映像は、1年後にはふつーにスカステで、そのまんま放映されるんだよねえ。待っていればスカステで流れる、それはわかっているけど、「どうせ見ない」こともわかっているので、それならイベントとして映画館で見ちゃおう、と思ったんだ。
あ、わたしにとってスカステは「録画するモノ」です。メディアに焼いて、ファイリングする。コレクションする。見ることはまずナイ(笑)。
東宝千秋楽だ、とわかって見ているので、パレードが終わって幕が下りたあと、あっさり放映終了する違和感パネェ。
退団者挨拶は? ちぎくんの挨拶は?
わーーん、きんぐ~~!!
まあ、『るろ剣』中継はヅカヲタ以外の新規客動員目当てだろうから、「はぢめてタカラヅカを見る」人たちに退団挨拶見せるのは逆効果と判断されても、仕方ないわなー。
なんつーかマニアックな特殊な世界だと印象づけることになるもんな。
それでもヲタとしては、『ラストディ』のように、最後の挨拶まで見たかったよ。
ちゃんと3時間で終了して、梅田で6時半にカラダが空くとか、なんかすごく時間を有効に使える感じ? まだまだ買い物とかいろいろ楽しめるじゃん?
中継、いいかも。
今後どの公演も中継があるのか、『るろ剣』が特別なのかは知らないけれど。
すっかり味をしめましたわ。
『るろ剣』は最初から最後まで、祭りだったな。
贔屓組でこんな祭りを楽しめるとは思わなかった。キムくんのときの冷遇っぷりを苦く思い出しつつも、ちぎくんの春を心から「よかったね」と思う。
タカラヅカは楽しい。
トップスターのサヨナラでもナイ、ごくふつうの公演のライブビューは初体験。
わくわくと、ただわくわくと、梅田の映画館へ行きました。
だって、『〇〇〇ラストディ』じゃないもんね。通常の、これからも続く、日常のヒトコマだとわかっている中継だからね。
無責任に、イベントとして楽しめる。
ご贔屓はいないけれど、雪組ファンで、今の雪組が好きで、というスタンスのライトな者からすれば。
そりゃ退団者はいるけれど。きんぐ卒業は悲しいけれど。
それとはまた、別の話。
退団者見送りモードは、ムラで済ませたというか、ムラをホームとする身なので、ご贔屓が出演する公演以外のすべては、ムラ千秋楽が区切りなのね。基本東宝公演は観ないので、わたしにとってはないも同じ、ムラ楽がわたしにとっての楽。
東宝公演を観られるとしたら、それはBIGなプレゼント。通常にはあり得ない幸運、プラスアルファ的な。
ご贔屓いないから、もう遠征しないから、まったくもってムラだけがすべてです。広くぬるくのヅカヲタライフ。
だから、東宝楽が中継とはいえ、見られるなんて。
常にはナイ、わたしの日常にはナイ、素敵なプラスアルファ。
あるのはイベントとしてのわくわく感。
シアターの入口で、剣心@ちぎくんのカードをもらった。わーい、記念品付きなの? 非売品とかノベルティとか大好きな小市民です、宣伝付きの小さなカード1枚で、安直にお得を感じる(笑)。
今後もサヨナラ以外の通常公演中継には、カードのおまけが付くのかしら。4時間上映の『ラストディ』とのサービス差を埋めるために?
ヲタクだから、そんなことされたらカードを集めたくなっちゃうわ。
そして、最後の『るろうに剣心』。シアターで見るタカラヅカ。
すっごく、楽でした。
オペラグラスいらないし、勝手にアップになるし。ちぎくんはスクリーンにドアップになっても美しいし。
もちろん、見たいところ・いつも見ていたところは映らないけれど、それはわかっていたことだし、ムラでさんざん観たからもう、気にならない。むしろ、「はじめてのアングル」を楽しんだ……わたしほんと、真ん中あんまし観てないもんなあ……(笑)。
ここできんぐが満面の笑みを浮かべているとか、翼くんが右往左往しているとか、脳内で補完しつつ視聴。
みゆちゃんのビジュアルと喉は回復には至ってないんだな、とひと月ぶりの邂逅にしみじみする。
薫のソロが本来のメロディで歌われたのって、ムラの最初のうちだけで終わっちゃったんだな。きれいな曲だったので残念。
だいもん氏は映像向きの人ではないと思う。芸風がクドいからなー。
2600人収容の広い空間に訴えかける芝居をする人なので、小さな枠でバストアップだけ切り取っても、彼の芝居は正確に伝わらない。ぶっちゃけ、表情キタナイ(笑)。
だが、舞台ではそれがいいんだ。彼はテレビ俳優ではなく、舞台役者だ。映像で美しい表情ではなく、舞台で伝わる表情をするのは、正しい。いやその、映像でも舞台でもどちらで見ても美しい顔をしてくれても、そりゃいいけどさ。でも、わたしは舞台しか観ないから、舞台で素敵ならそれでいいや。
だいもんを観ていると、生の舞台が恋しくなるな。
でもそれはそれ、今はこうして見ることが出来るモノを堪能する。
とってもらくちんに、ただ与えられるモノだけをぼーっと眺める。
不思議な感じ。
舞台って、自分で積極的に「視る」もので、こんな風に楽はできないもんな。意志を持って視界を決めて、次はここを視る、次はここ、この表情の続きを知りたいから次はここを視て、この台詞の答えを知りたいから次はここを視て……自分から物語に関わって、読み解いていく。
それがない、誰か他人が「ここを見なさい」と差し出してくるものを、ただ受動的に眺めるってのは……とっても楽で、なんだか変な感じ。
スカステの舞台映像をほぼ見ることがないので、「通常公演の映像」に慣れてないのなー。この中継映像は、1年後にはふつーにスカステで、そのまんま放映されるんだよねえ。待っていればスカステで流れる、それはわかっているけど、「どうせ見ない」こともわかっているので、それならイベントとして映画館で見ちゃおう、と思ったんだ。
あ、わたしにとってスカステは「録画するモノ」です。メディアに焼いて、ファイリングする。コレクションする。見ることはまずナイ(笑)。
東宝千秋楽だ、とわかって見ているので、パレードが終わって幕が下りたあと、あっさり放映終了する違和感パネェ。
退団者挨拶は? ちぎくんの挨拶は?
わーーん、きんぐ~~!!
まあ、『るろ剣』中継はヅカヲタ以外の新規客動員目当てだろうから、「はぢめてタカラヅカを見る」人たちに退団挨拶見せるのは逆効果と判断されても、仕方ないわなー。
なんつーかマニアックな特殊な世界だと印象づけることになるもんな。
それでもヲタとしては、『ラストディ』のように、最後の挨拶まで見たかったよ。
ちゃんと3時間で終了して、梅田で6時半にカラダが空くとか、なんかすごく時間を有効に使える感じ? まだまだ買い物とかいろいろ楽しめるじゃん?
中継、いいかも。
今後どの公演も中継があるのか、『るろ剣』が特別なのかは知らないけれど。
すっかり味をしめましたわ。
『るろ剣』は最初から最後まで、祭りだったな。
贔屓組でこんな祭りを楽しめるとは思わなかった。キムくんのときの冷遇っぷりを苦く思い出しつつも、ちぎくんの春を心から「よかったね」と思う。
タカラヅカは楽しい。
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