月が変わった、今月は『エリザベート』はじまるぞー、『エリザ』情報がいろいろ目に付くところに出て来てるぞー、……という時期ですが、さらに先の公演の情報も出ました。
2017年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<2017年2月~4月・宙組『王妃の館』『VIVA! FESTA!』>
2016/07/01
7月1日(金)、2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   
宙組
■主演・・・(宙組)朝夏 まなと、実咲 凜音

◆宝塚大劇場:2017年2月3日(金)~3月6日(月)
一般前売:2017年1月7日(土)
◆東京宝塚劇場:2017年3月31日(金)~4月30日(日)
一般前売:2017年2月26日(日)

ミュージカル・コメディ
『王妃の館』

~原作 浅田次郎「王妃の館」(集英社文庫刊)~
脚本・演出/田渕 大輔

太陽王ルイ14世が残した「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」を舞台に、個性豊かな登場人物たちが織り成す人間模様をコミカルに描いた浅田次郎氏の小説「王妃の館」。このベストセラーを、宝塚歌劇ならではの演出を加えミュージカル化致します。
パリ、ヴォージュ広場の片隅に佇む「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」は一見客の宿泊を許さぬ高級ホテルだが、実際は深刻な経営難に陥っていた。そこに目を付けたのは、やはり倒産寸前の旅行会社「パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ」。旅行社はホテルとタッグを組み、前代未聞のダブルブッキングツアーを企画。高額の“光(ポジ)ツアー”と格安の“影(ネガ)ツアー”という二種のツアー客に同じ客室を利用させるという奇策に打って出る。しかし集まったのは風変わりな人気作家ら、一筋縄ではいかない癖者ばかり。かつての城主、ルイ王をめぐるエピソードが紐解かれる中、様々な騒動を繰り広げる。果たして、愛と人生に迷う彼らが行き着く先とは……。
なお、この作品は演出家・田渕大輔の宝塚大劇場デビュー作となります。

スーパー・レビュー
『VIVA! FESTA!』

作・演出/中村 暁

祈り、感謝、願いなど、生きる為に大切な想いが集約され、人々が非日常の世界に集うFESTA(祭り)。リオのカーニバル、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、スペインの牛追い祭りや日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地のFESTAをテーマにしたスーパー・レビュー。宙組のパワー漲る数々の場面をお届け致します。朝夏まなとを中心とした宙組のFESTAに、ようこそ!  

 浅田次郎……?
 何故?

 とりあえず、首をかしげました。
 まあ、冴えないおっさんリーマン主人公の『Shall we ダンス?』を舞台化しちゃったんだから、おっさん向け小説でも大丈夫なのか……と思いつつ演出家名を確認する。
 田渕先生……?

 だ、大丈夫か??
 途端わきあがる不安。

 わたし的2015年上演公演ワースト作品の演出家!ですがな。

 小柳タンを持って来れなかったのか……この題材なら、せめて。『Shall we ダンス?』や『ルパン三世』を舞台化した実績のある小柳タンならまだなんとか、期待も持てたんだが……。
 田渕せんせも原作モノなら大丈夫なのかなあ?

 や、原作は存じません。
 浅田次郎氏の読者対象から、わたしはきっとはずれているだろう自覚があるため、今までノータッチで生きてきました。
 知らないくせにイメージだけで不安を語るのはひどいですが、今のところ不安です、すみません。

 タカラヅカと現代日本は、いちばん食い合わせの悪いジャンルっすよ……。

 無知ゆえ、タイトルだけ見て「またみりおんタイトルロール? すごくない?」と思って、次に原作者名見て「あ、チガウっぽい」と気づき、解説読んでさらに首かしげた次第。

 しかもショーが中村A……。

 『エリザベート』で勢いづく宙組に、どうしてさらに勢いづく企画を与えないのか、純粋に不思議。
 ここは宙組のファン層がよろこぶ題材を持ってくるべきだろうに。

 なんて言いつつ、オリジナル新作2本立ては、わくわくします。
 大作再演よりオリジナル新作2本立てがいい。それがタカラヅカの基本。過去の遺産消費ではなく、未来への挑戦!
 楽しみにしてます。

コメント

日記内を検索