雪組の次の本公演演目が発表された。
ひ2017年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<2017年4月~7月・雪組公演『幕末太陽傳』『Dramatic “S”!』>
2016/08/16
2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
  
雪組公演
■主演・・・早霧 せいな、咲妃 みゆ

◆宝塚大劇場:2017年4月21日(金)~5月29日(月)
一般前売:2017年3月18日(土)
◆東京宝塚劇場:2017年6月16日(金)~7月23日(日)
一般前売:2017年5月14日(日)

ミュージカル・コメディ
『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』

~原作 映画「幕末太陽傳」©日活株式会社 監督/川島 雄三 脚本/田中 啓一、川島 雄三、今村 昌平~
脚本・演出/小柳 奈穂子

1957年に封切られた、鬼才・川島雄三監督の代表作である映画「幕末太陽傳」。「居残り佐平次」を中心に、「品川心中」、「三枚起請」、「お見立て」他の古典落語を組み合わせ、実在した品川の遊廓・相模屋を舞台に起こる様々な人間模様を軽妙なタッチで描いた、日本映画史に燦然と輝く名作です。
幕末の品川宿。一文無しのまま相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びに興じた佐平次は、翌朝飄々と居残りを決め込んでしまう。そして番頭まがいの仕事を始め、次々と起きる騒ぎを持前の度胸と機転で解決しては、お礼の金をちゃっかり貯めこんでいた。相模屋で攘夷の計画を練る高杉晋作らとも交友を深め、いつしか佐平次は、廓の人気者となるのだが…。生への活力が漲る中に憂いを漂わせる人情喜劇に、早霧せいなを中心とした雪組が挑みます。

Show Spirit
『Dramatic “S”!』

作・演出/中村 一徳

“S”をキーワードに繰り広げる「Song&dancing Show」。ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる雪組(Snow troupe)の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン(Show Scene)の数々をお届け致します。
また、宝塚大劇場公演は第103期初舞台生のお披露目公演となります。

 やだーー!!

 原作は知りません。だからただ、この解説文を読んだだけの感想。
 まず最初に、痛烈に思ったのが、日本物、もうやだー!
 勘弁してよ、また日本物、江戸時代だよちょんまげだよ、キムくんラストから何本やってんのよ同じ時代ばかり。戦国モノも入れたらどんだけちょんまげ尽くしなのよ。
 今世紀になってからのひと組のちょんまげモノの本数を、雪組の数年で超えてるんじゃない? それくらい不自然に同じことばかりやらされてる。
 話の内容とかテーマとか以前に、本能的に拒絶反応キタ。ノーモアちょんまげ!

 そして、話の内容がまた、タカラヅカからかけ離れている……。
 ザ・タカラヅカな作品ばかりやってきた安定コンビと組でマンネリ打破にやるにはいいかもしれんが、ヅカ的な作品ほとんどやってないコンビと組でやっても、新鮮味ない……。
 ああ、またちぎくんにイロモノをさせるのか。ちぎと雪組はイロモノ担当、タカラヅカ以外担当ってことか。溜息。

 そりゃちぎくんはタカラヅカ的でないものをやって成功した人だけど、だからといってソレばっかってどうなの。
 演目の偏りは、組子の全体の成長に響くのよ。植爺歌舞伎ばっかやってた組が大芝居になったり、一本モノばかりの組がショー苦手になったり、日本物経験ない組がたまにやるとえーらいこっちゃになったり、トップコンビと動く背景が長年続いた組が、トップが誰になっても組子の個性が出ず、未だに生え抜きトップスターがひとりもいないとか。
 偏るといいことないのよ。組の個性ってのは、同じ演目しかしないってことじゃないのよ。

 雪組の演目で、ここまで肩を落とすのはえりたんの『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』発表以来か……。
 『星逢一夜』再演発表の直後、ってのもタイミング悪いよな。バランス悪すぎるよな。

 唯一の救いは、ショーがあること。
 フラグ立ちまくっているのは気になるけれど、芝居がコレだから、フラグ否定要素にはいいのかも。

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