宙組別箱演目発表。
 つか、トップ娘役ナシで全ツ回るのか。変なことするなあ。
 ……ということは、置いておいて。
2016年 公演ラインアップ【全国ツアー】<11月~12月・宙組『バレンシアの熱い花』『HOT EYES!!』>
2016/05/20
5月20日(金)、2016年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【全国ツアー】公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。   
宙組
■主演・・・朝夏 まなと
◆全国ツアー:2016年11月18日(金)~12月11日(日)

ミュージカル・ロマン
『バレンシアの熱い花』

作・演出/柴田 侑宏 演出/中村 暁

『バレンシアの熱い花』は、1976年に榛名由梨を中心とした月組によって上演され大好評を博し、2007年には大和悠河のトップお披露目公演として宙組で再演された名作オリジナルミュージカルです。19世紀初頭のスペインの一地方バレンシアを舞台に、領主であった父を殺された青年が、仲間と共に復讐を果たす姿を、様々な愛の形と共に描き出します。多彩な登場人物達が紡ぎ出す、激しくも切ない大人の恋物語。

ダイナミック・ショー
『HOT EYES!!』

作・演出/藤井 大介

朝夏まなとの大きく真っ直ぐな“瞳”。その瞳に宿る、輝きや情熱から受ける様々なイメージをテーマに、エレガンスとダイナミックさを合わせ持った作品。朝夏率いる宙組の魅力を存分に引き出した、華やかで情熱的なショーをお楽しみ下さい。

 『バレンシアの熱い花』って、主人公がキ〇ガイの、あの最低作よね?

 柴田巨匠の名声に傷を付けるシリーズのひとつ。
 「柴田作品は名作って聞いてたけど、それって単に選択肢の少ない時代だからありがたがられただけで、現代基準だとただの駄作じゃん」と切り捨てられることを前提にしているのか、と思わせるような、潔い駄作をわざわざ再演するよね劇団って。
 ヘタに再演さえしなければ「柴田作品ってあんまり知らないけど、名作ばっかなんでしょ?」と現代のファンを騙せておけるのにね。雉も鳴かずば打たれまいに。

 『バレンシアの熱い花』って、この前の再演時、トップお披露目公演で、2番手と3番手の役替わりまでして、劇場が真っ赤っかの「お客が2階席にほとんどいません!! 1階席も後方席が大変なことに!!」状態だったじゃん。
 その上全ツまでして、わずか数公演しかない梅芸が「2階席・3階席に人がいません! 当日券で1階席の中頃がふつーに買えます!」状態だったじゃん。

 誰も求めてない、ってわかりきった作品を、何故またやる……?
 意味わかんねえ。

 それとも劇団は、前回ガラガラの客入りだったのは、すべてキャストのせいで、作品に罪はないと、本気で思っているのかしら。
 第一級戦犯は作品でしょうに。

 まぁくん乙。がんばれ。アタマおかしいよーなアホな役でも、まぁくんならきっと、なにかしらの説得力を持って演じてくれると思う。
 マカゼはラモン一択だな。ロドリーゴはナイ(笑)。
 イサベラはうらら様、マルガリータはまどかちゃんだなー。キャラだけでいうとまんまハマるわー。

 まあ、全ツでよかったよね……大劇場本公演だったら目も当てられん。不幸中の幸い、最悪の事態だけは逃れられたか。……って、柴田巨匠作品が、植爺爆弾と同じ扱いだわ……劇団も考えればいいのに。
 ぶつぶつ。

 んで、全ツに出ないトップ娘役のみりおんは、トド様とバウ。
2016年 公演ラインアップ【宝塚バウホール、KAAT神奈川芸術劇場】<11月~12月・宙組『双頭の鷲』>
2016/05/20
5月20日(金)、2016年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】【KAAT神奈川芸術劇場】公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。   
宙組
■主演・・・(専科)轟 悠 (宙組)実咲 凜音

◆宝塚バウホール:2016年11月22日(火)~12月3日(土)
一般前売:2016年10月22日(土)
座席料金:全席6,300円

◆KAAT神奈川芸術劇場:2016年12月9日(金)~12月15日(木)
一般前売:2016年10月30日(日)
座席料金:S席7,800円、A席5,000円

Musical
『双頭の鷲』~ジャン・コクトー「双頭の鷲」 より~

原作/ “L’AIGLE A DEUX TETES” by Jean COCTEAU
著作権代理/(株)フランス著作権事務所
脚本・演出/植田 景子

あらゆる芸術分野で多大な功績を遺したフランスの天才芸術家ジャン・コクトーが、ハプスブルク家皇妃エリザベート暗殺事件に着想を得て1946年に書き上げた戯曲であり、自らの手で映画化も果たした「双頭の鷲」。今なお演劇作品として世界中で高い人気を誇るこの作品をミュージカルとして再構築し、コクトーの生きた時代の空気を漂わせながら、独自の世界観で描き出します。
婚礼の夜に暗殺された国王の十年目の命日、古城で一人、亡き夫を偲ぶ晩餐を始めようとしていた王妃のもとへ、窓から王の肖像画に生き写しの男が飛び込んでくる。その男の名はスタニスラス、王妃を誹謗する詩を秘密出版した無政府主義者であり、王妃暗殺の機会を狙う人物であった。皇族でありながら自由主義に傾倒する王妃と、王族的精神を持つ無政府主義者。孤独の中に生きてきた二人の魂は瞬く間に惹かれ合うが、やがては悲劇的な結末へと突き進んで行く……。
スタニスラス役に専科の轟悠、王妃役に宙組の実咲凜音を配してお届けする、狂おしいまでの熱情に彩られた、耽美的な愛の物語。

 ちょ……、まぁくん全ツとの演目の差がひどいな。
 景子タンの本気の耽美作!! 『バレンシアの熱い花』に出るよりこっちの方が絶対いいはず。

 景子タン×トドロキの『オネーギン』が大好物だったわたしは、わくわくが止まりません。
 トドロキに惚れ直したもんなあ……。そして、それまで興味のなかったみみちゃんに一気に好意を持った。
 物語だけでなく、演じているキャストまで好きになれる作品だった。

 今回もまた期待。
 新しいトドロキを見せて、そして、みりおんをさらに好きにさせて。


 何故、わざわざトップ娘役不在で全ツを回るのか、思うことはあるけれど、とりあえず今は触れない。
 劇団が変なことをするときは、大抵大人の事情がある。そんなもんがなけりゃ、ふつーのことをふつーにするだけで済むもの。
 ふつーのことをふつーにできない事情があるんだ。
 だからもう、ナニも触れずにおくわ。

コメント

日記内を検索