なつかしい記憶。@紅ゆずる・綺咲愛里次期星組トップスター決定発表
2016年6月20日 タカラヅカ星組 次期トップスター、トップ娘役について
2016/06/20
この度、星組 次期トップスターに紅 ゆずる、次期トップ娘役に綺咲 愛里が決定しましたのでお知らせいたします。
なお、紅 ゆずる、綺咲 愛里の新トップコンビとしてのお披露目公演は、2017年1月6日に初日を迎える星組東京国際フォーラム公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』となります。
おめでとー!!
順当万歳。トップから2番手へ、組内で引き継ぎがあるのっていいよな。
プレお披露目演目は意外すぎてびっくりだけど、きっと楽しいものになるだろう。
ベニーを最初に知ったのは、数日前の外部出演語りでもちらりと書いた、2005年1月の『タック』だったねええ。たったひとりで、しいちゃん宛のお花を入れていた、知らない下級生。
そして、舞台で認識したのが、その翌月にあったバウ公演『それでも船は行く』。あのお花の子だ、って。
5月の本公演『ソウル・オブ・シバ!!』では、トップコンビ以下多くの組子に芸名もじりの役名がついているけど、さすがに路線でもない研4のモブには役名もなく、仲間うちで勝手に「ベニー」と役名を付けて愛でていた。
9月のDC公演『龍星』で、みきちぐとニコイチの和ませキャラを演じ、「今日のアラン・ダラン」てな風に仲間うちの話題をさらったっけ。
新公でも本公演でも役は付かないし、みきちぐの相棒だったこともあり、きっと個性的な別格候補なんだろうと思った。
でも、きれいだから、路線寄りに来て欲しい……そう思っていた。
それが、最後の最後、2008年の『THE SCARLET PIMPERNEL』でまさかの新公主演。星組ファン以外にはまったく無名の研7。
あそこから、彼の運命が動き出した。
そしてついに、ここまで来たんだねえ……。
路線育ちでないゆえの基礎力の低さに不安も持ったけれど、それでも誰ともチガウ唯一無二の魅力で、頂点まで登り切るんだね。
なんかすごく、感慨深い。
しいちゃんの最後のお茶会に、「しぃ様LOVE」と書かれたタスキ姿で現れて、空気ぶった切って大騒ぎして去って行った……あのときのベニーを、思い出す。
しいちゃんファンが、どんだけキミに感謝したか。
ピュアしい様ファンの友人が、ヅカファン卒業しても、ベニーの主演だけは観る、と言っていたのを思い出す。
なつかしい、愛しい記憶。
キサキちゃんも、最初に認識したのが2012年3月のバウ公演『天使のはしご』で、続く『ダンサ セレナータ』新公で、なんつーんだ、その、2作揃っての潔いまでの大根ぶりにびびったんだけど……。
あそこから、ここまで。
うまくなったよなあああ。しみじみ。
ベニーとキサキちゃんは、お人形さんのように美しい一対だ。
現在の実力重視のトップコンビから、ビジュアル重視のトップコンビに交代するわけだ。振り幅すごい。
いろんなトップがいて、その都度組の持ち味が変わるのがタカラヅカの面白いところ。ずーっと同じだったら、100年続いてない。
最近わたし、ベニーさんから遠ざかり気味。こんだけ思い出も愛着もあるのに、さみしいことだ。
トップ内定を機に確変起こして、新たな魅力に開眼!とかあるかもしんない。
次の星組さんも、楽しみにしている。
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