マフィアとスナイパーと探偵と・その1。@私立探偵ケイレブ・ハント
2016年11月10日 タカラヅカ てことで、『私立探偵ケイレブ・ハント』を作り直してみる。
ストーリーラインはそのままで。
ただし、本編のままだとケイレブが「探偵」じゃなく「ただの変な人」なので、前日欄に書いた通りのネタをぶっ込み「探偵」にする。
メキシコ人夫婦から、娘アデルの捜索を「依頼」された。ゆえにケイレブは「探偵として」動き出す。
また、アデルの友人ハリエットは、ケイレブの恋人イヴォンヌの親友だった。ハリエットを救うのは、イヴォンヌのためでもある。……というのが、前日欄の話ね。
で、前日欄の展開だと、ジムとカズノがいない。だって、この役いらないからな。
いらない役に尺を取って作品を壊さない。番手スターには重要な役をやらせる。
……ってことで、キャラクタ整理。
主人公ケイレブ@ちぎくん。
その恋人イヴォンヌ@みゆちゃん。
ここまでは同じ。
ナイジェル@だいもん。
2番手だから、2番手の役をやる。
物語がマフィア抗争を軸としているから、3番手役はマフィアのボス。マクシミリアンなんて雑魚ではなくて、自分は表に出ず手も汚さず、勝利を独り占めしたマフィアA……ケイレブとイヴォンヌがデートで行ったフレンチレストランのオーナーね。
それが、咲ちゃん。
4番手はケイレブの友人、刑事ホレイショー@翔くんそのまま。
トップと4番手がペアで、2番手と3番手がペアで、ひとつの出来事を軸として、別の角度から関わる。絡む。スターの比重的にもいい感じ。
マサツカは咲ちゃんにずーっと同じタイプの役ばかりやらせる。『ロジェ』『はじめて愛した』『ブラック・ジャック』そして『ケイレブ・ハント』……みんなちょいアタマ悪い系の不良青年。カズノってケイレブやジムとは毛色が違うよね、いつもの「マサツカ作品の咲ちゃん」っぽいよね。
同じタイプしかさせたくないのかなあ。だからカズノだったのかなあ。
でもここはひとつ『はじめて愛した』のアホボンの上位互換キャラってことで、マフィアのボス役を。
若くその地位に就いた、エキセントリックな男。職業柄っつーか立場柄というか、基本クズで威圧的。でも美形、というロマンの詰まった役。
寡黙なナイジェルとのコントラストも良い感じで。
ちなみに、5番手マクシミリアン@れいこ、6番手ライアン@ひとこもそのまま。
で、本編からジムとカズノの場面を削る。
探偵事務所の場面はあっていいけど、「トップスター、2番手、3番手勢揃い」の場面だからこそ歌だのダンスだのを使って尺を取っていたんだ、「ケイレブには仲間がいる」「ほっこり」という用途で挿入されるだけなら、大した時間は取らずに済む。
代わりに入れるのが、マフィアのボスとナイジェルの場面だ。
本編の物語を、マフィア側の視点を入れることで補完する。
本編のミステリ部分である「アデルの死を調査し、謎解きするケイレブ」の流れは、「アデルと両親を殺したのは誰?」→「悪いのはマクシミリアンだ!」→「マクシミリアンと対決」となっている。
この合間にナイジェルがうろちょろしているわけだが、それだけでは、伏線として機能していない。
だから、ナイジェルが「なんでうろちょろしているのか」を描く。
ケイレブが「マックスアクターズプローションがいろんな事件に絡んでいる」とわかるタイミングで、マフィアのボスがナイジェルに「マックスアクターズプローションが目障りだ」と話している。
イヴォンヌがマクシミリアンのリゾートクラブのアニバーサリーパーティのプロデュースを任された、というくだりで、マフィアのボスが「俺も招待されている。お前も付いてこい」とナイジェルに話している。
てな風に。
あくまでもケイレブの物語、本編はそのまま使うので、ナイジェルとボスの出番は短く挿入。ボスは登場するたびチガウ美女をはべらしてたりするといいな(笑)。
ケイレブからはマクシミリアンしか見えていないし、たしかにマクシミリアンは悪だけれど、そこにもうひとつ、大きな悪の力が伸びようとしている……それを知っているのは観客だけ……逃げてケイレブ! てな。
そして、動向を読めないのが、ナイジェルという男だ。
ケイレブがマフィア抗争に巻き込まれないよう忠告したってことは、彼はケイレブの味方? でも彼はマフィアのボスに従っている。
「マクシミリアンの周囲を嗅ぎ回っている探偵、邪魔だからマクシミリアンごと殺っちまえ」ボスの言葉に、ナイジェルはうなずいたのか? 答えがわからないままライトが落ちる。
11月15日欄へ続く。
ストーリーラインはそのままで。
ただし、本編のままだとケイレブが「探偵」じゃなく「ただの変な人」なので、前日欄に書いた通りのネタをぶっ込み「探偵」にする。
メキシコ人夫婦から、娘アデルの捜索を「依頼」された。ゆえにケイレブは「探偵として」動き出す。
また、アデルの友人ハリエットは、ケイレブの恋人イヴォンヌの親友だった。ハリエットを救うのは、イヴォンヌのためでもある。……というのが、前日欄の話ね。
で、前日欄の展開だと、ジムとカズノがいない。だって、この役いらないからな。
いらない役に尺を取って作品を壊さない。番手スターには重要な役をやらせる。
……ってことで、キャラクタ整理。
主人公ケイレブ@ちぎくん。
その恋人イヴォンヌ@みゆちゃん。
ここまでは同じ。
ナイジェル@だいもん。
2番手だから、2番手の役をやる。
物語がマフィア抗争を軸としているから、3番手役はマフィアのボス。マクシミリアンなんて雑魚ではなくて、自分は表に出ず手も汚さず、勝利を独り占めしたマフィアA……ケイレブとイヴォンヌがデートで行ったフレンチレストランのオーナーね。
それが、咲ちゃん。
4番手はケイレブの友人、刑事ホレイショー@翔くんそのまま。
トップと4番手がペアで、2番手と3番手がペアで、ひとつの出来事を軸として、別の角度から関わる。絡む。スターの比重的にもいい感じ。
マサツカは咲ちゃんにずーっと同じタイプの役ばかりやらせる。『ロジェ』『はじめて愛した』『ブラック・ジャック』そして『ケイレブ・ハント』……みんなちょいアタマ悪い系の不良青年。カズノってケイレブやジムとは毛色が違うよね、いつもの「マサツカ作品の咲ちゃん」っぽいよね。
同じタイプしかさせたくないのかなあ。だからカズノだったのかなあ。
でもここはひとつ『はじめて愛した』のアホボンの上位互換キャラってことで、マフィアのボス役を。
若くその地位に就いた、エキセントリックな男。職業柄っつーか立場柄というか、基本クズで威圧的。でも美形、というロマンの詰まった役。
寡黙なナイジェルとのコントラストも良い感じで。
ちなみに、5番手マクシミリアン@れいこ、6番手ライアン@ひとこもそのまま。
で、本編からジムとカズノの場面を削る。
探偵事務所の場面はあっていいけど、「トップスター、2番手、3番手勢揃い」の場面だからこそ歌だのダンスだのを使って尺を取っていたんだ、「ケイレブには仲間がいる」「ほっこり」という用途で挿入されるだけなら、大した時間は取らずに済む。
代わりに入れるのが、マフィアのボスとナイジェルの場面だ。
本編の物語を、マフィア側の視点を入れることで補完する。
本編のミステリ部分である「アデルの死を調査し、謎解きするケイレブ」の流れは、「アデルと両親を殺したのは誰?」→「悪いのはマクシミリアンだ!」→「マクシミリアンと対決」となっている。
この合間にナイジェルがうろちょろしているわけだが、それだけでは、伏線として機能していない。
だから、ナイジェルが「なんでうろちょろしているのか」を描く。
ケイレブが「マックスアクターズプローションがいろんな事件に絡んでいる」とわかるタイミングで、マフィアのボスがナイジェルに「マックスアクターズプローションが目障りだ」と話している。
イヴォンヌがマクシミリアンのリゾートクラブのアニバーサリーパーティのプロデュースを任された、というくだりで、マフィアのボスが「俺も招待されている。お前も付いてこい」とナイジェルに話している。
てな風に。
あくまでもケイレブの物語、本編はそのまま使うので、ナイジェルとボスの出番は短く挿入。ボスは登場するたびチガウ美女をはべらしてたりするといいな(笑)。
ケイレブからはマクシミリアンしか見えていないし、たしかにマクシミリアンは悪だけれど、そこにもうひとつ、大きな悪の力が伸びようとしている……それを知っているのは観客だけ……逃げてケイレブ! てな。
そして、動向を読めないのが、ナイジェルという男だ。
ケイレブがマフィア抗争に巻き込まれないよう忠告したってことは、彼はケイレブの味方? でも彼はマフィアのボスに従っている。
「マクシミリアンの周囲を嗅ぎ回っている探偵、邪魔だからマクシミリアンごと殺っちまえ」ボスの言葉に、ナイジェルはうなずいたのか? 答えがわからないままライトが落ちる。
11月15日欄へ続く。
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