うまい人は脇へ置かれる法則。@新人公演『NOBUNAGA<信長>』
2016年6月29日 タカラヅカ 新人公演『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』にて。
れんこん、ひとり勝ち。
と、思いました……。
足利義昭@れんこんが、わかりやすく抜きんでていて、こんなにわかりやすすぎていいのか不安になりました(笑)。
長の期の新公主演経験者が今回あえて脇に回っているとか、新公卒業した上級生がひとり混じっているとか、そんな感じ。
新公では、専科さん役を脇の実力派下級生が演じて、「あの年寄り役、すごくうまかったね」と言われることがままあるのだけど。
宙のかけるとか、雪のおーじとか、新公ですでに「脇の実力派」扱いの人たち。
こういう人たちは、新公で「うまい!」と感激されても「次の新公では是非主演を見たい」とは、たぶん、あまり、思われなかったと思う。
彼らは最初から、本専科さんの役とか組長の役とか、脇のおじさん役とかを専門的に与えられ、そういう役で「うまい!」感心されていた。
でもって今回のれんこんの役。
…………たぶん、本専科さんの役よね。
ヒロさんが博多座出演でなかったら、ヒロさんがやっていた役だと思う。
この役がうまくても……いや、この役をあまりにうまく演じすぎてしまうと、「脇の実力派」カテゴリにまとまってしまうのではないかと、不安になりました。
いや、わたしは脇の実力派を軽んじる気はなく、そうやって舞台を支える道もぜんぜんアリだと思っています。路線スターの寿命よりも、脇の実力派の現役寿命の方が長いんだもの。ステキな人には長くいて欲しい。
不安になったのは、別の意味で。
脇の実力派に分類されるくらいきちんとうまくて、かつ、新公主演を望む声のあがるジェンヌは、早く辞めてしまいがち、という不安。
いつも専科さん役の人たちとは違い、路線役もする、2~3番手の役をやったりもする、「ちょっと地味かもしんないけど、こんだけうまいんだし、一度真ん中も見てみたい」「学年と作品によっては、新公主演もあるんじゃない?」と思えるようなあたりの人。
そういう人が、新公主演出来なかった場合、あっさり退団してしまうケースが脳裏に焼き付いている。
トップスターだけが目標ではないと、いい別格スターになってくれればいいと、見ているだけのわたしなんかは思うけど、ジェンヌさん本人にはいろいろ思うところがあるのだろう。
新公主演出来ませんでした、はい退団決まりました、は切なすぎる……。
難役であるはずの将軍様を活き活きと演じ切るれんこん氏を見て、目指すのが別格スターならいいけど、新公主演を望むのなら、その役がそんなにうまいとかえって不安だぞ、と。
このままれんこんが新公での専科さん役専門になってしまうのは、もったいない。
うまいだけでなくて、彼には色気がある。
ハゲヅラかぶってなお。
チョビ髭オヤジを演じてなお。
この色気は、脇のおじさん専門ではなく、もっと真ん中寄りの役に必要なスキルだ。
せっかくうまくて独特の色気もあるんだから、真ん中に寄せて育てて欲しいよなあ。
トップスターになるかどうかだけではなく、舞台を締めることのできる役者を育てるためにも、いろんな人に新公主演させてほしいんだよなあ。
や、めぐり合わせが悪くて主演出来なかったとしても、別格スターとして長くいてくれればうれしいけど。
いまっちやホタテみたいに、ぽーんと辞めちゃったらどうしよう、と。アーサーやめぐむだって、わたしにとっては「新公主演見たかった」、「別格スターとしてがんばってほしい」と思っていた矢先の退団、だった人たちだ。
新公で番手役もらって別箱とかで活躍もしていて、中堅になればもっと活躍が期待出来るのに……というところで、卒業してしまった。
新公主演出来ていたら、辞めずにもっといてくれたのかな、と、勝手に寂しく考える。
とし・がおり・あきらが長くいてくれるのも、新公主演出来た、ことが関係しているかもしれないし。
その記憶があるから……トラウマがあるから。
れんこんくんがなにを目指しているかはわからないけれど、勝手に不安になりました。
専科さん役、うますぎる。
他の子たちが「新公レベル」であるなかで、そんだけわかりやすくひとり勝ちしていると、ますます専科さんっぽい。
次こそれんこん主演見たいな。彼は男爵でもオットーでも、どっちでもうまく演じられると思うの。や、どっちかっつーと男爵で見たいけども。
あああ。まゆぽん辞めないでね、長くいてね。←突然不安になったらしい。(上記の例に当てはまるもんだから!)
れんこん、ひとり勝ち。
と、思いました……。
足利義昭@れんこんが、わかりやすく抜きんでていて、こんなにわかりやすすぎていいのか不安になりました(笑)。
長の期の新公主演経験者が今回あえて脇に回っているとか、新公卒業した上級生がひとり混じっているとか、そんな感じ。
新公では、専科さん役を脇の実力派下級生が演じて、「あの年寄り役、すごくうまかったね」と言われることがままあるのだけど。
宙のかけるとか、雪のおーじとか、新公ですでに「脇の実力派」扱いの人たち。
こういう人たちは、新公で「うまい!」と感激されても「次の新公では是非主演を見たい」とは、たぶん、あまり、思われなかったと思う。
彼らは最初から、本専科さんの役とか組長の役とか、脇のおじさん役とかを専門的に与えられ、そういう役で「うまい!」感心されていた。
でもって今回のれんこんの役。
…………たぶん、本専科さんの役よね。
ヒロさんが博多座出演でなかったら、ヒロさんがやっていた役だと思う。
この役がうまくても……いや、この役をあまりにうまく演じすぎてしまうと、「脇の実力派」カテゴリにまとまってしまうのではないかと、不安になりました。
いや、わたしは脇の実力派を軽んじる気はなく、そうやって舞台を支える道もぜんぜんアリだと思っています。路線スターの寿命よりも、脇の実力派の現役寿命の方が長いんだもの。ステキな人には長くいて欲しい。
不安になったのは、別の意味で。
脇の実力派に分類されるくらいきちんとうまくて、かつ、新公主演を望む声のあがるジェンヌは、早く辞めてしまいがち、という不安。
いつも専科さん役の人たちとは違い、路線役もする、2~3番手の役をやったりもする、「ちょっと地味かもしんないけど、こんだけうまいんだし、一度真ん中も見てみたい」「学年と作品によっては、新公主演もあるんじゃない?」と思えるようなあたりの人。
そういう人が、新公主演出来なかった場合、あっさり退団してしまうケースが脳裏に焼き付いている。
トップスターだけが目標ではないと、いい別格スターになってくれればいいと、見ているだけのわたしなんかは思うけど、ジェンヌさん本人にはいろいろ思うところがあるのだろう。
新公主演出来ませんでした、はい退団決まりました、は切なすぎる……。
難役であるはずの将軍様を活き活きと演じ切るれんこん氏を見て、目指すのが別格スターならいいけど、新公主演を望むのなら、その役がそんなにうまいとかえって不安だぞ、と。
このままれんこんが新公での専科さん役専門になってしまうのは、もったいない。
うまいだけでなくて、彼には色気がある。
ハゲヅラかぶってなお。
チョビ髭オヤジを演じてなお。
この色気は、脇のおじさん専門ではなく、もっと真ん中寄りの役に必要なスキルだ。
せっかくうまくて独特の色気もあるんだから、真ん中に寄せて育てて欲しいよなあ。
トップスターになるかどうかだけではなく、舞台を締めることのできる役者を育てるためにも、いろんな人に新公主演させてほしいんだよなあ。
や、めぐり合わせが悪くて主演出来なかったとしても、別格スターとして長くいてくれればうれしいけど。
いまっちやホタテみたいに、ぽーんと辞めちゃったらどうしよう、と。アーサーやめぐむだって、わたしにとっては「新公主演見たかった」、「別格スターとしてがんばってほしい」と思っていた矢先の退団、だった人たちだ。
新公で番手役もらって別箱とかで活躍もしていて、中堅になればもっと活躍が期待出来るのに……というところで、卒業してしまった。
新公主演出来ていたら、辞めずにもっといてくれたのかな、と、勝手に寂しく考える。
とし・がおり・あきらが長くいてくれるのも、新公主演出来た、ことが関係しているかもしれないし。
その記憶があるから……トラウマがあるから。
れんこんくんがなにを目指しているかはわからないけれど、勝手に不安になりました。
専科さん役、うますぎる。
他の子たちが「新公レベル」であるなかで、そんだけわかりやすくひとり勝ちしていると、ますます専科さんっぽい。
次こそれんこん主演見たいな。彼は男爵でもオットーでも、どっちでもうまく演じられると思うの。や、どっちかっつーと男爵で見たいけども。
あああ。まゆぽん辞めないでね、長くいてね。←突然不安になったらしい。(上記の例に当てはまるもんだから!)
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